あしなが学生募金事務局が立ち上げたプロジェクトページです。病気、災害、自死で親を亡くした、あるいは親に障がいがある日本国内外の学生の奨学金支援をしています。新型コロナの影響で街頭募金が中止になり、遺児学生の想いと願いを届ける機会が無くなりました。このプロジェクトページでは遺児学生の想いを届けます。

プロジェクト本文

あしなが学生募金事務局は毎年、春と秋に全国の街頭で「あしなが学生募金」は行っております。約50年前からあしなが学生募金の運動がはじまりました。今年の春に第100回あしなが学生募金を開催する予定でした。ですが、今年の春から流行した新型コロナウイルスの影響により街頭募金が全面中止となりました。

あしなが学生募金中止の記者会見(2月26日 東京千代田区にて)

あしなが学生募金は、街頭で毎年約2億5,000万円のご寄付をいただき、一般財団法人あしなが育英会を通じて病気・災害・自死などで親を亡くした、あるいは親に障がいがあるために働けない家庭の学生のための奨学金を支援していました。 

しかし、街頭募金が中止となり、遺児の現状や、夢を諦めている遺児たちの想いと願いをみなさまに伝える機会が減ってしまいました。新型コロナは保護者から”仕事”、子どもたちからは自分が学びたい、やりたいこと我慢せざるえない”教育”という機会を奪っています。 

私たちは通常、街頭で、ご通行中の方々に向けて呼びかけを行っています。それにより、自分自身の経験や遺児学生の声をみなさまにお伝えしていたのですが、今回の中止によって、その機会を失ってしまいました。 

このプロジェクトを通して、街頭でお伝えするはずだった遺児学生の想いを自身の経験を通じて「プロジェクトオーナーの想い」として掲載しているのでぜひご覧ください。

はじめまして。あしなが学生募金事務局九州エリア
沖縄ブロックマネージャーの幸喜健二(こうきけんじ)と申します。

私は、高校2年の時に初めてあしなが学生募金の活動に出会い、高校生ボランティアとして活動に参加し、大学生になってからはあしなが学生募金の局員の一人として参加し続けて5年目になります。 

私はあしながの奨学金を受けておらず、両親をはじめ、弟、姉、祖父母の3世帯で不自由なく生活をしてきました。 

しかし、活動を通じて出会った私の友人や先輩後輩方の多くは、親を失ってしまった、あるいは親に障がいがあり働くことの困難になってしまった家庭の1人です。 

経済状況が厳しい中であっても進学という夢を、将来に向かって叶えたい夢を叶えるために、育ててくれた親への想いを持ってあきらめずに頑張る、多くの遺児学生がいます。 

 

私が局員として初めてあしなが学生募金の活動に参加した時に、街頭に立つ先輩方が後輩遺児の現状や想いを呼びかけていた時、私は遺児に対する想いの力不足に直面しました。その時の私はこの活動から抜け出したいと思っていました。 

そんな自分を変えてくれたのがあしながの活動に携わる先輩とご寄付してくださる社会人の支えでした。

周りに支えられて出来る活動を守るためにも、たとえ人数が減っても遺児に対する想いを自分の言葉で発信し続け、そこから、沖縄ブロックとして遺児の現状をみなさまに分かりやすくお伝えしたいと想い、ブロックの仲間たちや社会人の方々のご協力のもと、貧困問題に関するイベントに参加したり、学生募金に立つ仲間やご寄付してくださる方々の想いを報道に載せて、遺児学生の経済状況と教育の機会に関する情報発信に力を入れてきました。 

 


この活動を通して、 

「親に遠慮して、買ってもらいたいものを我慢する」

「自分が学びたいこと我慢する」 

そうやって生きている遺児学生たちを多く見ました。

募金以外の沖縄ブロックの活動において、不安や悩みなどを抱える学生の心のケアとして寄り添いながら、話をたくさん聞いて来ました。 

 

その中で、特に印象に残った場面があります。

この活動で出会ったある高校生の1人が笑顔で私に、
「大学生になって叶えたいこととか、サークルとか学生生活を充実させたい、経営学や医療、情報など勉強したい沢山ある!」など想いを持っていて、私は、応援したくなりました。

しかし、高校生は「でも、、、」と語り続け、徐々に下を向き涙を流していました。 

経済的な理由により進学をあきらめようとするその高校生の「でも、、、」のあとに続くのは親への遠慮や思いやりの言葉でした。 


ただ親がいない、親に障がいを持った家庭に育った、そのような理由だけで子供たちの「学び」という教育の機会を奪う事はあってはいけません。遺児学生たちの学びに対する想いと願いは人一倍あるのにもかかわらず、進学の夢をあきらめさせてもよいのでしょうか。 

 

私はそうは思いません。 

 

経済的な理由にかかわらず子供たちには夢に対する想いがあり、その想いを実現するために教育を受ける権利があり、大学進学に挑戦する権利があるはずです。 

私たちあしなが学生募金事務局は、多くの学びたい意思を持つ遺児学生たちや、学生たちの進学や夢に挑戦するための「教育の機会」を手に入れられる環境を作るためにも、みなさまからのご支援を必要としています。 

ひとりでも多くの遺児学生が、進学という夢や教育の機会を叶えられるよう、みなさんのご理解とあたたかいご支援をよろしくお願いします。

あしなが育英会の調査によると、遺児家庭の平均月収は14万6,380円(*1)となっており、生活保護受給率は12.8%24(*2)に及びます。奨学金なしでは大学・専門学校の学費を捻出できる水準には到底達していません

(*1)2018年奨学生家庭の生活と教育にかんする実態調査 (主査・副田 義也=筑波大学名誉教授・社会学) 

(*2)生活保護の被保護者調査(平成30年7月分概数厚生労働省)


そのため多くの遺児学生たちは、学費を奨学金で、生活費をアルバイト代で賄っています。しかし、学生のアルバイトはそのほとんどが接客業です。昨今の情勢のなかでアルバイトのシフトが日に日に削られ、思うように生活費を稼ぐことができなくなっています。さらに、街頭募金の中止により奨学金の資金源確保にすら暗雲が立ち込めており、遺児学生とそのご家庭の多くが、並々ならぬ不安感を抱えながら日々を過ごしている状況です。 

本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。 

※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。 


一般財団法人あしなが育英会より、年間活動報告書と受領証明書を発送いたします。(どちらも2021年2~3月頃に郵送にてお送りします) 

 

あしなが育英会公式サイトより継続寄付者になってくださる方には活動報告書のほか、寄付種別に合わせて、奨学生から手書きのハガキ(年1~2回)、アフリカのウガンダ共和国であしながの支援を受ける子どもたちからのカード(年1回)、機関紙などをお送りしております。 

50年の歴史を持つ遺児支援のための募金運動団体で、学生だけで運営されています。毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金活動では、毎回のべ1万人のボランティアスタッフの参加があり、年間約2億5千万円の寄付を募っています。募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・AAI事業)のために使われています。 

 

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/

病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。あしなが育英会の奨学金によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga.org/

病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした学生や、親に障がいがあり働けない家庭の学生たちを経済的・心理的に支援している非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。あしなが育英会の奨学金によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。

キャンペーンページへはこちら:https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください