【はじめに・ご挨拶】

ご覧頂きありがとうございます。

突然ですが、皆さんはALLY(アライ*①)という言葉を知っていますか?

私は関西からこのALLY(アライ)をもっと増やしたい!という想いで、

2021年3月大阪で『KANSAI-ALLYMO ~LGBTQ支援者(アライ)をもっと~』 という新しいイベントを開催します。

ダイバーシティ(多様性)をテーマにしたファッションイベントです。

このイベントを成功させるために皆さんのご支援ご協力をお願いしたく、本プロジェクトを立ち上げました。

*①ALLY(アライ):自分の性自認や性的指向に関わらず、LGBTQ(*②)当事者に対してフレンドリーな人、差別をしない人。

*②LGBTQ(エルジービーティーキュー):セクシャルマイノリティの総称。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、そしてそれ以外の性を持つ方たちの頭文字を取ってこう呼ばれる。


【自己紹介】
仕事柄、お着物とスーツをよく着ます。趣味はDJ&VJ。

あらためまして。 

本プロジェクトのオーナーであり、『KANSAI-ALLYMO ~関西から、LGBTQ支援者(アライ)をもっと~』の主催を務めます山本超基(ヤマモトマサキ)と申します。

大阪府堺市在住で、MAYA  JAPAN(『少数派に寄り添う肌着屋さん』 )の代表をしております。

現在46歳の私には、何度かの転職歴があります。

そんな中で LGBTQの方々との出会いがありました。

当事者の方が持つ悩みや苦しみを初めて目の当たりにし、その事は私の心に深く残りました。

というのも、私には知的障害者の兄がいます。

障害を持つ兄もまた、社会の中でマイノリティなのです。誤解、偏見、差別…… その中で生きてきた兄とLGBTQの方々の姿が、私には重なって見えたのかも知れません。

もっとお互いを理解し、多様性を認め合えれば、きっと誰もが「生きやすい」世の中になるのではないでしょうか。

私は事業を通じて多様性のある社会への橋渡し役になりたい、いつもそう願っています。

~MAYA JAPANについて~

『少数派に寄り添う肌着屋さん』として、トランスジェンダー(*③)の方に向け「バストを小さく補正するシャツ」の販売事業を2018年10月よりスタート。現在はその補正力が認められ、着物業界にも進出。和装ブラの開発なども手掛けています。

*③トランスジェンダー:心と身体の性が一致しない方。


【このプロジェクトで実現したいこと】

LGBTQ当事者の存在をもっと身近に感じて欲しい!そして、関西からALLYをもっと増やしたい!

というのが、このイベントのコンセプトであり、私たちの目標です。

ここに素晴らしい文章がありますので紹介させて下さい。

『2018年に電通ダイバーシティ・ラボが行った調査で人口の約8.9%(約11人に1人)がLGBTという調査結果が出ました。約8.9%とは左利きやAB型と同じくらいの割合と言われています。

「LGBTQが身近にいること」を知ってもらうために当事者が声をあげることはとても大切です。

しかし、当事者が声をあげるには「カミングアウト」というとても高いハードルを課すことにもなります。

想像してください。

約8.9%の当事者ではなく、残り約91%の人たちが声をあげ、ALLY(アライ)であることを表明する社会をつくることができたら…

これはYouTuberであり自身もゲイであることを公表して活動しておられる《かずえちゃん》の言葉です。

LGBTQ当事者たちは、きっと皆さんのすぐ近くにいます。例え、本当の自分をカミングアウトしていなかったとしても・・・。もしも当事者たちが、“言いたいけれど、言えない”のだとしたら・・・声をあげるべきは、むしろ私たち非当事者の方ではないでしょうか。

人それぞれ顔が違うように、性格が違うように、みんなそれぞれ違ってて良い。自分らしくて良い。

性自認や性的指向もこれと同じです。男性、女性だけではありませんし、好きになるのは異性とは限らないのです。LGBTQを語るとき、「グラデーション」という言葉がよく使われるのはそのためです。

「ダイバーシティ(多様性)」が実現された素晴らしい世界は、きっと考えるものではなく、初めからそうだったのだと“思い出す”ものではないでしょうか。

マイノリティ(少数派)に優しい社会は、マジョリティ(多数派)を含むすべての人にとって優しい社会であるはずです。

LGBTQ当事者に対してはもちろんのこと、私の考えるALLYとは、自分とは異なる考えや価値観、存在そのものを認め、そして許せる人のことです。

私は地元であるここ関西から、そんなALLYの輪を広げていきたいと考えています。


【プロジェクトをやろうと思った理由】

私は2018年10月より、大阪を中心としたLGBTQ関連の様々なコミュニティに毎月参加してきました。

私はそこで、驚くほど多様な性自認と性指向があること知り、それ故に学校や職場での孤独感、カミングアウト出来ない辛さ、親との確執、差別や偏見・・・など、当事者の皆さんが抱える生き辛さを知りました。

