ご挨拶
はじめまして。
AlpineCafe 満寿屋 (アルパインカフェ ますや)
代表 山口ひろき と申します。
北アルプス・上高地の玄関口 松本市安曇島々(しましま)の
文政12年建立という190年以上前の江戸時代から残る土蔵をリノベーションし、山好きな人々が集まる
登山やアウトドアに特化したカフェを作ろうと夫婦で活動しております。
松本駅から上高地へ向かうアルピコ交通上高地線の終点である
「新島々駅」から車で5分ほど山間部に向かうと現れる集落 「島々」(しましま)。
山の中にあるのに「しましま」・・駅名なんて「しんしましま」です。
なんとも不思議な語感の土地ですが
ここは、かつては杣(読み=そま きこり・林業)の村として
江戸時代より昔から細々と暮らしを営んできた集落です。
明治期からは、徳本峠(とくごうとうげ)越えの北アルプス登山の玄関口として栄えます。
イギリス人宣教師で登山家のW・ウェストンを島々の猟師である上條嘉門次がガイドし、
上高地から北アルプスの峰々を登山したのは有名なエピソードでしょう。
芥川龍之介や高村光太郎などの文豪、小島烏水などの文化人、
『孤高の人』で有名な単独行の加藤文太郎もこの島々から徳本峠を越えて上高地を目指し
この場所へ帰ってきました。
それらの功績は多くの岳人の憧れの対象となり、
北アルプス登山は爆発的な人気を博しました。
昭和期には旧島々駅からバスに乗り、旧旧釜トンネル経由での上高地入りが
メインルートとなり大変便利になりました。
島々には、かつて宿や店、銭湯などがあり、登山客で賑わいましたが
利便性の波には勝てず現在では登山者の数はまばらで町並みはひっそりとしています。
島々から時間をかけ徳本峠を越えて上高地入りするこの登山道は、
今では北アルプス・クラッシックルートと言われ
島々谷の清流と寄り添い、色とりどりの蝶や山野草に出会いながら
ゆっくり静かに歩くことで日々の喧騒を忘れ
自分を見つめ直す事ができる国内でも数少ない貴重なルートです。
そして日本のメジャーな登山道としては最古に近い歴史があり
多くの岳人たちに愛されてきた古道でもあります。
この島々という土地に山が好きな人が訪れる場所を作り、
少しでも賑わいを取り戻すことができればと言う思いで
このプロジェクトを立ち上げました。
私は伊豆で生まれ育ち、20代から東京で働き、
2001年に松本に移住し結婚しました。
松本市街地から北アルプスの雄大な山々を眺めて暮らすうちに
キャンプや登山、アイスクライミングや沢登りなど
アウトドアに親しむようになっていきます。
2018年春、上高地開山を迎えた穂高へ登山をしました。
下山後、松本市街地にある自宅へ帰る途中に「島々郵便局」 へ立ち寄ることがあり、
妻が用事を済ませているあいだ車中から景色を眺めると、真っ白い漆喰となまこ壁
の土蔵が目に入り、その奥には母屋らしき家屋と更に奥の通りには何件かの土蔵が見え、
古風な細道が続いていたのが凄く印象に残りました。
「ぁぁ~なんかこの通りの雰囲気いいなぁ~」と感じたのです。
しかし、その時は「島々」という土地が北アルプス登山の歴史的な発祥地ということは
ぼんやりと知るのみでした。
その後、たまたま不思議な縁があって、ここを購入することになるのですが、
当初はカフェを始めるなんて夢にも思っていませんでした・・。
移住後しばらくは老朽化した
母屋のリフォームのことしか視野に入っておらず、
水道や台所をひたすら修繕する日々が続きます。
生活がある程度不自由なくできるようになり、近所の方々とも交流が増えてくると
「いやー若い人が来てくれて嬉しいわぁ~(笑)」と
