<2020.11.14追記>

この度は本当に多くの皆さまから、多大なるご協力を頂きまして、大変ありがとうございました。

お蔭様で、目標の100万円に到達することができました。
心から感謝申し上げます。
引き続き、このクラウドファンディングを通して牛久沼の写真集をご購入頂けますと幸いです。

また、私は、龍ヶ崎ニュータウンができる前から写真を撮影してきましたので、
今後、その写真展も予定しています。
ネクストゴールで集まったお金の一部は、その費用にも充てさせていただければと思います。

引き続き、最後の最後まで、ご協力を宜しくお願い致します。

龍ヶ崎ニュータウンに建設中のイトーヨーカ堂(松葉小学校屋上から撮影)


ごあいさつ

こんにちは!佐藤 有と申します。
地域の皆様に愛されて、龍ケ崎でフォトスタジオを経営してまいりました。

私は写真が好きで、自ら撮影を始めてからもう半世紀以上になります。

これまで撮り続けてきた牛久沼の美しさを、写真集を出版して皆様にもっともっと知っていただきたい!という思いが強くなりました。ところが、新型コロナウィルスの影響でフォトスタジオの仕事が激減し、写真集制作の計画も大ピンチとなってしまいました。

そこで、皆様の温かいご支援やお力添えをお願いしたく、クラウドファンディングを始めさせていただくことになりました!


東京から疎開で龍ケ崎へ

私は5歳の時に東京から茨城県・龍ケ崎に来て、今は83歳。75年以上龍ケ崎に住んでいます。

龍ケ崎へは、戦争中に家族で疎開してきました。父は羽田精機龍ケ崎工場で働いていましたが、軍事工場は戦争が終わると失業。父は化学研究室のカメラ係だった知識を生かし、工場から材料を持ってきて、すぐに写真屋を始めました。

昭和25年、私が中学2年生のときでした。


写真との出会い

写真をはじめたのは高校生の時からでした。

フランスの写真家、アンリ・カルティエ・プレッソンの、ファインダーの中ですべてを整えて瞬間を切り取る手法に感銘し、スナップ写真が好きになりました。

昭和30年代はスナップ写真に夢中でしたが、時代と共に変化する環境を意識して、街の風景や農村風景を撮るようになりました。カメラも二眼レフカメラから、一眼レフカメラを経て今ではデジタルカメラになり、パソコンとの組み合わせが重要となりました。

写真を撮り続けてきました(牛久沼)


これまでに出版した写真集

『なつかしの昭和の子どもたち』(写真・文 佐藤有 国書刊行会 3,800円+税)

『利根川下流 昭和30年代〜50年代の渡船と農業風景』を出版しました。


なぜ牛久沼なのか

牛久沼を撮り始めたのは、昭和34年(1959年)、

高台から見下ろした牛久沼の光景に感動したのが始まりでした。

高台から見下ろした牛久沼の光景

長く取り続けてきて印象深い風景は、

浮田、冬の夕方に見られる黒富士、二艘の船で操業する巻き網漁です。

巻き網漁

時代が変わり、沼周辺の環境も大きく変わりましたが、

私は今も沼の写真を撮り続けています。

今を未来に伝えられるのが写真の力。

その時しかない風景を、残していきたいのです。


牛久沼の魅力

茨城県の県南地域で、これほど自然が豊かに残っている場所は珍しいのではないかと思います。

朝方の景色はいいですね!

朝もやが、いらないものをみんな消してくれるから。

あれを見るために、毎朝牛久沼に行きました。


夕日が沈む時の情景も綺麗です。

沼の東に住む人は夕日を、西に住む人は朝日を楽しめます。

自然が豊かに残る牛久沼


プロジェクトを立ち上げた背景

始まりは2年前、牛久市中央生涯学習センターで写真展を開催しました。

写真展には、たくさんの方にいらしていただきました。

でも、意外と、地元・龍ケ崎の人は少なかったのです。
牛久沼が近すぎて、「いつでも行ける」と思ってしまうのかも知れません。

その写真展にいらした方々から、「写真集を作りなさい」と言われて腰をあげました。

龍ケ崎市で支援していただき、クラウドファンディングという方法があることを知り、本気になりました。

このプロジェクトを通して、地元の方に、牛久沼をもっともっと知っていただけたら、憩いの場として、地元の皆様にもっと牛久沼にいらしていただけたら嬉しいなあ、と願っています。


こんな写真集を作りたい

写真集のタイトルは、『牛久沼ー水辺の記憶』
完成は2020年12月を予定しています。
A4ヨコ型 白黒 約80ページ ソフトカバー 
発行部数500部 1冊2,000円(税別)

表紙はこんなイメージです

支援金の使い道とリターンについて

皆様からいただいた支援金は、写真集の制作費に使わせていただきます。
写真集の一部は、地元の学校や図書館に寄贈します。

ご支援をいただいた方には、完成した写真集、ポストカード、生写真、
佐藤有写真集『なつかしの昭和の子どもたち』、
牛久沼案内、佐藤有があなたのポートレートを撮影、などのリターンをご用意しました。

ポストカードは今回のために新しく作ります

写真集の制作と並行して、9月下旬から11月中旬(予定)に、牛久沼の写真展を龍ケ崎市歴史民俗資料館で開催いたします。

龍ケ崎市歴史民俗資料館についてはホームページをご覧ください。
https://www.ryureki.org/

プロジェクトスケジュール

2020年8月末 写真集入稿
2020年9月1日 クラウドファンディング開始
2020年9月下旬〜11月中旬 龍ケ崎市歴史民俗資料館にて牛久沼の写真展を開催
2020年11月19日 クラウドファンディング終了
2020年12月 写真集完成、発送


皆様からのご支援を支えに!

歳を重ね、これまで多くの写真家や写真愛好者との出会いがあり、沢山の勉強をさせていただきました。今回のプロジェクトを通して、また、新たな出会いをいただき、この美しい牛久沼を皆様と共に楽しめることを、次世代にもできるだけ自然の姿で残していけることを夢見ています。

どうぞこのチャレンジにご理解をいただき、

皆様のあたたかなご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

佐藤 有


フォトスタジオさとう

301-0041 茨城県龍ケ崎市若柴町3048-5
TEL:0297-66-3440
FAX:0297-66-3440
E-mail : yu-sato@helen.ocn.ne.jp

  • 2020/11/11 19:00

    ご支援頂いた皆様へ、牛久沼写真集のプロジェクトにご理解頂き御支援有り難うございました。お陰様で本日11月11日目標額に達成しました、心より感謝申し上げます。尚 今後は次の目標である、龍ケ崎ニュウタウンの開発当時から現在に至るまでの記録を写真展を開催して公開する予定です。約40年前からの記録です...

  • 2020/10/02 10:30

    おはようございます写真家の佐藤有です、プロジェクトをはじめて一月になります、お陰様で目標にちかずいています。龍ケ崎市歴史民俗資料館で只今牛久沼の写真を展示しています、10月4日(土)10月17日(日)午前11時よりスライド映写をいたします。人数に制限がありますので、電話予約をしてください。資料...

  • 2020/10/02 09:24

    多くの皆さまからのご支援をありがとうございます。お蔭様で、早くも目標の70%を達成することができました。まだまだ頑張っていきますので、引き続き、どうぞ、宜しくお願い致します。さて、先週、牛久市でインターネットTVをやっている「ちゃんみよTV」に生出演してきました。生放送はとても緊張しましたが、...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください