こんにちは!ママへの情報を提供するサイト「Hida mommy」編集長の周真希子と申します。

私たちの活動拠点である飛騨高山には、1200年以上人々の暮らしを見守り続けている木があります。 

【飛騨国分寺の大イチョウ】

樹齢1250年、高さ28メートルにも及ぶ大きな大きなイチョウの木。国指定の天然記念物でもあります。木には気根(きこん/地中ではなく、空中に露出している根っこ)が多数見られ、その形状が乳の形に似ていることから、いつしか「乳(ちち)の木」や「乳(ちち)イチョウ」とも呼ばれるようになりました。




イチョウの木に願った、子どもの命のこと。

 医療や栄養が十分でなかった時代は、 母乳の量や質が赤ちゃんの命に直接影響しました。そのため、女性たちは「良い乳がたくさん出ますように」「この子が健康に育ちますように」と乳イチョウに願掛けを始め、やがて「乳イチョウにお参りをすると母乳の出が良くなる」という「乳信仰」が広がります。

また、母親による祈願だけではなく、家族が子授けや子孫繁栄をを願い「子宝祈願」「安産祈願」をしたり、地域の子を見守る大人たちが 「子を病気や事故から守ってください」と祈る「子安信仰」もありました。


しかし現在、このお話は地元の人たちにもほとんど知られていません。

(Hida mommyインスタグラムアンケートより約300名にご回答いただきました)



医療や食事が進化した現代では、母乳でなくても赤ちゃんは健康に育ちます。また、なかなか赤ちゃんを授からず治療を行う人もたくさんいますし、血の繋がりのない親子関係も珍しくありません。もちろん、子どものいない家庭を選択する人もいます。

そう、昔と今とでは多くのことが変わりました。家族や親子のあり方、男性や女性、父や母としてのあり方・・・ 。でも、今も昔も全く変わらないこともあります。


今も昔も変わらない、愛と祈り。

【どうかこの子が健康に育ちますように】
【かわいい赤ちゃんを授かりますように】
【元気な赤ちゃんが生まれますように】
【あの子も、この子も、私も、みんな幸せでありますように・・・】


大イチョウに捧げられた祈りは、現代の人たちが祈願することと変わりません。そう、ライフスタイルや価値観は変化しても、「大切な人の健康や幸せを祈る」というシンプルな行いは変わらないのです。むしろ何かと落ち着かない現代だからこそ、 「心静かに祈る」という行為が必要かもしれません。


そこで、私たちはこの「乳イチョウ」の存在や「乳信仰」についてもっと多くの方に知っていただきたい、悩みを持つ人たちの心の支えとなる場所を作りたい、と考えました。


【私たちがしたいこと】 

・この素敵な言い伝えを受け継ぎ、途切れさせることなく未来へと繋げたい
・不妊や育児に悩む人のちからになりたい
・子孫繁栄や家内安全を願う場を作り、社会を繁栄させたい
・乳信仰が根付くお寺に祈願する場を作り、悩む人の心を少しでも軽くしたい

【私たちが願うこの場所の未来】

・心を落ち着かせられる場所、昔から続く「祈りの場」として広く認知される
・地元の方も観光客の方も年齢や性別を問わず訪れ、ほっとできる場所になる

 

私たちはこんな想いのもと【飛騨国分寺の大イチョウを守り、乳信仰を伝えるプロジェクト】を発足させ、クラウドファンディングを通じて支援金のお願いをするに至りました。



【支援金でしたいこと2つ】

皆様からいただいたご支援金の使用用途は、次の通りです。

1.乳イチョウをデザインした絵馬の制作(地元イラストレーター3名に依頼)
2.イチョウのそばに絵馬を奉納する棚を制作(地元家具メーカー飛騨産業に依頼)