集落の皆さんから温かく迎えていただけたことを実感しました。
「あそこの土蔵をカフェにしてくれりゃ~助かるなー」と
冗談交じりによく言われました。
確かに、現在この島々にはカフェどころか営業店舗は
地酒を扱うお酒屋さんだけなんです・・。
お茶を飲んだりご飯を食べるにも
少し離れた集落か市街地まで車で行かなければならないんです。
「確かに不便だよなぁ~」という思いと
「もしご飯も食べられるカフェを作ったら、地域の人も立ち寄れるし
徳本峠を通る登山者も便利なんじゃないか?」
という思いがだんだんと膨らんできました。
そんなある日
懐中電灯を手に、あらためて土蔵に入ってみました。
暗いしホコリと蜘蛛の巣だらけで汚くてなんだか嫌だなぁ・・と内心ビクビクしながら
階段箪笥を登って2階へ上がります。
もともと米蔵だったためか籾殻や穀物の殻が落ちています。
ホコリが凄いし、、真っ暗だし・・そろそろ降りようと思い、ふと天井に光を当てると
「文政十二・・」との棟書きが目に入りました。
「あれ?ちょっと待てよ??前に読んだ本で、たしか播隆上人っていう
お坊さんが槍ヶ岳に登って開山したのが文政11年って書いてあったよな??」
「播隆上人と島々は直接縁はないにしても、登頂の翌年にこの蔵が建てられてるの?
191年(※2021年現在)も前というと・・
えっ?あの有名な上條嘉門次が生まれる18年も前に建てられたの?」
ちょっと・・いや凄くワクワクしてきたのを覚えています・・。
実はこの土蔵、家財がぎっしりと入り過ぎて
人が中に入ることができず、棟書きによる年代の調査ができなかったため
集落でも年代不明ということになっていたようです。
「この土蔵は江戸の頃から島々の人々の暮らしや
北アルプスへ向かう登山者たちを静かに見守ってきたって事か・・
このまま何もしないでおくだけじゃもったいないんじゃないか!?」
いつぞやの冗談話「島々にカフェを・・」という地域の願いとリンクし始めます。
私の本業は、電気・通信工事を行う自営業です。
長年電気系のリフォームを行ったりしていたおかげで
ある程度の工具と建築にかかる基礎的な知識は持ち合わせており
当初は土蔵を低予算でリノベーションして開店することはできるだろうと
簡単に考えていました。
「しかし、こんな歴史があって北アルプスに縁のある土地の
土蔵を1人で全部リノベーションしてしまったら少しもったいないのでは?」
と思い始めます・・。
どうせならアウトドアや山が好きな人が集まってワイワイと作業して完成を目指せば
このカフェに愛着も湧くだろうし、ここが賑わえば
島々もすこし活気が出るかもと思い、もともとこの母屋についていた屋号
「ますや」を活用して店名に決め、蔵に残る鏝絵(漆喰の細工)の「満寿屋」という文字を
意匠化しリノベーション活動を始めました。
タイミングよく私達の活動を紹介いただいた地元新聞の掲載をきっかけに
リノベーションイベントを2回開催することになります。
それぞれのイベントに20名ほどの参加者が集まり、床板を剥がしたり釘を抜いたり、
剥がした板材を高圧洗浄したりと、島々町内会の方々も巻き込んで
ホコリだらけになりつつもワイワイ賑やかなイベントになりました。
そして、電気通信工事や大工仕事も進めていきます。
建物がよじれているため水平・垂直なところが一切ないという蔵の中に基準点を見出すのに
苦労しながらも内部のリノベーション作業は順調に進み、厨房やトイレが少しずつ
形を整えようとしていた2020年の春・・。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令され
イベントなどの開催が自粛を求められ、ボランティアさんを集める事ができなくなります。
