はじめまして!
当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
北海道夕張市の 合同会社 小野農園 代表の元澤です。
合同会社小野農園は、家族経営で事業承継するのが一般的な農業分野で夕張市で初めて親族以外に事業承継した法人です。創業者 小野一一(かずいち)氏の先祖が明治の夕張開拓時代に新潟から入植し、現在地に農地を取得。戦後、農園を三代目として引き継ぎ 米、長芋、メロン等を栽培、夕張市が財政破綻した平成19年に法人化し平成22年に先代代表に事業承継、そして令和元年に私が代表に就任しました。初代の明治から大正、昭和、平成、令和と5代続く歴史のある農園です。
プロジェクトの背景
小野農園は今までも様々なチャレンジをしてきました。
夕張市の農家で初めて「六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画」の認定。
「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(持続農業法)」エコファーマーの認定。
農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に従って生産された、化学合成農薬および化学肥料の窒素成分を慣行レベルの5割以上削減して生産した農産物の認証取得。
直売所や農作業体験など農業に触れ、農村の魅力を感じてもらうための、交流拠点 「ふれあいファーム」に登録。
生産者や販売員の経験や勘に頼っていた「食べ頃」や「糖度」も、化学的に見える化し、お客様目線での販売にも力を入れています!
北海道で初めてメロンの食べ頃を測定する機械「コロアイ」を導入し、個体ごとの食べ頃を測定「お客様の食べたい頃合い」のメロンを販売。
今シーズンは夕張市で初めて非破壊の糖度計を導入し、メロンの甘さを見える化し販売します!
通年雇用が難しい農業分野で年間を通した仕事づくりを目標に「そば」を栽培し加工品として「生そば」「干しそば」をつくりました。かつて”炭鉱の街”として10万人を超える人口で栄えていたころ夕張のソウルフードは丼からあふれるほど注がれたカレーが名物の「カレーそば」でした。そばの生産者のいなかった夕張で地産地消を目指し平成25年から本格的に栽培をはじめ令和元年にようやく商品化。そして目標だった通年雇用を1名ですがする事ができました。
昨年はコロナ禍で直売所の売上も減少…、苦しかったのは当農園だけではなかったようで、年末には市内のスキーリゾートの廃業、大手食品工場の閉鎖、大手時計工場の縮小と暗い話題が続きました。その結果150人近い人達が職を失うとみられています。
そんな夕張市だからこそ、コロナ禍で苦しい今だからこそ、新しいチャレンジが必要だと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
夕張チャレンジ!!プロジェクトの内容
夕張市といえばブランドメロン「夕張メロン(夕張キングメロン)」が有名です。
「夕張メロン(夕張キングメロン)」は、夕張市がメロンをつくることに適した気候であることや栽培技術が認められ、地理的表示保護制度(GI)に登録され、誰もが知るブランドメロンとしての地位を確立しています。
しかしながら北海道にはメロンをつくっている産地はたくさんあります。近年は 富良野 や らいでん といった他産地のメロンも出荷量を増やし高評価を得て認知度も上がってきています。さらに様々な生産者が独自のメロンでクラウドファンディングにもチャレンジしています。
小野農園は地域の農協には所属せずに創業者が「先祖から引き継いだ農地には農薬や化学合成肥料を極力使用しない!」という信念のもとに、今では「自然栽培」「微生物栽培」と言われるような独自の土づくりとこだわりの栽培方法を確立し約60年ほどブランドメロンとは異なる独自のメロン栽培に取り組んできました。 市場に出荷せず、出荷規格や基準はお客様目線で美味しいと思ってもらえるように畑で完熟するまで収穫せずに直売所やオンラインショップなど独自の販売ルートで直接販売をすることで生産者のこだわりをお客様に伝えて来ました。
その独自の技術を引き継ぎ、まだまだ未熟ではありますが就農6年目の新しいチャレンジ!!
「安心・安全」だけでなくブランドで無くても美味しいメロンをみなさんに知ってもらいたい!
他産地のメロンは収穫時期によって色々な品種のメロンをつくっていますが、小野農園は従来の品種に加え赤肉、青肉 同時に3品種の栽培にチャレンジします!
リンゴやイチゴが品種ごとに特徴があるように、メロンにも様々な特徴があります。
”香りが強い” ”とろけるような肉質” ”しっかりとした肉質” ”濃厚な甘さ” ”すっきりとした後味” …etc
来店されるお客様からは「夕張市には、「夕張メロン」しかないと思っていた!」とよく言われます。このプロジェクトでさらに新しい品種をつくり「夕張メロン」をはじめ、色々なメロンを食べ比べできる「メロンの里 夕張」にしたいと思っています。
こだわり
●土づくり
牛糞堆肥と米ぬかのみの土づくり。米ぬかは、土壌の微生物の栄養源になります。土壌の有用微生物が増えることで病気にも負けないメロンが育つような土にしてくれます。化学肥料や農薬の使用を極力控え微生物が生きやすい環境づくりを心掛けています。
●水を与えない栽培方法
畑に植えてからは水を一切与えません。そうすることによってメロン本来の力を発揮し、水を求め根を深く張り強い木になるので、化学肥料を与えずとも美味しいメロンが出来上がります。
これらのこだわりの栽培方法で、化学肥料を当地比9割減、節減対象農薬栽培期間中不使用を達成し、「特別栽培農産物」の認証を受けました。
リターン品はもちろんこだわりの特別栽培メロンです!
メロン1種 赤肉 1玉
メロン2種 赤肉・青肉 各1玉ずつ
メロン3種 赤肉2種 ・青肉 各1玉ずつ
*それぞれ、自宅用・贈答用があります
最後に…
夕張でブランドメロンとは異なる新しい品種のメロンをつくるチャレンジが、地域に新規就農者や新しい雇用機会の創出につながればとの願いもこめて、このプロジェクトを成功させたいと考えています。
就農6年目まだまだ新人農家で成長過程の異なる品種を同時に手入れするのは初めてですが、従業員一同精一杯頑張りますので、みなさんの”力”をお貸しください!
合同会社 小野農園
代表社員 元 澤 洋
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る収穫開始‼︎
2021/07/14 12:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
栽培日記⑧
2021/05/28 17:22しばらく活動報告の更新が滞ってしまいすみませんでした。リターンのメロンは順調に育ち遂に着果しました!収穫は7月中旬を予定しております。リターン発送までもうしばらくお待ち下さい! もっと見る
栽培日記⑦ 本日12時まで!
2021/04/29 09:35終了まで残りわずかとなりました。リターンのメロンも順調に成長しております。チャレンジ開始から、あっという間の約1ヶ月間でした。たくさんの方々に知って頂けた事、たくさんの応援メッセージを頂いた事、従業員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。残りわずかですが、更にたくさんの方々に知って頂きたいです。よろしくお願いします‼︎ もっと見る
onofarm様のインスタを拝見し、今後の収穫が見込めなくなりそうとのお話がありましたが、リターンについてはいかがでしょうか?進捗状況をCampfireの活動報告の方に載せて頂けますようよろしくお願いします。
視察団ですが、ノウハウや種は、あげたのでしょうか? キョンサン大学と慶南からの方に、日本のイチゴの件があるので参考までに