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はじめに・ご挨拶

はじめまして、橙屋三蔵と申します。佐賀県を拠点に美術に携わり十数年、様々な仕事を経験しながら、そこ出会う新しい世界や価値観すらも材料としながら作品制作を続け、この道に専念しようと離職。

地道に制作や発信を続け、展示会での作品販売やイベント出展でのライブペイントを行っています。

作品には様々な素材、媒体を使い、全てに共通して「時間」というテーマを掲げ、多様な「時間」の概念を様々なアプローチで表現しています。

↑作家ホームページ

屋外での制作は、「作品と向き合う」と言うより
「作品と過ごす」感覚に近いと感じています。

素材に自然由来のものを使うことも多く、制作場所としても屋外を選ぶことが多いです。全身で自然を感じ、時間の流れを体感しながら制作することで、新たなインスピレーションに繋がることもあります。

地方から作家として認知度を上げることは非常に難しく、都心部に拠点を置いて活動する方が多いのですが、この環境での制作も非常に有意義なものがあるので頭を悩ませる部分です。

展示会用には主に小作品を制作していますが、大作を制作して公募展へ出展することもあります。

右の画像の作品は、2019年から制作を始めた新しいシリーズ「石膏」です。それ以前からのシリーズ「和紙」と合わせて現在制作しています。どちらも「歴史」という「時間」を感じさせる素材として着目しました。


このプロジェクトで実現したいこと

海外のアートフェアへの出展は、美術作家として大きなです。

アートフェアというのは、専門家やコレクター向けに開催され、世界で「今」売られている生の作品が集まる展示会です。世界中から多くのギャラリーが出展するのですが、出展には厳しい審査と多額の費用が求められ、限られたギャラリー、作家だけが出展できる憧れの舞台と言えます。

とりわけ、スイスのバーゼルという街で開催されるアートバーゼルというフェアは世界最高峰とされ、今回私が出展のお誘いをいただいたのはこのアートバーゼルのアメリカ、マイアミ開催版、「アートバーゼルマイアミ」のサテライトフェア、「RED DOT MIAMI」です。数日間に何万人もの動員を誇るフェアは、街を挙げてのお祭りの様相です。

地方の作家としてこのアートフェアへ出展する機会をいただけたことは奇跡的であり、このチャンスは何としても逃したくはありません。


プロジェクトをやろうと思った理由

私は美術作家として生計を立てていきたいと考えているのですが、まだまだ未熟な為、アルバイトをしながら生活しています。

美術作家と言えども、作品を販売し、お客様にご購入いただく以上、営業活動は欠かせません。これは当たり前のことなのですが、恥ずかしながら私はここ数年でそのことを学び、ただ制作だけをしていては先が無い!と、ビジネスの勉強を始めました。

どんな作品をどのように販売し、先の展開を見据えてどんなブランディングをするか、自分なりに試行錯誤しながら活動を続け、なかなか稼げない資金をやり繰りして様々な方面へ営業を行っていたところ、あるギャラリー様から今回のアートフェアへの出展のお誘いをいただきます。

公募展はアピールの場所として貴重ですが、
大作の制作には費用がかかります。


今まで頑張ってきたことがようやくひとつ実を結んだのです。これまでやってきたことは間違っていなかったと思えました。

しかし、アートフェアへの出展には多額の費用がかかります。いつもであれば作品の販売である程度の資金が確保できるのですが、昨今の新型コロナウイルスの影響で展示会やイベントが無くなってしまい、アートフェア出展資金はもちろん、制作や営業のための資金調達が困難になってしまいました。

そこで、この場を借りて作品をご購入いただき、アートフェアの出展資金とさせていただきたいのです。



これまでの活動

私は高校で美術を学び、専門学校で木工を学びました。当時はただモノづくりが好きなだけで、美術の道に進むつもりはありませんでした。卒業後は飲食業に従事しながら、趣味として作品制作を続けます。数年間、転職もありながら仕事に没頭するのですが、作品制作だけは細々と継続していました。

ある時、私の活動を知ったヘアーサロンのオーナー様から、作品の依頼をいただきました。そのとき初めて、自分の作品が他人の手に渡る喜びを知りました。これを転機に、だんだんと制作のモチベーションが上がっていきます。

作品数が増えると、仕事の合間に地元で小さな展示会を開催するようになりました。そこでも作品をご購入いただくことが増え、私はやりがいを感じ、今までずっと続けてきた美術活動こそが自分のやりたいことなんだと気づきました。

大型商業施設内のアートイベントにて
巨大オブジェのペイントを担当
更にこの上から地域の子ども達が
自由に落書きを楽しんだ

私は仕事を辞め、美術活動を中心に生活する覚悟を決めます。定期的な展示会の開催や、イベント出展、イベントの企画運営も行いました。だんだんと人の目にとまるようになり、様々な団体や行政から作品出展の依頼をいただくようになりました。

現在は環境関係のNPO法人様と関わりを持たせていただいており、環境啓発を絡めた「エコアート」の展開も動き出しています。

市庁舎で開催されたエコバッグ推進イベントでの作品展示









資金の使い道

資金については、アートフェアへの出展資金に活用させていただきます。

・アートフェア会場ブース使用料
・アートフェア出展手続き費用
・作品輸出入手続き費用(通関手続き・海外空輸運送費含む)
・展示プレゼンテーション費用

以上が、出展をご担当いただくギャラリー様へお支払いする内容で、23万円が必要になります。
加えて、アートフェア出展用の新規作品3点の制作費と、ギャラリー様への送料を含め、総額30万円とさせていただきました。


リターンについて

リターンにつきましては、私が現在手元に保管している作品、もしくは新規で制作する作品をご用意させていただきます。複製作品はありませんので、全て一点ものとなります。

作家印・額装イメージ


各リターンの作品画像は額装をしていない状態です。ご支援いただいた方へは、画面に作家印を押し、作品保護の為透明アクリルを挟んだ額装を施してお届け致します。

信頼性のある額装を業者へ依頼し、1点につき10000円前後の費用がかかりますので、その額装代と送料を含めた金額をご提示させていただいております。



※作品の発送につきましては、アートフェアへの作品制作に専念する為、発送は年末から年明けにかけてとなります。ご了承ください。
※新規作品をご希望の場合は、制作にお時間を頂きます旨、ご了承ください。


実施スケジュール

「RED DOT MIAMI 2020」
2020年 12月2日~6日 開催

リターン配送(既成作品)
2021年 1月

リターン用新規作品制作
2021年 2月~5月

リターン配送(新規作品)
2021年 6月


最後に

美術に出会い十数年になりますが、ようやく出会えた大きなチャンスだと思っています。私は33歳になり、このままこの道を進むべきか考えることもあります。今回のアートフェアは大きな夢ですが、まだまだこれはきっかけのひとつに過ぎないと考えています。 憧れの、世界の舞台に挑戦する夢を叶え、今後の活動の追い風にしたいのです。是非、お力添えをお願い致します。

※リターンにつきましては、目標金額に満たない場合でもお届けする形をとらせていただいております。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください