あなたは心から満足する最高のコーヒーを、

人生さえも変わるような「特別な一杯」を味わったことがあるでしょうか?

 

今回プロジェクトを立ち上げた今岡寛之です。

僕は2016年〜2017年の1年間、世界一周しながら438軒のカフェを巡りました。

世界を旅するまでは会社の営業マン。

企業で働き続けることの疑問を抱え続けたまま無理をして働いていました。

やがて疑問は抑えられず脱サラしてカフェを始めることを決意。

 

せっかくならお客さんに喜んで、そして驚いてもらえるようなカフェをつくりたい。

そこで面白いアイディアを求めて世界のカフェを訪ねる旅をはじめました。

それは人生を変えてくれるような特別な一杯に出会うための旅でもありました。

 

僕にとってカフェは自分と向き合う特別な場所。

自分と向き合うことで何かが生まれるクリエイティブな空間。

そんなカフェをつくって誰かの人生が輝きだしたら嬉しい。

今は、その想いが一つの形になりそうな予感がしています。

日本に星の数ほどあるオシャレなだけのカフェとは違う「特別な一杯」を味わえるカフェ。

世界一周の末にたどり着いたカフェのイメージ。

それを完成させるためのストーリーを心を込めて書き綴りました。

僕の話に少しの間お付き合い頂けたら幸いです。

「コーヒーのことは詳しくないけど…カフェは大好き♪」

という人は多いと思います。

かく言う僕もその一人でカフェはよく行きますが、コーヒー豆のことは未だに詳しくありません。

 

それでもコーヒーの味やカフェの雰囲気には強い拘りがあります。

僕は世界中のカフェを訪ね歩く中で、多いときは1日で6軒も訪ねることもありました。

それは、同じ町でもそれぞれのカフェの雰囲気が全然違うからです。

その違いを感じに行くのが面白くて多くのカフェを訪ね歩きました。

"一言でカフェと言っても、1つとして同じカフェなんてない"

「ロンドンの昼下がり」

ー“Alchemy Coffee” では息抜きに訪れた地元の人がコーヒーを買うついでにバリスタと立ち話しをしていました。僕

には、そこはしばしの休息の場所であり、近くに暮らす人たちの交流の場に見えました。

 

「シンガポールの朝」

ー“My Awesome Cafe”ではコーヒーを飲みながら話をするクリエイティブなビジネスマンがテーブルを囲んでいます。

まるでその空間は、世の中を面白くしようとアイディアを出す戦略会議室のようでした。

 

「日曜日のパース」

ー“Moore&Moore Cafe”ではカフェのスペースでの結婚式を控えたカップルが下見を兼ねてランチを楽しんでいます。

このカフェは出会いと人生のターニングポイントの場所。

もしかしたら、ここで出会った運命の相手と、ここで結婚式をしたいと憧れる女性も訪れているかもしれません。

 

カフェで味わう個性豊かな拘りのコーヒー。

オーナーの世界観が垣間見える場の雰囲気。

世界を一周した末に心に残ったのは、

 

「カフェに集う人の“想い”によって紡がれる物語」

 

これがカフェの一番の魅力ではないか、という気付きです。

心から美味しいと思えるコーヒーを飲んで心が軽くなり、ふとした瞬間にアイディアが生まれる。

人と話していた時に忘れていた想いが蘇り再び夢が輝きだす。

カフェに入る前とでは世界が違って見える。

 

そんなきっかかけになる特別なコーヒー。特別なカフェ。

カフェに訪れることでしか始まらない新しい物語を求めて人は足を運ぶのではないでしょうか。

そんな僕の特別な一杯はロンドンで味わったカプチーノでした。

なかなか美味しいコーヒーに出会えなくて胃の調子も気分も落ち込んでいる時に訪れたAlchemy Coffee。

メニューボードを見ると丁寧に説明されたコーヒーの特徴が書いてあります。

今までで一番心がこもっていると感じました。

注文したのはカプチーノ。

 

コーヒー豆の深く強い味に甘みさえ感じるフレーバー。

きめ細かなスチームドミルクが口の中でとろけて消えていきます。

名残惜しい気持ちと湧き上がる満たされた気持ち。

 

ただ味わうという時間の後に訪れる空白。

そして、ぽっかり空いた心の余白にナニかが流れ込んできたように感じました。

改めて見るメニューボード。

お客さんと話をするバリスタ。

そこにいる自分。

人によって特別な一杯が生まれる瞬間は違うかもしれません。

そして、そのナニかも人それぞれでしょう。

 

バリスタのサービス精神
カフェのアーティスティックな内装
お客さんの刺激的なファッション
コーヒーと最高に相性の良いマフィン
店に溢れる和やかで緩やかな雰囲気
耳に心地良く届くメロディーと微かに聞こえる街の音

 

カフェの個性が、そこに集まる人が自分の中のナニかを刺激する。

刺激されるナニかは可能性。

そして、その可能性は物語の始まりでもあります。

そのカフェでしか始まることのない物語。

 

僕はそんなカフェに行きたい。

そして、そんなカフェをつくりたい。

 

そう思って帰った来た日本。

僕のイメージを形にできる場所を求めて旅をしていました。

そして「特別な一杯」を味わうことができる場所に辿りつきました。

それが、熊本県にある三角エコビレッジSAIHATE(☜クリックでPVが見れます)

サイハテ村のコンセプトは"お好きにどうぞ"。

言葉通りに自分の好きなように日々を過ごす人々が集まるコミュニティです。

 

大工 縫製作家 猟師 家具職人 映像クリエイター マッサージ師 タイル職人
アースバッグビルダー ペインター 照明作家 ヨガインストラクター 歌手
パーマカルチャーデザイナー コミュニティマネージャーなどなど

 

子供も合わせて27人のクリエイティブな住人たちと国内外から訪れるたくさんのゲストと作りあげるコミュニティ。

千差万別の個性を活かすライフスタイルは日本のあるべき未来の姿であると感じました。

自分の生きがいを見失い、閉塞感が漂う日本の希望がここにはあるのです。

個性を際立たせながらも共存共栄していくコミュニティ。

 

自分を肯定することが当たり前の雰囲気。
人は誰でもクリエイターだと改めて感じる場。

 

僕がサイハテ村に感じたのは、そんな人々の生きる力の強さです。

自由に生きることに立ち返ることで得られる強さは必ずあります。

そんな強さに惹かれて現代社会に疑問を感じる人がサイハテ村に訪れるのではないでしょうか。

 

そんなクリエイター達と出会うことで自分の中のナニかが刺激される。

自分では何かつくることはできなくてもナニかすることができる。

ここなら誰もが人の笑顔に繋がる価値を生み出すことができるのです。

最高の一杯を味わった時の満たされた気持ちは今も忘れません。

サイハテ村という特別な空間の中で味わうカプチーノもまた特別な一杯になることでしょう。

アイディアが形にする環境は申し分なし。ただ問題なのは…

ということなんです…。

マシーンは自分でも持っていますが、家庭用では抽出の圧力とフォームドミルクのための蒸気の圧力が足りません。

カプチーノのポテンシャルを引き出すことは到底できないのです。

簡単に言うとショボい。

実際につくったフォームドミルクは泡立つことなく温かく、そして少し薄くなったミルクでした。

 

最高の一杯のためには業務用のエスプレッソマシーンが必要不可欠。

逆に言うと業務用のエスプレッソマシーンさえあれば、

長くなりましたが、この企画はそのためのクラウドファンディングです。

思いついたら即行動、ということで早速相談しようと思いました。

が、そもそも村のコンセプトは"お好きにどうぞ"

プレゼントしたいんだけどどう?という相談も必要ないことに気づきました。

 

さらにサイハテ村発起人の工藤シンクさんと話していた時に村にカフェを作りたいと言っているのを聞きました。

ということは、なおさらお好きに贈っても大丈夫そう。

 

それならもう勝手にエスプレッソマシーンを贈ってしまおう!

