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コロナ危機!御手洗地区で取り組む地域課題への継続的な挑戦に力を

瀬戸内海の真ん中に浮かぶ大崎下島、御手洗地区。直径500m程の小さなまちで古い空き家を改修し、仲間と共に様々な事業づくりに挑戦してきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で7割の売り上げ減。逆境の中、ここにしかない文化・景観・暮らしを残すため挑戦の歩みを続けたい!皆様のお力を貸してください。

現在の支援総額

2,250,500

90%

目標金額は2,500,000円

支援者数

135

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/11に募集を開始し、 135人の支援により 2,250,500円の資金を集め、 2020/08/31に募集を終了しました

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コロナ危機!御手洗地区で取り組む地域課題への継続的な挑戦に力を

現在の支援総額

2,250,500

90%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数135

このプロジェクトは、2020/07/11に募集を開始し、 135人の支援により 2,250,500円の資金を集め、 2020/08/31に募集を終了しました

瀬戸内海の真ん中に浮かぶ大崎下島、御手洗地区。直径500m程の小さなまちで古い空き家を改修し、仲間と共に様々な事業づくりに挑戦してきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で7割の売り上げ減。逆境の中、ここにしかない文化・景観・暮らしを残すため挑戦の歩みを続けたい!皆様のお力を貸してください。

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①はじめに・ご挨拶

瀬戸内海の真ん中に浮かぶ大崎下島、御手洗地区(呉市豊町)を拠点に活動している合同会社よーそろの代表井上明と申します。弊社は、地区内にある江戸時代に建造された歴史的価値ある古民家をリノベーションして事業を展開しています。

この度は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける多くの皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また今もなお世界中で最前線に立つ医師や医療スタッフの方々、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

2011年に江戸時代建造の元船宿をリノベーションしたカフェ開業を皮切りに、ギャラリー、鍋焼きうどん店、物産館、ゲストハウス、一組限定宿、和食レストラン、シェアハウスなど7つの空き家を改修し仲間と共に様々な事業づくりを行ってきました。


新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言を受け、一年で一番多くお客様が来てくださるゴールデンウィーク期間中は直営店、姉妹店共に全店休業いたしました。ゴールデンウィーク明けて営業再開した後も余波が大きく、4月売上は前年対比で約50%減、5月は約70%減になりました。宿事業であるGUESTHOUSE醫、閑月庵新豊の宿泊予約は全てキャンセルになり、これから半年間はほとんど予約が入っていない厳しい状況が続いています。

西日本では2018年夏に豪雨災害を受け、御手洗地区は人的被害はなかったものの、土砂崩れのために道路が遮断され、お客様は激減し売り上げは急激に落ち込みました。その災害を乗り越え、各店舗の店主たちがそれぞれの個性を活かした店づくりを行い、徐々にお客様も増えてきた矢先にこのような状況になりました。

しかし、只々待つだけではなく、感染拡大防止に努めつつ新しい店の形を模索・実践し、御手洗に来れなくても味わうことができる商品づくりをと加工場への大幅な設備投資、ECサイトでの販売にも注力することを決めました。

この危機を乗り越え、挑戦し続けるために皆様のご支援、お力をお貸しください。


➁大崎下島、広島県呉市豊町御手洗(みたらい)地区について

瀬戸内海の真ん中に浮かぶ大崎下島、御手洗(みたらい)地区は江戸時代北前船の寄港地として栄え、多島美と隣り合う伝統的な町並みや文化・暮らしが今もなお残っています。1994年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2018年には日本遺産にも登録されています。

幕末動乱の舞台にもなった御手洗地区は、お茶屋、船宿、町屋や史跡の数々に当時の面影が窺え、訪れた人々は「まるでタイムスリップしようだ」と口々に言います。

最近では、JR西日本のお出かけネットのCM「おとなび(呉市御手洗)」(出演は伊藤蘭さん) で御手洗地区が紹介されています。映像の中でよーそろ1号店の「船宿カフェ若長」も映っています。

歴史の面影と風光明媚な風景。時間がゆっくりと流れているよう。

御手洗地区の恵美須神社 鳥居越しに見える夕日 

ときにハッとするような色鮮やかな風景と満月

御手洗地区と向かいの観音崎

 御手洗地区目の前の観音崎から登る満月 Photo by 宮川トム

一方で御手洗地区の人口は約200人、高齢化率は70%に迫る勢いで、空き家率も約30%となっています。

1994年に発足した重伝建を考える会は「すだれに竹の一輪挿し」運動をはじめ様々なまちづくり活動を主体的に実践してきました。(代表井上も現在理事として活動中)