しかし、ここに興味深いデータがあります。『OUT JAPAN』(2020年12月)の記事によると

「性的マイノリティに関して人々がどう認識しているかを尋ねた意識調査の結果速報が発表され、同性婚に賛成する人の割合が64.8%に上り(20代〜30代では8割)、性的マイノリティに対するいじめや差別を禁止する法律・条例の制定には87.7%の人々が賛成していることが明らかになりました。」

とのこと。こうしてみると理解は進んでいるはずなのに、当事者が未だに社会で生き辛さを感じているのは何故でしょうか。

ひとつは、非当事者の多くが「自分ごととして捉えにくい」ということです。

私のように「これまで自身の周囲にカミングアウトしている当事者がいた」というケースを除けば、基本的に自分の身近に当事者がいることすら知らない人がほとんど(実際は11人に1人が当事者であるから身近に居る可能性は高いはず)であり、 「自分ごと」として捉えにくい現状があります。

もう一つは、何か力になりたいと思っても「何をすればよいのかわからない」というものです。

おそらくその根底には「傷つけてしまったらどうしよう」という不安があるように思います。実際に私もコミュニティに初めて参加した時、聞いてみたいことは沢山あったはずなのに、自己紹介以外は何も話せませんでした。寄り添いたいと思う反面、もしも傷付けてしまったらどうしようと、とても不安だったことを覚えています。

この『約8.9%の当事者ではなく、残り約91%の人たちが声をあげ、ALLY(アライ)であることを表明する社会をつくることができたら…』と願うLGBTQ当事者と、『何をして良いのかわからない、自分ごととして捉えられない』非当事者をどうすれば結び付けることができるのだろう・・・私はこの2年半、ずっとそのことを考えてきました。ALLYとして何ができるのか。ALLYにしか出来ないことはなにか、と。

私の答えは「これまでLGBTQ当事者に寄り添ってきたように、今度は非当事者に寄り添うこと」でした。

当事者と出会う前の自分を思い出し、そこから何が出来るかもう一度考えてみようと思ったのです。


【ダイバーシティ(多様性)とファッションのイベント開催へ ~主語をALLYに~】

これまで各地で行われてきたLGBTQのイベント、例えばレインボーフェスやレインボーパレードも、もちろん誰もが参加できる素敵で楽しいイベントです。しかし、レインボー一色に染まるそれらのイベントは、あくまで主語(あるいは主導)はLGBTQ当事者でした。まだ「自分ごと」として捉えることができない多くの非当事者にとっては、少し入りにくく、ハードルが高いように感じられるのかも知れません。

ならば、主語が非当事者のイベントならどうでしょうか。あくまでALLYを含む非当事者が主導のイベントです。さらに、切り口を「ファッション」、テーマを「多様性」としました。

それは、楽しくて自由な「ファッション」という切り口が、とてもカジュアルで誰にでも身近に感じてもらえると思ったからです。そこから「多様性」というテーマをみんなでみつめてみようと考えています。 『STUDIO HF』代表:優子 

 Model & Beauty School『sen-se』代表:
 豊川月乃

異ジャンルパフォーマー集団『BLACK』

『アトリエ工房アンジュ』代表:樋口久実
(南大阪コレクション主催)

差別や偏見の問題を含む以上、LGBTQについて考えることは確か に軽々しいことではありません。

しかし、沢山の非当事者が気軽に足を運び、そこで当事者と自然に出会い、同じ時間と場所を共有するための入口を作るには、そのテーマが何であるかの前に、まずは「楽しい」「ワクワクする」「素敵」「また行きたい」 と思えるものでなければいけない、私はそう考えています。

なので、今回は『ALLY&非当事者  with LGBTQ』なファッションイベント、といった感じで進めてみたいのです。少し実験的ではありますが、これが私の考える『どうすればALLYを増やせるのか』の仮説であり、『非当事者に寄り添う』ひとつの方法であり、『ALLYとして何ができるのか。 ALLYにしか出来ないことは何か 』の 現時点での答えです。

そして今回のイベントが、LGBTQについて身近に感じてもらえるキッカケとなり、ALLYという言葉を知ってもらう機会となり、いつかALLYを表明する人が増えていく始まりになればと願っています。

そんな想いから、このイベントを企画し、そのためのクラウドファンディングを立ち上げました。


~今回ご出演いただくモデルの皆さん~

《LGBTQ当事者モデルの皆さん》

阪部すみと
(『Tsunagary Cafe』、
『Tsunagaryオフィス合同会社』運営、
講演活動、研修など)

森口玄貴
(『Tsunagary Cafe』運営、
『Tsunagaryオフィス合同会社』代表)

竹紫春翔-ちくしはるー
(オニイタレント、講演活動など)

奈緒-naoー
(ドキュメンタリー映画『女になる』友情出演)

みのり
(尼崎市共催『MixRainbow』代表、
講演活動など)

いのうえあさひ
(『京都まぁぶるスペース』スタッフ、
『Tsunagary Cafe 』アシスタントスタッフなど)

津村雅稔-Qちゃん-
(『特定非営利活動法人チーム紀伊水道』
副理事長、『レインボー3710《みなと》』代表、
講演活動など)