「オリジナル絵馬の制作」と「絵馬を奉納する(かける)棚をイチョウのそばに設置する費用」として使用し、願いが届く祈りの場・憩いの場を作りたいと思います。 


【↑A:大森貴絵さんによるイラスト】

【↑B:ワダアスカさんよるイラスト】

【↑C:清水まきこさんによるイラスト】


ママたちの投票によって、この3種類に決まりました。


【飛騨国分寺住職からのメッセージ】

乳イチョウには「子育て地蔵尊」が安置され、昔から地域の子どもたちを見守っています。また、飛騨国分寺は「さるぼぼ」にも縁のあるお寺です。さるぼぼは飛騨高山のお土産品として有名ですが、もとは安産や幸せな結婚のためのお守り、子どもの健康を願うお人形でした。境内には「願掛けなでさるぼぼ」もあります。

近年、乳イチョウやお地蔵様の存在、そしてさるぼぼの由来を知らない方が増えましたが、どれも人の幸せと健康を祈る大切なものです。地域の方はもちろん、全国の方に親しんでいただける存在になってほしいです。



【Hida mommy編集長 周真希子からのメッセージ】 

「ママも楽しむ、自分も楽しむ」をテーマに、ママへの情報を提供するサイト「Hida mommy」を運営しています。飛騨国分寺の大イチョウや乳信仰の話を知り「ママの気持ちは昔も今も変わらない」と感動しました。同時に、現代だからこそ「不妊治療に苦しむ人や子育てで悩む人が心を落ち着かせる場所」が必要ではないかと思いました。飛騨国分寺は四季を通して美しく、大イチョウからは包み込むような優しさを感じます。観光客も多い飛騨高山にママの願いを届けられる場をつくり、全国のママの心を軽く、楽しくしたいです。



【イラストレーター大森貴絵さんからのメッセージ】

私自身、二児の子育て中です。子どもを授かり産むまでの道のりは平坦でなく、無事産まれても成長するごとに出てくる悩み。子どもへの願いは尽きないものだと、日々感じます。古来から変わらないこの想いを見守り続けた飛騨国分寺の大イチョウが、現代でも優しいよりどころとして有り続けますよう、微力ですがデザインでのお手伝いをさせていただきます。

【今回のプロジェクトの支出】

絵馬棚制作 35万円
イラスト制作 35万円
グッズ制作 30万円
原稿制作 20万円
組合費 7万円
広告費 10万円
諸経費 10万円
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合計 約150万円
内、100万円をクラウドファンディングの目標とします。

皆様、どうぞご協力をお願いいたします!!

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【プロジェクトメンバー及び関係者紹介】

発起人:周真希子(Hida mommy編集長)
プロジェクト協力:飛騨国分寺
絵馬掛け棚協力:飛騨産業
ファンディング協力:飛騨信用組合
キャラクター協力:飛騨のさるぼぼ製造協同組合
イラストレーター:大森貴絵(アトリエプリーツ)
イラストレーター:清水まきこ(ゴーアヘッドワークス)
イラストレーター:ワダアスカ(ウィット企画舎)
ファシリテーター:佐藤陽子(ナカニワ)
文章・ディレクター:淺井葉月
プロデューサー:たぐちよしひろ(HIDA NET)

お問い合わせ先

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください!
080-6399-9035(ヒダマミー周)

  • 2021/07/20 11:54

    ご支援いただき、制作させて頂きました絵馬棚と絵馬ですが、観光客の方や地元の方が祈願してくださり、たくさんの絵馬が棚にかけられています。絵馬の購入方法や書き方については社務所前に掲示しています。飛騨国分寺近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。飛騨国分寺、ヒダマミー共々末長くよろしくお願い致...

  • 2021/04/14 10:25

    【飛騨高山で樹齢1250年。「乳イチョウ」の伝説を未来へと引き継ぎ全国に広めたい!】へご支援ご協力くださった全国の皆様。この度はクラウドファンディングへのご支援・ご協力誠にありがとうございました。お陰様で、4月8日(木)に絵馬と絵馬棚の法要を行い、無事に飛騨国分寺へ寄贈することができました。法...

  • 2021/02/16 18:30

    皆さまこんにちは、ヒダマミースタッフです。クラウドファンディング【飛騨高山で樹齢1250年。「乳イチョウ」の伝説を未来へと引き継ぎ全国に広めたい!】にご協力くださった方々へ、お礼状を送らせていただきました。本来であれば直接お礼をさせていただくべきではございますが、時節柄なかなか難しく…簡単では...

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