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★★ ネクストゴール挑戦中! ★★
みなさまのご支援、お声かけやシェアのおかげで、
当初の目標金額である150,000円を達成することができました!
本当にありがとうございます!
残りの期間に想いを託し、
メンバーと新たなネクストゴールとして、
188,000円の目標金額を再設定しました。
追加金額の38,000円を達成した暁には、
「みみの本」の増刷を行い、
富士川町十谷に一番近い地域にある小学校の
全校生徒へ配布することを目標としています。
「みみの本」を通じて富士川町の歴史に関する教育を
地域の子どもたちにより浸透させていきたいと考え、
このような目標を定めました。
残りの期間も、応援とシェアのご協力をよろしくお願いいたします!
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はじめに
このプロジェクトは、山梨県富士川町十谷地域の郷土料理「みみ」に関する本をつくり、作成した本を通して多くの人に富士川町について知ってもらいたい!というプロジェクトです。
富士川町十谷は小さい集落ながらも独自に発展した長い歴史を持つ保全価値の高い地域で、数十年ほど前までは賑やかな町でした。しかし、時とともにだんだんとその賑わいは姿を消してしまいました。
訪れた人々の中には「素敵なところだった」「いつまでも残ってほしい場所」と言ってくださる人々もたくさんいます。
そういった方々や、いまだ富士川町の魅力を体験していない人々に富士川町について知ってもらえるように、そして長い歴史を持つこの地域の伝統が途絶えることのないようにと願いをこめて、このプロジェクトを立ち上げました。
富士川町の地域の再活性化のために、ぜひ皆様のお力をお貸しください。ご協力とご支援お願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
富士川町十谷の郷土料理「みみ」に関する本をつくり、富士川町の認知を広めることで、地域全体の活力を取り戻し、独自の歴史を未来に継承する手助けとなることを目的としています。
〇「知る人ぞ知る富士川の魅力」をより多くの人に届ける。
〇来訪を促し、地域経済の回復のきっかけに。
〇地域経済の循環を促すことで、町全体の保全に繋がる。
富士川町のご紹介
皆さんは山梨県の富士川町をご存じでしょうか?
富士川町は山梨県南巨摩郡の北部に位置する人口15,120人ほどの小さな町です。町の約8割が森林に占められている、潤いと緑が豊かな田園都市です。また、年末には「ダイヤモンド富士」が見られるということで県内外から多くの写真家が訪れます。春には大法師さくらまつり、夏には鰍沢ふるさと夏祭り、秋にはもみじ祭りなどのお祭りが多く開催されます。地域は山々に囲まれているので、櫛形山のトレッキングなども多くの人に親しまれています。
富士川町の地域では、ゆずやしそジュース、平林トマトなどの地域資源が多くの人に楽しまれています。
富士川鰍沢地域の特産品しそのジュース
特に、今回取りあげる十谷は、大半を森林によって占められており、また、町内の南西部に位置するこの地区は、大柳川渓谷や大柳川渓流公園、県立南アルプス巨摩自然公園といった緑豊かな自然を楽しむことができるスポットがたくさん存在します。
そして、この自然豊かな地域で長い間大切にされてきた郷土料理。
それが「みみ」です。
富士川町郷土料理「みみ」とは?
