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食品ロスをリサイクルで解決!子供も大人も楽しめる【ジャガイモねんど】を商品化‼

特産品として全国に出荷されている沖永良部島のジャガイモ。その一方で、規格外のため廃棄されてしまう「食品ロス」も大量に出てしまいます…。そこで、規格外ジャガイモから「でんぷん」を抽出して活用。化学物質無添加の安全な【ジャガイモねんど】を開発するプロジェクトです。

現在の支援総額

739,500

113%

目標金額は650,000円

支援者数

77

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/20に募集を開始し、 77人の支援により 739,500円の資金を集め、 2020/09/20に募集を終了しました

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食品ロスをリサイクルで解決!子供も大人も楽しめる【ジャガイモねんど】を商品化‼

現在の支援総額

739,500

113%達成

終了

目標金額650,000

支援者数77

このプロジェクトは、2020/07/20に募集を開始し、 77人の支援により 739,500円の資金を集め、 2020/09/20に募集を終了しました

特産品として全国に出荷されている沖永良部島のジャガイモ。その一方で、規格外のため廃棄されてしまう「食品ロス」も大量に出てしまいます…。そこで、規格外ジャガイモから「でんぷん」を抽出して活用。化学物質無添加の安全な【ジャガイモねんど】を開発するプロジェクトです。

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★9/5追記★

おかげさまで、目標額100%を達成することができました!
応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

新商品開発を含めた今後の活動をより充実させるため、100万円をストレッチゴールに設定し、残り期間さらなるPRに努めたいと思います。


~100万円が集まったら~

私たちが運営するオンラインショップ〈しまやどり〉をリニューアルしたいと考えています。 

商品の特徴や楽しみ方をお伝えするだけでなく、商品の背景にあるストーリーや価値観を発信できるwebメディアにしたいのです。

〈しまやどり〉で取り扱うのは、私たちが手掛ける〈えらぶ色クレヨン〉や新商品となる【ジャガイモねんど】だけではありません。家族で毎日ビーチクリーンを続けている「うじじきれい団」が開発したマイクロプラスチック教材キットなど、沖永良部島の豊かな自然や暮らしの中から生まれたさまざまな商品を、作り手の想いとともに全国に届けたいと考えています。

人と自然が共生するための小さなヒントが、そこにはきっとあるはずです。


引き続きの応援、どうぞよろしくお願い致します!



みなさん、はじめまして。

えらぶ色クレヨンプロジェクト・代表の宮澤夕加里です。

私たちは、鹿児島県・沖永良部島の天然顔料(色の素)と蜜蝋(みつろう)で作る《えらぶ色クレヨン》を手掛ける団体です。

まずは、私たちが本プロジェクトを通して商品化を目指している【ジャガイモねんど】について、ご紹介させてください。


こねて、ちぎって、もんで、丸めて…手を動かして造形を楽しむ【ねんど】。
油ねんど、紙ねんど、土ねんど、小麦粉ねんどなど、さまざまな原料から作られた製品があります。

私たちが開発中の【ジャガイモねんど】は、ジャガイモに含まれているでんぷん、蜜蝋(ミツバチが分泌する天然のロウ)が主原料。

そこに、島の自然から生まれた天然顔料(《えらぶ色クレヨン》にも使用)でやさしい色をつける、これまでになかった新しい製品です。


#特徴1

何といっても、化学物質無添加・自然由来の原料だけを使用していること。

肌が弱い人でも安心ですし、万が一、小さな子供が口に入れても有害なものは一切入っていません。

#特徴2

香りもいいんです!

