はじめまして、チョークボーイのヘンリーと申します。
カフェでのアルバイト時代に描いていたおすすめメニューの黒板が評判となり、バイトなのに出張で描きに行ったり、他社のカフェに描いたりしているうちに独立。

今ではチョークだけでは無く万年筆やその他いろんな画材を使って、壁面の作品制作から企業の広告、CM、ロゴ制作やブランディング、雑誌メディア媒体へのイラストや挿絵の制作など本当に幅広く仕事をさせていただいています。
ちなみに本名は吉田幸平ですが、病院か銀行くらいでしか呼ばれません。

今回、素敵な手描きのアーティストを集めた【ハンド-リトゥン ショーケース】というイベントを10/13(金)、14(土)、15(日)の期間に代官山birdで開催するために、このプロジェクトを立ち上げました。

 
▲こんな人です。



 


「ハンドレタリングの流行をしっかりとカルチャーにまで押し上げたい!」という想いが、
僕がチョークボーイを名乗り始めた2014年頃から温めている野望であり、今回のプロジェクトの純粋な動機です。

そして日本中、いや世界中の尊敬すべき素晴らしいハンドスタイルのアーティスト達を一同に集めて見てもらえる機会を作りたい!
という強い思いも、自分を今回のイベントへと駆り立てている大きなモチベーションです。


▲描くことを仕事にしたい、が特殊なことじゃないようにしたい!

さて、ただの流行がカルチャーになるにはどうしたらいいのでしょうか?

チョークボーイのキャリアを通してずっと考えてきましたが、僕はそのことを楽しんでいる人が多ければ多いほど
プレーヤーが増え、見る人の目が肥え、世間の認知度と需要が高まって行き、洗練され、流行からカルチャーにまで
昇華していくのではないかと考えています。

つまり、ちょっとでも興味のかけらを持った人が、今日明日にでも始めてみたい!という状況になるのが理想なのです。


▲スケボーは流行からカルチャーに、コーヒーはカルチャーから文化になった!


そのために自分のテクニックやノウハウ、画材や道具など普通なら隠したくなる企業秘密と言えるものを全てをさらけ出し1冊の本にまとめました。
(主婦の友社から出版された『すばらしき手描きの世界』という本です。)

ありがたいことに、本の影響も感じることができる今日この頃です。

しかし流行がカルチャーになるためには、それでも不十分だと考えます。1人では無理です。

どれだけ寝る間を割いて描いても描いても、どれだけ遠くまでワークショップに出かけても、どれだけ回数をこなしても
1人では無理なんです。


▲ワークショップの風景

そう感じた僕は仲間を探し始めました。

すると世の中には素晴らしい作品を作るアーティストがたくさんいるではありませんか!
アルバイトからアーティストになった自分がそうだったように、有名無名に関わらず描くことを本当に楽しみながら
工夫と検証と練習を重ねて独自のスタイルを築き上げているアーティスト達が!

これは是非、皆さんに見ていただきたい!感じていただきたい!そして紙と鉛筆を持ってすぐにでも描き始めて欲しい!

それが今回のイベントの趣旨であり、そしてカルチャーを作る第一歩なんだと信じています。

 

 


 

【HAND-WRITTEN SHOWCASE(ハンドリトゥン ショーケース)】という名前をイベントにつけました。

……「HAND-WRITTEN」~手描きの~、「SHOWCASE」~見せる、展示~……

その全てが手描き!という思いを込めた、手描きスタイルなアーティスト達によるグループ展です。

作品展示はもちろん、人気アーティスト達によるワークショップの開催、オリジナルグッズの販売を予定しています。
また金額が上回り余裕が出てきた場合、参加アーティスト達によるコラボライブペインティングも開催したいと考えています!

<イベント概要>
日程 / 10/13(金), 14(土), 15(日) 3日間開催
入場費 / 500円
場所 / Bird 代官山
予定コンテンツ /
* レセプションパーティー(プレス向け + 一般向け)
* 作品展示
* ライブペインティング
* ワークショップ
* トークイベント
* 物販

<Facebookイベントページ>
https://www.facebook.com/events/508782159457774

<運営実行委員>
CHALKBOY[チョークボーイ]
SISTER CHALKBOY / Sara Gally
Paint & Supply / Taku Izawa
GREENANDBLACKSMITH / Ryo Koizumi
Hideya MOTO|本 秀也
DLOP(ドロップ)
BANANAYAMAMOTO

※参加アーティストの詳細はページ最下部にご紹介しております。

 




 

