はじまりは、「学びのシェア会」

このプロジェクトは、「学びのシェア会」という市井の有志による勉強会から生まれました。「学びはシェアしてより学びとなる」をキャッチフレーズに、学び好きな仲間が集まるコミュニティです。

 学びのシェア会Facebookページ https://www.facebook.com/pg/manabinosharekai/
 学びのシェア会の作り方 https://note.com/manabi_share/n/n185ad1b040d2

めいめいが必要や興味があって学んできたことをシェアしあう中で、「これはもっと早く知っておきたかったね」「10代で知っていたらなぁ」と話すことがいくつもありました。

その問題意識は、回を重ねるごとに大きくなっていきました。


10代の人たちへ、学びをシェアする

子どもの頃は、多くの人が家庭や学校などによる保護のもとで過ごします。10代の半ば頃から、それぞれに試行錯誤を重ねながら、自立に向かいます。

しかし、家庭や学校からは保護を超えて管理され、その締めつけが時に自立を妨げるほどに苦しいこともあります。そしてある日突然、管理は緩んで放り出され、できなかったことや知らなかったことの結果起こしたことは「自己責任」という扱いになります。

それってあまりに大変なのでは?
この仕組みを温存するのは大人として「無責任」なのでは?
たとえ根本的な構造を変えられなくても、今を生きる10代の人たちに、何かしらできることがあるはず。

そう考え、わたしたちができることのひとつとして、10代の人たちへ手渡したい学びをシェアするために、本を作ることにしました。

「これは10代で知っておきたかった」「今の10代にもきっと必要」というテーマをメンバーそれぞれが選び、書き進めました。

とはいえ、社会の複雑さ多様さが増す中で、わたしたちの個人的なトリセツは、次の世代の人にはそぐわない部分も大きいかもしれません。
でも、これらのトリセツを手がかりに、10代の人たちが、「トリセツを作りながら生きる、というアイディアがあるんだな」「自分は自分のトリセツを作ればいいんだな」と思ってくれたら。
手渡そうとしているわたしたち大人の在り方を見てもらえたら。

大人と子どものはざまの時期を生きる10代の人へ、
失敗しながらでも、あなたのかけがえのない人生をつくっていってほしい、
あなたの人生を、あなたの社会を、あなたが選択してつくっていってほしい
、という願いを込めて。
そして、共に社会をつくる仲間としての歓迎の気持ちをいっぱい詰めた本です。

自費出版の制作費をこちらのクラウドファンディングにて集めます。
書籍の完成後は、置いてくれる本屋さんや団体などを募り、手渡す仲間を増やしていきます。


本の完成はゴールではなく、プロジェクトのスタート!

この本をもとにした読書会や、この本をきっかけに生まれる勉強会、コラボレーションなど、ここから始まるさまざまな展開を期待しています。
これを読んで、「わたしならこれについてのトリセツを手渡したい」と発信する大人が増えるのもうれしいです。

『きみトリ プロジェクト』へようこそ!



クラウドファンディングの内容

・最低目標金額:150万円
・All-In形式:最低目標金額に達しなくてもサポートされた全額からシステム利用料を差し引いた金額が支援金となり、リターンをお送りします。

資金の使い途

・自費出版の書籍制作費(編集、校正、デザインの外注費用、その他制作にかかった経費)
・印刷製本費
・発送手数料
・クラウドファンディングシステム利用料

スケジュール(予定)

・〜8月31日: クラウドファンディング実施
・8月〜11月: 編集、校正、印刷・製本
・12月以降: 順次発送

※新型コロナウィルス感染症の影響で日程が前後する可能性があります。予めご留意ください。

リターンについて

・リターンは書籍1冊からお選びいただけます。
・複数冊お求めの場合は、1冊あたりの価格をお安くしてあります。
・書籍は不要だけどプロジェクトは応援したい!という方のために[全力応援プラン]をご用意しました。
・海外へのお届けをご希望の際は、別途送料がかかりますので、お問い合わせください。
・All-In方式のため、目標金額に達成しない場合も、リターンはお送りします。

詳しい内容は各リターンをご覧ください。


執筆メンバー

稲葉 麻由美(Mayumi Inaba)

呼吸シェアリスト、カウンセラー&セラピスト。

生きづらさに悩んだ経験から、自分をありのままを受け入れ、自然に楽に生きるためのワークやカウンセリング、セラピーを提供している。トラウマ治療に関するセラピー、呼吸(身体ワーク)、コミュニケーション、脳神経からみた心理学、性暴力に関することについて学び、得たことをブログで発信したり、実践している。映画鑑賞、演劇鑑賞、ブログを書くこと、おしゃべりが好き。

ウェブサイト:http://akaruitsuki.strikingly.com

ブログ: http://mayuminaba.hatenablog.com

  * * *

高橋 ライチ(Lychee Takahashi)

カウンセラー。

「わかってもらえない」「聞いてもらえない」「自分は変わっている」「居心地のよい場がない」という幼少期からの体験により、コミュニケーションや心理学を学ぶ。コミュニケーションについて学ぶ場の必要性を感じ、また、〈誰もが自由に自分らしく、ほんとうにやりたいことを実現していく社会〉を実現するため、話を聴く場、話の聴き方を教える講座を開いている。映画や本の感想を話す会を不定期開催している。文章を書くこと、ヨガ、料理が好き。

ウェブサイト:https://note.com/lychee_tangerine 

ブログ: http://ameblo.jp/lychee-tangerine

  * * *

舟之川 聖子(Seiko Funanokawa)

鑑賞対話ファシリテーター。

小さい頃から好奇心旺盛で、考えるのも表現するのも好きな一方、話が合う人や居心地のいい場を見つけるのが大変だった。「複雑で深刻な課題があふれるこの時代をたくましく生き抜く力を一人ひとりとみんなが持てるように」との思いから、芸術文化作品の鑑賞と対話の場づくりや企画、設計、進行を担う「鑑賞ファシリテーター」として活動を始める。競技かるた(B級弐段)、園芸、切手収集、音読が好き。

ウェブサイト:https://seikofunanokawa.com

ブログ:https://hitotobi.hatenadiary.jp

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください