◆はじめに
はじめまして、「アトリエ玄米デカフェ」として、玄米デカフェを開発・製造している株式会社MNHです。2012年から山形県庄内町に事務所を構え、山形での活動をスタートしました。
庄内町は山形県の北西に位置しており、明治26年(1893年)に山形県の農家で発見育成された「亀の尾」というお米が生まれた場所です。「亀の尾」とは、現在よく知られているブランド品種(ササニシキ、コシヒカリ、つや姫、ひとめぼれなど)のルーツとして名高いお米です。
庄内町から、特産品開発と雇用をつくることを目的とした活動にご賛同・ご協力をいただき、事務所を設立しました。庄内町はお米の生産地であるゆえ、そのお米をもっと広めたい想いから、独自の焙煎方法を研究・試行錯誤したのち、2020年「玄米デカフェ」として新しく発売したところです。
◆「玄米デカフェ」はカラダにやさしい、正真正銘のノンカフェイン!
「玄米デカフェ」は、玄米を焙煎した飲み物です。いま、あちらこちらで見かけるようになった「カフェインレス・デカフェ」と呼ばれているコーヒーや緑茶には、カフェインが入っていることをご存じでしたか?
カフェインを90%以上取り除いたものを「カフェインレス」と表示する決まりになっており、全くカフェインが含まれていないわけではないので注意が必要です。「デカフェ」とは、本来カフェインを含んでいる飲料や食物からカフェインを取り除いたもの、もしくはカフェインを含まない状態にしたものを指します。
ゆえに、「カフェインレス」「デカフェ」の状態では100%カフェインを含まないというわけではありません。緑茶(玉露)には、100mlあたり約160mgのカフェインが含まれています。欧州食品安全機構(EFSA)が、健康な成人が摂取しても安全とみなしたカフェインの量は、体重40kgの人で1回120mgまでとされています。
しかし、玄米にはそもそもカフェインがないので、完全にノンカフェイン!!緑茶でもコーヒーでもない、正真正銘ノンカフェインの安心で体にやさしい、新しいのみものなのです。
某飲料メーカーの市場調査アンケートによると、全体の25%の人がカフェインを制限している、制限している時があると回答しています。妊婦さん、授乳中のお母さん、カフェインによる肌荒れが気になる人、夜眠れなくなってしまう人など、カフェインが摂れない人、苦手な人に向けた美味しくて、癖になる飲みものとしてご紹介したいです。
◆「玄米デカフェマイスター」 の手によって、1つ1つ丁寧に製造
山形の庄内工場にて、たったひとりの「玄米デカフェマイスター」の手で、焙煎から梱包までひとつひとつ丁寧に製造しています。独自の製法により、香ばしい「にほんのお米」のうまみを丸ごと味わえるおいしいのみものになりました。
★製造工程★
-お米の状態を確認します-
玄米の割れ、かけ、選別具合など、玄米をしっかり検品します。ごはんとして美味しく食べられる「一等米」でないと美味しい「玄米デカフェ」は作れません。そのお米でも、それぞれの個性があり、その状態を確認します。
-焙煎を進めます-
焙煎の工程は何種類にも分かれています。それは、「玄米デカフェマイスター」がなせる職人技そのもの。焙煎の進行を見極めながら、温度や時間、微妙な調整をして焙煎は進みます。
-製 粉-
製粉もとても大切な工程です。ただ粉にすれば良いというものではありません。
ドリップしたときにしっかりと、うま味、苦味、そして米の持つ甘みを引き出せるその製粉度合いに仕立てていきます。
-包 装-
玄米コーヒーの最大の敵は「酸素」です。酸化してしまうと、酸っぱくなってしまいます。
その酸化を極力抑えるために、アルミ素材をつかった包材を使用し、一つひとつ丁寧に包装作業を行います。
★玄米デカフェマイスターからのメッセージ★
「玄米デカフェ」は美味しく食べられる一等米を使用していますが、同じ仕入先でも生産者さまによって玄米の状態は様々なので、十人十色の玄米と日々向き合いながら、心を込めて焙煎作業にあたっています。焙煎中に行う撹拌の仕方一つで焙煎の出来が変わるので、そのベストタイミングを見極めるため全神経を集中するところが最も難しい点ですが、そこに大きなやりがいを感じています。
また、玄米の風味をより豊かに感じていただけるよう、あえてドリップタイプにしています。製粉した際の、粒とパウダーの割合によって全ての味わいが決まってしまうので、製粉時の微調整もとても気を遣う工程です。
お米そのものの味を引き立たせてじっくり焙煎した「玄米デカフェ」を、是非ともお試し下さいますようよろしくお願い致します。
◆新しい、にほんのお米の楽しみ方を「飲み比べセット」で
清らかな水と澄み切った自然の中で、のびのびと育つ玄米。
お米の消費拡大にも微力ながら貢献できればと思い、各県の代表銘柄で焙煎しています。銘柄ごとにラインナップがあるのも、他の商品にはない珍しさです。味の違いなども楽しんでもらい、お米を知ってもらうきっかけにもなってもらえたらと考えています。
焙煎している玄米には、つや姫・あきたこまち、ゆめぴりか、ゆめつくし、コシヒカリ、山形で作られている酒米「出羽燦燦」などがあります。自然の恵みを美味しくいただく自慢の一杯。1日のリフレッシュにいかがですか?