今回イベントを開催するにあたり、カルチャーにするためにはたくさんのアーティストの力が必要と考え、参加アーティストからイベントの出展料は取っていません。

そして同時に、参加する方のそして入場料も高く設定したくありません。

このイベントは、広告収入や、企業の支援があるわけではなく、有志のアーティスト達が、「自分達でカルチャーを作る」ことに挑戦する、手作りのイベントなんです。だからこそ、設営費/運営費/制作費全てにおいてクラウドファンディングでの資金作りを必要としています。

今回CAMPFIREでのクラウドファンディングが成功した場合、目標金額の100万円をまずはハンドリトゥン ショーケースの会場の設営費、イベントの運営費、グッズの制作費などに充てたいと思います。その他にもせっかく素晴らしいアーティストが集まるのだから、さらに特別なグッズも制作したいし、ワークショップだって開催したい!まずはイベント運営に必要な費用を集めるのが第一目標です。

また、第二目標である150万円に達した際には、参加アーティスト達の作品をまとめた図録/作品集を制作、及びイベント当日に大規模な壁面へのライブペインティングを行いたいと考えています。

 

 

 

 

描くことは【自分にしかできないこと。】

チョークボーイとして色々な所へ描きに行かせてもらっていますが、その度に「すごいね!」「やっぱりセンスが違うな~」「自分には絶対描けない…!」などなど
本当に様々なありがたいお言葉をいただきます。もちろんとても嬉しいのですが、そういった言葉を聞くたびに僕はいつもこう思うのです。

「僕はあなたが描く文字は描けない」と。


▲なんて素敵な文字や絵なんでしょう!とても真似できません。

プロとして美しい文字や絵を描こうと努めますが、こと文字に関しては出力された文字の真っ直ぐなでキレのある綺麗さには敵いません。そして僕に依頼してきてくれるクライアントさんも出力されたような文字を望んではいません。つまり僕は形としては不完全なものをたくさん描き残していることになります。全く同じ文字も二度描くことができません。

自分の文字は自分にしか描けず、しかも一度しか描けないのです。

こう考えると、ただ出力のように美しい文字を描くことだけが素晴らしいことではなく、あなたにしか描けない文字をあなたが描く、このことが素晴らしいのではないかと僕は思うのです。


▲ご飯食べるの待てないくらい、描くことは本当に楽しい!!

なぜか万人が感じてしまう「手描きの温もり」の本質は、ここにあるのではないかなと考えています。
描き手の特徴やクセ、好み、勢いや熱量、そして感情。それらが描き残す一文字一文字に無意識に込められ、そして読み手もそれらを無意識に感じ取ってしまうのではないでしょうか。

筆跡鑑定で個人が特定できるほど濃厚にあなたを表した文字は、磨けば磨くほど美しくなり豊かにメッセージを届けてくれます。

是非このイベント「HAND-WRITTEN SHOWCASE」をきっかけに、【描くことを楽しむ】ことを始めてみませんか。
大いに刺激を与え、学び、感じ取ってもらえるイベントになりますよう、何卒応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

今回のリターンは、僕自身に加え、イベント参加アーティスト達で作るグッズを中心に、ワークショップを盛り込んだプランを設定しています。

また、一部の参加アーティストによる、クラウドファンディング支援者だけがオーダーできるオリジナル制作プランも用意しておりますので、ぜひ詳細確認頂ければと思います。

 

 

 

CHALKBOY
今回のイベントの企画者。イラストはゆるく、文字はきっちりと描く抜き差しによってコントラストのついたグラフィックを描く。男性的でも女性的でもない作風が特徴の一つ。

SISTER CHALKBOY (Sara Gally)
チョークボーイの妹分としてスタートし1年足らずで立派なアーティストとして独立。
ファニーなイラストとビシッと背筋の通ったレタリングのギャップは兄貴分譲りだが、そこからさらに物語性のあるカラフルな世界が開花しオリジナリティーを育んでいる。

      

DLOP
京都JAMMINの専属デザイナーとして毎週1つずつデザインを発表していく、果てしないデザインスタミナの持ち主。
かっちり組んだクールなセリフ書体から柔らかでエレガントな筆記体、幅広いテイストのイラストまで自由自在。

   

GREENANDBLACKSMITH/Ryo Koizumi
文字に迫力さえ感じる骨太なレタリングが魅力。ウッドバーニングという、半田ごてで直接木に描いていく手法も特徴の一つでコントラストの効いたエッジーで洗練された作風がかっこいい。

Paint & Supply
大きい作品から小さな作品まで、描いては消し描いては消しと本当に緻密に画面を作り上げていく正真正銘のハンドレタラー。
その作風からは女性も男性も虜にするダンディズムを感じさせる。

    

BANANAYAMAMOTO
参加アーティストの中でも特異な「点描画家」。感動的なほどの労力の手仕事からは
不思議と静寂を意識させ、大胆な構図から優しさまでも感じさせる繊細で洗練された作風。

Hideya MOTO | 本 秀也
毛筆の書とアルファベットのハンドレタリングを合わせたソリッドな作風が持ち味。
描き初めてからまだ**年というキャリアの浅さも驚きだがそれを感じさせない作品が素晴らしい。

LETTERBOY
インスタグラムフォロワー10万人越えのスペシャルなレタリングアーティスト。
ブラックレターからモダンなカリグラフィーまで幅広い技術を持ちながら、一見しただけでレターボーイだ!と分からせるオリジナリティもすごい。

   

geeekman / ジークマン
詩的でアーティスティックな手描き文字によるサイン/看板や、ロゴの制作など、ハンドスタイルならではな作風が魅力。
看板の板自体の制作も手がけ、あたかもずっとそこに存在していたかのような佇まいを放っているのがすごい。

ecribre / Ichika
キュートで女性らしい感覚のもと描かれる文字は、いきいきとしていてなぜだかとてもフレッシュ。
自分の身の回りにあるカードなどに描くことからキャリアをスタートしている彼女の姿は、今すぐ真似するべきだし、とても尊敬すべき忘れてはいけない姿。

    

Maki Shimano
エレガントなオーナメントや装飾が施されたスタイルや、質素でモダンなスタイルがウェディングツールなどに大人気のカリグラフィーアーティスト。
書道家としても店舗のロゴを手がけるなど、描く仕事の一つの理想を体現している。

   

Masaki Nakamura
光をたっぷり浴びた、明るい色彩のファッションイラストやスタイリッシュな人物画がとても魅力的。
たまに見られるカタカナに表情がありとてもユニークで、懐かしくもあり新しさも感じさせる。

  

Veronica Halim
インドネシア・ジャカルタから参加の大人気カリグラフィーアーティスト。美しい文字だけでなく、その周りの空間までもスタイリングしてしまう
メランコリックで抑えの効いたゴージャスな世界観が魅力。今年初の著書「カリグラフィー・スタイリング」(主婦の友社)も出版。

  

Maz fantazy pen works / 松岡可奈枝
ブラックレターからサインペインティング、モダンなカリグラフィーはたまたストリートなブラッシュレタリングまで、確かな技術で幅広い作品を制作するハンドレタラー。
毒ポップでマッドなイラストも魅力的。

  

三重野 龍
文字でここまで遊べるのかと驚愕してしまうグラフィックデザイナー/アーティスト。アルファベットも漢字カタカナひらがなも、彼の手にかかると一旦分解され、命を吹き込まれて
また集まり意味を成す。彼のどの作品も、見る/読むこと自体が快感である。

 

AND THROUGH DESIGN 安藤徹平
ラフでグランジ、今最も旬なハンドスタイルテイストを体現しているグラフィックデザイナー/ハンドレタリングアーティスト。
抑揚のついたレタリングがとてもかっこいい。

  

Grace Lee
彼女の目を通して描かれるポップでカラフルなイラストが、なぜだか見る人をニヤリとさせてしまう、今引っ張りだこのイラストレーター。
素朴でコミカルなイラストも魅力だが、オーストラリア人の彼女がたまに描く日本語の文字がたまらない。

   


Saori Kunihiro
漢字から派生した日本独自の文字「ひらがな」。書家/デザイナーである彼女の描くひらがなは、かつての漢字の骨格を感じさせつつ、柔らかく優しい。驚くのは、描くだけではなく彼女はその文字をアクセサリーに展開しているところ。アイディアが素晴らしい。

  

 

 

 

 

2013 チョークボーイを名乗り始める。働いていたカフェを始め系列店などの黒板を描く。

2014 ABOUT LIFE COFFEE BREWERS(渋谷)、FOOD&COMPANY(学芸大学)など、知り合い始めた友人達のお店に描く。

2015 初個展「FOODIE!」をギャラリーROCKET(原宿)で開催。この頃にはワークショップなどを積極的に開催しており、書籍化のお話をいただく。
カフェ THE CUPS(名古屋)、ベーカリー foodscape!(大阪・福島)などを手がける。

2016 著書「すばらしき手描きの世界(主婦の友社)」が出版。引き続き描きまくりで全国で出版記念イベントとワークショップを開催。
KIRIN HARD CIDREなどの広告仕事が増え始める。

2017 真鶴まちなーれ(神奈川・真鶴町)、手紙社(東京・調布)、誠品書店(台湾・台北)、free art space(マレーシア・クアラルンプール)などで個展/作品制作を実施。
仲間を集め「ハンドリトゥン ショーケース」の準備を開始!←NOW!!

 

 

 

 

 

 

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