はじめまして、松本玄太です。特定非営利活動法人LAMPの代表理事をしています。

出身は広島県の海沿いの片田舎です。高校進学と同時に上京し、東京で20年ほど暮らしており、ゴスペルを中心にピアニストとして活動していました。

だんだん都会の生活にも疲れ(笑)故郷への思いが強くなり、
広島県へのUターンを考え始めた矢先…


2011年3月11日、東日本大震災が発生。


ボランティアとして陸前高田市に通ううち、被災者でありながら地元のためにがんばる若者たちに出会い、これからの陸前高田市を見てみたいと思ったんです。2012年4月陸前高田市に移住してきました。

震災後、間もない陸前高田市で積極的に音楽活動をやろうという思いはなかったのですが、歌いたいという人々が自然と集まり、結果としてゴスペルやピアニストとしての活動を現在も継続しながら、特定非営利活動法人LAMP代表理事として活動しています。

2013年4月から「一般社団法人SAVE TAKATA(現一般社団法人トナリノ)」で働き始めました。

当時は陸前高田市特産品の物産展の担当をしており、2013年から米崎りんごや、米崎りんごを使ったジャム・ジュースの販売を始めました。そうしてりんご農家との関わりが深まるにつれ、米崎りんごの「担い手不足」という深刻な課題が見えてきました。

いくら商品の開発や販売をしても、米崎りんごがなくなったら意味がない。米崎りんごの生産を守り、認知度を上げよう。そんな思いに駆られ、2016年から米崎りんごの生産に取り組み始めました。最初は譲り受けた古木ばかり、50本からのスタートでした。
そして…

2017年4月 特定非営利活動法人LAMPを設立。


一般社団法人SAVE TAKATAの一部門としてではなく、独立した一法人としての歩みを始めました。米崎りんごの生産・販売の規模が大きくなってきたというのもありますが、一番の理由は、あるりんご農家の若者との出会いです。

彼はこう言いました。
「自分の親世代はりんご農家がたくさんいるが、若い世代の農家がいなくて、自分は1人で米崎りんごを守っていかなくてはならない。」


陸前高田市唯一の若手りんご農家となってしまった彼のこの言葉を聞いたとき、わたしが彼の仲間になろうと思いました。

以来LAMPは、赤や黄のりんごが実る風景を未来に残したい、陸前高田市の未来を照らす「灯火(=ランプ)」でありたい、という願いを法人名に込め活動しています。


陸前高田市米崎町には「海の見えるりんご畑」があります。太陽×山×海が育んだりんごは蜜がたっぷり。シャキシャキした歯ごたえに加え、まるでジュースを飲んでいるかのようなみずみずしさと味の濃さが特徴です。明治時代から大切に受け継がれてきた米崎りんごですが、生産数が少ないため、市場にはあまり出回らない希少なりんごです。

LAMPは、「米崎りんごを後世に繋ぐ」ことを目的として、米崎りんごの生産、販売や米崎りんごを通した交流促進に取り組んできました。
そしてこの度、米崎りんごだけではなく地域の農業を守っていくための新たな拠点となる、農業交流施設をつくることになりました。

仮設の空き店舗を活用することになりましたが、建物の購入やリノベーションをするためにはまだまだ資金が足りません。地域の食と農をみんなで守るため、クラウドファンディングに挑戦します。



この地域の農業生産者には孤独な人も多くいます。
希望を持って就農したはずの若者たちが生産で手いっぱいになり、販路拡大や商品開発に取り組めず悩み苦しみ、離農していく姿を何度も見ています。

震災後に大手企業が当地に参入してきては採算が取れず、撤退していくという現実も目の当たりにしてきました。

震災後に「今は大手スーパーが出店してたり、大手企業の参入もあるが、もし今後それらが撤退した時、ここにいる人たちで陸前高田の食を守ることができるのだろうか?」という地元の方の声がずっと心に残っています。

そんな中で出会ったのが震災後に就農した若手農家たちです。


彼らは、農業は生産者だけでは守りきれない、もっと生産者同士や地域の他事業者とのつながりが必要だと考えています。彼ら若手農業生産者とのつながりを強めるために、2019年1月に設立された「陸前高田食と農の森」という団体の設立・運営に携わる中で、わたしの中にある思いが湧き上がってきました。