私が本業の合間を見て独りで作業することが主になってしまい
リノベーションのペースはガクンと落ちました。
2020年 信州の長い冬が開けようとしていた3月、
徳本峠登山道での岩盤崩落という情報が、巡視を行った電力会社から入ってきました。
時を同じくして新型コロナウィルスの感染拡大は猛威を振るい続け、
4月の上高地開山祭は中止となります。当初予定していた
2020年6月のカフェ開業は延期するという苦渋の決断に至ります・・・。
その後まもなく、上高地周辺を震源とする群発地震が頻発し、
上高地も明神付近での落石や岳沢・涸沢でも大規模な雪崩の映像がニュースで流れ、
6月~7月の豪雨により国道158号線の土砂崩れなど
上高地地域を含め様々な災害に見舞われました・・。
徳本峠登山道も例外でなく、数十箇所に及ぶ土砂崩落により寸断されてしまいます。
何度か巡視に行ってみましたが地震で緩んだ地盤に豪雨が加わり土砂流出した箇所は
数十箇所に及び、沢登りやロープクライミングの装備と経験のない
一般登山者では無事に通行できない道へと無残に変わり果てていました・・。
「とても登山者が来るような状況じゃない・・
カフェなんてオープンしても借金するだけだ・・」
例年の初夏の島々は、数は多くないですが登山のために訪れる人がいるのですが
この年の夏は一切登山者を見かけません・・・。
私自身モチベーションを維持するだけで精一杯のギリギリの状態でした。
でも・・来年なら・・と願う気持ちだけが空回りしている時間が
長い間ありました。
しかし、今年営業できなくてもメニュー作りや
人との繋がりは増やしておこうと
「アルパインカフェ満寿屋」として
などで地道に活動の発信を続け
地元の企業様にも取材していただいたりと
少しずつ活動が周知されていきました。
・島々谷で飼育され日本固有種の山野草から採蜜した
日本蜜蜂のハチミツを使ったメニューを考えています。
西洋ミツバチより飼育が難しく、気温など環境が厳しいこの土地では
越冬すらできない巣箱も多く大変貴重なハチミツです。
口に入れると
すぅっと染み込んでフワッと鼻に抜ける爽やかな甘味は
フルーティーで鮮烈。
アカシアや他のハチミツなどと比べると
とても上品な味わいです。
試飲会でご好評頂いた
島々谷に咲く八重桜を使用した「しましま谷の春待ちプリン」は
定番季節メニューになります!
・安曇・奈川地域で作られた野菜や自家菜園で採れた野菜やハーブを使った
素朴で優しい味わいを活かした季節メニュー
・登山前・下山後の疲れた身体が満足できる山メシのメニュー
・地域の人達が飽きずに食べられるランチメニュー
など開発・提供してまいります。
メインコンテンツである珈琲は
松本市深志にあるFIFTY-ONE COFFEE さん
乗鞍高原のNorikura Pioneer Roastersさん
松本市美鈴湖にあるカフェピラータさん
松本城の近くと、乗鞍(西山)と 美ヶ原の麓(東山)という
松本を代表する地域で活躍するそれぞれカラーの違う
3店舗のロースターさんが焙煎した珈琲豆を小ロットずつ仕入れ、
1杯どりのハンドドリップで丁寧にお淹れします。
土蔵という通年で室温が安定している環境で珈琲豆を管理するため
フレッシュな状態で味わっていただけます。
また、焙煎に関しては満寿屋が自家焙煎して完結してしまうより、
市内のいろいろな焙煎所のこだわりをご紹介して
楽しんでもらおうというのがテーマです。
少量の飲み比べメニューも考えています!
もし満寿屋で飲んでいただき、お気に召したら是非焙煎所へ行き
そちらのマスターとお話をしてみてください!
