■はじめに・ご挨拶

はじめまして。麻布十番にある松尾寫眞舘、三代目です。

松尾寫眞舘https://www.azabu-matsuo.com/)は、戦前に祖父(初代:松尾善男・明治37年生まれ)が皇居へ天皇陛下が馬車に乗って現れ、その写真を撮っていた「写真師」にあこがれて始めたのが出発です。

数年間の修行を経て、その後、麻布十番の地で開業しました。その写真館を親たちの第二世代が3人(6人兄妹のうち3人)で継ぎました。地元の写真館・写真屋さんとして写場はもちろんですが、さまざまの町の行事・小学校・保育園・幼稚園など遠足や運動会などにも同行して写真をお撮りしていました。そんな親たちもまだ現役で頑張っています。


そして、今回、私が継ぎ松尾寫眞舘としては、私で三代目となります。

「2代目の3人と私。これまで地域に密着した街の写真館として今日までみなさまの歴史を写真で残してきました。」


■このプロジェクトで実現したいこと

祖父は、地域に根付いた街の写真館として麻布十番で「松尾寫眞舘」を創業しました。

 松尾寫眞舘は祖父、そして親たちの三兄弟の代、私と今日までご家族の歴史を「写真」という形で残してきました。この先も皆さまの歴史を「写真」という形で残すという松尾寫眞舘の理念は、私はもちろんこの先も引き継がれてほしいと思います。
 「古き良き街の写真館」を残していく・維持していくには、古いままでなく、「新しいもの」をとりいれていく事が必要不可欠であり、アナログであった部分に新しいものを入れていき、時代にあう確実な形で記録していく事が私は、重要だと考えています。
 祖父は、写真舘はもちろんですが麻布十番商店街の仕事やより広い地域の奉仕にも精力的に活動している人物でした。その祖父に見習って「写真」を通して商店街や地域のみなさまに貢献していきたいと考えています。そしてより多くの皆さま歴史を写真で残していきたいと思います。


■プロジェクトをやろうと思った理由

 私が家業の写真舘を継ごうと決心した頃は、おしゃれな『スタジオ』といわれるようなスタイルのお店が流行っていました。親たちからは、「うちのような写真舘はなくなっていくからやめなさい・無理をしなくていい」と言われていました。しかし、祖父が創業し、親たちが継いだ写真舘をなくしたくないという強い思いがありました。
 みなさまには、松尾写真館へのご来店を通じて、どこか懐かしい 「伝統的なスタイル」「歴史」「文化」、ご家族の歴史・地域の歴史を繋いでいく役割を果たしていた「街の写真館」を感じていただきたいと思います。
 しかし、「古き良き写真舘」を残すためには、新しいものを取り入れていかない」といけないという考え方をお客様から教わりました。いままで以上に、地域の方々から親しみをもっていただき「あそこに行けばウチの歴史が全部あるよ!」、そんな風に言っていただけるような地域に根付いた「昔ながらの写真舘」を残し、維持するために新しい挑戦が必要だと思いました。



これまでの活動

松尾写真館のお客様には、代々のお客様が多くいらっしゃいます。基本的には写真館にお越し頂く事が多いのですが、永くお付き合いさせていただく中でそれが叶わない事もありました。そういう場合には、ご自宅までお写真を撮りに伺ったり、行事への出張撮影もしてきました。


資金の使い道

 今日までいわゆる昔ながらの写真館として、ご来店されたお客様を簡単なメモや親たちの記憶と、そして写真と照らし合わせてきました。しかし親たちの高齢化やデジタル化が進む今日でこの形は、なかなか難しいものだと感じています。また、お客様への「サービス」の部分を考えると必ずしもベターではないと思っていました。そこで、サービスという部分においてデジタル化にシフトし、ご来店いただいたお客様への利便性を高めていき、ご来店いただいた方・地域への関係性をより深めていき、貢献していきたいと考えています。
 昔のフィルムのデジタル化、写真の復元、カメラ、業務用プリンター、顧客管理システム、写真データの管理、そして新しいメンバーを迎え入れるなどやりたい事・やらなくてはいけない事はたくさんあると感じています。今回集まった資金は、優先順位を考えて順次投資していきたいと思います。


リターンについて

この企画&考えを多くのみなさまに支えていただけるように父と相談してきました。

まずは、

①写真をお撮りする事、みなさまの歴史をより多く残すこと

②そして普段からご利用いただけもの(マスク/エコバッグなど身近に写真館を感じていただけるもの)

を考えています。

[マスク]
 -材  質:ポリウレタン
 ‐サイズ感:大人用サイズ(フリーサイズ):約H13cm×W18cm
 -色   :黒/茶/ピンク
 -生  産 国:日本

有効期限:2021年6月-2021年12月25日


最後に

今日までの約100年のご愛顧に感謝申し上げます。

そして無駄にしないように今日までの歴史に新しい技術を取り入れて、次の100年も写真を通して地域の皆さまに貢献していきます!。

「GOOD OLD & nostalgia」




本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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