0.ばあちゃんを笑顔に!鴻巣を元気に!
私は、埼玉県鴻巣市の米農家で育ちました。
私の目に映る農家の現状は非常に厳しく、継ぎ手がいないなどの理由から、近隣の農家さんたちは、続々と引退していきます。
私のばあちゃんも、そんな厳しい現状に晒されている農家のひとつです。
そこで私たちは、以下の2つのことを目的に、キッチンカープロジェクトを実行します!
◎ばあちゃんを笑顔にすること!
◎鴻巣というまちを、若者の力で盛り上げていく基盤を作ること!
私たちの考えているキッチンカープロジェクトとは、私のばあちゃんが丁寧に育てたおいしいお米を使ったお弁当を、“キッチンカーで”沢山の方々にお届けし、その魅力を伝えようというものです。
また同時に、この活動を今後、鴻巣というまちの農業全体の活性化につなげていければと考えています!
1.このプロジェクトをする理由
私には、沢山の尊敬する人がいます。
そのうちの1人が、うちのばあちゃんです。
ばあちゃんは誰よりも強く
未だに、ばあちゃん以上に強い芯をもつ人に、出会ったことはありません。
そんなばあちゃんから、私は、人として大切なことを沢山教わってきました。
◎今できることを精一杯やること
◎周りの人のことを大切にすること
◎自分の意志は強くもつこと
学生生活も残すところわずかとなり、私は沢山のことを教えてくれたばあちゃんに、少しでも恩返しがしたいという想いで、今回のプロジェクトを始める決意をしました。
2. このプロジェクトを通して実現したいこと
私には、このプロジェクトを通して実現したいことが3つあります。
①ばあちゃんへの恩返しがしたい!
私はばあちゃんに恩返しをするにあたり、一番ばあちゃんが喜ぶ瞬間を思い返しました。
それは「おいしい!!」の瞬間です。
実は私は、農家で育ちながら、野菜が大の苦手でした。
今思い返すと申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、テーブルいっぱいに並べられた野菜の中から、肉を引っ張り出して食べるのが常だったのです。
だからこそ、私が徐々に野菜嫌いを克服すると、ばあちゃんはとっても喜びました。
現在、うちで育ったお米は、家で食べる分を除いて、そのほとんどが、ばあちゃんの手元を離れ、第三者によって販売されています。
よって、ばあちゃんのもとに「おいしい!!」の声が届くことはありません。
私は、私だけじゃない、もっとたくさんの人からの「おいしい!!」の声を、ばあちゃんに届けることこそが、ばあちゃんを笑顔にできる方法だと考えました。
このプロジェクトを通して、より多くの「おいしい!!」の声をばあちゃんに届けることで、ばあちゃんを笑顔にし、お世話になったばあちゃんへの恩返しを実現したいです!!!
②「農業が儲からない」仕組みから、おいしいお米を守りたい!
現在、ばあちゃんが育てたお米は、家族や親戚で食べる分を除き、そのほとんどが、多くの中間業者を経由して流通しています。
しかし、この仕組みによって得られる利益は、ばあちゃんがお米を収穫するまでにかけてきた手間ひまにも、コストにも、全く見合うものではありません!!
そこで私が、ばあちゃんと消費者との架け橋になることで、ばあちゃんのかけてきた手間ひまとコストが、きちんと報われる仕組みを築きます!
キッチンカーの準備に並行して、webサイトの準備を進めることで、キッチンカーでばあちゃんのお米のおいしさを広めつつ、webサイトを通じて消費者に直接お米の販売を行うという一連の流れを実現させ、ばあちゃんのおいしいお米を守っていきます。
③まちの人たちに、まちの魅力を伝えたい!
私は、お米がいつどのように植えられて、育てられて、収穫されたのか知っています。自分が携わっている工程もあります。
農家で育ったのだから当たり前です。
一方で、うちで収穫していない食材も食べます。
しかし、同じ、食べる、という行為でも、うちで育ったお米や野菜は格別です。
もちろんうちで育ったお米や野菜は、新鮮でとっても美味しいのですが、一番の違いは「ばあちゃんのまごころ」が感じられる点にあります。
「あ、この時期にこうやって収穫されたんだ!」
「こんなばあちゃんに、こんなに手間ひまかけて育てられてるんだなあ。」
それがわかるからこそ、愛着を感じ、食材のおいしさは倍増します。
そして、生産者・生産地のことや、お米が生まれるまでのものがたりを知っているからこそ、安心感を得ることができるのです。
だからこそ私は、このまちの人たちに、このまちで育てられたお米のおいしさを知ってほしい!!!
埼玉県鴻巣市で獲れたお米は、新潟や秋田で獲れたお米のようなブランド価値は持ち合わせていません。また、他県の人たちからの認知度が低いだけでなく、まちで獲れたお米のおいしさを、まちの人ですら知らない、という悲しい現実があります!
現在鴻巣市において、市ならではの食材を活用した農業のブランド化を図る動きも見られる中で、私たちは、私たちのような若い世代が、積極的にまちの魅力を向上させる取り組みや、地産地消という文化を広げていく必要があると感じました。
そこで私たちは、ばあちゃんが埼玉県鴻巣市で育てたおいしいお米を、キッチンカー でたくさんの人にお届けし、より多くの人に知ってもらうことから始めることを考えました。
特に、私たち学生が積極的に発信していくことで、若い世代も巻き込みながら、鴻巣というまちの活性化につなげていきます!
3.プロジェクトメンバー紹介
ここで、自己紹介をさせて頂きます!
はじめまして。まごの、はらぐちまおです!
埼玉県鴻巣市の農家で育った大学4年生で、大学では建築を学んでいます。
趣味は、旅をすること、そして、ワクワクする企画を考えることです。
そんな私が、大学で出逢ったのが、パワフルガールえやっちょです。
これまで、えやっちょと一緒に、サークルの立ち上げや、イベントの企画など、様々なことに挑戦してきました。
特に、今年1月に挑戦した「西日本横断ヒッチハイクの旅」では、“人と出逢うこと”を目的に、各土地でその地域の魅力を伝えてくれるたくさんの方々と出逢いました。
そして、えやっちょとの学生生活最後の挑戦が、このプロジェクトです。そして、同じようにワクワクすることが好きな、頼れる後輩よしながを仲間に加え、ヒッチハイクの旅で、出逢った方々のように、今度は私たちが、埼玉県鴻巣市でうちのばあちゃんが育てた「鴻ノ実」のお米の魅力を伝える側になって、おいしい!の輪を広げていきます!!
ここで、一緒にこのプロジェクトを実現するメンバーを紹介します!
〇えやゆうき(えやっちょ)
はじめまして、えやゆうきです!まおと同じ大学で建築を学んでいます。大学2年に行ったリゾートバイトでのある人との出逢いをきっかけに、新しい人やコトから広がる、面白さや楽しさにハマっていきました。6月に実際にはらぐちさん家の田植えに携わらせて頂き、とっても気さくで笑顔が絶えないはらぐちさん家の親戚一同に、とても魅力を感じました。そしてそんな方々が丁寧に植えたお米が食べられていると思うと本当にワクワクします。はらぐちさん家のお米の1ファンとして、まおの相方として、「鴻ノ実」の魅力を届けに行きます!!
〇よしながちひろ
よしながちひろです!まおさんとえやっちょの1年後輩にあたる大学3年生です。私は新しい世界を見たり、人と出会ったりすることが好きなので、今回も先輩方お二人の“卒業プロジェクト”に仲間入りさせてもらうことができて、ワクワクしています。埼玉県民として、埼玉にもおいしいお米があるんだ!と多くの方々に知っていただけるよう頑張ります!