それぞれ珈琲以上に味わい深い魅力的なマスターさんたちです。
また、珈琲が苦手な方のためにカフェインレスのドリンクや
島々のはちみつを使用したクラフトコーラ、
レモネード、スカッシュ、ジンジャーエールなども開発中です。
何がアルパインなカフェなのかと申しますと・・。
①明治期~昭和初期のこの土地に残されたレトロな登山道具や
地元北アルプス遭対協の方が実際に現場で使用されていたギア類を展示しております。
古い山道具は実際に使われていた人には懐かしい物もあるかもしれません。
(店舗が狭いため一度に展示しきれない場合があります。)
②レトロな登山の本やパンフレットなど北アルプスに関わる資料を
200冊以上揃えており(最近の本は少なめです)
自由に読めるように本棚を作成していきます。
③山に関する工芸作家さまの商品展示販売や
山の企画展やワークショップを行います。
山登り木工作家COOBA さまの作品
山の刺繍® さまの
クライミングギアや雷鳥などの刺繍作品
などを今後販売の予定で、数点見本で展示しております。
④登山(アウトドア全般)のお助け小屋になる
ガスカートリッジや水筒(プラティパスなど)のサプライ品の販売。
自転車のパンク修理の場所の提供(フレンチバルブのエア充填)やチューブの販売。
用品破損の簡易補修(アルミ・ステンレスなどのTig溶接)。
アイゼンやアックスの研ぎなど。
悪天候時や急病時の停滞・避難場所として
駐車場に停めた車に乗る前に着替えができる場所として
携帯の充電やWi-Fiスポットを利用して安否確認ができる場所として
徳本峠の登山を安全に楽しめるよう何ができるか考えていこうと思います。
今年度のオープンを目指すのか・・、もう1年延期するのか・・
正直なところ凄く悩みました・・。
そんな葛藤の中、試験的に
2021年2月下旬より珈琲の試飲会という形で
AlpineCafe 満寿屋をプレオープンさせてみました。
SNS上での告知と近隣の方々へ向け、店舗の進捗状況などを
見て・知っていただこうというのが趣旨でした。
3週間ほどの不定期開催でしたが、およそ100名以上の方にご来店いただきました。
お客様同士での交流も生まれ、店主である私もいろいろな経験をさせていただき
訪れた皆様のご意見を伺ううちに様々な可能性が見え、
オープンに向けた手応えを確信しました。
満寿屋に遊びに来る地域の年配の方々は、
北アルプスや上高地や山小屋でバリバリに活躍されてきた方が多く、
北アルプスのよもやま話が濃すぎて面白いんですよ!
こんな山の裏話が聞けるカフェなんて日本中探してもどこにもないと思います!!
外から見ると江戸時代から残るとは思えないほど丁寧な造作の土蔵です。
(瓦は昭和初期の頃の台風被害により破損し、
当時凄く貴重だったトタンに葺き替えられた時のままの状態のようです)
内装は板張りで昔の山小屋か避難小屋の体です。
※イメージは、嘉門次小屋さんの囲炉裏端や大町山岳博物館に再現された
大沢小屋のような狭く無骨な感じです。
この土蔵をベースに店舗を展開するとなると手狭感は否めません・・
そして今どきのおしゃれなカフェ要素は無いかもしれません・・・。
「狭いし、梁は低いし、窓がないのも息苦しいよなぁ~」
なんて当初は思っていたのですが、一度座ってしまうと時間を忘れるくらい
落ち着ける場所という声を多くいただきました。
2F部分は4-6名ほどが足を伸ばせる小上がりのロフトにする予定で、1階からの雰囲気とは違った不思議な開放感が楽しめます。
急勾配の階段箪笥を登り、梁に背中や頭をぶつけるかもという
ちょっとしたスリルがあり、そこを越えると急に眼下に視界が開けます。
それを楽しめる方のみご案内いたします。
支点構築してトップロープがあるのでロープワークの練習とかに使ってもらうこともできます。
※店主が危険と判断した場合は、利用をご遠慮いただくことがあります。
満寿屋ならではの充実のリターンをご用意しました。
※アイテム点数が多いため詳細は各リターンページからご確認ください。
①¥1000「ますやを応援!コース」感謝を込めてお礼のメールをお送りします。
②¥2000「ますやを応援!コース」感謝を込めてお礼のポストカードをお送りします。
③¥1000「しましまドリンクチケット2杯分」