・つや姫(山形県)…玄米デカフェの中でもバランスのいいマイルドな味わいです。
・あきたこまち(秋田県)…しっかりとしたお米の甘さと香りが楽しめます。
・ゆめぴりか(北海道)…甘さと香りの中に苦みが少なく、飲みやすいです。
・夢つくし(福岡県)…インパクトのある苦みの中に広がる酸味とコクをお楽しみください。
・出羽燦燦(山形県)…酒造米からできた洗練された甘みと香りが美味しいです。
・こしひかり(新潟県)…マイルドで飲みやすく、酸味が少ないバランスがよい一品。
実は、古米の方がお米を焙煎するのに向いているのです。水分含有量が少なく、焙煎に適しています。 もちろん新米でもできますが、古米を活用できることはお米を無駄なく使えるポイントにもなります。自然の恵みを大切に、美味しくいただく自慢の一杯。1日のリフレッシュにいかがですか?
◆「玄米デカフェ」の美味しい飲み方
玄米デカフェは飲み方によって味も甘さも変わります。おすすめは、豆乳を入れた「豆乳玄米ラテ」。
ソフトな味わいとなります。甘みが欲しい方には、お砂糖を入れるよりもメープルシロップを入れると相性がよく、玄米デカフェ上級者。もちろん、お米の甘さを感じるにはストレートで。暑い日はグラスにたっぷりの氷を入れて、熱い玄米デカフェを注ぐだけで「アイス玄米デカフェ」に。スッキリとした味わいになりますよ。
◆このプロジェクトで実現したいこと
まずは、玄米だけを焙煎した新しい飲み物「玄米デカフェ」を知って飲んでもらいたいです。まだまだ認知度が低い「玄米を焙煎した飲み物」なので、そのあたらしい美味しさを体験し、ぜひ多くの方々に味わってもらう活動につなげたいと考えています。
今後の展望としては・・・
・47都道府県のお米で「玄米デカフェ」を作りたい。
全都道府県でお米は生産されているのですが、同じ品種でも、その土地によって味わいが異なります。 その違いを「玄米デカフェ」で表現し、味わってもらえたらと考えています。
・日本のフレンチに合う、デザート後の飲み物として「玄米デカフェ」を提案していきたい。
日本では日本人向けのフレンチが提供されていることが多いなか、日本酒とのペアリングも普及しつつあ
ります。しかし、食後の飲み物といえばコーヒーや紅茶が主流。
日本風を突き詰めるならば、食後の飲み物も日本固有のもので余韻を味わいたいもの。そこに「玄米デカフェ」を推奨していきたいと考えています。
「玄米デカフェ」の未来を熱く想い描いています。ぜひ皆様のお力添えをお願いします!
◆リターン品のご紹介
玄米デカフェの代表銘柄、つや姫やあきたこまちなどがセットになった商品です。1ドリップタイプで、美味しさが一杯ごとにキープされています。まずは玄米デカフェってどんなもの?という方にオススメのお試しセットです。また、プレゼントとしてもおオススメしています。
■リターンA 【玄米デカフェ飲み比べセット】 1セット 1,080円(送料込)
つや姫デカフェ・あきたこまちデカフェ・ゆめぴりかデカフェ
夢つくしデカフェ・出羽燦燦デカフェ・こしひかりデカフェ
各1包ずつ 合計6包のセットをお届けいたします。
※通常、送料込で1,565円の商品です。
■リターンB 【玄米デカフェ飲み比べセット】 3セット 3,300円 (送料込)
リターンAのセットを3セットお届けいたします。
※通常、送料込で4,440円の商品です。
■リターンC 【ラッキースプリング・さくらスイーツと玄米デカフェのセット】
1セット 3,700円(送料込)
リターンAの「玄米デカフェ飲み比べセット」1セットと、「ラッキースプリング・さくらスイーツセット」を一緒にお届けいたします。
~ラッキースプリング・さくらスイーツセットの内訳~
さくらかりんとう、はちみつドーナツ、さくらスプーンもなか、
さくらはちみつ豆菓子、さくらはちみつのどあめ 各1個
※通常、送料込で4,780円の商品です。
■リターンD 【玄米デカフェ飲み比べセット】 5セット 5,000円 (送料込)
リターンAのセットを5セットお届けいたします。
※通常、送料込で5,900円の商品です。
◆資金の使い道
ご支援いただいた資金は、リターン商品である「玄米デカフェセット」の商品代と発送費用に充てられます。
また、ECサイトなどで「玄米デカフェ」事業を継続していくための運転資金に使用させていただきます。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターン品をお届けします。
◆リターン品発送などスケジュール
12月31日 クラウドファンディング掲載終了
1月中旬~ 「玄米デカフェセット」順次発送
◆最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。今回、「玄米デカフェ」で初めてクラウドファンディングに取り組みました。このプロジェクトを応援してもらえると、庄内工場で1人黙々と製造している「玄米デカフェマイスター」の大きな励みにもなります。「玄米デカフェ」を飲んでもらうことによって、お米の消費や庄内町の雇用にもつなげていきたいです。
日本のみならず、庄内町から世界へ輸出できるように羽ばたいていってもらえる商品にしていきたいとも考えています。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!!
