〈開発概略〉

ただのプラスチック箸ではありません!今回印刷するのはSPS樹脂製のプラスチック箸です。
環境意識の高まりの中、森林伐採の抑制・ゴミ低減・リユース活動が進むことでさらにコスト低減を目的として割り箸からプラスチック箸への移行が普及しています。(個人向け、各種レストランチェーンなど)
SPS樹脂製のプラスチック箸は耐熱・耐久性に優れています。耐熱温度は約250℃と高く、焼肉などの鉄板温度にも耐え、また耐薬品性にも優れ、食洗器での繰り返し洗浄に耐えます。

しかしながら、SPS樹脂製の箸で印刷された箸を見かけることはありません。
耐熱、耐薬品、耐油に優れているからこそ、印刷インクが密着しずらい素材だからです。
SPS樹脂製の箸へ文字・柄を印刷できれば、箸の商品魅力が向上できます。
(企業名・ロゴ、お土産・贈答品としての柄デザインなど)

小堀加工所では3年かけて何回も何回も試行錯誤を繰り返しました。
前処理、硬化剤の割合、乾燥条件を細かく変えながら、諦めずに挑戦し続けたのです。

そうして成功したSPS樹脂製の箸への印刷技術を、多くの方に知って頂けたら・・・
この箸でコロナ過で苦しむ飲食店を元気に出来たら・・・
お揃いのオリジナル箸でおうち時間が少しでも楽しくなったら・・・
そんな思いで、普段では叶わない大特価でこのプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。



〈ご挨拶〉

当社は1963年創業のシルクスクリーン印刷の専門企業です。 

グラビア・オフセット印刷などの量産印刷工法及び、インクジェット印刷による曲面・高画像印刷工法が普及する中、厳しいビジネス環境を生き残るために、グラビア・オフセット・インクジェット印刷の特徴と苦手とする領域をカバーできるスクリーン印刷を実現してまいりました。 具体的には難しい曲面印刷・フルカラー印刷・グラデーション印刷・完成した電化製品への印刷・精密図柄(QRコード等)印刷を小ロットから実現できる技術です。

〈会社紹介〉

会社名:有限会社小堀加工所
所在地:東京都葛飾区東堀切3-12-1
従業員:役員1名、社員1名、パート従業員10名


〈常に挑戦し続ける心〉

普段の仕事は、化粧品ボトル、水筒、カップ、食品容器などカーブしている曲面部への印刷を主に行っております。小堀加工所はシルクスクリーン印刷専門なので、印刷物はお客様にてご用意頂き、印刷をしてお返しするといった仕事です。お客様から頂く容器やデザインは様々で「どうやったら綺麗に印刷できるか」「こんな印刷技術があったらどうだろう」と、日々印刷への挑戦を楽しんでおります。

そんな挑戦の中で開発した印刷技術のひとつがSPS樹脂製の箸への印刷です。
普段使いで楽しんで頂いたり、思い入れのあるデザインでオリジナル箸を揃えたり、
カフェなどの店舗で使って頂いたり・・・
皆様の日常でこの印刷技術がお役に立てることを願っております。



このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください