はじめに・ご挨拶

はじめまして、沖縄でサーフボードシェイパーをしてます、古波津天晴(コハツテンセイ)です。

沖縄県宜野湾市出身の24歳になります。

現在大学4年生になります。高校卒業後にアメリカ基地内の大学に通い、1年間の語学プログラムを受けていたことや、一昨年大学を休学し、自分の視野や価値観を広げたく、海外に旅行に行っていたため、2年遅れで卒業いたします。

今年の2月からは " Old Wave Surfboard "を設立し、「サーフィンは趣味を超えてその人のライフスタイルである」を企業理念の元、サーフボードの製造販売、リペアを行なっております。


このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトで実現したいことは2つあります。

自分のファクトリーを完成させたい!!

 現在 沖縄県中城村登又297–2階 に場所を借りて、作業を行なっております。

 工場の内部はこのようになっており、

広さは11m×4m 50cmの部屋を二つ持っております。

広さとしては十分なのですが、このままではサーフボードを削ることはできません。



製造には大きく分けて3つの工程があり、それぞれの工程に適した部屋を持たなくてはなりません


⒈サーフボードを削る部屋

 

サーフボードを削る際、壁は青や緑、黒と行った暗い色でなくてはなりません。サーフボードは白いため壁が暗いことでサーフボードの曲線をはっきり見ることができ、左右対称かを判断することができます。また照明は天井ではなく、壁の左右にあるため、ボードを台に乗せたときボード表面に影ができ、凹凸をはっきり見ることができます。


2.サーフボードをコーティングする部屋


 サーフボードはポリウレタン樹脂を使ってコーティングします。この樹脂をサーフボードに塗る際、室温22°cが適温となります。室温が高いと硬化が早くしっかり加工することができません。逆に室温が低いとしっかり固まらず、強度の弱いサーフボードになります。なのでこの部屋にはクーラーをつけ室温を一定に保つことが必要です。今はクーラーはなく、気温が低くなる夜中に加工を行なっております。

 またこの樹脂は臭いがきつく有毒なため密閉性と、定期的に換気を行える部屋を作らなくてはなりません。


3.サーフボードに固まった余分な樹脂を削る部屋

 樹脂が固まったサーフボードの表面は凹凸があり、その凹凸をサンディングします。削りかすがすごく細かく、舞うため、この部屋も密閉し風が起きないようにしなくてはなりません。また定期的な掃除のための換気システムも取り付けなくてはなりません。

 自分のフェクトリーにはこれらの設備が整っていなく、また工場の屋根は遮熱加工がされていなく、夏場は室温が40°c以上になります。室温が上がると樹脂が可燃性で爆発する危険があるため、屋根の遮熱加工と、内側から断熱加工もしたいと考えています。

内訳:        内装・・・20万

      遮熱・断熱加工・・・50万

    クーラーの取り付け・・・10万

  サーフボードの加工台×4・・・20万 (受注生産のオーダー品)

             合計=100万


ハワイでの3ヶ月修行

 現在独学でサーフボードをシェイプしています。しかしコロナがある程度落ち着いた頃、ハワイのEric Arakawaの元に修行に行くことが決まっており、そのための資金を集めております。

Ericとは

 ハワイ生まれハワイ育ちで、10歳からサーフィンを始め、14歳でサーフボードを削り始める。

Ericは現在は40年のキャリアを誇り、10人以上の世界チャンピオンにサーフボードを削っています。

生涯サーファーとして、ショートボード、ミニシモン、ロングボードなど、サーフィンにワクワクするボードを作ることで、サーフィンがもたらしたストークを広めることが彼の希望です。地元のプロとツーリングのプロの両方が定期的に使用している彼のボードは、ロングボードやビッグウェーブワールドツアーなど、世界中の大会だけでなく、数え切れないほどのトリプルクラウン(ハワイで一番のサーフィン大会)で勝利を収めています。彼はまた、2003年の"SurfingMagazine"の「Shaper of the Year」など、彼の功績によりサーフィンメディアからも表彰されています。

