弊社は創業50年の技術と経験を詰め込みTシャツを作ろうとしております。
まだ商品ではありませんがクラウドファンディングで製品化するために支援を募っています。

世界での現存数が50台となったマシンを創業当初から大切に使い続けています。

商品を持たず、技術のみの町工場が皆様と接点を持つ事は難しく、その存在をお知らせするチャンスはなかなか訪れません。

そこで、独自の商品を作れば皆さんと交流する事が出来るのではないかと考えこのプロジェクトを発起致しました。



テーマ「すてられないTシャツ」

人にも地球にも優しく、長い間きごこち良く着られるTシャツ、そんなTシャツは作れ無いだろうか?

こう考えていました

町工場が本気で考え、50年の知識と技術を詰め込めば可能ではないのかと。



すてられないTシャツって?

Tシャツを着すぎてしまい

せっかくのお気に入りがワンシーズンで型崩れ、ヨレヨレにしてしまった経験はありませんか?

Tシャツの寿命はヨレヨレになるまでとも言えます。

ヨレヨレの原因はTシャツの生地にあり、Tシャツを着る回数が増えると自然と洗濯の回数も増えます。

すると、洗濯機で洗う際や干したときに水分の重みでTシャツが縦、横に
引っ張られることが多くなります。

その結果、ループの間にすき間ができ糸がうねってしまい、ヨレてしまうのです。




ヨレヨレになりにくければ、長く使って頂けるのでは無いかと言う仮説の上、洗っても「ヨレヨレになりにくい」事を重点ポイントとし設計していきました。



3つのコンセプト


Tシャツを作る上で会社のメンバーや、流行りのClubhouseなどのSNSでTシャツ好きの方との話し合いました。

その中で盛り込みたい3つのコンセプトを厳選し選び出しました。

①かたくずれなく洗うほど気持ちいい

②透けにくい生地

③環境に配慮したリサイクル設計-「すてる」をデザインする




この3つについて解説致します。





本プロジェクトでは「捨てられないTシャツ」をコンセプトにしているため、生地は分厚い方が良いと考えましたが、分厚すぎることで着心地が悪るくなることが判明したため、着心地に配慮した生地の厚みを研究しました。それはー

10.94オンス

このTシャツのLサイズの重量は、400gあります
一般的な同じサイズのTシャツが200g、5oz程ですので倍の厚さと重量があります



この絶妙な厚みが

・洗うほど着心地が良くなる

・何回洗っても形崩れしない

を実現するのです。


この特性を得られた事から我々は「育つTシャツ」と呼んでいます

※育つ = 着心地が更に良くなる


左 新品    右 20回着用20回洗濯後(家庭用洗濯機使用)

写真右は、家庭用洗剤に含まれる蛍光剤の影響で白度の向上が見られる


下 新品     上 20回着用20回洗濯後(家庭用洗濯機使用) 

写真上は、家庭用洗剤に含まれる蛍光剤の影響で白度の向上が見られる 


白度の向上は見られるが、ほぼ縮みや伸び、ねじれなどは見られない
風合いについても、柔軟剤は使用しなかったが、ガサツキもなく自然な風合いである

洗濯の方法
・洗濯機

洗剤のセレクト
・普通の洗剤

柔軟剤不使用
着用回数20回
洗濯回数20回

白度は洗う度に増していってしまいますが、使う洗剤によってその速度は変わります。(蛍光増白剤を使っていない洗剤を使うと白くなりにくくなります)
あとは柔軟剤を「使うor使わない」
これらの組み合わせで自分好みのTシャツに育てる事ができます。

どんなTシャツに育てるのかお楽しみ下さい。





10.94オンスという生地の厚み



着心地が良くても透けることを嫌がる方が多いことが調査で判明し、白だが透けにくい事を考慮するのは必須であることと、環境にも配慮するルールを考えると
生地を分厚く高密度にすることでこの問題を解決出来るのでは無いかと考えました。




厚みを持たせる事と同時に高密度になるように設計した。


※透けテスト



すてられない事、すてる事まで徹底的に考えたTシャツ作りに今回はチャレンジしております。

このTシャツは簡単にリサイクルを選択頂けます。

リサイクルや生分解性を考え、このTシャツはタグ以外、縫い糸まですべて綿を使って作りました。
綿は、ほぐしてやれば原料に再生できます、ほぐす場合に縫い糸がポリエステルだと綿100%になりませんよね?だから縫い糸まで綿なんです。

色をアイボリーにしたのも理由があり、真っ白にするには漂白剤や蛍光剤を使います。薬品を沢山使うと水を沢山使い環境負荷が高い為、薬品を極力使わずに済むアイボリーを選択しました。

そして生地の時点で柔軟剤も不使用です。柔軟剤の主成分である「シリコン」は自然分解されない事から
柔軟剤を使わなくても良い様に糸から厳選しました。


糸です、厳選を重ねた原料です。
この適度な光沢と亜麻色が良質な綿の証です。
糸から厳選し洗濯耐久性と着心地の向上を目指しました。

ですからこの生地には柔軟剤は使っておりません
糸と編みの風合いを育てながらお楽しみ下さい。

タグだけポリエステルにしているのは品質表示や製造責任者の名前がすぐに消えない為、すぐに消えてしまったらみなさんが困ると思うからです。

たとえば古着屋さんで買ったTシャツで洗濯のしかたがわからなかったって経験ないでしょうか?

