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はじめに・ご挨拶

こんにちは。明治大学交響楽団(通称:明オケ)2008年卒の畑中乾と申します。
Say No Yes Yes Youth Orchestra という明オケ卒団生を中心とした社会人オーケストラの代表を務めております。

私たちが学生時代所属していた「明治大学交響楽団」は、団員数100名を超える明治大学の公認サークルです。大正12年(1923年)に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されてから、間もなく100周年を迎えようとしています。

今回、2020年12月25日(金)に開催予定の『明治大学交響楽団 第97回定期演奏会』の開催に際し、皆様にお願いとご協力を賜りたく、クラウドファンディングという形でプロジェクトを立ち上げました。


このプロジェクトで実現したいこと

本プロジェクトで実現したいこと、それは一年の活動の集大成となる12月の定期演奏会(通称:12月演)の支援を行うことです。

●演奏会概要
明治大学交響楽団 第97回定期演奏会
日程:2020年12月25日(金)
開場:18:00
開演:19:00
場所:すみだトリフォニーホール 大ホール
指揮:和田 一樹
プログラム:
R.グリエール/バレエ組曲「青銅の騎士」より
芥川也寸志/弦楽のための三楽章
大橋晃一/Oh-o!Meiji〜明オケ金打のためのラプソディー〜
A.ドヴォルザーク/交響曲第8番

●チケット購入に関して
今回の演奏会は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、席数を減らした上で全席指定席での開催となります。
以下のチケット購入ページにアクセスし、ご希望の席を予約の上、ご購入ください。

・指定席チケット : 500円(税込)
・チケット購入ページ : https://teket.jp/522/1576


プロジェクトをやろうと思った理由

このプロジェクトをやろうと思ったきっかけは、明治大学交響楽団(以下明オケ)のその年の活動の集大成となる12月演奏会を成功させるため奮闘しているという話を聞いたことでした。

2020年4月の緊急事態宣言以降、明オケは活動の自粛を余儀なくされ、毎年恒例の合宿イベントや6月演奏会といった大きなイベントは中止せざるを得ない事態に。
ようやく11月から活動再開できるようになったものの、活動自粛期間中の団費収入やチケット収益は0のため、約300万円以上の損失が発生し、さらに活動拠点である明治大学10号館の立ち入りが制限され、合奏練習も外部の施設で行わざるを得なくなり、そのための施設利用費や楽器の運搬費、レンタル料といった費用が大幅に嵩んだ結果、財政が急速に悪化している状況に陥っている・・・

上記のような窮状を耳にし、学生としての思い出を、明オケの伝統とサウンドを残そうと頑張っている現役学生に対して、明オケOBとして何かできないかと考えました。

団費については、現役団員が限られた時間の中、授業や練習時間の合間を縫ってアルバイトをしていましたが、コロナ禍においては、勤務先の休業や閉店などにより、アルバイトもままならない状況が続いています。このままでは、団員ひとりひとりの経済的な負担が大きくなっていくばかりです。
そういった負担を少しでも減らすため、このクラウドファンディングを通して、現役学生をサポートできればと考えております!

▼初の自主合奏練習の様子(2020年11月21日)
大学構内の施設は感染防止のため利用が制限されているため外部施設を利用した練習になりました。


資金の使い道

皆様からいただいた資金は、会場付帯設備費用、練習場の会場費用、練習時の大型楽器レンタル費用及び楽器運搬費用など、楽団運営費用として使用いたします。


リターンについて

今回のプロジェクトに対し、ご支援に対するお礼としてリターンをどのようにすべきか悩みました。

明オケ団員に負担や迷惑が掛からないように配慮しつつ、かつ皆様にささやかながらでもご支援に対するお礼をしたいという思いから、OBOGの有志中心に今回限りの特別ロゴを制作し、そのロゴを印字した特別グッズを準備することにいたしました。
もちろん、グッズ制作を始めプロジェクトにかかる一切の費用は、今回のOBOGによるプロジェクト事務局メンバーで全額負担いたします。
今回のプロジェクトで集まった資金は、全額明治大学交響楽団への支援金となります。