「みみ」は富士川町の十谷という集落に伝えられている郷土料理の一つです。小麦粉をよく練って薄くのばし、3㎝四方くらいの正方形に切り、一方の隣り合った二つの角をくっつけて、農具の「箕」(み)に似た形をつくり、これを人参やネギ、ゴボウやキノコ、カボチャなど好みの野菜を加えて煮込んだ料理です。
富士川町十谷にある「つくたべかん」で食べられる、絶品のみみ定食。
「みみ」は南アルプスの源氏残にいだかれた秘境十谷において、源氏の武将がつくって食し、戦勝を祝ったという故事から、この集落の祝いの日の代表的な食事をとして伝えられています。「みみ」はその形が農具の箕(み)に似ているところから、「福をすくいとる」という意味をこめて、福箕(ふくみ)となり、 これが転じて「みみ」と呼ばれるようになったといわれています。十谷集落では、元旦の朝その年の福を全部すくうという縁起をかついで「みみ」を作って食べるといいます。
「みみ」の言葉の由来になった、箕。
祝いの事の折々に来福を願ってつくり続けられてきた郷土料理である「みみ」。
源氏の時代から続く長い歴史を持ち、さまざまな思いを紡ぎながら今まで食されてきたこの郷土料理を、次の時代の人々にも楽しんでもらいたいと、私たちは強く思います。
私たちの今までの活動
私たちは、「富士川町郷土料理みみの本制作実行委員会」です。山梨県立大学杉山ゼミと拓殖大学徳永ゼミがメインで、実行委員会には、リターンの提供をしてくださる、「萬屋酒造」様、「つくたべかん」様、「日出る里活性組合」様が参画しています。
私たちは、数年前から富士川町を主軸にフィールドワークを行ってきました。昨年は各イベントで実際に学生たちが「みみ」を作りお客さんにふるまうことで、郷土料理「みみ」の味を知ってもらいました。そのほかにも、年末年始にダイヤモンド富士を見に来た写真家の人々や観光客の人々にあたたかい「みみ」を味わってもらいました。
たくさんの人に「みみ」を味わってもらいました。
本の掲載内容
私たちは今回のプロジェクトで山梨県富士川町の郷土料理であるこの「みみ」についての自費出版の本を作りたいと考えています。みみがどういった物なのか、またその歴史、さらには「みみ」を使ったレシピや富士川町の方のインタビューを写真付きで掲載したいと考えています。
出来上がった本はサポーターのみなさまにも御覧いただくとともに、図書館や人の往来が多くある施設に置かせていただきたいと考えています。それと同時に、富士川町公式ホームページにてPDFでの掲載も考えています。
富士川町によって作り上げられた長い歴史が絶えることのないように、制作した本を通じて「みみ」や富士川町の魅力を感じ取っていただきたいと思っています。
富士川町に魅了されて
前述のように、富士川町では現在約20世帯のご家庭が存在しており、お住いの人々もご高齢の方がほとんどです。そのため、このままでは、「富士川町」そのものやその地域の郷土料理である「みみ」が継承されずに失われてしまう可能性は大きいです。しかし、その地域の温かい想いを体験した人々は、その存続を切に望んでいます。
杉山ゼミで新しい時代の地域活性化を学ぶ私たちにとって、この問題はとても大きいものに思えました。
コロナ時代の中でますます「新しい観光」の形が求められている中で、富士川町のような自然豊かで、オープンエアの地域はこれから需要が増していく可能性もあります。このような機を用いて、実際に訪れる人が増えていき、さらに多くの人に富士川町の魅力を知ってもらい、歴史が継承されていくという好循環がうまれることが、私たちの理想です。
本の作成実施スケジュール
いただいた支援金は主にみみについての自費出版による本製作費に当てさせていただきます。また手数料、返礼品費用として使わせていただきます。またリターン品は2021年2月を目処に発送いたします。
★実施スケジュール
11月 十谷の地域の人々にインタビュー・みみについての調べ作業・本の作成
12月 本の作成
12月中旬 クラウドファンディングスタート(1月末まで)
1月 本の作成完了(印刷込み)
2月 作成した本の配布・リターンの発送
制作した本は、図書館や山梨県内の飲食店、市役所、学校などの各施設に2月中には設置を完了する目標を立てています。本の配布については、信玄公まつり、甲州ふじかわ祭りなどの各イベントが例年通り開催される場合、こちらでの配布も予定しています。また、富士川町ホームページにてPDF形式での掲載も検討しています。
富士川町の郷土感あふれるリターン品
返礼品は6種類用意しています!