➂よーそろの活動

2011年に江戸時代の船宿をリノベーションしたカフェ“船宿カフェ若長”を皮切りに7つの空き家を改修し地域住民や若い移住者と共にいくつもの事業をつくってきました。直径500mほどの小さな御手洗地区に眠る資源を活かし、今も続く文化・風景・暮らしを残すべく、様々な課題に挑戦しています。


 ◎合同会社よーそろWEBサイト 


 ◎代表 井上 明note 



(WEBサイトでの主な紹介記事)

◎greenz.jp:課題から仕事をつくり、新たなプレイヤーを迎え入れる。広島県・御手洗地区で一石三鳥のまちづくりを進める、合同会社よーそろ代表・井上明さん


◎観光Reデザイン:新しいプレーヤーと地域の魅せ方をデザインする 呉市豊町 井上明さん

(前編・後編)地域資源を生かしたビジネスモデルづくり


◎ココロココ:「地域が求める人材になりたい―」たまたま出会った御手洗地区に惚れ込み、次々と地域資源を活かした事業を展開する「合同会社よーそろ」井上明さん


・2011年 江戸時代の“船宿”をリノベーションしたカフェ「船宿カフェ若長」開業

・2012年 薩摩藩船宿跡をリノベーションしたギャラリー「薩摩藩船宿跡脇屋」開業

・2014年 「鍋焼きうどん尾収屋」開業

・2015年 移住のお試し商いができる物産販売&カフェ「潮待ち館」開業

・2017年 大正時代建築の元病院をリノベーションした低価格宿「GUESTHOUSE醫」開業

・2018年 江戸時代建築、海が見える一組限定宿「閑月庵新豊」開業

・2018年 閑月庵新豊1階で和食レストラン「SEAFRONT DINING新豊」開業

・2018年 大正時代建築の元染物屋をリノベーションしたシェアハウス「港町長屋染初」開業

・2019年 港町長屋染初の一画を改修し食品製造をスタート。


➃共にチャレンジする仲間

◉鍋焼きうどん尾収屋(潮待ち館内) 西平直枝

かつての御手洗地区は、多くの船が寄港していたため停泊する船への商売も盛んに行われていました。停泊船に七輪を積み込んだ“うろ”(船の間をうろうろするからそのように呼ばれていたとされる)と呼ばれる行商舟が、鍋焼きうどんを提供していたという歴史や、サイクリスト増加に伴い気軽に食べられる食事への要望から、2014年に空き家を活用し昭和なアルミ鍋で提供する鍋焼きうどん専門店を開店させました。開店から2年後、呉市内で創業60年以上の製麺業を営む西平商店の若女将西平直枝氏に店主を交代しました。

造船の街である呉市では、忙しい工員さん達が素早く食事できるようにと開発された細いうどんが根付き、今でも呉名物として親しまれています。西平製麺の細うどんは呉市内の工場に長年提供し続け、呉市民なじみの麺です。
尾収屋では、その細うどんを使った鍋焼きうどんや、茶そば、中華麺など西平商店オリジナル麺を使ったアレンジメニューを次々と開発し提供しており、着実にファンが増えています。

鍋焼きうどんを お客様に手渡す尾収屋店主の西平直枝 


◉SEAFRONT DINING新豊 篠崎誠則

平成18年に豊島大橋の開通で、呉市内から御手洗地区へ陸続きで往来できるようになりました。観光客の増加に伴い、地区内にもお店が数軒開店しました。しかし、季節や天候により来島者の人数に波があり、食品ロスも大きい事から、鮮度のよいお魚料理を提供するお店は徐々に縮小していきました。瀬戸内海の真ん中という立地から、新鮮な魚を求めてやってくるお客様もいらっしゃる中、とても残念な事だと思っていました。

そのタイミングで、江戸時代建築の空き家(旧屋号:新豊)を継承する機会を得て、私たちの挑戦が始まりました。新豊の目前の海からは、朝陽が昇ります。美しい風景と空気、安芸灘で獲れた最高に美味しい魚料理を、1日に1組限定でご提供する最高に贅沢な宿をつくることに決めました。今、この瞬間ここでしか味わえないひとときを過ごして頂くため、日々、価値創造への挑戦です。

