有田焼を未来へ。移住者と地域を繋ぐ、陶芸アトリエつきシェアハウスをつくりたい!

現在の支援総額
¥252,000
パトロン数
33人
募集終了まで残り
11日

現在50%/ 目標金額500,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2017/08/30 23:59までに集まった金額がファンディングされます。

佐賀県有田町の焼き物屋の2階に、陶芸を志す移住者向けのシェアハウス&アトリエをつくっています。来年1月のアトリエオープンを目指します。

はじめに

はじめまして!
私は、佐賀県有田町で地域おこし協力隊をやっている佐々木元康と申します。

 2015年9月に故郷・有田町へUターンし、【移住・定住促進】【空き家活用】をメインテーマに活動しております。 

実はわたくし、子どもの頃、有田がすごくで東京へ出ていきました。
右も左も、焼き物と田んぼばかり。面白いものは全部都会にある。
と思っていました。

しかし、東日本大震災とそのボランティア支援を経験したことで、価値観が激変。
「地元に帰って、みんなで子育てをしながら、何かまちの役に立ちたい」
と思うようになりました。

子どもの頃にあんなに嫌いだった故郷でしたが、今では心からみんなに来て欲しい。
いまや有田町は、私の自慢の故郷です。

 

 

有田焼の歴史と美しい町並みが色濃く残る内山地区に、シェアハウスをつくります。
しかし、ただのシェアハウスではありません。
陶芸ができるアトリエを備えたクリエイター向けシェアハウス。
その名は、Share House / Share Atelier『コネル』です。

 

”好きなときに土をこねる。”
”楽しい仲間たちと一緒に寝る。”

コネルは、つくること暮らすことが一体となったスペースです。 

ここには、有田で陶芸をはじめる若いクリエイター有田のまちで活躍する職人や陶芸家、さらに有田で楽しいことにチャレンジしたいプレイヤーが集まり、繋がり、そして広がっていきます。

また、コネルにふと立ち寄ってみた観光客が、ここで活動するクリエイターの作品をその場で購入することもできます。作り手と買い手がFace to Faceで繋がる、想像するだけでワクワクする空間になります。

 

 

昨年3月のある日、「中山陶和堂」という焼き物屋のオーナー・中山さんが私のもとを訪ねて来ました。

  

「イベントのとき以外はずーっとガランとするこの町並みをどがんかしたか(どうにかしたい)。このままだと、この通りはおい(自分)達の代で終わってしまうばい。」

 

伝統的建造物群保存地区に指定され、江戸期の建物も数多く残る内山地区。
しかし近年の不景気と少子化により、このエリアには現在たくさんの空き家が存在しています
昔、まちの皆が通ったスーパーや映画館も姿を消しました。

 

私は中山さんの想いに共感し、どうすればよいか共に考えました。そして、空きスペースになっている中山陶和堂の2階をシェアハウスとシェアアトリエにリノベーションすることに決めました。

 

 

 

少し時を戻します。

私は有田町の地域おこし協力隊として、【移住・定住促進】をミッションの1つとしています。着任した2015年秋頃からずっと、「どうしたら移住者を増やすことができるだろう。」と日々頭を悩ませていました。

そして、移住者の声を聞こうと思って開催した『移住者ぶっちゃけ飲み会』。

「有田暮らしっていいとこ、悪いとこ含めてどう?」というぶっちゃけトークを聞こうと思って、開催しました。すると、そこで伝えてくれた有田窯業大学校(有田にある焼き物の専門学校)のOGの子からこんな言葉が。 

「この会を開催してくれて嬉しい。学生のときは、学校、バイト先、アパートの往復だけで終わってしまったから。」

これを聞いて、私は決めました。
「そうか、移住者はすでに有田町にいるんだ。だったら彼女たちがまちの中で活躍できる場所とまちとの繋がりを作ることを、自分の仕事にしよう!」と。

この思いと中山さんの思いが交錯したことで、「コネル」の構想が生まれました。

 

昨年6月に、リノベーションに向けて活動を開始。
みんなで倉庫の片づけを行いました。

その後、約1年間かけて、”壁づくり”、”天井のペンキ塗り”、”壁の漆喰塗り”、”床はり”などをイベント化して、町内外の色んな人たちを巻き込むことを繰り返しています。
これまでに活動に協力してくれた人は、120名を超えました。



(これまでの活動は、こちらでご覧になれます。『中山陶和堂リノベーションプロジェクト』)

今年の4月に、アトリエに先行してシェアハウス部分をオープン。
4部屋のうち3部屋に、有田に移住してきた陶芸女子、今年4月にできた佐賀大学有田キャンパスに通う大学生、先述した有田窯業大学校の学生が入居してくれました。 

先日、お披露目イベント『コネル オープンハウスフェスティバル』を開催。

見学会に加えてワークショップやバザールも開催したところ、近所のおばちゃん空き家を使って何かやってみたい若者、そしてこれまでリノベーションに協力してくれた仲間たちなど、たくさんの人たちが遊びに来てくれました。

