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【第二弾】毛糸で南米パタゴニア地方の女性達の経済的安定を支援するプロジェクト

新型コロナ感染症の影響で観光業に大打撃を受けている、南米パタゴニア地方の女性たちが経済的に自立できるように、地元特産のウールを使ってオリジナル製品を作るプロジェクトです。第一弾のご支援で製品化の道筋がついたので、今回は実際にオーダーメードでニットキャップとハンドウォーマーの注文を受け付けます。

現在の支援総額

118,000

118%

目標金額は100,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/05に募集を開始し、 6人の支援により 118,000円の資金を集め、 2021/02/27に募集を終了しました

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【第二弾】毛糸で南米パタゴニア地方の女性達の経済的安定を支援するプロジェクト

現在の支援総額

118,000

118%達成

終了

目標金額100,000

支援者数6

このプロジェクトは、2021/02/05に募集を開始し、 6人の支援により 118,000円の資金を集め、 2021/02/27に募集を終了しました

新型コロナ感染症の影響で観光業に大打撃を受けている、南米パタゴニア地方の女性たちが経済的に自立できるように、地元特産のウールを使ってオリジナル製品を作るプロジェクトです。第一弾のご支援で製品化の道筋がついたので、今回は実際にオーダーメードでニットキャップとハンドウォーマーの注文を受け付けます。

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はじめに・ご挨拶

はじめまして、南米パタゴニア地方でトレッキングガイドをしております、平岡健二(ひらおかけんじ)と申します。1993年にこの仕事を始めて以来、もう27年も南米パタゴニアに関わっています。

そしてもうひとり、現地パタゴニアで親子二代に渡りペンションのオーナーをしているセシリアさんがパートナーとなって、日本とチリを絆いでこのプロジェクトを進めています。



このプロジェクトで実現したいこと

パタゴニアの羊たち パタゴニアの大地に地平線まで広がる牧場「エスタンシア」でとれる羊毛を使って手作りの編み物を作り、パタゴニアの新しい特産品を作ろうとしています。

これまでもパタゴニア地方には民芸品としてのウール製品は土産物店で売られていましたが、観光客が家に帰ってからも長く使いたくなるようなクオリティのものではありませんでした。

そこでこのプロジェクトでは、(1)パタゴニアの特産品ウールを、(2)パタゴニアの草木を使って染色(草木染め)して味わい深い色合いの毛糸を作り、さらに(3)地元の女性たちによる手編みという、これまでのものより付加価値の高いニット製品を作り、それをネットで販売して観光以外での副収入の手段を得ることを計画しています。これにより現地の女性たちの経済的自立支援を行いたいと考えています。

野原でタンポポを摘んできました

パタゴニアの羊で作った手縒り毛糸











パタゴニアの強風に耐える南極ブナ。この木の樹皮で染色します。前回(第一弾、2020年10月)のプロジェクトでは、頂いたご支援でパタゴニアの牧場(エスタンシア)から羊毛を仕入れ、草木染めで染色し、手編み製品を作り上げるまでの工程を確立して、試作品第一号を作り上げるところまで達成出来ました。

この第二弾プロジェクトでは、実際にこのニット製品のご注文を頂いて日本までお届けします。ただ、上の写真にあるタンポポの季節は終わってしまったので、別の素材で草木染めした毛糸で作った製品をお届けします。

タンポポ染め(上段)と南極ブナの樹皮染め(下段右)の帽子とハンドウォーマー

この写真にあるような帽子とハンドウォーマーの注文をお受けします。ご注文を頂いてから編み始めるので、お届けまでに1ヶ月半-から2ヶ月ほどかかる見込みです。このプロジェクトの2月中のご注文で4月頃のお届けになると思います。


カラファテの木

今回の染色素材はパタゴニアを代表する秋のワイルドフルーツ、「カラファテの実」を使って見ようと思っています。カラファテはブルーベリーに似た紫色のフルーツで、秋(2~3月)がシーズンです。

取り敢えず、今の段階(1月下旬)で手に入れることができた実で試しに染めてみました。タンポポや南極ブナとはまた趣の異なる良い色が出そうです。

あともう一色は、やはりパタゴニアのを代表する樹木「南極ブナ」で染色した毛糸を使って作ります。色の具合は上の写真を参考にしてください。この2色で、帽子とハンドウォーマーのご注文を承ります。


