▼「馬頭琴」演奏会を全国に! 第 1 弾

「スーホの白い馬」

日本では、小学校の教科書でおなじみ、モンゴルの童話です。

スーホが白馬を愛するあまりに生まれた楽器が「馬頭琴」。

「馬頭琴」現在もモンゴルを代表する民族楽器として、国民的に愛され親しまれています。

現在、日本ではほとんど目にする機会がない「馬頭琴」ですが、その音色に触れるや何とも言えない「懐かしさ」を覚え、深い郷愁・感動を誘います。

 

私たちは、モンゴルからプロの「馬頭琴奏者」複数名を招聘し、日本全国の皆様に本物の「馬頭琴」演奏をお聞きいただきたいと考え、本プロジェクトを企画いたしました。

 

スーホの白い馬(あらすじ)

 

 

モンゴルの草原に、スーホという心の優しい少年がおばあさんと二人で住んでいました。スーホは羊を追って暮らしていましたが、ある春の夜、生まれたばかりの白い仔馬を見つけて持ち帰り、大事に育てました。

朝起きて夜寝るまでスーホと白い馬はいつも一緒です。人間と馬というより、兄弟のようにそれはそれは大変仲の良いスーホと白馬に、周りの人々もびっくりするほどでした。

やがて月日がたち、白い仔馬は立派なたくましい馬に成長しました。

そんなある日、モンゴルの殿様の前で馬の競争が行われることになりました。モンゴルの各地から脚に自信のある馬たちが集まってきました。もちろん、スーホも白馬に乗って参加しました。

 

「用意ドン!!」家来の合図でスタートです。でもスーホの白馬にかなう馬はありません。スーホは見事に一着になり、殿様が約束した通り、殿様の娘「オノン姫」と結婚し素晴らしい商品をもらうはずだったのですが、あまりの白馬の素晴らしさに目を奪われた殿様は、何かと理由をつけて、約束を破り、あげくのはてに、白馬を無理やりスーホから奪い取ってしまったのです。

 

白馬と引き裂かれたスーホは、毎日毎日白馬の事を思い出しては、悲しみの涙にくれていました。友達も心配して、いろいろと元気づけるのですが、スーホの悲しみは深くなるばかりでした。カタカタと戸を鳴らす秋風にも、「白馬!白馬が帰ってきたんだ」と表に飛び出して、探し回るスーホの姿に、おばあさんも涙がとまりませんでした。

 

その頃、スーホから奪った白馬を、殿様はお客様を呼んで自慢することにしました。しかし、スーホに会いたい気持ちは白馬とて同じです。白馬は殿様を振り落とし、家来を地面に叩きつけて、スーホに会いたくて逃げ出しました。

怒った殿様は、弓矢で白馬をうってしまったのです。体に何本もの矢傷を受けながら、それでも白馬はスーホのゲル(家)に帰ってきました。

「白馬!逃げてきたんだね。僕に会うために、矢で撃たれながら・・・こんなに遠くまで走ってきてくれたんだね」・・・スーホに抱かれながら白馬は死んでしまいました。

 

嘆き悲しむスーホに、白馬の魂が現れて、「スーホ、元気を出してください、そして、私の尾やすじを使って楽器を作ってください。そうすればスーホが歌を歌うとき、私も一緒に歌えます。スーホが休むとき、あなたのそばにいられます。」と話しかけて消えていきました。

スーホは、言われた通り白馬の体から楽器を作りました。

この楽器が現在もモンゴルに伝わる「馬頭琴」という楽器です。

▼このプロジェクトで実現したいこと

・「馬頭琴」が奏でる素晴らしい音楽を日本中の子供たち、お年寄りに届けたい。

・「馬頭琴」コンサートを通して、地域の活性化に役立てたい。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

私の町は兵庫県北部、豊岡市但東町です。

広大な土地にわずか4000人余りの人が暮らす「過疎最前線」の町です。住民の50%が60才以上という、限界集落一歩手前の町ですが、この町には世界でも唯一といわれる「日本・モンゴル民族博物館」が存在しています。