《ALLY(アライ)モデルの皆さん》
Model&Beauty School 『sen-se』

【主催者のこれまでの活動】

―これまでに参加させて頂いたLGBTQ関連の団体やコミュニティなど―

●Tsunagary Cafe(Tsunagary オフィス合同会社)●認定NPO法人 虹色ダイバーシティ ●特定非営利活動法人カラフルブランケッツ ●MixRainbow(尼崎市)●富田林市LGBTコミュニティ ●淀川区LGBTQ支援事業コミュニティスペース ●NPO法人QWRK(クォーク)

―その他の活動―

●2019年6月、LGBTQの現状視察のため、単身タイのバンコクを訪問。

●「認定NPO法人 虹色ダイバーシティ」のチャリティーランナーとして「大阪マラソン2019」に参加し、完走。



【資金の使い道】

●会場使用料 ●演出機材費 ●ライブ配信、DVD作成費 ●キャスト・スタッフの人件費

●キャスト・スタッフの昼食費、交通費 ●フライヤー・パンフレット作成費、送料

●花代など諸経費、雑費 ●CAMPFIRE手数料 ・・・など


【実施スケジュール】

1月30日(土)~2月28日(日)23:59


【『KANSAI-ALLYMO 2021』イベント詳細】

●タイトル
『KANSAI-ALLYMO ~関西から、LGBTQ支援者(アライ)をもっと~』

●開催日時 

2021年3月6日(土)

●スケジュール(予定)
・開場  :15時
・開演  :16時〜18時   ファッションショー&トークショー
・終了後 :18時〜19時半  会場ホワイエにてレセプション(写真撮影などの交流)

●場所

ナレッジシアター(グランフロント大阪 内)

●チケット料金
・一般          : ¥3,000

・ライブ配信:¥1,500(コロナによるイベント自粛で無観客での開催になった場合も想定。その場合はライブ配信のみで決行。)

*チケットはCAMPFIRE(クラウドファンディング)からの先行予約販売のみ。当日券なし。

●イベントの主旨

ダイバーシティ(多様性)の実現に向けて、LGBTQ当事者と非当事者が共に開催するファッションショー&トークショー。

「誰もが自分らしくて自由で良い」というテーマをファッションの切り口からみつめ、LGBTQ当事者と非当事者がボーダーレスに交われる時間と場所を作る。


●出演者

LGBTQ当事者、ALLY, LGBTQフレンドリーな個人や企業、モデル、デザイナー、アパレル関係者・・・など

●主催
MAYA JAPAN

●衣装提供(予定)
アトリエ工房アンジュ、ハバダッシェリー、音遊株式会社、MAYA JAPAN・・・など

●協賛
株式会社アンド・コスメ(メンズコスメブランド『BOTCHAN』)、TIM、
アトリエ工房アンジュ、STUDIO HF、Model&Beauty School 『sen-se』、
異ジャンルパフォーマー集団『BLACK』、
Tsunagaryオフィス合同会社、特定非営利活動法人カラフルブランケッツ、Mix Rainbow、
暁project、藤原直(LGBT活動家)、PRIDEプロジェクト、
YouTuberかずえちゃん、オンラインサロン『かず部屋』の皆さん・・・ など


【最後に】

LGBTQ当事者は、みんな生き辛さを感じています。本当は非当事者の味方は沢山いるのに・・・。

非当事者は、LGBTQを遠い存在に思っています。こんなに近くにいるのに・・・。

イベントを通じて両者を「見える化」し、そして出会ってもらいたい。私はそう考えています。

どうか皆さんのお力をお貸しください。

ご支援ならびにご協力、よろしくお願い致します。


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


【コロナウイルス感染拡大防止対策について】

●入場制限

会場は約330人程度収容できますが、観客の入場は150人までに制限し(限定チケットを販売)、その他の観客につきましては生ライブ配信にてオンラインでご視聴して頂きます。

●受付にて

アルコール消毒、マスク配布(お持ちでない方)、非接触による遠隔体温測定(37.5℃以上の方のご入場はお断りさせて頂きます)。また密を避けるため、開演一時間前から受付を開始します。

●会場内

・約30〜40分毎に会場の換気、席の間隔を空けて着席して頂きます。

●連絡先を把握/管理

万が一、当イベントからコロナウイルスの感染が発生した場合は、会場にいた関係者および参加者全員へ速やかにご連絡させて頂きます。そのため、全員のご連絡先を把握/管理させて頂きます。

●行政よりイベント自粛要請が発令された場合 : 会場管理会社と相談の上、中止もしくは延期させて頂きます。

●イベント自粛要請は発令されていないが、状況により観客を入れない方が良いと判断した場合 : 

会場は無観客状態にてイベントを開催。全ての観客にライブ配信にてオンラインでご視聴して頂きます。

その場合にはお詫びとして、イベントのDVDを後日お届け致します。ご了承ください。

  • 2021/03/05 14:44

    【お知らせ】いよいよ開催が明日に迫ってまいりました。クラウドファンディングは終了しましたが、多数のお問い合わせをいただいております。もし、当日鑑賞券をご希望の方がおられましたら、直接弊社のメール宛てにご連絡をお願い致します。追って、お振込み先をお知らせ致します。info@maya-japan....

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