脱サラ後、絵画講師・切り絵作家として地元・姫路市で活動する八田(通称Hachi)と申します。昨年、「クリエイターEXPO」(東京)に出展するための資金(25万円)をfacebookの投稿で1週間で達成し、そこで得た2つのチャンス。東京での個展開催、仏での出品。今回どうしてもこれらを実現したいのです。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

はじめまして、切り絵アーティストHachiこと八田員徳と申します!

2012年に脱サラをし、絵画教室を開講・切り絵作品制作やパフォーマンスを行っております。

わたしは、カッターナイフで黒い紙を切り抜いて絵を表現する切り絵を「つながりの絵」として捉えております。自宅教室以外でも、兵庫県下の保育園・小中高校、町立図書館、病院や施設などで絵や切り絵を教えに伺ったり、パフォーマンスしたりしています。

アートは、「もっと身近で楽しみ方もいろいろ」そんなことを伝えていく活動をしています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

わたしが実現したいことは2つあります。

どちらも自身の切り絵作品発表に関することです。

①東京での3か月に渡る個展。(9月予定)

↑会場となる東京神田・いとなギャラリーの写真です。

 

②ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたクロ・リュセ城(仏)への出品。(10月初旬予定)

↑使用できる画像がありませんが、ネット検索で見ることができます。お城です!

 

どちらも年内開催で、現実的に進行中の話です。

会社勤務の営業マンだったわたしが絵の先生になり、切り絵を発表しながら第二の人生をスタート。そんなわたしが5年後に、このチャンスをつかんだのは昨年のあるきっかけによるものです。

そのお話の前にまずは「切り絵」というものについてご説明します。

▼「切り絵」とは?

多くの方の頭に浮かぶのは、寄せ芸などで目にする「切り紙」ではないでしょうか。

面白いお話をしながら紙にハサミをあててちょきちょき。お話が終わるころに紙を広げると蝶や花などの形が出来上がってきますね。これは「切り紙」。

「切り絵」はカッターナイフで黒い紙を切り抜いて描きます。最後には白い紙に貼りつけて、もっと見やすくします。

白黒での完成が長らく一般的でしたが、近年では切り抜いたところに様々な色画用紙を貼り、カラフルな「切り絵」も多く見られます。

わたしの作品は白黒、色つき両方ありますが、どちらにも作り手としては面白みと発見があり、油絵や水彩画と同じく魅力的な画法です。ワクワクします。

さきほど書いたあるきっかけへつながる項目が次なんです。もう少しお付き合いをお願いします。

 ▼LIVE切り絵パフォーマンスを始める

自分の得意分野「切り絵」をLIVE・体感するという形で何かできないかと思って考えたのが、ずっと以前より存在していた「ライブドローイング」という形態でした。

ただ、キャンバスに向けて絵具を派手にぶつけて描く、それまでと違って、生で切り絵を描く、ということにあたって、一体どうすればいいのか…悩みました。悩んでいても仕方がないので、知人に相談したところ、わたし1人では思いつかなかった、

何枚かの大きな色画用紙を、剥がせるスプレーのりで接着し、シールのように仕組む。

切り抜く力加減によって、手前の色を剥がしたり、奥の色画用紙まで剥がせるようにしたら、いろんな色が見えて面白い作品になるのでは、ということでした。

ギタリスト、ピアニスト、三味線…様々なミュージシャンと共演してきたLIVE切り絵パフォーマンス。気がつけば今年7月16日には18回目となるLIVEとなりました。

市立中学校の芸術鑑賞会、町立図書館、施設や姫路城前でのイベント…大がかりなパフォーマンスになっていきました。

▼プロジェクトをやろうと思った理由・前篇

そんなLIVE切り絵パフォーマンスを観て、ある方が訪れてくださいました。

某映像会社の社長です。映画館で流れる広告(美容学校のためのCM)に、わたしがパフォーマンスしている様子を納めて使用したい、とのことでした。結論から申しますと、お話は立ち消えになってしまいましたが、わたしの中で、何かが音を立てました。

恥ずかしながら、それまでのわたしは地元のTVに出させてもらったり、画材屋で見知らぬ方から声をかけてもらったりはしていましたが、何事の道も学習と研磨の連続がすべてのはずです。なんとなく、適当なあたりで足踏みしてる期間が続いてもいました。

自分の実力を図ろうともしていませんでした。

CM映像の話は上手くいきませんでしたが、「こういうお話もある。自分の使い方を客観的に踏まえて、もっと広い場所で試すべきだ」と感じました。

▼プロジェクトをやろうと思った理由・後篇

ちょうどその時、毎年東京ビッグサイトで開催される「クリエイターEXPO」の存在を知ります。3日間の開催期間は東京で過ごし、出展料も安くはありません。2016年初頭、わたしは「facebook限定」でひとりクラウドファンディングと称して、必要な資金を調達することを考えました。

 

結果、1週間で目標金額の25万円に到達し、その年の6月、無事に出展できました。おどろくことに、知人よりも、いつもブログを読んでくださる遠くにお住まいの方や、こちらからは存じ上げない方々が、賛同者のほとんどだったのです。

そしてその「クリエイターEXPO」での多くの企業様や業界の方々との出会いにより、翌年2017年に2つの目標ができたのです。

①ある東京のギャラリーのオーナー様は「あなたの作品が揃うまで待つから」ということで個展開催を決めてくださいました。

②銀座のアート会社さまが、フランスで開催される、レオナルド・ダ・ヴィンチの祭典で出品のお声をかけてくださいました。

片田舎の、絵を描くことだけが好きで、広い世界を知らずに生きて来たわたしです。臆病者でもあります。何年か前だったら、恐れをなすところですが、今は違います。

 多くの方々が、わたしの想いを応援してくださっているからです。

▼これまでの活動

「子供も大人も、絵を描くということを通じて、自信につながる体験をしてもらいたい」

という考えから、2012年絵画教室を開講しました。

その後、出張教室の声もかかるようになり、絵を描くことに関心のない方々にも簡単にできるアートがないかと思い、切り絵を始めました。用意した下絵を黒い画用紙に貼りつけ、その通りにカッターで切る。これなら絵が描けなくても作品を仕上げられます。

施設や学校での出張切り絵教室のほかに、パフォーマンス等も行う機会をたくさん与えていただきました。

すべては、わたしが住むこの国のみなさんに、

「アートというものの敷居を低くし、身近なものとして感じてほしい」

という思いからです。

やがて、その目的のためには、まずは自分自身が何者かにならなくては、と考えるようになりました。

そんななかで大きな個展や、イギリスでの出品など、自分の作品で挑戦する機会も頂くようになり、もっと自分の現在の技術を知り、磨くため昨年の「クリエイターEXPO」への参加にいたったのです。

2015年の個展会場(兵庫県たつの市)

 

 

イギリス・ロンドンでの出品。

 

▼これまでの作品

 これまでに制作した作品の一部をご紹介し、そのあとでこれからの作品についてお話します。

その、これからの作品というのが、今後の

自分の夢=自分の役目を果たす

そのはじまりでもあります。

 

「Face」 (530×455)2017年

 

 

「GOYO2」 A4 2016年

 

 

「Mishika」No.1~3 (273×220)2016年

「祈り」(1596×1091)2013年

初のLIVEパフォーマンスにて制作。

 

「三つの月」 (606×500) 2017年

▼これからの作品~作り手と鑑賞者の壁を取り外したい~

美術館へ行く。美術品を鑑賞する。

みんなにとって、それってなかなか気軽な感じがしない…それが悲しい。

音楽を聴いたり、本を読むと、その作者の他の作品や歴史などに興味が湧いてそれから探求の旅が始まったりします。そこまでしないまでも、仲間や家族と感想を言い合ったりして価値観を確かめたりするなど、作品の存在を越えて楽しめることが可能ですが、ことアートになると「敷居が高い」「歴史背景を知らないと面白くないような気がする」など様々な理由から、理解しにくいものとして捉えられています。

だからわたしは、東京で9月開催予定の個展では、老若男女誰もが楽しめる体感できる展覧会にしたいのです。

そのためには、自分が培ったこれまでの作品から少し離れた、これからの作品に挑戦してみます。

一方的に鑑賞する立場に追いやられたお客さんたちにも、参加できる展覧会にします。

 

▼黒から白の切り絵~光を照らすのは皆さんの手で!