Eric との出会い

 自分の知り合いがハワイに住んでおり、その人とEricの息子Seanが幼馴染でした。そこからSeanと連絡を取り2018年にハワイに遊びに行って一緒にサーフィンをしたりしました。それからも頻繁に連絡を取っており、2019年には彼のお家に泊まり、サーフィンだけでなくEricのショップを手伝ったり、チームライダーBBQにも招待してもらい、スタッフやライダーの方と仲良くさせていただきました。

ソファに座ってる白のシャツがEric
下に座ってる黒のシャツが私
@jackrobinnsonh は若手トップサーファー
で今最も注目されているルーキー選手

 この時Ericに「将来シェイパーを目指していて、大学卒業後修行させてください」と直談判し、

「いいよ、教えてあげるからそれまで学校頑張ってね」と言ってもらいました。

 現在も連絡を取っていて、コロナがある程度落ち着いた頃VISAの関係もあるから、ひとまず3ヶ月家に泊まりながら修行しょっか。と話を進めております。

 の修行のために資金が必要です!!

 内訳 :   交通費 15万円

     滞在費・食費 60万円

      その他雑費 25万円(保険代、レンタカー代)

         合計=100万円

*ハワイでの滞在はEricの自宅に泊まらせてもらうことができるので、宿泊費は抑えることができます。

  

プロジェクトをやろうと思った理由

ここでは私がサーフボードシェイパーを目指したきっかけは話して行きたいと思います。

サーフィンとの出会い

 私が最初にサーフィンをしたのは高校2年生の春でした。カリフォルニアにいる友人のところに一人で旅行に行った時、そこの友人がサーフィンをしており、彼に連れて行ってもらって初めてサーフィンをしました。海の上を走る感覚に凄く感動し、「沖縄帰ったらサーフィンしたい」と思うようになりました。沖縄に帰ってすぐ、自分のお小遣いでサーフボードを購入しました。サーフィンをたくさんしたかったのですが、車を持っていなかったことや知り合いにサーフィンをしている人がいなく、なかなかいけなかったです。高校を卒業してから車を持ち、それからサーフィンにどっぷりハマるようになりました。

シェイパーを目指し始める

 サーフィンをしていて、いろんなボードを持つようになりました。長い板や短い板、幅の広い板や狭い板。いろんなボードを乗っているうちにサーフボード一つ一つ違ってて、その乗り味も異なることに気づきました。それからサーフボードに興味を持ち、調べたり、実際に乗ってみたりして、その一つ一つの特徴を捉えることができるようになりました。その中で「もう少しここの幅が広かったらいいのに」など自分の思いや考えが出てきて、自分で削りたいと思うようになりました。その時に2018年夏、友人とハワイに行きEricがサーフボードを削っている姿を見て、シェイパーを目指すようになりました。

これまでの活動 

2018年9月 ハワイでEricに会う

 ハワイに旅行で訪れ、Ericがシェイプしているところを見学。これまでのサーフボードへの興味が、シェイパーを目にして、「これが自分がやりたいことだ」シェイプこそが自分を表現するものだと気づく。これまで点と点だったものが繋がった瞬間でした。

2019年12月 Ericと再会 将来、修行してくれることを約束

 2018年の出会いから、さらにサーフボードを研究し、知識をつけて再びEricにあった。前回よりもより親密に話してくれ、サーフボードの話を対等にすることができた。自分は将来シェイパーになりたく勉強を必死にしていることを伝え、「修行して欲しい」と直談判し、修行してくれる約束を得た。

2020年7月 独学でサーフボードを削る

 Ericと出会って、シェイプの勉強を重ねて行ったが、実際に削ることができなかった。サーフボードの素となるブランクスを卸業者から個人が買うことができなく、自分で手に入れることができない。そのため沖縄のシェイパーさんに譲ってもらうこも交渉したが、卸業者との契約上できず、断念した。

 しかし、オークションにそのブランクスがあるのを発見し、すぐに3本落札した。

ようやくサーフボードの素となるブランクスを手に入れることができ、3本のボードを独学で完成させた。もちろん設備がないため、シェイプはおじいちゃんの車の車庫を借りて、削った。またコーティングはお父さんの会社の休憩所を、会社が休みの土日にやり、終わったら換気と掃除をしっかりしてなんとか完成させた。