④¥2500「安曇・奈川地区の3種の湧水で楽しむ 利き珈琲チケット」
※①~④お届予定 8月から随時。
『発送型リターン』
⑤¥3000「しましまはちみつ50g瓶」
⑥¥4000「しましまはちみつ100g瓶」
⑦¥3000「満寿屋のしましまブレンド珈琲100g」
⑧¥2500「シマシマステッカー」
⑨¥2500「山岳専用ステッカー」
⑩¥2500「シン・シマシマステッカー」
⑪¥5000「満寿屋マルシェバッグ」
⑫¥5000「満寿屋マグカップ」
⑬¥55000「山の刺繍®+満寿屋限定コラボ 額装 カラビナ刺繍 」
⑭¥55000「山の刺繍®+満寿屋限定コラボ 額装 カム刺繍 」
⑮¥75000「山の刺繍®+満寿屋限定コラボ 額装 アイスバイル刺繍」
⑯¥200000「山の刺繍®+満寿屋限定コラボ 額装 槍ヶ岳とクライミングギア 」
(⑬~⑯のアイテムは満寿屋の限定版刺繍入りです。)
⑰¥3500「design&craft COOBA+満寿屋限定コラボ 山ストラップ、おにぎりストラップ」
⑱¥7000「design&craft COOBA+満寿屋限定コラボ 小鳥のバードコール」
⑲「design&craft COOBA+満寿屋限定コラボ 登山家くま」※サイズにより価格が違います。
⑳「design&craft COOBA+満寿屋限定コラボ 登山家ライチョウ」※サイズにより価格が違います
㉑¥200000「design&craft COOBA+満寿屋限定コラボ 山岳風景 槍ヶ岳・穂高連峰」
(⑰~㉑のアイテムは満寿屋の限定版刻印入りです。)
※お届予定 9月頃より順次発送します。
制作に時間のかかる1点物のアイテムは発送予定をお知らせいたします。
発送型のリターン品にはすべて感謝を込めたお礼のメッセージカードが同梱されます。
『体験型リターン』
A:¥55000 「山の版画ワークショップ」
B:¥30000 「島々谷の寄り道散策」
C:¥30000 「シマシマ△キャンプ」
D:¥200000 「オープン前の店舗を1日貸し切りして自由に使える権」
『参加型リターン』
E:¥10000 「土蔵のリノベ参加権」
F:¥15000 「土蔵で夜噺参加権」満寿屋・夜の部
G:¥25000 「土蔵で夜噺・イベント企画を飲みながら一緒に考えられる権」満寿屋・夜の部
※体験型・参加型などのプランは交通費を含みません。
参加者ご自身での負担をお願いいたします。
ご案内したスケジュールでご都合が悪い場合、キャンセルや日程の変更はできません。
1 土蔵のリノベーションを完成させて山岳カフェをオープンさせる。
2 カフェのオープンに伴い地域の人たちと登山などで訪れた人たちの交流の場にしたい。
3 年月が経っても島々に残り続ける建物にするための修繕を行う。
というところが主な目的となります。
資金の使い道・スケジュール
・飲食業許可を申請するためのシンクや製氷機、冷凍庫、コールドテーブルなど
厨房設備が揃っていません。
それに伴う店内給排水配管、ガス配管、給湯器の工事が未着工
・2Fロフトスペースのオープンテーブルが未着工
・1F土間スペースの床工事(下地工事も)が未着工
・テーブルや座席の購入
ここまでが飲食業許可のための必須工事となります。
・2Fへ上がる階段箪笥の補強
・本棚などの造作
・ギャラリースペースの床の仕上げ張り
・雨樋の劣化による漏水補修
・悪天候時の雨宿りスペースの建築
・入口扉前の土間コンクリート解体~打設
・屋根トタンの塗装、漆喰壁の補修など老朽化のメンテナンス
・レジの導入
・感染症予防パーテーションなどの対策
などが大まかな残工事の部分となります。
現在完成していること
・トイレスペース(開業前ですが自由にお使いいただけます。)
・店内Wi-Fi、固定電話、有線LAN回線(業務専用)
・カウンタースペース
(手洗い器・パントリー・換気扇・照明器具及び電気工事は完了または設置済み)
・2Fロフトスペースのフローリング他
おおよそ全体の工事の7割程度が完成しているイメージとなります。
できるところは無借金でと、母屋のリフォーム資金から切り崩して
店舗改装費に充ててきましたが、コロナや災害で1年開業を延期してしまったため、
自己負担での余裕が実はもうありません・・。