せっかく気に入ってもお手入れの方法がわからないって事をなくすためにタグのポリエステルは残しました。


「すてる」をデザインする

洗濯の回数や着用環境によって寿命が異なりますが、丈夫で長持ち、洗濯によるかたくずれにも強いTシャツにもいずれ限界がきます。

そして、いよいよ別れの時が来たようです。




最後には「すてる」儀式が必要です

エリと脇のタグをはさみでチョキっとハサミで切って

「ありがとう」

なんて言いながら、リサイクルBOXへもっていったり、処分して頂けたらと思います。


このTシャツを作るのに何人の人が係わっていると思いますか?
僕が知っているだけで従業員数10~100人の会社が5社ほどです。
綿を栽培する人とか糸にする工程の人は数に入っていませんので、
そういう人たちも合わせるともっと凄い人数になるんですよね。

皆さんの手に届くまでには運送や販売の方など、さらに多くの人の手がかかっているんです、そんな事をイメージして頂けたらいいなと思います。



そして皆さんがイメージしやすいようにこの位置に工場の名前を入れようと思っています。

ここは大体「ブランド名」があると思いますが、ブランド名ではなく、このTシャツに携わった工場名を記載したいと思います。どんな工場が作ったのか気になって調べてみてもわかりませんよね?品質の証明として工場名をここに記載します、証明と言う意味でブランド名と変わらないと思います。
通常工場は生地が何になるかはわからないんです。でも職人さん全員が作ってる物に思い入れがあります。
皆さんにその思いを感じて頂き、我々の仕事を知ってもらうキッカケになればと思います。

ここに名前を刻む事はプロジェクトのリターンにも設定してあります、我々にとって支援して頂く事はサプライヤーのメンバーと言っても過言ではありません、ご希望の方全員と言いたいんですが、全員は載せられませんので、支援の方法として設定させて頂きました。
そのようなご支援も受け付けておりますので是非ご参加下さい。



初めから何回も出てきておりますが
改めてご紹介致します。




水も空気も汚さない、動いている時の音も静かなのが特徴です。
創業当時より使い続けて50年
痛んだ所は直し、省エネ・安全対策を自社で施し安心安全な状態にして使い続けています。

いつもありがとう。




Tシャツのサイズ感ですが、一般的なユニクロTのレギュラーサイズよりも1サイズ大きめとなっております。詳しくは下記表をご参考ください。





このプロジェクトページを見てくれてる皆様と一緒にこのTシャツの裏側を見ていこうと思います。



裏側です。あまり見るものではないですよね。
そしてここからの画像はほぼ裏側になりますのでご注意下さい。
だって裏だって一生懸命作ったので見て欲しいじゃないですか
是非みてって下さい。


首、エリ周りの裏側です。

2本またぎミシンで縫い目フラットですよ。

拡大してご確認下さい。

贅沢な、エリ巾30mm。

この写真はエリ裏→肩→アームホールです。じっくり見て下さい。

これはタコバインダーと言って、「肩〜エリ裏〜肩」の補強や縫い代の違和感を無くす技術なんです。めちゃめちゃ綺麗です。

完璧です。

布帛のヘリンボンテープ10mm、めっちゃ綺麗なステッチです。


アームホールの裏です。

アームホールの表です。

よく見ないとわかりません!

ここも2本またぎミシンが使われてますね、このフラットな縫い目が肩〜脇の違和感を感じなくさせてます。


袖下です。

かんどめミシンが施されています。生地が厚い事、縫い目に負担のかかる袖口と言う事で、補強の為のかんどめです。機能美ってやつですね。

袖口は平2本です。

裾です。

裾の拡大画像です。

ここも平2本です、袖口と裾はルイスミシンも考えましたが、機能性と強度、生地との相性も考え、平2本を採用しております。

そして縫いの始まりであり終わりの左脇にはかんどめミシンが施してあります。

最後は表返してご覧下さい。



このプロジェクトは1回生地を制作するのにかかるコストが莫大なため目標を達成しない場合は、潔くクラウドファンディングでTシャツを作ることを諦めます。



■ 特定商取引法に関する記載

◯ 販売事業者名:サンワニット株式会社

◯ 事業者の所在地:〒501-6233 岐阜県羽島市竹鼻町飯柄862

◯ 事業者の連絡先:info@sanwaknit.co.jp
※こちらでは当該製品に対するお申し込み、質問等は受け付けておりません。

◯ 商品の販売価格・役務の対価:各リターン記載のとおり

◯ 対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり

◯ 申込期限:当ページ記載のプロジェクト終了期限どおり

◯ 代金の支払時期:
各プロジェクトが募集期間内に成立した時点で、支援金の決済が行われます。コンビニ払いは、コンビニエンスストアで所定の方法により支払いが完了した時点で、決済が行われます。銀行振込(ペイジー払い)は、ATMまたはネットバンキングにて所定の方法により支払いが完了した時点で、決済が行われます。auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い、ドコモ払い、PayPal、FamiPay、PayPayは、各決済画面により支払いが完了した時点で決済が行われます。

◯ 支払方法:
クレジットカード払い(Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express)/コンビニ払い(全国の主要コンビニエンスストア)/銀行振込(銀行ATM・ネットバンキング)/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い/ドコモ払い/PayPal/FamiPay/PayPay。お支払いの手数料に関して、コンビニ払いの場合 350円(税込)が、お客様のご負担となります。また、銀行振込ご利用の場合は、所定の振込手数料がお客様のご負担となります。

◯ 商品引渡しまたは役務提供の時期:各プロジェクトが募集期間内に成立した場合のみ、支援金の決済が行われ、約定されたリターンを得る権利が発生します。なお、リターン毎の発送(履行)時期は各プロジェクトの記載・連絡に準じます。諸般の事情により遅延・遅配が生じる場合は、プロジェクトオーナーより記載・連絡されるものとします。

◯ キャンセル・返品: 利用規約記載のとおり、お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきますので「メッセージで意見や問い合わせを送る」から、または納品書記載の連絡先までお問い合わせください。
※上記以外の事項に関しては、お取引の際に請求があれば遅延なく提示いたします。


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