新豊1階は、宿泊以外のお客様にもお料理をご提供しております。土日祝日にご利用いただける和食レストランです。

篠崎誠則氏は、新豊という空間を活かせる技術を持ち、若い感性や柔軟性で新しい価値を生み出せる料理人です。安芸灘の御手洗地区に対する思いも熱く、共に活動していきたいと思える人物です。

1組限定宿“閑月庵新豊”の料理、和食レストラン“SEAFRONT DINING新豊”の料理・経営を行い、観光に来るお客様だけでなく、地元の方々にも多く利用して頂いています。

御手洗近郊で捕れた旬の魚のお刺身を盛り付ける料理長 篠崎誠則 


◉港町長屋染初 パン・菓子製造加工部 山本文香

 元染物屋“染初”(旧屋号)は2018年にリノベーションし、シェアハウスとしてオープンしました。その一角を整備しパン・菓子製造の許可を取得しました。御手洗地区内の廃業された仕出し屋の機器を譲り受けたり、新たに機械を導入して、傷物柑橘の有効利用とお土産物の充実を目指しよーそろ製造部スタートしました。2018年の西日本豪雨災害では道路の分断で来客数が一時ゼロになり、販売チャンネルを増やす必要性をより感じ、製造に力を入れていこうと考えました。そのような中、このコロナ禍がやってきました。宿泊客の激減をカバーし、御手洗地区に来れなくても島を味わえる商品づくりをより一層進めるため加工場の大きな投資も決断しました。

2019年にこの町にUターンしたパティシエの山本文香氏が、今年仲間に加わり、洋菓子のノウハウ・製造に力を貸してくれることになりました。大崎下島大長産の香り豊かなレモンを使ったレモンカードやレモンタルトは絶品です。大量生産ではなく、地元産品と質にこだわった少量多品種の商品づくりを進め、販売サイトを通じて訪問できないお客様との関係性を丁寧につくっていきたいと思っています。

パン・菓子製造加工部 山本文香 


⑤資金の使い道

支援いただいた資金は、コロナ禍で発生した損失の補填(運営費の一部)に充てさせていただきます。そして、みなさまに喜んでいただけるようさらなる成長をお約束いたします。



⑥リターンのご紹介

リターンはご支援いただいた金額に応じてご用意いたします。よーそろの系列店でご利用いただけるクーポン券他、よーそろ系列店のゲストハウス宿泊券、お土産物としても人気の高い大崎下島特産の柑橘を使ったシロップなどもあります。詳しくは「リターン一覧」をご覧ください。

⑤最後に

元々御手洗地区に暮らしてきた穏やかで気さくな住民や建物所有者の方々、私たち同様に御手洗の魅力を感じ、活動を応援してくださる皆さまのおかげで丸9年間走ることができました。

これからどの地域でも迎えるであろう最先端の課題集積地において、私たちが少しずつながらも成果を出していく意義は小さくなく、この新型コロナウイルスの影響で変わりつつある社会変化の中で御手洗地区が持つ魅力やこれからの可能性を改めて感じています。


古き良き日本の風景・文化・暮らしが今なお続く瀬戸内海の真ん中の小さなまちで、どのような価値をつくっていけるか…素晴らしい感性を持つ仲間、関わってくださる皆さまと共にこれから地方、観光、仕事の在り方を見つめ直し、失敗も成功も含めた挑戦の成果を社会に示しながら挑戦し続けていきたいと思っています。

この危機を次なるステップへ。皆様のお力をお貸しください。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

本文中の画像は自社撮影および掲載許可を得たものを掲載しています。

最新の活動報告

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  • リターン商品についてお詫び(ギフトセット)

    2020/09/26 08:12

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • リターン発送

    2020/09/25 22:13

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • プロジェクト終了致しました。目標額には届きませんでしたが、おかげさまで90%の達成率で終えることができました。あたたかいご支援、ご声援、涙が出るほど嬉しく、皆さまの思いをこのように頂けましたこと深く感謝申し上げます。ありがとうございます。皆さまの思いに応えれるよう仲間と共に様々な挑戦を続け成果を出していくことを誓います。今日はひとまずプロジェクト終了のお知らせと御礼まで。ありがとうございます。 もっと見る

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