あしなが学生募金事務局員が立ち上げたプロジェクトページです。親を亡くした、または親に障がいがある学生の奨学金を支援する「あしなが学生募金」が新型コロナの影響で中止となりました。このページでは街頭で伝えられなかった遺児学生の現状をお伝えし、彼らを支える奨学金を募っています。

プロジェクト本文

このプロジェクトページは、春の募金活動が中止になったことをきっかけに、何か私たちでできることは他にないかと考え、実現したものです。
街頭募金が中止になってしまうと、奨学金の原資を集めることが大変難しくなってしまいます。そのため奨学生が話し合い、クラウドファンディングを実施する運びとなりました。

2019 大雪の集いにて

私は、中学三年の夏に父を脳梗塞で亡くしました
朝起きると、冷たい父がそこにはおり、別れの言葉も言うことができず、この先どうやって生きていくべきなのだろうと感じました。

ですが、母の動揺する姿を見て、このまま悲しんでいられないと強く思い、普通科の高校から実業高校へと進路を変更することを決意しました。
商業高校では、特に勉強を頑張り、常に一位を取り続けました。また、すぐに働けるように、たくさんの資格を取得をしました。

そんな私には、小さいころからのがあります。
それは、地元である青森で農家をしている祖父母を助けたいという夢です。
父を亡くした私たちに祖父母は様々な形で支援してくれました。
特にいつもおいしい野菜をくれて、心身共に成長を見守ってくださりました。
私はその恩返しがしたいのです。

ですが、商業高校までの知識だと、まだまだ恩返しをすることが出来ないと思っていた私に、転機が訪れました。
それは、高校二年の冬に、いつも相談に乗ってくださる部活の先生に呼び出されたときです。そこで、夜間主コースがある小樽商科大学であれば、進学が可能なのではと教えていただきました。
この大学の夜間主コースは、学費が昼間コースの半分で、さほど変わらない授業を受けられる制度があると知り、この大学へ進学することに決めました。しかし、たとえ学費が半分で済むとしても、それだけでは通い続けることは難しいです。
そのため、あしなが育英会の奨学金を受け、無事に大学へと進学することができました。

あしなが育英会の奨学金がなかったとしたら今の私はありません

大学では、将来の夢のためにマーケティングをはじめ、簿記や言語、コンピューターについて学び、夢実現への一歩を着実に踏み込んでいます。
まだ大まかにしか計画できていませんが、将来的には青森県産ブランドを作り、世界各地に売り出すのが最終的な目標です。

全世界の子どもや大人たちに学ぶ権利があるように、突然親を亡くしたり、親が重度の障がいを持ったりした遺児学生にもまた、同じように学ぶ権利があります。
あしなが学生募金事務局は、奨学金の資金を集めることを大きな目的としていますが、それと同様に、私たち遺児の現状を知っていただきたいと思い活動しています。
このページを見て、ご寄付まで至らなかったとしても私たち遺児の現状を認知し、応援していただけるととてもうれしいです。

この先、遺児学生が一人も居なくなるとは言い難いです。しかし、私たちが次の世代の遺児たちに一生懸命学びに貪欲で、努力し続ける姿を見せ、学ぶことの大切さや夢を追うことの素晴らしさを伝えられたとしたら、彼らはきっと現実を見限らずに私たちと一緒に頑張れると思うのです。
だからこそ、これから先、新型コロナウイルスのような障害が立ちはだかったとしても、私達は諦めずに活動を続けていきます。次に私たちが街頭に立ち、募金活動をしている時には、障害を乗り越えた私たちがいることでしょう。
是非、街頭で私たちの熱いメッセージを受け取っていただければと思います。あなたの存在が私たちの支えとなり、糧になります

あしなが育英会の調査によると、遺児家庭の平均月収は14万6,380円(*1)となっており、生活保護受給率は12.8%24(*2)に及びます。奨学金なしでは大学・専門学校の学費を捻出できる水準には到底達していません。

(*1)2018年奨学生家庭の生活と教育にかんする実態調査
(主査・副田 義也=筑波大学名誉教授・社会学)
(*2)生活保護の被保護者調査(平成30年7月分概数厚生労働省)

小樽市は観光都市であり、たくさんの飲食店が多くあります。一年を通して世界各国から様々な方が足を運んでくださり、私たち学生はその楽しい旅行のお手伝いをさせていただいています。
しかしこの春、新型コロナウイルスによって観光客は大幅に少なくなり、特に観光地付近のお店は軒並み閉店してしまいました。そのため多くの学生はアルバイトを行うことが出来ず、大変生活が苦しい状況です。政府や学校などから給付金はいただきましたが、いつまでもこの状況が続いてしまえば貯金は底をついてしまいそうです。

終わりが見えない制限された生活が私たち遺児にとっては死活問題につながります。つまり生きるために実現させたい夢を諦めざるを負えないのです。

2019 大雪の集いにて

本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。

※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

一般財団法人あしなが育英会より、年間活動報告書と受領証明書を発送いたします。(どちらも2021年2~3月頃に郵送にてお送りします)

あしなが育英会公式サイトより継続寄付者になってくださる方には活動報告書のほか、寄付種別に合わせて、奨学生から手書きのハガキ(年1~2回)、アフリカのウガンダ共和国であしながの支援を受ける子どもたちからのカード(年1回)、機関紙などをお送りしております。

2019 大雪の集いにて

50年の歴史を持つ遺児支援のための募金運動団体で、学生だけで運営されています。毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金活動では、毎回のべ1万人のボランティアスタッフの参加があり、年間約2億5千万円の寄付を募っています。募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・AAI事業)のために使われています。

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/

2019 秋募金にて

病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。あしなが育英会の奨学金によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga.org/

キャンペーンページへはこちら:https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga

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