というのが今回のプロジェクトです。

そして、このプロジェクトには裏のテーマがあります。

滞在したことがある方なら感じたと思いましたが、

サイハテ村の住人は魅力的…なのにそれぞれが好きなことやりまくってて話したりする交流の場があまりない。

実際に僕も交流があるのかな?と楽しみにしていたら、あまり住人には出会えませんでした。

サイハテ村の魅力は“お好きにどうぞ”で生きているここの住人や国内外から訪れるゲスト達との交流です。

カフェという場があると人が自然と集い自然と色々な可能性が広がるはず。

 

サイハテ村には人生に行き詰まった人が希望を求めて訪れます。

本当にやりたいことを心の奥底に閉じ込めて疑問を感じないように無理をしている人たちです。

 

そんな人たちがサイハテ村のカフェでコーヒーを飲みながら自然体の住人と語り合う。

海を見ながらコーヒーを片手に自分と向き合う。

そうすると心に沈んでいた何かが浮き上がってくる。

もう一度日本の社会に身を置くという物語が紡ぎ出される。

それは僕が考えていたカフェのコンセプトのうちの一つであり、さらには自分ができる貢献の形であると信じています。

「カフェの重要性は分かったけど業務用のエスプレッソマシーンを使いこなせなければ意味ないやん?」

とは誰もが思うはずです。僕も思います。

説明書を読んでもよくわからないし上手くできない理由もわからない。

何が何だかわからない。

でも安心して下さい。その心配は無用なんです。

 

サイハテ村の住人でコミュニティマネージャーの坂井勇貴さんという方がいるのですが、

以前オーストラリアでトップバリスタとして活躍していた経歴を持っています。

なんでも、その腕を買われてビジネスビザ取得と永住権のスポンサーになると億万長者に打診された事もあるとか。

 

そこで思いついた裏の裏で結局は表になったテーマがあります。

村に住むと(たぶん)世界レベルのバリスタから(たぶん)手取り足取り教えてもらえるわけです。

バリスタの技術が手に入り、最高の一杯を提供する経験を積むことができる。もしかしたら日本社会に嫌気がさした人

がバリスタとして再起できるかもしれません。

さらには坂井さんと同じようにオーストラリアでトップバリスタとして活躍する可能性もあります。

 

最高の一杯を訪れる人に振舞い、笑顔をつくりだして、色んな話をする。

コーヒーをつくるという仕事を通して新たな物語が動き出すかもしれない。

そう思うとエスプレッソマシーンが希望を生み出す機械のように思えてきました。

 

あとは、この想いに賛同してくれる方の支援でエスプレッソマシーンを買う資金を集めるだけ!
そして集めた資金で勝手にマシーンを贈るだけ!

 

そうすれば、きっと素敵な化学反応が起こり始めます。

色々な物語が動き始めます。

そんな予感を強く感じています。

こんなカフェの成り立ちもサイハテ村らしくて魅力的ではないでしょうか。

サイハテ村の住人は「みんなで楽園を作ろう!」という志で生きています。

その楽園の形もカフェがあることで、より楽しく、より人を惹きつけることになるでしょう。

 

僕はこのプロジェクトにはとても大きな可能性と未来がある。

それは予感ではなく、僕の中では確信となっています。

ここまで読んでくれたみなさんには一度で良いからサイハテ村へ訪れて欲しい。

何も見つからないかもしれませんが何か見つかるかもしれません。

生きることに疲れた人は休みに来ても良いです。

より生き生きと日々を過ごしたい人が住人になっても良いです。

 

カフェを開きたい人が練習に来ても良いです。

自給自足をしたいなら打ってつけの環境です。

ヨガもできれば染物もできて、逆に何もしなくて構いません。

住人はみんな面白くて輝いています!

あなたの無限の可能性を刺激してくれるのがサイハテ村です。

あなたの新しい人生は、

から花開くかもしれません。

 

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