私たちの地域のご紹介

南米パタゴニア地方は、チリとアルゼンチンの2カ国にまたがる広大な土地で、広さは日本の3倍ほどもあります。かつては羊毛生産で栄えた時代もありましたが、化学繊維の普及とともに羊毛業は衰退。現在は観光が主な産業となっています。

フィッツロイ山 世界最南端の町ウスアイア、巨大な氷山が崩れ落ちるペリトモレノ氷河、あのスポーツウェアブランド「パタゴニア」のロゴデザインにもなっているフィッツロイ山、そして岩峰群と湖と氷河の美しいパイネ国立公園などがよく知られているかと思います。

そして、このプロジェクトは、その「パイネ国立公園」の近くにある町、チリのプエルト・ナタレスで行います。


プロジェクトを立ち上げた背景

南米の南の端「パタゴニア地方」では、多くの人たちが観光収入に頼っています。しかし、世界の果て(Fin del Mundo)とも呼ばれる辺境のこの地は、オフシーズンが長く、観光に頼るその生活は決して楽ではありません。更に、今回のコロナ禍で観光が壊滅的な打撃を受けてしまいました。チリ・パタゴニアでは2020年3月からロックダウンに入り、その年の観光収入はほぼゼロ。2021年1月にようやくロックダウン規制が緩和されましたが、今年前半の観光収入もほぼ得られない見込みとなっています。

そこで私は古くからの友人であるの現地のペンションオーナーと話し合い、少しでも彼らの助けになりたいと考えてこの「ハンズ・オブ・パタゴニア」プロジェクトを立ち上げました。


これまでの活動

このプロジェクトは2020年10月に発足しました。プエルト・ナタレスは観光業で成り立っている街でしたが、コロナ感染症の影響で今後しばらくは観光収入がほぼ無さそうということがわかってきたので、何か別の収入の道を探さないとみんな生きていけなくなってしまう。そんな時、部屋の中に干してある毛糸の手袋と帽子をみて、これを新しい特産品にしよう、と思い立ったわけです。


前回(第一弾)のプロジェクトでは、試作品を作るところまでこぎつけることが出来ました。パタゴニアの牧場から毛糸を仕入れ、タンポポやパタゴニアを代表する木「南極ブナ」、あと南極ブナに付く苔を使って染色、そうして出来た草木染めの毛糸を使って地元の女性たちに帽子とハンドウォーマーを編んでもらいました。

タンポポと手紡ぎ毛糸花や葉の部分で違う色が南極ブナの樹皮を削って染色材料に南極ブナの樹皮で染色したもの編みやすいように巻きますタンポポ染めの毛糸です。 さっそく編んでもらいました。南極ブナ染めのキャップ









































まずは製品を作り上げることが出来ましたので、次はパタゴニアの人達と一緒に、大きな活動に育てていくことを目指しています。


資金の使い道・実施スケジュール

ご支援いただいたお金は、製品制作、編み手さんへの謝礼(これが彼女たちの収入になります)と、このプロジェクトの広報活動に使わせていただきます。羊毛の仕入れ、染色材料の購入、染色してくれる方と編み手さんへの報酬、送料、運賃、広報活動費、あとこのクラウドファンディングの手数料などになります。

スケジュールとしては、2月中にご注文を頂いて3月から編み始め、2021年4月中旬には発送に漕ぎ着ける計画です。今後の感染拡大状況によっては、現地がまたロックダウンされてしまうかも知れません。その場合は、製作が遅れたり、発送できなくなったりするかも知れませんが、そのときはその都度状況をご案内いたします。



リターンのご紹介

【ニットキャップ-1(ポンポンなしタイプ)】

- カラー: 2種類からお選びください。
      カラーNo.1 南極ブナ染め
      カラーNo.2 カラファテ染め

(※写真の染色は南極ブナ染めです。カラファテ染めの色は異なりますが、まだ作っていないのでサンプル色をお見せできません。申し訳無いですが、ご了承下さい。)

- パタゴニア産コリデール種ウールから手紡ぎした毛糸を使用。

- パタゴニア産の南極ブナやカラファテの実を使った草木染め。

- パタゴニアの女性たちによる手編み。プロの編み手さんではありませんが、お母さんやおばあちゃんから習った、など地元に昔から伝わる編み方で作られています。

- パタゴニアの子どもたちや外で働くお父さんたちが身につけている、そんなデザインです。

- プロジェクト名 "Hands of Patagonia, Puerto Natales, Chile" の入ったタグ付き

- 幾分小ぶりなので、女性向けです。小柄な男性でもお使い頂けます。


【ハンドウォーマー(ショートタイプ)】

- カラー: 2種類からお選びください。
      カラーNo.1 南極ブナ染め
      カラーNo.2 カラファテ染め

(※写真の染色は南極ブナ染めです。カラファテ染めの色は異なりますが、まだ作っていないのでサンプル色をお見せできません。申し訳無いですが、ご了承下さい。)

- パタゴニア産コリデール種ウールから手紡ぎした毛糸を使用。

- パタゴニア産の南極ブナやカラファテの実を使った草木染め。

- パタゴニアの女性たちによる手編み。プロの編み手さんではありませんが、お母さんやおばあちゃんから習った、など地元に昔から伝わる編み方で作られています。

- パタゴニアの子どもたちや外で働くお父さんたちが身につけている、そんなデザインです。

- プロジェクト名 "Hands of Patagonia, Puerto Natales, Chile" の入ったタグ付き

- 寒い時期はもちろん、夏でも冷房の効き過ぎたオフィスワークの際に重宝しそうなアイテムです。


【キャップ-2(ポンポン付きタイプ)】

- カラー: 2種類からお選びください。
      カラーNo.1 南極ブナ染め
      カラーNo.2 カラファテ染め

(※写真の染色は南極ブナ染めです。カラファテ染めの色は異なりますが、まだ作っていないのでサンプル色をお見せできません。申し訳無いですが、ご了承下さい。)

- パタゴニア産コリデール種ウールから手紡ぎした毛糸を使用。

- パタゴニア産の南極ブナやカラファテの実を使った草木染め。

- パタゴニアの女性たちによる手編み。プロの編み手さんではありませんが、お母さんやおばあちゃんから習った、など地元に昔から伝わる編み方で作られています。

- パタゴニアの子どもたちや外で働くお父さんたちが身につけている、そんなデザインです。

- プロジェクト名 "Hands of Patagonia, Puerto Natales, Chile" の入ったタグ付き

- ポンポンなしタイプに比べてやや深めのデザインです。女性でも男性でもお使い頂けます。


【ハンドウォーマー(ロングタイプ)】

- カラー: 2種類からお選びください。
      カラーNo.1 南極ブナ染め
      カラーNo.2 カラファテ染め

(※写真の染色は南極ブナ染めです。カラファテ染めの色は異なりますが、まだ作っていないのでサンプル色をお見せできません。申し訳無いですが、ご了承下さい。)

- パタゴニア産コリデール種ウールから手紡ぎした毛糸を使用。

- パタゴニア産の南極ブナやカラファテの実を使った草木染め。

- パタゴニアの女性たちによる手編み。プロの編み手さんではありませんが、お母さんやおばあちゃんから習った、など地元に昔から伝わる編み方で作られています。

- パタゴニアの子どもたちや外で働くお父さんたちが身につけている、そんなデザインです。

- プロジェクト名 "Hands of Patagonia, Puerto Natales, Chile" の入ったタグ付き

- ショートタイプより手首の部分が長くなっています。幾分小ぶりなので、女性向けです。小柄な男性でもお使い頂けます。



最後に

皆さん、コロナと自粛で大変な思いをされているかと思いますが、地球の反対側の人たちも同様に大変厳しい状況です。世界地図を見ながら、ちょっとだけ遠い異国の人たちのことに思いを馳せて頂ければ嬉しいな、と思います。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、一つでもご注文を頂ければ計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • ご支援頂いた皆様へ。当初の予定より大幅に遅れてしまいましたが、お約束したリターンの発送がようやく完了しました。まだお手元に届いていない方にも、数日中にはお届けできるかと思います。ニット製品をお使いいただくには、ちょっと暑くなってしまいましたが、この秋からご愛用頂ければと思います。この度は、温かいご支援をありがとうございます。今、次のプロジェクトの準備を進めておりますので、今後ともよろしくお願い致します。Hands of Patagonia 主宰平岡 健二 もっと見る

  • カラファテ染めの帽子ができました。モデルさんは、ご近所のおばあちゃんにお願いしました。これは、まだサンプルですが、カラファテの実のシーズンは短いので、これから急いで作って行きます。 もっと見る

コメント

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