特別ロゴのデザインについても、明オケ卒団生にも協力いただきながら制作しております。
デザインは現在鋭意制作中でございますが、完成次第皆様にこのプロジェクトページ内でお披露目いたします。

本当にささやかではありますが、応援してくださる皆様へのお礼と、そしてこのプロジェクトの活性化の一助になりましたら幸いです。

●明オケ特別ロゴ入りオリジナルクリアファイル
今回のプロジェクトで制作した特別ロゴを印字した限定クリアファイルです。
グッズ写真は現在作成中となり、完成次第次第プロジェクトページ内にご紹介させていただきます。
ビジネスやプライベートな文書ファイリングはもちろんのこと、楽器を演奏される方であれば楽譜のファイリングにもご活用ください!

●明オケ特別ロゴ入りオリジナルマスクケース
今回のプロジェクトで制作した特別ロゴを印字した限定マスクケースです。
グッズ写真は現在作成中となり、完成次第次第プロジェクトページ内に掲載させていただきます。
今や外出時には必須アイテムとなったマスク。普段使いはもちろんのこと、個人の楽器練習の際などにご活用ください!


リターンの発送スケジュール

●支援受付開始日:2020年12月1日(火)

●支援受付締切日:2020年12月30日(水)

●リターンの発送
 オリジナルクリアファイル/マスクケース : 2021年1月中予定


応援メッセージ

今回のプロジェクトにあたり、明治大学交響楽団をご指導いただいているトレーナーの先生方から応援メッセージを頂きました。
お忙しい中、思いあるメッセージを寄せて頂いたトレーナーの先生方には心より御礼申し上げます。

この場にて、頂いたメッセージをご紹介させて頂きます。

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今年大流行した新型コロナウイルスは世界中の人々から大切な時間を奪ってしまいました。それも未だ終息が見えない未曾有の事態に、あらゆる業種が例を見ない危機に陥っています。クラシック音楽もその例に漏れず、演奏会を開催する事が困難な状況です。

そんな中にあっても、明治大学交響楽団(明オケ)はこの困難を乗り越え、公演を開催するべく一丸となって立ち上がっています。 明オケは我々のようなプロの奏者と違い、1年にわずか数回しか舞台に乗る事がありません。その限りある機会のために学生たちは青春の全てを注いできました。 それは楽しい事ばかりではありません。むしろ苦悩の日々だと思いますが、苦労があればあるほど、本番で生まれる感動はひとしおで、一生忘れる事ができない瞬間です。 

トレーナーとして指導に通い始めてから8年、このオーケストラには脈々と継がれてきた伝統があります。 演奏会へ向けての熱心さ、準備の段取り、お互いのコミュニケーションやチームワークはどれをとってもずば抜けており、目を見張るものがあります。

長年続いてきた伝統をここで途絶えさせる訳にはいきません。どうか彼らに、失った感動のステージをもう一度体験させてあげるべく、ご支援のほど心よりお願い申し上げます。

NHK交響楽団 チェロ奏者
市 寛也 先生(チェロトレーナー )

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明治大学交響楽団はご存知の通り大変に歴史のあるオ-ケストラです。昨年12月の定期公演ではその重みを感じる素晴らしい演奏を披露してくれました。

その長い歩みの中で毎年開催されているはずの木管セクションコンサート、弦楽アンサンブルコンサート、金管打楽器コンサートの全てが今年は新型コロナのため中止に追い込まれました。そして今回ようやく彼らにとって1年ぶりとなる演奏会が実現出来る運びとなりました。 

学生達は役割を分担しこのチャンスを実現させるために最大限の努力をしています。資金力の少ない彼らがバイトをしようにもままならない状況下で勉学との両立を果たしながら音楽のために必死になっている、その姿を社会が、或いは世の中が温かさで守ってあげるべきだと思っております。