 



シェアハウスづくりがひと段落した今年の6月、シェアアトリエのプランニングチームを結成。どんなアトリエにしようかと妄想を膨らませ、わいわい話し合う日々を送ってきました。
そして、7月11日~14日に、友人であるパーリー建築の宮原翔太郎君に有田へ来てもらって、DIYワークショップ『究極のセルフリノベーション研修』を開催しました。

 

この4日間で、アトリエ内にパーテーションにも棚にもなるかわいいマルチなウォールができました。廃材を有効活用したので、費用はなんとほぼ0円!これから、どんどんこの場がDIYによってアトリエに変わっていく予定です。

↓コネル・アトリエ完成予想図

アトリエスペースは9月を目標に完成させ、まずは住人による試験運用をスタートします。
その後、来年1月のグランドオープンに向けて、随時改善していきます。

 

 

 
 皆さまから頂いたご支援のお金は、中山陶和堂2階の元・展示場をアトリエにリノベーションする費用に充当します。

<費用の内訳>
・水道工事費 70万円
・中古ろくろ等、作陶道具の購入費 20万円
・床塗装費 7万円
なお、材料費は廃材やシェアハウスのリノベーションで余った材料を使用するため、ほとんどかかりません。できる限り地球にやさしく、リノベーションを進めていきます。

 

中山陶和堂の倉庫には、山のように有田焼が眠っていました。
これはどれも景気が良かった当時に、先代が購入したお宝たち。

しかし、今は店頭に出すこともなく、倉庫に眠らせておくしかできませんでした
もちろん、そのほとんどが有田焼の一級品です。

しかも、料亭や旅館に卸すために作られたものが多く、一般の店頭でお目にすることが珍しい器たちです。
これらのデッドストック有田焼を、リターンの1つとさせて頂きます。

↓デッドストック有田焼の一例。

 

 他には、シェアハウスの住人がデザイン・制作した作品やグッズアトリエの使用権これまでコネルのリノベーションに関わってくれた仲間の農産物やコーヒーチケットなどを準備しております。

↓有田の棚田と水でつくった美味しいお米

↓ 有田町の人気カフェ『Fountain Mountain』のコーヒー


 

コネルのリノベーションは、中山さんと佐々木の自己資金を使って取り組んでいます。
補助金に頼らないことで、自由に、そして本気で取り組んでいます。
ただし、ほとんですべての工程をDIY(Do It Yourself)で行うため、資金投入は最小限に抑えられています。 

低予算ながらもコネルが完成して有田内山に新たな賑わいが生まれれば、「わたしもやれるかも。」と思ってくれる不動産オーナーが現れてくれると信じています。

コネルだけでは、まちは変わりません。
でも、コネルができることでまちが変わり始めると信じています

 ご協力、どうぞよろしくお願いします!

 

コネル アトリエプロジェクトチーム紹介

・佐々木元康(Motoyasu Sasaki)

有田町地域おこし協力隊
コネル管理人

1983年佐賀県有田町生まれ。早大院卒業後、2008年に大正製薬入社。分析研究室で医療用医薬品の新規開発に携わる。一方、ライフワークとしてボランティア活動にのめり込み、海外ではカンボジアで、国内では新潟県十日町市、宮城県南三陸町で教育支援や復興援助を行う。2015年、妻子と共に故郷の有田町へ移住。現在、地域おこし協力隊として町内外を駆け回る日々を送る。ちなみに、ものづくりは基本苦手だが、コネルをつくるためDIYにチャレンジ中。人が集まる場所をつくるのが好き。
趣味:ビール、マラソン。

 

・橋本優(Masaru Hashimoto)

 

大町町地域おこし協力隊
デザイン&DIYユニット ビーバー=ビーバー
コネル・DIYリーダー

大町町地域おこし協力隊として空き家・空き店舗の活用を軸に活動中。リノベーションスクール@北九州で佐々木と意気投合し、自治体の枠を超えたタッグを組んで互いのまちでのリノベーションプロジェクトを連携しながら推進している。また、仲が良すぎる嫁とデザイン&DIYユニット ビーバー=ビーバーを結成し、色んなものをかじりながら、身のまわりの暮らしとコミュニティを楽しくつくっている。

趣味:ものづくり、ワイン、チョコレート、登山。

  

・安武佑馬(Yuma Yasutake)

 

佐賀大学大学院工学系研究科都市工学専攻 修士2年
コネル・デザイナー担当

学部時代の卒業製作で有田と出会う。その後、修士でも継続して有田に関わっていきたいと考え、地域おこし協力隊の佐々木と出会い、中山陶和堂のプロジェクトに参加。現在、様々なことを勉強させてもらいながら、「コネル」のシェアアトリエのデザインに奮闘中。

趣味:テニス、建築めぐり、まち歩き。