はじめに・ご挨拶
はじめまして。網走カヌレコレクションプロジェクトチームです。この度は、当チームの挑戦に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。フランスの伝統菓子「カヌレ」をアイコンとして、北海道・網走の山海の幸、豊富な魅力を多彩な切り口で紹介しようと、地元の若者や大学生の力を借りながら、フランス人菓子職人・ダニエル・ストリュース氏(愛称:パパダニエル)のお店で5年にわたって修業を積んだ、網走市内のパン店「ダニエル・ドゥ・ノウ」の三代目・山内秀郎さんが腕を振るいます。
ダニエル・ドゥ・ノウ代表の山内秀郎さん
◆このプロジェクトで実現したいこと
カヌレはフランスの菓子で、正式名はカヌレ・ド・ボルドー(cannelé de Bordeaux)と言います。フランスのボルドー女子修道院で古くから作られていたそうで、表面のコーティング用に蜜蝋を入れることと、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼くことが特徴です。外側は黒めの焼き色が付いており固く香ばしいが、内側はしっとりとしてモチモチと柔らかい食感です。日本においては、平成初期に東京・白山の洋菓子店「パパ・ダニエル」を経営していたフランス人・ダニエル氏がフランスから製造技術を持ち込んだのがルーツのひとつとされ、その後、爆発的なブームをもたらし、今もなお、根強いファンが数多くいるスイーツです。
当プロジェクトでは、北海道・網走の食材をフル活用し、さらにダニエルの元で修業を積んだ山内さんの技術を融合させて、網走の魅力を伝えられる様々なテイストのカヌレを開発し、世に送り出したいと考えています。確かな美味しさと網走らしさが詰まった「カヌレ」が当地に根付くことで、①住民の地域に対する愛着の深まり②網走を代表する土産として地域性の発信③様々なチャネルによる販売を通じた地域経済の活性化を同時に実現したいと考えています。
◆プロジェクトをやろうと思った理由
当プロジェクトに挑むに至った経緯は、新型コロナウイルスの感染拡大による「出控え」や「巣ごもり需要」といった消費行動の変化を機に、薄利多売から確かなものを適正価格で販売するビジネスモデルへの転換の必要性を強く感じたのが発端です。併せて、食の安全安心へのニーズの高まりや、地域性のある食材への関心が強まっていることも肌感覚で感じていたこともあり、確かな食材と技術に裏打ちされ、様々なチャネルに載せることのできる本格的なカヌレの開発を決意しました。
◆これまでの活動
この春から網走市内のパン店「ダニエル・ドゥ・ノウ」の山内秀郎さんが何度もカヌレの製造実験を繰り返してきています。同時に、冷凍での保存など長期的に安定した味わいを楽しんでいただく工夫も研究しています。
網走カヌレ試作品(プレーンタイプ)
網走カヌレ試作品(流氷バージョン)
網走カヌレ試作品(流氷バージョン)
◆資金の使い道
網走カヌレコレクションのスタートアップ資金として、パッケージ、web広報、地域での盛り上げなどのトータルブランディングの原資とさせていただきます。
◆リターンについて
網走カヌレコレクションのデビュー第1弾となる「元祖(いわゆるプレーン)」&「流氷(流氷をイメージしたフレーバー)」の詰め合わせセット(プレーン5個、流氷5個)を御礼の気持としてお送りいたします。
◆実施スケジュール
2020年10月~11月 カヌレの製造研究、クラウドファンディング実施
2020年12月 網走カヌレコレクションの正式発表
2020年1月 正規品の製造
2020年2月 流氷観光シーズンに合わせて第1弾「カヌレ・ド・流氷」セットを販売開始
◆最後に
カヌレを伝道師として、北海道・網走の魅力を全国、全世界に発信したいと考えています。カヌレ好きの皆さんはもちろんのこと、網走出身者の皆さんや、転勤族として網走に住んだことがあるという皆さんなど常日頃から網走にエールを送っていただいている皆さんにもお力添えを頂きたいです。確かな技術と最高の食材で彩られた「網走カヌレコレクション」をよろしくお願い申し上げます。
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