最新の活動報告
もっと見るご支援ありがとうございました!
2021/01/04 14:59こんにちは。「アトリエ玄米デカフェ」を運営しております、株式会社MNHです。このたびは、「あたらしい飲み物・玄米デカフェ」をご支援いただき誠にありがとうございました!目標達成、とはなりませんでしたが、目標の89%までになりました!!まだ何かを成し遂げたわけではないですが、私たちのプロジェクトにこれだけの方々が共感してくれたこと、大変嬉しく思っております。「アトリエ玄米デカフェ」のメンバー全員とCAMPFIREさまとともに進めて来たことが一つの形となったことを、とても感謝しております。 「玄米デカフェ」が日本中、そして世界へも。山形県庄内町から羽ばたいてもらえるような商品になるよう、皆様のご支援に応えられるように頑張ってまいりますので、引き続き応援のほどどうぞ宜しくお願い致します!リターン品は、1月中旬以降に順次お届けしてまいります。いましばらくお待ちくださいませ。「玄米デカフェ」とはどのような味わいなのか。楽しみにお待ちください!!それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 アトリエ玄米デカフェ 一同 もっと見る
玄米デカフェに使われている「出羽燦燦」の玄米
2020/12/23 12:00こんにちは。「アトリエ玄米デカフェ」を運営しております、株式会社MNHです。寒い日々が続くので、温かい飲み物でほっと一息つきたいところですね。現在、目標の59%となっております!!ご支援いただきました皆様、心より御礼を申し上げます。募集期間終了の12月31日まで、残りあとわずか。。。皆様からSNS情報拡散などのご支援を、引き続きぜひよろしくお願いいたします!!前回、「玄米デカフェ」に使われている玄米「出羽燦燦」のお話を少ししましたね。その続編です。出羽燦燦コシヒカリこちら、左側が「出羽燦燦」の玄米です。もちろん正真正銘「山形産」のお米になります。右側が「コシヒカリ」(新潟産)の玄米です。見比べてみると、その差は一目瞭然!!酒造好適米である「出羽燦燦」の玄米は、ぷっくりと大きいのがわかります。食用米より粒が大きく、タンパク質含有量が少ないのが特徴で、その中心部には白く濁って見える「心白(しんぱく)」というデンプンの塊があります。日本酒製造の最初に、できるだけお酒の雑味を出さないために、お米の周りを精米するのですが、良い酒米の条件は ・精米しやすい大粒であること ・お米の中心部に心白があること だそうです。出羽燦燦は軟性で吸水性がよいため、麹菌が住みやすく、醪(もろみ:発酵中の液体、日本酒になる前段階のもの)に溶けやすいのが特徴で、雑味が少なくふっくらと香り豊かな味わいになるとのこと。出羽燦燦は比較的柔らかいがゆえに、お米の味が出やすいそう。そのため、そのお米で作った「玄米デカフェ」も、他のお米で作られた玄米デカフェとは一味違った味わいとなっていますので、飲み比べをお楽しみに!!さて、「アトリエ玄米デカフェ」を運営している株式会社MNHのHPにリターン商品である「ラッキースプリング」のサイトが新しくオープンしました! https://www.luckysspring.com/メインキャラクター「くまのラッキー」が、とてもほのぼのしていて癒されます。良かったら、こちらのサイトものぞいてみてくださいね。ここで、この「ラッキースプリング」についてご紹介したいと思います。ピンク色のパッケージが、春らしくかわいらしい商品です!「さくらかりんとう」「はちみつドーナツ」「さくらスプーンもなか」「さくらはちみつ豆菓子」「さくらはちみつのどあめ」の5種類入っています。「さくらかりんとう」と「はちみつドーナツ」は、創業100年の中谷製菓さまが製造したお菓子。かりんとうは、ふんわりと桜の香りが広がり、桜もちのような上品な味わいです。「さくらはちみつ豆菓子」は、創業150年徳永製菓さまのもの。香ばしい落花生に、さくらとはちみつ入りの蜜をまとわせた豆菓子をミックスしました。「さくらスプーンもなか」は、創業140年加賀種さまの最中種を使用。