それぞれの支援コースには私たちの作成した「みみの本」とお礼の手紙をお付けいたします。
各リターンには富士川町郷土料理「みみ」に加え、日本酒、富士川町の特産品ゆずを加工した商品などをご用意しています。リターンを通して「富士川町の味覚」の一端をご堪能ください。
また今回ご用意したリターンにつきましては、当実行委員会の共同オーナーである
萬屋酒造様、つくたべかん様、日出る里活性組合様からご提供いただいています。
①1,500円コース
作成した「みみの本」、お礼のお手紙
②3,000円コース
お礼の手紙、作成した「みみの本」 、みみ(2人前)、ゆずジャム1個
③5,000円コース
お礼の手紙、作成した「みみの本」 、みみ(2人前)、萬屋酒造の日本酒(富士川)1本
④10,000円コースⅠ
お礼の手紙、作成した「みみの本」 、みみ(2人前)×2、富士川町ゆずセット(ゆずジャム1個、ゆずマーマレード1個、ゆず味噌1個、ゆず胡椒1個、ゆずジュース2個)
⑤10,000円コースⅡ
お礼の手紙、作成した「みみの本」 、みみづくり体験、ゆずジャム1個、ゆず味噌1個、ゆずジュース2個
⑥20,000円コース
お礼の手紙、作成した「みみの本」 、みみ(2人前)×2、草木染の扇子1本
■みみ(2人前)
富士川町が誇る歴史的な郷土料理「みみ」をお土産用にしたもの。「みみ」の味が恋しくなったら、おうちでも家族みんなで楽しむことができます。
■ゆずジャム
富士川町でとれたゆずを使用して、地元の人が丁寧につくったゆずジャムです。舌触りはなめらかで、さっぱりとしたさわやかな味わいです。大人の方にもお子様にも楽しんでいただけると思います。
■ゆずマーマレード
こちらも同じく富士川町で採れた新鮮なゆずを使用したマーマレードとなっています。ジャムとは違い、ゆずピールの甘煮が入っているため、触感も楽しむことができます。こちらも朝食のパンにはもちろん、お湯で割ってゆず茶としても楽しめます。
朝時間を富士川町のゆずマーマレードでゆっくり過ごしてみませんか?
■手作りのゆずジャム
”みみ”の発祥の地である、富士川町十谷の地域で作られた柚子を使って作られた無添加のゆずジャムです。柚子ピールも入っており、よりしっかりとした柚子の風味を楽しむことができます。こちらもお湯に入れてゆず湯としても楽しめます。心も体も温まります!
■ゆずジュース
こちらも富士川町のゆずを使用したゆずのジュースとなっています。酸味がほどよく効きつつ、鼻から抜けるゆずの香りが心地いい一品で、ビタミンCが染み渡る、身体に美味しいドリンクです!ぜひご賞味ください。
■ゆず味噌
こちら富士川町の地域のゆずでつくられたゆず味噌となっています。このゆず味噌は、地域の人が作ったやわらかい手作りこんにゃくにつけて食べられる個ことが多く、つくたべかんでもこのお味が楽しむことができます。ほんのり甘みがあって、ゆずの爽やかさも加わりとっても美味しいです!使い方もつけるだけでももちろんおいしく召し上がれますし、工夫次第でお料理の幅がさらに広がります。
■ゆず胡椒
香り高い完熟した柚子の皮をつかい、唐辛子に合わせることにより、まろやかな柚子の風味と辛みが様々な料理の薬味として使え、一層料理の味を引き立てます。
■日本酒 富士川
富士川町にある萬屋醸造が作る日本酒”富士川”です。
富士川流域の歴史、文化を継承するべく「富士川」の名を冠したお酒です。地元「富士川町」で契約栽培した酒米と南アルプスの伏流水にて醸してあります。低温発酵させスッキリとした辛さの中に深みのある味わいが特徴です。燗酒がおすすめですが、常温や冷やで飲むと味がさらにキレるお酒です。
■草木染の扇子
明治32年創業の杉山江見堂さんが作成する草木染の扇子です。天然の染料から生まれる自然の豊かな色合いが心惹かれます。和紙は本美濃紙の極薄の(薄美濃紙)を使用し、一枚一枚柄に合わせて染色します。骨は滋賀県高島市のオリジナルで仕立てています。
★★上記の柚子を使った商品は富士川町穂積地区のゆずを使った商品です★★
この地域のゆずは一般的なゆずよりもひときわ香りが強く、加工品にしてもその華やかな香りを維持しています。また、ゆずの収穫期は11月初めからクリスマス頃で、ちょうど今の時期が一番良いゆずが採れる時期なんです!