その展示物の数とレベルは、「日本の誇り」というべき素晴らしいものです。

竣工21年目となるこの「日本・モンゴル博物館」の存在が、日本とモンゴル民族との強力な友好関係を築きあげ、日本におけるモンゴル文化の中心地としての地位を現在にもたらしていると言えます。

 

この特殊で恵まれた環境を活かし、モンゴル民族が世界に誇る民族芸術である「馬頭琴」を日本全国の子供たちやお年寄りに、直に触れていただきたいとの思いで企画いたしました。

 

私たちは日ごろ、「日本で唯一の馬頭琴専門プロダクション」として活動していますが、「願い」は、日本全国の子供たち、お年寄りに、負担なく気軽に、本物の「馬頭琴」演奏に触れていただきたい・・との思いで、広くご賛同者を募り資金を調達し、目的を実現したいと考えています。

 

 

 

▼募集の内容

募集詳細は次の通りです

1.  5,000円

2.10,000円

3.30,000円

4.50,000円

 

▼リターン

1.  5,000円

      お礼メール(締め切り後1ヶ月以内に発送)

2. 10,000円

    お礼メール、モンゴル民芸品(締め切り後1か月以内に発送)

3. 30,000円

    馬頭琴ソロコンサートの開催

4. 50,000円

    馬頭琴コラボバンドの演奏会

※ モンゴル民芸品の種類・内容については当方にお任せください。

  馬頭琴ソロコンサートとは、馬頭琴奏者1名による演奏会です。演奏時間は約30分です。

  馬頭琴コラボバンドとは、馬頭琴1~2名にパーカッション、シンセサイザーなどの奏者が加わったバンド演奏で

  す。演奏時間は約30分です。

  演奏場所地域等は日本国内であれば原則問いません。

  基本的なPA装置、簡易照明、通訳兼司会がセットとなりますので、主催者様には特にご用意いただくものはありま

  せん。

  ただし、兵庫県豊岡市から開催地までの交通費、食費、宿泊費などは別途頂戴いたしますので、あらかじめご了承

  ください。

  開催に際して、スケジュール調整等必要となりますので、事前にお問い合わせください。

▼これまでの主な活動

2015年8月 日本・モンゴル民族博物館に日本在住モンゴル人を30名ほど招致し、地元小学生との交流会を開催

2015年10月 日本・モンゴル民族博物館にて「モンゴル相撲大会」開催

2016年8月 コウノトリ但馬空港にて「モンゴル相撲大会」開催

2016年11月 日本・モンゴル民族博物館にて「モンゴル相撲大会&宝まつり」開催

2016年12月 モンゴルへ渡航

2017年1月 モンゴル人たちと「NPO法人たんたんチャレンジ設立準備室」発足

2017年4月 日本・モンゴル民族博物館にて「モンゴルフェス&たんたんマルシェ」開催

                  4/16~4/30 各所で馬頭琴コンサート開催

2017年5月 日本初・馬頭琴専門プロダクション「STARBOX ENTERTAINMENTS」発足

 
▼最後に

彼らモンゴル人は外国(日本)に来て、手厚い洗礼を受け挫折に導かれる方も少なくありません。そして多くは先進国日本の勝手な都合で、低賃金労働者としての扱いを受けることもあります。

私たちは素晴らしいものは素晴らしいと言える、ボーダレスな社会を志しています。

私たちの活動を通じて、世の中が少しでも豊かになればと思っています。

ご支援、ご協力よろしくお願い致します。

 

  • 2017/08/07 16:25

    初参戦!「フェスタ飛天」 先日、京丹後市のイベントに参加させていただきました! 馬頭琴での集客は難しい中で、参加させていただけることは本当に嬉しいです。 来場されてたほとんどの方が、馬頭琴を聴くのも見るのも初めてでした。 ありがとうございました!

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