東京での個展を企画してくださった、ギャラリーの方が、「あなたに白い切り絵でやってほしい」とおっしゃいました。

「クリエイターEXPO」でのディスプレイが目立つように、あえてこんな展示にしたからです。

他のブース出展は、きっと皆さん色でアピールして来られるだろうと思っていました。結果、お隣さんとわたしとで、お互いを際立たせることができ、大成功でした。白い切り絵が、誰もやっていないことではありませんが、もう少し工夫は必要だと感じていました。

そして9月の個展では、以下のポイントで作品制作中です。

 

①白い切り絵であること。

②裏からも表からも見れる。

③でも、透明アクリル板などには貼らず、むき出しで展示。

そして

④光をあてるのは来場者自身。

 

 

⑤そのため作品自体が巨大であること。

 

 

これまで、白い切り絵も、影絵も、多くの方々がされてきました。

わたしは、みなさんがその切り絵をただ平面的に楽しむだけでなく、ペンライトを当てて、好きなように絵を大きくしたり小さくしたり、見たいところを見れる、そんな状況にしたいのです。

②は、子供も楽しめるように背の低い作品も準備中です。

③のために自立式の額を、大工さんに試行錯誤して開発をお願いしています。

⑤は、切り絵という特性上、本当に苦心して適度なサイズにたどり着きました。

美術品としては、長く残せない作品になるかと思いますが、会場でしか体感できないアートとして、可能性を切り開きたいと思っています。

 

「Muse~いのちのためのオムニバス~」と題して開催する個展です。

展示予定の作品を2点ご紹介いたします。

①「マーメイド・ヒルの孤独」(1560×1111mm)

この絵にライトを当てると・・・

壁面にこのように映ります。

 

②「歌う事奪われても、この涙で花は咲く」(1560×1111mm)

 

後ろから灯りをともした状態です。

これにペンライトを当てて、後ろの壁面へ絵を映した画像がこちら。

 

そして、各作品と一緒に、記念撮影も可能です!

 

 

▼昨年は作品だけがイギリスへ!今年はからだごとフランスへゆきたいのです。

昨年イギリスでの出品は、来場者の講評なども翻訳していただきました。

「色彩の使い方が素晴らしい」

「アートにたいしてのチャレンジ精神が素晴らしい」

「伝統のスタイルと現代の融合」

など国境を越え、わたしという人間を知らない人々が作品に対して、お褒めと興味の言葉をくださりました。

「日本国内における人々とアートのつながり方」に変化をもたらすために、わたしは海外での発表も積極的に行うべきであると思っています。

どのような分野においても、日本という国の独自性は海外との差異あってこそのものですから、学んでは、時に取り入れ、取り除く作業をしてゆくべきであるはずと信じています。

「ダ・ヴィンチからの招待状」と題された企画展は、現地フランスが2017年から3年間行うフェスティバルのイベントのひとつです。

そこでの出品は、たとえわたしにとって、記念受験的なアクションだったとしても、アーティストとしては全身震えるほどのイベントです。

わたしは、現地で生の反応と感想を、この目で見聞きしたいと思っています。

 

 
▼資金の使い道

①東京での個展開催

作品の往復配送料12万

特注額制作および開発依頼料10万

東京への往復滞在21万(3か月の会期中2~3日を4回程度予定)

②フランスでの出品

作品出品料25万

渡航費30万(10月4日~7日会期中)

 

▼リターンについて

3000円から10万円までのリターンをご用意いたします。

内容予定は

○カッティングされたポストカード

9月~11月予定の個展で展示予定の切り絵作品を、レーザーカットしたポストカード。

全20種類を予定。

今回のクラウドファンディング限定非売品です。

現在開発中のため、11月~12月発送を予定しております。

○金額相当のオーダー作品制作または既成の作品

○LIVE切り絵パフォーマンス(交通費実費)

 また、この他に、プロジェクトの達成レポートや途中経過などもメール・お手紙などでご報告させていただきます。

 

▼最後に

これだけの長文を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!

このプロジェクトに至るまで、どの場面においてもひとりだけの知恵や力でできたことは、ひとつもありませんでした。

関わる人々が増えれば増えるほどに、自分自身のパワーになっていったからだと思います。

まだまだ出会っていない皆さんに、どこまで想いを伝えられているかわかりませんが、何卒応援の程宜しくお願いいたします。

 

 

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