はじめに・ご挨拶

はじめまして。この度は数あるプロジェクトの中からご覧頂き、ありがとうございます。

5月30日生まれ生後5ヶ月のアメリカンカールばぶおの飼い主のマツムラと申します。

私は動物が大好きで現在もわんこ3匹とにゃんこ2匹、夫の7人で暮らしています。

賛否ありますが私はペットショップで働いており、どの子も勤務先のショップで体に不安のある子や保護猫を引き取りました。ばぶおもショップの子で、風邪が長引いており、ショップにいてもちゃんとした治療が受けられない為うちの子として迎え入れました。

ショップにいたときのばぶお😸

プロジェクトをやろうと思った理由 

 生後5ヶ月の小さなばぶおのFIP寛解を目指し、84日間投薬を続け、家族みんなで幸せに暮らしたいからです。

また、同じ病気で苦しんでいる猫ちゃんや飼い主さんが沢山いることを知りました。きっと皆さまいっぱいいっぱいなはずなのに、とても優しくて病気のことを教えてくれました。私は熊本在住の為、協力病院まで片道6時間かかりました。もっと遠くから病院へ行かれた方も多いと思いますが、ご家庭の事情から行きたくても行けない...そんな方もいるのではないかと思いました。

このプロジェクトを通じて、色んな方の目にとまり、少しでも協力病院が増えてもっと沢山の猫ちゃんに未来を見せてあげたいと思いました。
まずFIPとは

猫コロナウイルスには猫腸コロナウイルスと猫伝染性腹膜炎FIPの2種類があります。(猫→人に感染することはありません。)

猫→猫へ感染しやすいのは猫腸コロナウイルスと言われており、FIPの感染力は低いとされています。

FIPは猫腸コロナウイルスに感染した猫の体内でウイルスが突然変異を起こすことで発症すると言われています。

一度発症すると完治が難しく、日本では完全に治す治療法がありません。また進行性の高い病気のため多くの場合、数日〜数ヶ月で命を落とすと言われる不治の病です。

FIPには3種類あります。

①ウエットタイプ:腹水、胸水がたまる

②ドライタイプ:お腹の中に肉芽腫等ができる

③混合型:ウエットとドライ両方の症状

その中でも症状の進行具合で、初期・中期・後期(末期)に分類されます。

ばぶおは①ウエットタイプの中期と診断されました。

FIPと診断されるまで

最初にお伝えしたとおりショップにいたときから、鼻水・発熱・食欲のムラなどがあり、このままショップにいても適切な治療が受けられない為10月3日うちの子として迎え入れました。

うちに来た日のばぶお😻

連れて帰った2日後ペットショップ提携の動物病院へ行き、風邪薬と皮下点滴をしてもらい、定期的にネブライザー(喘息のときに使う吸入器のようなもの)もしておりました。

1週間分の飲み薬でもよくならず、10月16日かかりつけの病院へ行きました。

元々食が細かったのですが、少しずつ食べるようになり体重も増えていたので風邪が長引いているものだと思っていました。この日は注射を打ってもらい、1週間後に経過を見せに来て下さいとの事でした。

10月16日の治療費です。

そして1週間後の10月24日。風邪の症状は改善なし。この2、3日前からお腹が膨らんでる気がしました。仕事柄まず腹水を疑い、先生に相談しましたが風邪以外何も症状がなく、子猫だから幼児体型と言われ、この日も注射とネブライザーのみでした。

10月24日の治療費です。

でも幼児体型というにはもう5ヶ月だし、そこまでがっつく食べ方もしないので不安になり院長先生指名で10月28日も病院へ。やはり風邪以外に特に症状もなく(下痢嘔吐など)触診で腫瘍もなさそうだから下痢などの症状が出たら詳しく検査してもいいし、エコー2千円くらいなので念のためしてもいいよ?と言われ、お願いしました。

すると最悪な事にやはり腹水がたまっていました。腹水がたまる原因は色々あるそうですが、子猫で腹水...FIP以外考えられず、この時点で頭は真っ白でした。

10月28日の治療費です。

10月30日、半日預けて検査をしました。その結果です↓

SAAという炎症マーカーが高い、腹水が黄色という事からFIPの可能性が高いと言われました。腹水はPCR検査にかけ、コロナウイルスが検出されればほぼ確定と...