高額になる厨房設備や工事業者様への発注にかかるお金を
クラウドファンディング での支援でお願いできればと思います。
余剰分の支援金につきましては店舗運営費・追加の修繕費として使用させていただきます。
スケジュールは9月上旬を目標にオープンを目指します。
オープン2ヶ月間はドリンクとスイーツのみの提供とし、
体制が整い次第フードメニューの提供を始めます。
基本通年営業を予定しています。(定休日のお知らせは随時SNS上でご案内致します)
・ドリンクチケットの発送につきましては、8月中旬より行います。
営業開始日の目処がつきましたら
随時SNS上でアナウンスを行っていく予定です。
・アイテム返礼品の出荷につきましては、作家様との調整により
随時SNS上でアナウンスを行っていく予定です。
・参加型・体験型のご支援の提供は、天候やコロナ感染症の状況などを鑑み
随時SNS上でアナウンスを行っていく予定です。
※リターン発送に関してはCAMPFIREの活動報告でもお知らせいたします。
上高地/徳沢「氷壁の宿 徳澤園」会長 上條 敏昭(かみじょう としてる)様
《メッセージ》
上高地の入山のひとつ徳本峠入口にある島々地区
ここからは歩いて峠越えをすることになるがこの地には
土蔵が目につく。
昔から自家製の味噌や漬物が収納されてきた。
イタズラざかりの頃は、悪いことをすれば親から
「土蔵に入れるぞ!」と脅かされたものである。
最近は必要のないものはとりあえず土蔵に入れておき、
片付けるとなると大変な作業である。
そんな中、見事に修復され蘇らせたのが
満寿屋の土蔵である。
こじんまりとした手作りのこのカフェは居心地がいい。
黙々と一人で完成させた建物の仕上げは
奏でる空間で提供する味わいも研究されることと思う。
今後アルプスリゾート島々地区の小さな拠点になればと
願うものである。
上高地 「森のリゾート小梨・小梨平キャンプ場」支配人 道鬼 りか 様
《メッセージ》
上高地の元々の玄関口である島々宿にあるカフェです。
とってもお洒落なカフェでオーナーさん自ら土蔵を
リノベーションしてとても素敵な空間になっています。
島々宿を活性化して盛り上げていくことを日々努力していますので
どうか力を貸してください。お願いします。
ここまで、長い長い文書にお付き合いいただきありがとうございました。
いつまでもこの島々谷~徳本峠~上高地へのクラッシックルートを残したい。
そのベースキャンプとして登山者をサポートしたい。
私達が力及ばない部分を、是非皆様のお力をお借りして実現させたいと思います。
ご支援よろしくお願いいたします。
いつの日か、私どもが年老いて役目を終え
次の人に蔵をゆだねる時が来たとしても、しっかり商売ができる店舗にしておきたい
というのが願いです。
〒390-1502
長野県松本市安曇1037
AlpineCafe 満寿屋(アルパインカフェ ますや)
代表 山口 ひろき
TEL & FAX 0263-87-8216
お問い合わせはこちらから
alpinecafemasuya@gmail.com
(クラウドファンディングについてとお書きください)
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るカフェ店舗オープンいたしました!
2021/10/11 16:46アルパインカフェ満寿屋 店主の山口です。ご報告が遅くなりましたが店舗のガス・水道設備・厨房設備などの工事や飲食店営業許可の段取りに加えリターン品の発送など一人でこなしていたためSNS上でも中々発信ができず、リターンの発送も段階的に行っていたため発送予定月を過ぎてしまいご支援いただいた方々に御迷惑とご心配をおかけしてしまっていることをお詫び申し上げます。そんな中、残工事も残るもののなんとか10/8にカフェがオープンすることが出来ました。ドリンクチケットの発送(配信)も遅れているためご来店頂いた際はお申し付けくだされば対応させていただきます。店舗が狭いため、6名様の入店で満席になってしまいます。混雑の歳、お待ちいただく際の外のベンチなどをご用意しましたのでご利用いただきますようお願いいたします。また4名様以上のご利用の際はご予約をいただければと思います。 もっと見る
リターンを順次発送しています!
2021/09/06 21:38おまたせしておりますリターン品の発送が開始されました!8月中旬より納品されたもの、こちらで作成しているもの含め梱包が完了したものから発送をはじめまております。同梱品のある場合、納期ズレや荷姿の問題から発送メッセージを受け取られてからもお時間を頂く場合がありますのでご了承ください。 もっと見る
環境省 中部山岳国立公園パートナーシップの締結を行いました
2021/07/22 23:16令和3年7月12日アルパインカフェ満寿屋は環境省中部山岳国立公園管理事務所と「中部山岳国立公園パートナーシップ」を締結いたしました。本プログラムは、相互に協力し、日本が世界に誇る中部山岳国立公園の美しい景観と、そこに滞在する魅力、さらには国立公園のブランド価値を維持・発信し、自然環境の保全と利用の推進(利用者の適切な拡大や満足度の向上、滞在環境の延長やリピーター率の向上等)を図ることで、利用者の自然環境の保全への理解を深めるとともに、中部山岳国立公園の所在する地域の持続可能な地域づくりにつなげることを目的としています。(写真左:環境省中部山岳国立公園管理事務所長 森川 政人右:アルパインカフェ満寿屋 代表 山口ひろき)満寿屋の拠点である松本市安曇島々は白馬、大町とならび 中部山岳国立公園の発祥の地の一つであり、北アルプス南部地域のアルピニズムの歴史のスタート地点であり国内でも貴重なルーツを持つ徳本峠クラッシックルートの登山口でもあります。この地に現存する文政12年建立の土蔵を活かし山岳の歴史を振り返りつつ、未来に向けた山岳文化の可能性を模索していきます。【活動及び取組内容】アルパインカフェ満寿屋の取り組みとして(1) 上高地クラッシックルート徳本峠登山道整備のサポート (2) 旧島々宿に江戸時代から残る土蔵を活用し、山岳の歴史に特化したカフェを運営 (3) 中部山岳国立公園にまつわる山岳書籍の古書や杣(そま= 林業)の生活から登山案内へ変遷した島々に残る昔の山道具・登山用具などの展示を行い、来店者に歴史や魅力を発信 (4) SNS(Facebook・Instagram・Twitter)などを活用し中 部山岳国立公園の現地の情報や魅力を発信 (5)(4)の実施にあたって、「中部山岳国立公園」の文言を意識 的に使用し、北アルプスが「中部山岳国立公園」であることを周知という内容で活動してまいります。今回締結したパートナー企業は・アルパインカフェ満寿屋・株式会社長野銀行・株式会社八十二銀行・株式会社ベルカディア「モンベルあづみの店(長野県)」「モンベルヴィレッジ立山店(富山県)」 ・松本・高山ナショナルパークゲストハウスグループ<参加ゲストハウス> 松本市・・・ 「松本ゲストハウス タビシロ」「サンキューヒポポタマスホステル」「Couch Potato Hostel」「ゲストハウスしましま」「温泉の宿 ゲストハウス雷鳥」「ゲストハウス 星空のあかり」「ミンカハウス」「Nawate Guesthouse」「Hostelみんか松本」 高山市・・・ 「cup of tea guesthouse」「cup of tea ensemble」「ゲストハウス桜花」「ゲストハウスとまる/Tomarotto Hostel」「カミイチノマチ バックパッカーズ」「ケイズハウス高山・ケイズハウス高山オアシス」 となり、個人店単独での参加は初の試みとなります。私どもの参画で個人店でこのパートナーシップへの取り組みに参加したいと思っている個人事業主・経営者さまの参入の敷居を少し下げたと思います。もちろんプレッシャーもありますが、これから未来に向けた北アルプス=中部山岳国立公園の維持と魅力の発信を行っていけたらと思います。 もっと見る
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