4.資金の使い道
クラウドファンディングの目標金額は50万円です!
集まった資金は、
・キッチンカーとして使う車の購入費
・移動販売車として運営する車の改装費
として大切に使わせて頂きます。
5.リターンについて
(1)お礼メール
(2)お礼のお手紙
(3)コノミオリジナルステッカー
(4)コノミオリジナルのコメアクセサリー
(5)コノミのお米
(6)コノミのオリジナルポストカード
(7)コノミオリジナルレシピブック
(8)コノミのお米食べ比べセット(彩のかがやき・ミルキープリンセス)
【リターン追加!!】
(9)キッチンカー プロジェクトオンライン報告会ご招待
(10)オリジナルおいなりさん4DAYS限定販売
(11)キッチンカー の看板にお名前記載
6.最後に
私たちは学生最後のチャレンジとしてこのプロジェクトに挑戦します。
ばあちゃんへの感謝を込めて、埼玉県鴻巣市のはらぐちさん家のお米「鴻ノ実」の魅力発信者として、「おいしい!!」をお届けします!
そして、鴻巣というまちの人たちに、地産地消の文化を広げていきます!!!
ご支援・ご協力の程よろしくお願い致します!!
そして、ばあちゃんのまごころがつまったおいしいお米を、皆様に食べて頂けたら幸いです。
原口真央 恵谷優希 吉永千尋
7.応援メッセージ
私たちの活動を応援してくださっている方々より、温かいメッセージをいただいたのでご紹介いたします。
〇金子ゆう太様
鴻巣市議会議員
「若い世代が積極的にまちの魅力を向上させる取り組みをする必要があります」
この言葉は、私の志と全く同じです。
彼女達の次世代の感性で、鴻巣市で事業をたくさん企画してもらいたいっ!
この活動がきっかけで、鴻巣の魅力を再確認する若者が増えてほしいっ!
この企画を知った時、そんなワクワクを感じました。
鴻巣で育った若い世代の力で、鴻巣産の美味しいお米を是非全国へ届けてほしいです!
同じ志を持つ彼女達を全力応援いたします!!
○sota様
写真家/Lovegraph所属
彼女たちと同じ地元である鴻巣市でカメラマンをしているsotaと申します。
僕も「地元が大好き・白米が大好き」です。
彼女達の活動を見つけたときに「これは応援しないといけない!」と思い連絡させていただきました。
僕より年下のしかも大学生たちがおばあちゃんのお米を広めるためにクラウドファンディングまで行っている行動力に感動しました。
地元好き、お米好きとしてなにか力になれたらと思っております。
彼女たちの飾らない等身大の言葉で綴られたnoteも是非読んでみてください。
note→ https://note.com/conominomago
僕も地元鴻巣をもっと魅力的なまちにしたいと思っているので、これからも応援を続けたいと思います。
頑張ってください!
〇高橋亜紀様
NPO法人にこにこmama's代表/WEIN隊0期生
食を支える「農業」をアップデートする彼女たちを応援しています!
現代の農業は危機的状況にある。
就労人口は半減、就労者の平均年齢は66.6歳なのだという。
私たちが住む鴻巣市も高齢化が進み、農業のみに関わらず地域の問題は山積みだ。
「食」を囲んだ地域コミュニティ形成に挑戦している私たちですが、鴻巣市にも素晴らしい農作物がたくさんあることを肌で感じている。
しかし、高齢化により様々な弊害が起きている。
彼女たちは故郷や地元に愛をもち、農業を支えていきたいという。
若い世代が、地元や故郷に目を向けてくれることは珍しい。
若い彼女たちの挑戦を支えていきたい!
生産者を救い出すべき、プラットフォームができることは「食」をアップデートすることに繋がると信じています。
日本の食を支えている、農業のアップデートは「食」の未来を必ず変えるでしょう!
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るコノミの新米、収穫真っ只中!
2020/10/16 10:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
キッチンカー、始動!!