先生からは今まで子猫で助かった子を見た事ない、他の獣医師と話してもいたと聞いた事はない。ネットなどで助かったと書いてあるが都市伝説みたいなものだ、とまで言われてしまいました。

色々ネットで調べて、発症しても元気な子を見た私にとってとても悲しい言葉でした。

でも諦める事なんか出来ず、SNSを立ち上げ情報収集する事にしました。

FIPの可能性が高いと言われてから

その日にSNSを立ち上げ情報収集しました。思ってた以上に反応があり、FIPと闘ってる飼い主さんや猫ちゃんがこんなにいるのかと驚いたと同時に皆さまとても優しくて色々な情報をくれました。

その中で日本では未認可の新薬がFIPの治療に効果があるという事を知りました。さらに日本では協力病院が少なく、未認可のため保険も適用出来ず高額になる事も。でもこのまま対処治療をやっても良くなる可能性は低いし、その度にばぶおへの負担にもなる。それならこの新薬にかけよう!!と決心し、11月4日に協力病院へ連絡を入れ、6日協力病院まで片道6時間かけて出発しました。

11月2日にかかりつけ医にて対処治療して頂いてます。

11月2日の治療費です。

その後11月5日かかりつけから電話があり、腹水からコロナウイルスが検出されました。これでFIPは確定です。

今後の治療費、資金の使い道

かかりつけでの血液検査結果を提出したところ、貧血(HCT)が24だった事からウエットタイプ中期と診断されました。

詳しく話を聞き、21日分のお薬をもらいました。

ばぶおは1.9kgだったので200mgからスタートです。2.0kgになるとお薬が増えるため、その分ももらってきました。

〜2.0kg 200mg×11日分  52,800円

2.1kg〜2.5kg 250mg×10日分  60,000円

※ここからは体重が増えると仮定して

250mg×30日分 180,000円

2.6kg〜3.0kg 300mg×33日分  237,600円

お薬代トータルおよそ530,400円

CAMPFIREへの手数料17%も入れさせて頂き、今回62万円と設定させて頂きました。

お薬代以外にも定期的にかかりつけ医で血液検査等するよう指示されています。

これからの検査代と今までかかった治療費、検査代に関してはプロジェクトの金額に含めておりません。お薬代のみ皆さまのお力を貸して頂きたくお願い申し上げます。

10月16日から11月2日の間、FIPと診断されるまでにかかった費用は74,965円です。

リターンについて

金額に応じてリターン品を考えております。ばぶおの写真やばぶお似顔絵キャラクター物を作成検討中です。

また、わんちゃん猫ちゃんがおうちにいる方には金額に応じてハンドメイドのパラコード首輪を作成します。

ばぶおの似顔絵です。

パラコード首輪です。私が作ります!

最後に

長くなりましたが最後までお読み頂きありがとうございます。

11月18日現在、投薬から12日目です。びっくりするくらいの食欲が出てきてお薬の効果を実感しています。

鼻詰まりや腹水で苦しかったのかいつも上を向いていたばぶおがヘソ天出来るようになりました。

皆様から頂いた資金は全てばぶおのお薬代に使わせて頂く事を約束します。

本来であれば私達家族で治療費を支払うべきですが、他にもわんちゃん猫ちゃんがおり、全ての治療費を支払うの難しい状態です。しかしお金がないからと言って、弱っていくばぶおを見るだけなんて考えられませんでした。もちろん自分達で出来ることはやります、仕事も増やします。私事で申し訳ありませんが、どうかお力を貸して下さい。ばぶおにもっともっと楽しい事をさせてあげたいです。

どうかよろしくお願い致します。

この海外薬は日本において動物医療品として承認されておりません。飼い主として個人的な自己責任と判断で投薬しています。全てのFIPを発症した猫ちゃんに有効であるという趣旨ではございません。

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/06/16 20:23

    こんばんは☆遅くなりましたが、ばぶちゃんの検査結果をご報告しますm(_ _)m血液検査も問題なし!よく下痢になるばぶちゃんですが、腸内細菌バランスも大丈夫でした!これからも元気に過ごしてほしいと思います(^^)

  • 2022/05/12 21:42

    ご無沙汰しております、ばぶおです。活動報告が滞っており申し訳ありません(T_T)皆さまのお陰で、ばぶちゃんはとても元気に過ごしています(^^)寛解から1年経ったので、昨日健康診断前に行ってきました!何もなければ結果は郵送されるそうです。結果が出たらご報告させてくださいm(_ _)m

  • 2022/01/02 11:28

    明けましておめでとうございますm(_ _)m更新しておらず申し訳ありません(T_T)ばぶおちゃんはとても元気に過ごしています☆2021年は皆さまのご支援応援のおかげで無事に寛解することができました。本当にありがとうございます。今年もみんな元気に過ごせるといいなと思っています(*゚∀゚)皆さまに...

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