最中の皮の部分のことを「最中種」といいます。「種」と聞くと中身のような感じがしてしまいますが、和菓子の世界では、もち米で作った菓子材料のことを「種もの」とか「種菓子」と呼ぶそうですよ。最中の皮や、ふやき煎餅(せんべい)が代表的なものだそうです。餡には、創業70年平沢製餡さまの桜餡が使われています。スプーン型の最中種に、桜香るピンクの餡をのせて召し上がっていただくスタイルで、とてもかわいいです!「さくらはちみつのどあめ」には、かわいいラッキーモチーフがプリントされており。シールド乳酸菌配合Ⓡのどあめです。 「玄米デカフェ」のおともに、老舗自慢の春色おやつを一緒に味わってみませんか? ぜひ、「ラッキースプリング」のスイーツもご賞味ください!! もっと見る
クラウドファンディング 残り15日を切りました!
2020/12/17 15:24こんにちは。「アトリエ玄米デカフェ」を運営しております、株式会社MNHです。12月になり、「玄米デカフェ」オフィシャルホームページが美しい雪化粧の写真に変わりました。 写真は、山形県にある「月山(がっさん)」です。日本百名山のひとつ、出羽三山の主峰「月山」は山形県のほぼ真ん中にそびえ立っています。出羽三山の中で最も標高の高い月山(標高1984m)は、羽黒山、湯殿山とともに古来より信仰の対象となってきました。江戸時代には、俳人松尾芭蕉も訪れ、 「雲の峰幾つ崩れて月の山」 の句を残しています。 さて、プロジェクト開始当初は、目標の1割にも満たないかも、、、などとかなり不安もあったのですが、現在、目標の32%となっております。本プロジェクトを応援してくださった皆さま、ありがとうございます!!応援メッセージもいただき、とても元気づけられています。早速、リターン商品としてお届け予定でおります「玄米デカフェ・飲み比べセット」の原料である玄米・ 「夢つくし」「コシヒカリ」「ゆめぴりか」 を仕入れました。こちらの3種は全て有機玄米となっております!! 今回、「玄米デカフェ」に使われているお米「出羽燦燦」について少しお話したいと思います。出羽燦燦は、酒造好適米です。日本酒造りを目的に作られたお米のことを、「酒造好適米」と呼びます。「酒米」は酒造りに使われるお米のことですので、一般米が含まれます。 1985年に山形県農業試験場庄内支場で「美山錦(みやまにしき)」と「華吹雪(はなふぶき)」をかけ合わせたもので、11年の歳月をかけ開発されました。その後1997年に『山形県が生んだ酒造好適米にふさわしく、印象の強い名前にしよう!』ということで、出羽は、山形の昔の呼び方から。燦々(さんさん)は太陽が燦々と降り注ぐというように「光り輝く」意味と、1000m級の山が33個あることから「3(さん)3(さん)」を掛けて「出羽燦々」と命名されたそうです。酒造好適米「出羽燦々」を50%に精米し、山形酵母を使用、米・水・麹・酵母・人など、全てが山形という「オール山形」のお酒。 まろやかな味わいとコクがあり、豊かな香りが魅力で且つキレの良さが特徴とのこと。 日本酒好きな方には、この日本酒も気になるところでしょうけれど・・・甘みのある「出羽燦燦」の玄米を焙煎して作られた「玄米デカフェ」は、いったいどのような味なのか。お楽しみに!! 玄米だけを焙煎し、カフェインが全く入っていないという現代のニーズにマッチしていながら、まだまだその存在が知られていない「玄米デカフェ」。米どころの山形から、その美味しさを日本中に広めたい!ゆくゆくは、世界へも旅立ってもらいたい!!みなさま、おひとりひとりのご支援が重なって、大きな目標を達成することができます。クラウドファンディング終了まで残り15日を切りましたので プロジェクトURL https://camp-fire.jp/projects/view/332882をfacebookやtwitterなどでシェア拡散いただけたら嬉しいです。皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いします!! もっと見る
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