あしなが学生募金事務局・中四国エリア・山陰代表の角田妃吹が立ち上げたプロジェクトページです。親を亡くした、または親に障がいがある学生の奨学金を支援する「あしなが学生募金」が新型コロナウイルスの影響で中止となりました。このページでは街頭で伝えられなかった遺児の現実をお伝えし、ご寄付を募ります。

第100回春の街頭募金中止の記者会見

こんにちは。中四国エリア山陰ブロックマネージャーの角田妃吹と申します。

あしなが学生募金事務局は、街頭募金で得た支援を全額、あしなが育英会に寄付します。街頭募金で得た支援の1/2を国内の病気、災害、自死により親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働くことが困難な家庭の子どもたちが高校、大学に進学するための奨学金として。もう1/2をサブサハラアフリカ49カ国の遺児たちが高等教育を受けるための奨学金として大切に使わせていただいております。

 

私自身、このあしなが育英会の奨学金のおかげで高校、大学進学を実現することができました。

私は小学5年生の時に、父をすい臓がんで亡くしました。当時、母と姉、妹、私は父が働けなくなってから、父方の祖母がいる鳥取県に引っ越し、給食費も免除してもらわなくてはならない程、経済的に困難となってしまいました。

専業主婦から保育士に就き毎日一生懸命に働いてくれる母、父が亡くなってから学校で極端に内向的になった姉、私はそんな中、厳しく叱ってくれる父がいなくなったので高校受験期には、緊張によるストレスや反抗期だったことから、家族に対して毎日怒鳴り散らしていました。その時に自分の気持ちをコントロールできず、家族の気持ちを考えられなかったことを後悔しています。

 

中学校の先生に勧められ、私は高校入学時から、あしなが育英会の奨学金を借りています。高校時代、同じ奨学金を借りている友達にあしながの活動で会い、話し、私だけが親を亡くして困っている訳ではないこと、異なる状況の中、あしなが奨学金を借りている人達がいることを知りました。

今まであしながの活動で出会った遺児の先輩たちは、誰に対しても笑顔で接してくれたり、場を楽しませてくれたり、私個人の進路について本気で相談に乗ってくれました。そんな先輩たちからもらった恩を、次の遺児学生たちに届けたいと思っています。

 松江駅前での街頭募金の様子

私には、鳥取県の自然の中で農業に携わりたいという夢があります。農家になるのだったら大学進学しなくてもいいじゃないかと言われるかもしれません。しかし、大学に入って様々なスキルを身につけたり、出会いに恵まれたりしました。例えば、パソコンを使えるようになったこと。土壌学を学ぶ楽しさ、スペイン語を学ぶ楽しさを知りました。学習意欲の高い友達や留学生、教授に会えました。今の日本の農家の現状も知りました。それでも、私は農業に携わりたいです。

世の中の色々な学問を学び、柔軟な思考を持ち農業の現状を変えるために私は大学に通っています。

 

私はこのクラウドファンディングで、進学に困っている遺児学生の力になりたいです。現在、鳥取県には 22 人、島根県には 34 人の遺児学生がいます。今まで私を支援してくれた方々の優しさをこれからも届けていけるよう、山陰の事務局員 9 人と活動していこうと思います。

 

以下は山陰の前々代表の先輩の想いです。

最初はボランティアが出来れば良いという気持ちでしたが、これまで活動を続けて来た中で、貧困で子どもの将来の夢、希望を奪われる現実があるこの現代がもどかしいと感じるようになりました。そのため、まずは少しでも、奨学金を必要とする子どもたちにあしなが奨学金という存在を知ってもらうこと、そして、貧困に苦しむ子どもたちを優しく支えてくれる方が1人でも多く増やしたいと思い、これまで街頭募金に立ち続けてきました。

 

現在、新型コロナウイルスの感染拡大という現状で、奨学金を借りている学生はもちろんのこと、進学を目の前にした学生たちは金銭的不安になっていると感じています。この現状の中、これまで貧困によって進学のチャンスを奪われている学生たちを支えてきたあしなが学生募金は、現状に苦しむ遺児学生を強く支える必要があると考えています。そのため、クラウドファンディングという方法は、遺児学生の貧困現状を周知できると共に、遺児学生の支えとなり、現状の中でできる最優先の方法であると考えます。

 

今支援を行っている貧困に苦しむ遺児学生の現状と教育の必要性を皆様に知ってもらい、1人でも多くの方が子どもの貧困問題に対して他人事ではなく、自分事として見ていただく人が増えていくことを願っています。

2019年春の鳥取駅での街頭募金


あしなが育英会の調査によると、遺児家庭の平均月収は14万6,380円(*1)となっており、生活保護受給率は12.8%(*2)に及びます。奨学金なしでは大学・専門学校の学費を捻出できる水準には到底達していません。



(*1)2018年奨学生家庭の生活と教育にかんする実態調査

(主査・副田 義也=筑波大学名誉教授・社会学)



(*2)生活保護の被保護者調査(平成30年7月分概数厚生労働省)




そのため多くの遺児学生たちは、学費を奨学金で、生活費をアルバイト代で賄っています。しかし、学生のアルバイトはそのほとんどが接客業です。昨今の情勢のなかでアルバイトのシフトが日に日に削られ、思うように生活費を稼ぐことができなくなっています。さらに、街頭募金の中止により奨学金の資金源確保にすら暗雲が立ち込めており、遺児学生とそのご家庭の多くが、並々ならぬ不安感を抱えながら日々を過ごしている状況です。

本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。


※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります

<All-in方式で実施します。>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


一般財団法人あしなが育英会より、年間活動報告書と受領証明書を発送いたします。(どちらも2021年2~3月頃に郵送にてお送りします)


あしなが育英会公式サイトより継続寄付者になってくださる方には活動報告書のほか、寄付種別に合わせて、奨学生から手書きのハガキ(年1~2回)、アフリカのウガンダ共和国であしながの支援を受ける子どもたちからのカード(年1回)、機関紙などをお送りしております。

50年の歴史を持つ遺児支援のための募金運動団体で、学生だけで運営されています。毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金活動では、毎回のべ1万人のボランティアスタッフの参加があり、年間約2億5千万円の寄付を募っています。募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・AAI事業)のために使われています。


街頭募金の様子

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/

病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。あしなが育英会の奨学金によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga.org/


『すべての遺児に教育の機会と心のケアを』というスローガンのもと、世界中から私たちの活動に賛同・支援してくれる100名のファンドレイザーを募集し2021年3月までのキャンペーン期間中に100億円の寄付を達成することを目指す、グローバル・ファンドレイジング・キャンペーンです。このキャンペーンのもと、日本だけでなく海外でも、大小さまざまなキャンペーンを実施していきます。個人でもグループでもご参加いただけます。

キャンペーンページはこちら:https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga

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