皆、とても質の高い美味しい野菜や果物を生産しています。どうやったら陸前高田市の農産物をたくさんの方に食べてもらえるか?なんとか最高の形でたくさんの人にお届けしたい!と。

その為には、
・「陸前高田市の生産者が作った野菜や果物があれば地域の食は安心」と感じてもらえるような地域の農業を知ってもらう場所
・「生産と消費」に加え、生産者と消費者の顔が見える関係がつくれる場所
・収穫祭や料理教室など食を通して触れ合える場所
・美味しく食べてもらえる商品をつくり、最高の形で届けられる場所
・時には商品開発に向けて地域のみんなで一緒に試行錯誤できる場所

そんな場所があったら・・・と考えました。

市内はもちろん地域を越えた沢山の人が陸前高田市の食と農に関わり守っていける、そんな場所を作り、食と農を支える「根っこ」のような存在になりたいと強く思っています。


そこで地域の農業力の新たな拠点として、農産物の販売・加工をしながら、誰もが気軽に利用でき、地域の食と農に触れることのできる農業交流施設をつくります。

(※2021年10月オープンを予定しています。)

利用者はLAMPの他、地域の農業生産者や住民です。
まるで宝探しのような感覚で買い物ができる「産直コーナー」や料理教室・収穫祭などの交流イベント、住民参加型の商品開発… 地域内外の誰もが自分たちにできることで関わる中で地域の農業や生産者を知ってもらい、陸前高田市の食と農をPRしていきながらみんなで地域の食と農を守れる力をつくっていきたいと考えています。

場所は飲食店やコワーキングスペース、デイサービスなどがある、「たまご村」(旧・高田大隅つどいの丘商店街)と隣接しており、そこの仮設店舗がちょうど空くということで、リノベーションして活用することになりました。施設が完成した際には、たまご村に集う様々な人たちとの交流の相乗効果も期待しています。



今後は交流や担い手の創出までを見据えた「陸前高田型CSA(地域支援型農業)プログラム」を立ち上げ、この農業交流施設をその拠点としても考えています。

陸前高田型CSAとは…

①増加傾向にある市内外の若年無業者、高齢者、障がいがハードルとなり働くチャンスに恵まれない人々からチカラを借りる「農福連携」で、就農者の創出や耕作放棄地の活用、最終的には生産力の底上げを図ります。
②子どもを育てながら短時間でも仕事をして収入を得たい人々のチカラを借りて、商品開発や市内店舗でのメニュー開発等を進めます。
③上記の売上で次の生産への再投資、地域における好循環を目指します。

年齢や性別、特性など色々な環境下にある人が手と手を取り合う環境で、様々な地域の担い手が支え合い食と農を通じて暮らしを守ることが「陸前高田型CSA」と考え取組みます。



皆様からご支援頂いた資金は、農業交流施設の建設費の一部として充てさせて頂きます。

■現状想定している建設費の経費

○建物の取得時にかかる費用:47万円
○農業交流施設の建設費:1,400 万円
○貯蔵用プレハブ冷蔵庫:245万円
○加工場、販売所設備費:224万円

■農業交流施設の現状の平面図と3D画像

※ここから修正を加えて、更に魅力的な農業交流施設へとバージョンアップしていく予定です!


リターン品として、陸前高田市の生産者の愛情を込めて育てた食と農を楽しめる旬の野菜や果物のコースなど、全17種類から選択頂けます!旬の野菜や果物は、一番旬な時期にお届けします!
※各コースの詳細はリターン選択時にご確認下さい。


■リターンの年間スケジュール


●お届けする日程が決まりましたら、順次ご連絡します。

●通年お送りできる商品やその他は、2021年1〜3月を目安にご連絡、お送り致します。


本プロジェクトへのお問い合わせや取材依頼については、下記法人へご連絡ください。

●法人名:特定非営利活動法人LAMP

●住所:〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字大隈93-1 たまご村ヤドカリ内

●T E L:0192-47-3287(コワーキングスペース ヤドカリ)

●お問い合わせ先:cf@lamp-yr.org

●営業時間:9:00〜18:00(平日)

●ホームページ:https://lamp-yr.org/

●Twitter:https://twitter.com/lamp_yr

●Facebook:https://www.facebook.com/yonesakiringo/

●Instagaram:https://www.instagram.com/lamp_yr/


このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。



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