2020/09/30 12:00何回も通い詰めた保健所からの許可もおり、ついにキッチンカーオープンしました!!販売するのは、こちらのおいなりさん全6種類!ばあちゃんが作った味噌と、チーズを炙った『こうのす いなり』は、NPO法人にこにこmama'sさんとのコラボ商品で、花のまち鴻巣をイメージして食べられるお花エディブルフラワーをトッピングしています。その他にも大好評の『枝豆塩こんぶ』や、原口さんちで獲れた金ごまを使用した『ごま』のおいなりさん、季節限定のお野菜を使用した『季節いなり』、プロジェクトメンバー3人のおすすめ『あんこクリームチーズ』、確実に合うこと間違いなしの『梅しそ』をご用意しています!10月は、鴻巣と北本での営業を予定しています!ぜひ御来店お待ちしております!【営業日】4日 &green cafe5日 宮地駐車場6日 ケルン17日 本宮町駐車場18日 &green cafe19日 宮地駐車場20日 ケルン【営業時間】11:30〜売れ切れ次第終了売り切れた際や、天候などの状況により営業を取りやめる場合などは、私たちの運営する各SNSより情報を発信いたします。【営業場所】&green cafe〒364-0001 埼玉県北本市深井7丁目265−4 農業ふれあいセンター内 &green cafe宮地駐車場〒365-0075 埼玉県鴻巣市宮地5丁目10−11ケルン〒364-0031 埼玉県北本市中央1−109 清水コーポ・B 105本宮町駐車場〒365-0076埼玉県鴻巣市本宮町3−23 もっと見る
キッチンカー完成!!
2020/09/29 12:17前回に引き続き、キッチンカー 完成までの道のりをお届けします!*Day6*本日のお手伝いさんはえやっちょのお友達わざわざ遠くから、楽しそう!と言って来てくれました!今日の作業は保健所でダメ出しが入った、車後方部の仕切りの制作です!スタイロフォームという断熱材に使う材を車の形に合わせて整形。ペンキで色を塗りました!*Day7*先日作った後方部の仕切りを嵌め込んで、再び保健所へ。と思いきや、後ろのドアを閉めた途端、せっかく作り上げた仕切りが大破!!次は木で作ることに決めました。*Day8*なんと今日は念願の塗装です!この業務用感満載の見た目を変身させます!本日のお手伝いさんは、はらぐちの高校の同級生が1人と、はらぐちとえやっちょの大学のお友達が2人。同じ建築学科に所属する器用なお二人です。車大好きな彼はもはやプロの領域。作業工程の全てをお任せしました!まずは車を削る作業からスタート!せっかくの大切な車ですが、よりペンキがしっかり密着するように傷を付けていきます。続いてはマスキング!色を塗ってはいけない部分をきれいに覆います。マスキングが終わったら、次は透明な何かを塗る工程。作業工程は彼らに全てお任せしているので私たちは何を塗っているのかよくわかりません!これを塗ることで、塗料が剥がれにくくなるらしいので丁寧に塗り上げました。いよいよ塗料を塗っていきます!色はベージュと白のツートンに決定!ローラーと刷毛を使って塗り上げました!この工程は3回ほど繰り返してムラがないように慎重に仕上げます。ちなみに白く塗る部分は取り外して、スプレーで色をつけました!ペンキを乾かす間に、壊れた後方部の仕切りも木で作り直して、ついにキッチンカーが完成!!キッチンカーらしい見た目に大変身しました!早朝に家を出て、夜遅くまで作業させてしまったおふたりには大感謝です。キッチンカー プロジェクトを通して、各地から鴻巣を訪れてもらったり、大学の友人が地元の友人と交流したり、素敵な瞬間がたくさん生まれる度に、プロジェクトをはじめて良かったなって思うのです。これからも、こうした素敵な瞬間を、たくさん生み出せますように!! もっと見る
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