ご覧になった方々の一人でも多くの方にこの趣旨にご賛同頂けます事を切に願うばかりです。そしてどんな状況下でも努力を続けていけば必ず誰かが見ていて誰かが手を差し伸べる、そういう社会の優しさを示してあげたいと思います。 

読売日本交響楽団 首席ファゴット奏者
井上 俊次 先生(ファゴットトレーナー )

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明治大学交響楽団のトレーナーとして5年が経ちますが、まさか自分達の人生でこの様な経験をするとは誰もが思わなかった事でしょう。

この様な状況下でも仲間と音楽を奏でたい気持ちを忘れず直向きに活動する学生達を、どうか応援して頂けましたら幸いです。

NHK交響楽団 次席コントラバス奏者
岡本 潤 先生(コントラバストレーナー )

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4年間という限られた大学生活、そして、伝統ある明オケ生活、の貴重な一年間が、経験したこともない災害により奪われてしまうなど、誰もが想像することなど全くありませんでした。

学生達を思う時、本当に心が折れてしまいそうです。
そんな時、明オケOB・OGが、クラウドファンディングを立ち上げ、積極的に応援、支援表明したことに、心から敬意を表します。

このコロナ禍、暗い話題ばかりですが、少しでも前向きに、少しでも明るい話題を作り上げたいと思うばかりです。皆様におかれましても是非、御理解、御協力のほど、宜しくお願いいたします。 

定成 誠一郎 先生(打楽器トレーナー )

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明治大学交響楽団はもうすぐ創立100周年を迎える伝統あるオーケストラです。学生たちは伝統の中に新しい風を入れながら活発に活動してまいりました。

今回の新型コロナウィルスの影響で、緊急事態宣言以降学生たちの活動は一切禁止となりました。本来なら新入生を迎え新しいオーケストラとして舵取りを始める時期に活動ができなかったことは大きな損失でした。秋以降、少しずつ活動が再開されましたが、学校の施設は使えず外部施設に頼らざるを得ません。この費用は学生たちの出資金から賄われています。しかし学生たちのバイトもままならぬ状況なのはご存知の通りです。

今回12月25日にすみだトリフォニーで演奏会を開催するにあたり、明治大学交響楽団OBがクラウドファンディングを立ち上げることになりました。多くの皆様に学生たちの窮状を理解していただきご援助いただけたら幸いです。

群馬交響楽団 首席クラリネット奏者
野田 祐介 先生(クラリネットトレーナー)

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明治大学交響楽団のトレーナーとして20年以上経ちますがこのような事態は初めての経験であり、学生達の演奏活動が制限されることにとても胸を痛めております。

この趣旨に少しでも多くの方のご賛同を頂けることを心より願っております。

NHK交響楽団 ヴァイオリン奏者
宮里 親弘 先生 (ヴァイオリントレーナー )

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2020年は歴史的に悲劇的な年となってしまいました。
100年に一度と言われる、疫病(新型コロナウイルス SARS-CoV-2)が世界中を覆い未だ収束の気配も感じられません。
こんな時に青春真っ只中の学生達は本当に気の毒でなりません。
大学生にとっては学生生活の1/4を奪われてしまいました。
スポーツ界では、東京オリンピックを筆頭に、甲子園や各スポーツの全国大会等も軒並み中止、もちろんオーケストラをはじめとする文化系のサークル活動も時間を奪われてしまいました。
そんな中、プロのスポーツ界や、オーケストラは夏頃から試運転の後再開を果たしていますが、各大学のオーケストラ活動はスポーツサークルよりも、感染リスクを疑われ最も遅いリスタートとなっている団体が多い様で、私も本当に胸を痛めています。

我々の団体(N響)では7月初旬にクラシック音楽公演運営推進協議会(日本オーケストラ連盟参加)と日本管打・吹奏楽学会が主催する飛沫等の科学的検証の実験に参加して、演奏をする上での感染のリスクがどの位あるのかを検証して参りました。

その結果N響では、隣同士お喋りをしなければ1.2メートルの距離での演奏が可能(トランペットとトロンボーンの前方のみ2メートル)であるとして、9月より演奏会を行っています。

ですから、大学オーケストラでも問題なく行う事が出来ると確信しています。演奏会後のレセプションはこの状況では無理でしょうが、我々は音楽をする為に集まった団体ですから、先ずは演奏会を行い音楽を奏でる喜びを味わって欲しいです。

90年以上の年月で培った明オケの歴史あるサウンド再開の為、この趣旨に賛同頂ければ幸いです。

そしてこの再開の喜びを一緒に分かち合いましょう!

NHK交響楽団 オーボエ奏者
和久井 仁 先生(オーボエトレーナー)

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榊原 徹 先生 (トロンボーントレーナー) からは動画による応援メッセージを頂きました。

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指揮者の和田 一樹 先生 から動画による応援メッセージを頂きました。


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ホルントレーナーの大橋 晃一 先生 から動画による応援メッセージを頂きました。


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最後に

新型コロナウィルスの感染拡大は、世界を一変させてしまいました。

世界中の方々があらゆる問題に直面する中、幸いにも、私や身の回りの卒業生で生活が立ち行かなくなるような事態に陥ってしまったという話はまだ耳にはしていません。

それでも、自分が出来ることは何かないかと考えていたところ、現役の大学生である明オケの後輩たちの話を聞いたのが、今回プロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけです。

自粛期間中、校内に入ることも許されず、授業もやっと始まったかと思えばオンライン授業。
もちろん大好きなオーケストラ活動なんてできるわけがありません。
新歓合宿、6月演、部内演、引継ぎ合宿...楽しいはずだったイベントや演奏会もすべて中止です。

学生たちが自由な生活を送れないことは感染拡大が進む今の危機的状況から見ればとても些細なことかもしれません。ただ、このまま誰からも手を差し伸べられず、無為に学生生活が終わってしまうのではないかと思うととても胸が痛みました。

1年を通して、明オケとしての活動がほとんど出来なかった彼らに、今年最初で最後の大きな演奏会を最大限楽しみ、やり切ってほしい。そんな想いでこのプロジェクトを立ち上げました。
明オケOB、OG、明オケを支援いただける関係者の皆様、そしていつも明オケの演奏会を聴きに来てくださるファンの皆様一丸となって、応援できたらと思っております。

この想いに共感してくださる方がいらっしゃれば、是非ともご支援をいただけますと幸いです。


▼募集方式について
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


▼プロジェクト運営事務局メンバー
畑中 乾   (2008年卒団 チェロパート)
千廣 亜矢子 (2011年卒団  ファゴットパート)
惣川 大地  (2012年卒団  ヴィオラパート)
庭屋 太輔  (2017年卒団  ヴァイオリンパート)
他、明治大学交響楽団卒団生有志一同

  • 2021/02/01 18:08

    プロジェクトをご支援頂いた皆様この度は明治大学交響楽団へのご支援を賜り、誠にありがとうございました。大変お待たせしておりましたが、1/29(土)にリターンのクリアファイルとマスクケースを発送させていただきました!郵便局のクリックポストで送付させていただいております。既にお受け取りになった方もい...

  • 2020/12/25 18:10

    明治大学交響楽団 ヴィオラトレーナーの 臼木 麻弥 先生から応援メッセージを頂きましたのでご紹介させていただきます。本番まであと1時間を切りましたが、会場で、そしてLIVE配信で、皆様をお待ちしております。=======================皆様方からの暖かいお気持ち、ご支援のお陰で...

  • 2020/12/25 11:05

    皆様いよいよ本番当日となりました!直前ではありますが、演奏会のパンフレットのPDFデータリターンを追加いたしました。基本的にご送付のタイミングはプロジェクト終了後の来年1月を予定しておりますが、本日2020年12月25日(金) 18時までにご支援いただいた方には、パンフレットにアクセスできる限...

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