3本とも自分がシェイプした板で、一人一人のイメージ合うように作った。

2021年2月 Old Wave Surfboardを設立

 自身のサーフブランドを設立。自分の苗字「古波津」の「古」と「波」を英語にしこのブランドとした。古いは「Classic」という意味もあり、時代が変わってもいいものは残る。そんなブランドになれたらという思いから設立した。

 現在上記の3本以外に約10本のオーダーをいただいている。

独学で作ったサーフボードは本当にいい板なの??

 はい、いい板です。自分が乗っていて調子がいいな、ということもありますが、これまで多くの方にテストライドをしてもらい、レビューをもらっております。

 今回自分がシェイプした3本目の板「守破離」モデルをテストライドしてもらった時の映像がこちらになります。テストライドをしてもらったのはこの茶色のウェットスーツを着ている、村田翔(22)で、このYoutubeチャンネル「アラシムラタ」のお兄ちゃんです。翔は18歳まで競技としてサーフィンをしていたが、そこからフリーサーファーとして、サーフィンをよりスタイリッシュに、楽しむ方向に転換したサーファーです。

 動画の途中で出てくる自分のインタビューもありますので見てください。




資金の使い道

 頂きました資金は、

シェイプルームの内装費100万円

を優先的に使い、

ハワイでの修行100万円

また、リターンで約50万円

掲載手数料50万円

で使わせていただきます。

お気持ちの分ご支援いただけたら幸いです。


リターンについて

 自分ができる最大のリターンをしたいと思っております。

リターンの内容はサーフィンに興味ない方でも楽しんでいただける内容を用意しております。

メッセージ、沖縄案内、ハワイに行ったときの写真、沖縄の写真から、支援いただいた方に合わせてサーフボードを作らせていただきます。


①【3000円】 お礼のメッセージ

②【5000円】 お礼のメッセージ+オリジナルステッカー

③【7000円】 お礼のメッセージ+沖縄の穴場スポット

④【10000円】直筆ポストカードにてお礼のメッセージ+沖縄の穴場スポット 

         + オリジナルステッカー

⑤【15000円】沖縄、ハワイの自然が詰まった写真集+お礼のメッセージ

⑥【15000円】Old Waveの写真集+お礼のメッセージ

⑦【20000円】お礼のメッセージ+沖縄、ハワイの写真集+オリジナルTシャツ

⑧【40000円】お礼のメッセージ+サーフボードシェイプ体験3時間+オリジナルステッカー

⑨【50000円】古波津天晴と会食+お礼のメッセージ

⑩【60000円】沖縄サーフガイド+お礼のメッセージ

11,【60000円】サーフィン体験+お礼のメッセージ

12,【80000円】1日私を貸します+お礼のメッセージ

13〜【12万円〜21万円】サーフボード

*限定3名 世界に一つだけのあなたをイメージしたサーフボード!!


最後に


今私はこのプロジェクトを書いてて、すごくワクワクしてます。不安はなく、この先の自分にとても希望を持っています。それは自分が好きなサーフィン、サーフボード、海、これらを本気で取り組める環境にいるからです。

またそれを応援してくれる仲間がいるからです。

これまでの人生でこれほど夢中になれるものはありませんでした。

このプロジェクトを成功させ、自分だけでなく、周りの人にも喜んでもらえるよう、一生懸命取り組みます、そして

Old Wave Surfboard の理念

サーフボードを通して、

サーファーのライフスタイルを

より豊かにしていく

をしっかりと形にしたいと思います。


是非ご協力よろしくお願いいたします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2021/03/24 13:25

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/03/07 12:38

    サーフボードのオーダー続々こんにちはold wave surfboardのコハツです。現在多数のオーダーをいただいてて、一人一人と直接あってコミュニケーションを取りながらオーダーをとってます。その人の今乗ってる板、今後乗りたい板、今のレベル、求める板の動き、スタイル、週にどれくらいサーフィンい...

  • 2021/03/07 00:36

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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