ぜひこの最高のコンディションで作られた富士川町のゆず商品を味わっていただきたいです。
穂積地区の人々は「ゆずの木は地域の宝」と話します。
ゆずの枝は実は鋭いとげがあったり、生産できる気候条件が限れられています。こういった厳しく難しいゆず生産ですが、地域の生産者さんは毎日ゆずの木の管理を徹底することで美しく芳しいゆずの生産を続けています。富士川町のゆずは、地域の人々の熱い思いが詰まった特別なゆずです。
■みみづくり体験会
こちらは、富士川町にある唯一「みみ」の体験教室を開いている「つくたべかん」での体験型返礼品となります。
本来現在は新型コロナの関係で体験教室は開いていなかったのですが、今回のファンディングに際して「貸し切り型」で行うことでリターンの了承をいただけました!
ご家族でお子様と、お友達と、気軽に「みみ」を味わいながら、開放的で自然豊かな富士川町で郷土料理づくり体験をお楽しみください。
最後に
このページをここまで読んでくださり、ありがとうございます。私たちは富士川町十谷について調べ、関わっていく中で、この地域に魅了された人々のうちの一人です。
みなさんにも私たちが感じたような感動を実際に感じてもらいたい。
そのきっかけになるように、丹精をこめて富士川町十谷の魅力をぎゅっとつめこんだ本を作成します。
みなさん一人一人の応援が、この富士川町地域の元気、そして存続に繋がります!!!
ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします。
実施主体/富士川町町役場・富士川町道の駅・つくたべかん
お問い合わせ先
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富士川町郷土料理みみの本制作実行委員会
代表者:山梨県立大学 山本有彩
✉yamamoto-csj@yamanashi-ken.ac.jp
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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
ご登録いただいた個人情報は適正に管理し、本プロジェクトに関わる事項以外に使用いたしません。
最新の活動報告
もっと見るお待たせしております
2021/03/01 23:14みみ本編集最終段階に入っております当初予定しておりました2月中での発送でしたが、本の内容を深めたく本日まで作成をしておりました。お届けまで今しばらくお待ちください。富士川町郷土料理みみの本制作実行委員会 もっと見る
ネクストゴール挑戦中!
2021/01/29 07:24みなさん、こんにちは ☀前回の投稿から少し日があいてしまいましたが、今回は、以前触れたネクストゴールについてお話させていただきたいと思います。この企画も残り2日となり、本当に終盤となりました。昨日は本部との会議があり、今からでもネクストゴールに挑戦してみよう!ということで、目標金額は188,000円で、ネクストゴールを決定しました。上乗せ分の支援額38,000円で、「みみの本」の増刷を行い、富士川町十谷に一番近い地域にある小学校の全校生徒へ配布することを目標としています。これは、「みみの本」を通じて富士川町の歴史に関する教育を地域の子どもたちにより浸透させることを目的としています。残り2日と、本当に短い期間になりますが、最後まで応援とシェアのご協力をよろしくお願いいたします! もっと見る
富士川町を中心とした私たちの活動
2021/01/21 22:57みなさん、こんばんは ☽本日は、目標達成から初めて1名の方に支援をしていただけました応援ありがとうございます!今回は、富士川町を中心とした私たちの他の活動についてご紹介させていただきたいと思います。少し前に拓殖大学の学生を中心に富士川町の産品をお届けするふるさと納税のセットを考案し、「ふるさとチョイス」というサイトに掲載させていただきました。その結果、3組の方に学生が考案した「お家でゆずセット」の返礼品でふるさと納税をしていただきました。「お家でゆずセット」の全部セットの中には、お風呂に入れて楽しんでいただける富士川町産のゆず、いち柳ホテル様の富士川アイス(大塚にんじん、ゆず、ラフランス、お茶、もろこし、竹炭などのユニークなお味がたくさん!)や、春鶯囀本醸造のヨゲンノトリという日本酒や、竹林堂様の塩饅頭、杉山江見堂様の草木染めコースターなどがご用意されていました。昨日はその商品を各店舗へ受取に行き、応募いただいた皆さまに商品を発送させていただきました。拓殖大学の学生が考えたふるさと納税の返礼品も、富士川町のいいものがたくさん詰まった、とっても魅力的なものとなりました(^^♪ぜひ興味のある方はこちらのプロジェクトとあわせてサイトに訪問してみてくださいね^^▼▼▼ふるさとチョイス「お家でゆずセット」https://www.furusato-tax.jp/product/detail/19368/5019471このクラウドファンディングも残り9日となりました。応援とシェアのご協力を引き続きよろしくお願いいたします! もっと見る
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