蜜蝋のほのかな甘い香りや、顔料になっている天然原料そのものの香りが楽しめて、触っているだけでリラックス。

従来品のように手に嫌な臭いが残ることはありません。

#特徴3

蜜蝋が入っているので最初は少し硬く感じるのですが、揉んでいるうちに手の温度でゆっくりと柔らかくなります。

その感触がなんとも心地よくて、サンプル品を触ってもらうと大人が病みつきになってしまうんです。

また、この蜜蝋の特徴が子どもの脳の発達にいい影響を与えるとして、海外製の蜜蝋ねんどは「シュタイナー教育」に採用されています。

#特徴4

外に出して置いておいても完全に固まることはなく、手でこねると何度でも形を変えて遊べるのもうれしいポイントです。


【ジャガイモねんど】は、「手触り」「色」「香り」から自然を感じることができる製品なのです。



奄美群島の一つ、沖永良部島(おきのえらぶじま) の基幹産業は農業です。

サトウキビや野菜、テッポウユリをはじめとする花き類の栽培、畜産業などが盛んで、なかでもジャガイモ(バレイショ)、日本一早く収穫期を迎える「春のささやき」ブランドとして毎年約11,000トンが全国に出荷されています。

その一方で、出荷の時期になると出てしまうのが「食品ロス」です。

ジャガイモの表面に斑点ができてしまう「そうか病」や奇形、傷ありなど…「規格外」と判断されれば、食べられるけれど売れない「食品ロス」になってしまいます。

▲「規格外」のジャガイモ。味には問題ないけれど、出荷はできません。

その一部は島内の学校給食で利用されていますが、多くがそのまま廃棄処分されてしまっています。

大きな加工所があれば加工食品に変えて販売できるのですが、現在、島にはそのような施設はありません。


「なんてもったいない!!」

もちろん農家さんも分かってはいますが、農業は忙しい仕事です。日々変化する天候や市場価格とのにらめっこ。加工品にまで手を広げるような時間はないのです。

「それならば、私たちが食品ロスを活用して商品を作れないか…」

そうして生まれたアイデアが【ジャガイモねんど】だったのです!


主原料となる「でんぷん」は、学校給食などに使われているB品ジャガイモからも、それ以下のC品からも抽出することができるため、食品ロスの削減につなげることができます。

また、出荷できない「規格外」のジャガイモを一定量買い取ることができるようになれば、農家さんにもキャッシュバックが入ることになります。

微力ではありますが、私たちなりのアプローチで島の産業を応援することが本プロジェクトの目標なのです。



少し長くなりますが、これまでの活動の経緯をご紹介させてください。

▲私たちが手作りする《えらぶ色クレヨン》は、原料のほとんどが沖永良部産です。

2018年、私は夫の転勤に伴い、沖縄県からここ鹿児島県・沖永良部島(通称:えらぶ)に引っ越して来ました。

年度途中の引っ越しだったため子どもを保育園に預けることができず(島にも「待機児童」があったんです!!)日中は子育て広場で知り合った友人(彼女も東京から移住して来たばかりでした)と、子どもたちを遊ばせながら過ごすことがほとんどでした。

沖縄にいた頃は仕事、育児、家事(そして家でも仕事!)と、目が回るような毎日を送っていたので、えらぶに来てからの時間は拍子抜けするほど穏やかで…
友人と「これまでやったことのないことにチャレンジしてみたいね」「ものづくりとかしてみたいなぁ」と、語り合う余裕ができました。

そんなとき、毎年1月に開催されている《あしきぶふぇすた》を知ったのです。

《あしきぶふぇすた》はロハスをテーマにしたお祭りで、青空ステージやフリーマーケットのほかに、ハンドメイド作品の出店や体験ワークショップなど、楽しい企画が盛りだくさんのイベント。
「私たちも何か手作りのものを出してみよう!」と盛り上がって、二人で作ったのが蜜蝋(みつろう)クレヨンでした。

その時はまだ、えらぶ産の蜜蝋があることを知らず、ネットで購入した蜜蝋に食紅で色を付けて、お魚の型で固めて…。
赤と緑の2色の手作りクレヨンをフリーマーケットの片隅で販売してみたんですが…実は一本も売れなかったんです(笑)

しかし、あきらめの悪い私たち。

「せっかくだから全部えらぶの素材で作ってみようよ!」と、あきらめるどころか勢いづき、ハチミツを販売されている農家さんに問い合わせてみたところ
活用できていない蜜蝋が倉庫に眠っているのでぜひ使って欲しい」と、安く譲っていただくことができました。

▲ハチミツを採取した後のミツバチの巣。これを精製すると「蜜蝋」になります。

さて、島で蜜蝋が手に入ったら、次なる課題はクレヨンの色の素となる「顔料」です。

調べていくうちに、土は古くから顔料として使われていることが分かり、島の美しい景観となっている畑の「赤土」を使ってはどうかと思い立ちました。

そして出来上がったのが、100%島の自然からできた「赤土クレヨン」でした。

それを、当時地域おこし協力隊として赴任していた別の友人に見せたところ、
「赤土以外にもいろんな色を作って《えらぶ色クレヨン》ってできないのかなぁ?」と一言。

「えらぶ色?選ぶ色??めちゃくちゃ面白そう~!!」と思っちゃったんですね。
そこからが大変でした(笑)


例えば、南国らしい深紅の花を咲かすデイゴ。
一見きれいな赤色の顔料になりそうなのですが、乾燥させると赤い色素が黒く変色してしまいます。

特に「赤」は色を取り出すのが難しく、自然からそのままの色を抽出するのは簡単なことではない、と分かりました。

そして、おいしく食べられるものをわざわざクレヨンにすることにも疑問を感じ、
廃棄されてしまう食品ロスや活用されていない天然資源などの「もったいないもの」を活かそう!というコンセプトが生まれました。
(このコンセプトが顔料作りをより難しいものにしているのですが…汗)

▲島みかん、琉球藍、ナツメヤシの実、イカスミなど、島の自然から色を抽出しています。

これまでに顔料作りに挑戦した素材は20種類を超えます。

(実験はこれからも続きますが)失敗を繰り返し、さまざまなレシピを試し、沖縄へ視察にも行き、ようやく成功した8色(赤土、シマ桑、コーヒー、島みかん、イカ墨、琉球藍、ヤシの実、マンゴー)をラインナップして、
今年3月、ついに島の素材から生まれた完全無添加・手作りクレヨン《えらぶ色クレヨン》の商品化にこぎつけることができたのです!

▲赤土クレヨンづくりのワークショップも開催しています。


振り返ると、 一つひとつの色に、素敵な出会いがありました。

一つひとつのクレヨンに、農家さん、漁師さん、役場の方、ご協力してくださる方々の顔が浮かびます。感謝しかありません。
▲沖縄視察にて。藍色づくりの師匠「藍ばたけ」さんと。

私たちの根っこにあるのは、

捨てられてしまうもの、身近すぎて埋もれてしまっているものに新たな価値を吹き込み、魅力ある商品に生まれ変わらせたい!!という思いです。

そして商品を通して多くの人に、島の自然の魅力にふれてもらいたい。 

それが力を貸してくださる方々への恩返しになると思っています。

▲知名町のふるさと納税返礼品に選んでいただきました。(令和2年5月12日付、奄美新聞より)



【ジャガイモねんど】の商品サンプルが完成したら、販売を開始する前に、島内の保育園や介護施設に寄贈したいと考えています。

ねんど遊びは「手指の発達を促す」「創造性を育む」など、子どもたちの知育にとても効果的だと言われています。
また介護の現場でも、お年寄りの認知症予防や健康増進のためのレクリエーションとして用いられています。

▲島の介護施設で【ジャガイモねんど】を体験をしていただきました。

まずは島の人たちに使ってもらって商品に愛着を感じてもらうと同時に使用感などをモニタリングさせていただき、商品をブラッシュアップさせたいと考えています。
その後、販売を開始する計画です。

ジャガイモ、蜜蝋、そして赤土、シマ桑、島みかん、イカ墨といった天然顔料…
島の自然がたっぷり詰まった完全無添加【ジャガイモねんど】を島の外へも広く発信することで、沖永良部島、そして奄美群島のPRにつなげていく。

それが私たちの思い描くビジョンです。

言うなれば、《えらぶ色クレヨン》や【ジャガイモねんど】が、「島の宣伝大使」のような存在になることを夢見ているのです。

このクラウドファンディングを通して、私たちの活動を知っていただき、ビジョンに共感してくださる方が少しでも増えるとうれしく思います。

沖永良部島、奄美群島の新たな魅力づくりのために、お力添えをお願いいたします!!



◆【ジャガイモねんど】商品化に向けてのスケジュール

~2020.9.20 クラウドファンディング終了
~2020.10 量産するための機材や道具を揃える
~2020.11 島内の保育園や介護施設へのサンプル品寄贈
~2020.12 島内で商品モニタリング
~2021.2 パッケージ準備、商品量産
2021.3 【ジャガイモねんど】販売開始

 

◆集まった支援金の使い道

・商品製造のための機材および道具購入費
・商品パッケージ制作関連費(ケース、リーフレット等)
・島内施設への商品サンプル寄贈分の原材料費
・リターン品および事務手数料


本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

最新の活動報告

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  • みなさま、こんにちは!えらぶ色クレヨンプロジェクト代表の宮澤です。昨年7月にクラウドファンディングに挑戦させていただいてから、はや9カ月。 本日ついについに、【ジャガイモねんど】発売になりました!ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、プロジェクト支援者さまや応援してくださる皆さま、協力してくださる島の方、一緒に悩み喜びを共有できる仲間の存在があったから、前に進んで来られたのだと感じています。力を貸してくれた皆さまに発売のご報告ができたことに、本当に安堵しております。販売はオンラインショップ「しまやどり」からスタートし、沖永良部島の店頭にも随時納品していく予定です。https://shimayadori.thebase.in/プロジェクト支援者さまには<特別割引>をご用意していますので、後ほどメールにてご案内させていただきます。【ジャガイモねんど】の発売が私たちのゴールではありません。今後も、沖永良部島の魅力を伝える活動を続けていきますので、ご声援よろしくお願いいたします。えらぶ色クレヨンプロジェクト もっと見る

  • 【ジャガイモねんど】完成と発売延期のご報告

    2021/03/21 22:26

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • こんばんは。クラウドファンディング期間終了まで残すところ1日となりました。既に目標金額は達成していますが、こうしてレポートを通して私たちの活動や考えを知ってもらえる機会を、最後まで大事にしたいと思っています。先日、南海日日新聞さんの取材を受けたのですが、本日はその撮影がありました。取材のテーマは「循環する農業」。私たちの商品に欠かせない蜜蝋の提供元である東マンゴー園さんと一緒に、写真を撮ってもらいました。オフショットです!「マンゴー園なのに養蜂?」と思う方もいるかもしれないのですが、ここに「循環」の答えがあります。おいしいおいしい、東さんのマンゴー東マンゴー園ではマンゴーを受粉させるためにミツバチをハウスの中に入れています。そのミツバチたちが蜂蜜を作り、蜂蜜を絞った後の巣が蜜蝋として残るのです。そしてそれを精製して《えらぶ色クレヨン》や【ジャガイモねんど】ができるのです。マンゴーのハウス脇に置かれたミツバチの巣箱蜂蜜を絞った後の蜂の巣精製した蜜蝋島内で資源が循環し、末端に私たちの商品がある。この「副産物」の連鎖と、人のつながりがすごく好きです。だからこそ私たちは、そこからさらなる「副産物」を生み出せる商品づくりをしたいと思うのです。私たちが考える「副産物」ってどんなものでしょう?例えば、《えらぶ色クレヨン》を使って色付けされた新しい商品が生まれるかもしれない。島の子どもたちが《えらぶ色クレヨン》で描いた絵の作品展をするのもいいかもしれない。ただ消費されて終わるだけではない商品づくりをモットーに、アイデアを出しながら、アイデアをいただきながら、これからも楽しく活動していきたいと思っています。そういえば、先日投稿した【ジャガイモねんど】のクレイアニメが公開になりました!これも「副産物」!!ぜひご覧になってください^ ^https://m.youtube.com/watch?v=5J72A0LIXEAえらぶ色クレヨンプロジェクト もっと見る

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