<感謝のご報告>2022.05.16

多くの方の応援のおかげで、目標金額の50万円を達成することができました!

本当にありがとうございます!!


このプロジェクトの目的として、より多くの方と「遊び」を通じて交流し、一緒に「障害の有無にかかわらず活躍できる社会」を実現したい、という想いが当初からありました。


障害者福祉に興味があるの方だけでなく、

・ゲーム/eスポーツを愛する方々

・障害者雇用を考えている企業様

と一緒に、年齢・性別・国籍・障害の有無の枠を超えて、バリアフリーな交流ができる仕組みを創っていいきたいと思います。


なので、ネクストゴールは「支援者(仲間)を100人集める」ことにさせていただきました。

最後まで駆け抜けますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!



--- 以下、開始時の本文です ---


視覚障害者の生活をご存知ですか??

 

初めまして。東京都出身の北村直也と申します。私は先天性の視覚障害です。生まれて20年ほどは、色と光が認識できていましたが、気づけばそれも認識できなくなってしまい、全盲になってから8年ほどが経っています。 


ePARAでは、就労支援のお手伝いと、ブラインド eスポーツプレイヤー(コンピューターゲームの競技者)として働いています。また事務所に所属して「声優」としても活動しています。

eスポーツイベントに招待頂いた時のようす(左:北村 / 中央:所属会社の社長)eスポーツイベントに招待頂いた時のようす(左:北村 / 中央:所属会社の社長)


どうでしょう…目が見えない私たちが、健常者と一緒に働いていたり、コンピューターゲームを仕事としてプレイする姿を想像できますか??


身近にそういう存在がいないとなかなか想像しづらいですよね…たとえ障害当事者になってしまっても、工夫次第で可能性は無限に広がっていることを、僕らの活動を通じてお伝えしたいと思っております!



開催したいと思った理由


『全盲には絶対に無理だ!!』と言われながらチャレンジした声優へ挑戦が原点


僕の視覚情報は、光と色を認識できる状態が全てでした。


先天性の視覚障害があったせいもあり、耳から情報を得られる「ラジオ」が小学校の頃からお気に入りでした。高校生の時に思い切って、文化放送が主催するラジオパーソナリティを養成するアカデミー「A&Gアカデミー」の短期セミナーに参加しました。

  

密かに憧れていた芸能の世界がぐっと近づいた瞬間でした。これを機に声優にチャレンジをすることに決めました。

 

もちろんいきなりプロとして仕事ができるわけではないので、養成所に通って訓練をすることになります。


視覚障害者が声優として活動するなかでの大きなハードルは


・紙の台本をそのまま読むことができない

・画面が見えないので、映像にタイミングを合わせて発声することができない


ことでした。これを分かったうえで声優としての道がないかを周りの大人に話してみたり、実際にお仕事をされている方にメールや電話で相談したところ


「見えないんだから台本なんて読めないでしょ」

「どうやっても映像も見れるわけがない」

「収録に時間がかかるんだから、声優業界も予算が厳しいから、お金もないのに君みたいな人にそんな時間をかけられるわけないでしょ」


と言われてしまいました…


厳しい現実に直面


可能性が0になるまでチャレンジしたいー
せめて選択肢を与えて欲しい。


いきなり、かなり厳しい現実を突きつけられてしまったわけです。ただ、障害を持っている私たちや、その家族はこの厳しい現実に慣れてしまっている部分があります。幼いころから、いろんなことを諦めざるをえない現実を何度も経験しているうちに、可能性に挑戦することをやめてしまうのです。

 

ショックを受けているなかではありましたが、私は既に養成所への入所が決定していました。そしてある日、先生からこんなことを言われました

 

「たしかにプロの世界は難しい道だよ。ただお前が夢を見ている、

盲目の声優の活動の可能性は全く0だとは思わない。もうちょっとやってみよう。」

 

自分の人生を承認されたような気持になり、もうちょっと挑戦を続けてみることにしました。それ以降、徐々にですが建設的なアドバイスをくれる方が増えどんどん味方が増えていきました。


そして、


今では、事務所に所属する「声優」として活動をさせて頂くまでになりました。

もしあの時に諦めていたら…。


みんなで臨めば不可能なことはない



不可能と言われたこの声優へのチャレンジで


周囲の人のサポートやITの力と工夫で、たいていの問題は解決できる!!


障害があっても、いろんな可能性が0にならないような、選択肢を与えてもらえるやさしい世界になって欲しい!


ということを感じました。


今回のePARA CARNIVALの開催という大きなチャレンジを通じて、


可能性にチャレンジしていくことの大切さ】 

【選択肢のある世界を一緒に作っていく挑戦】


 を一緒に体験していきましょう!!



ゲームの音を耳で聞く


ゲームの世界で楽しく交流する体験をしてもらいたい


 

ePARA CARNIVALでは障害の有無にかかわらず、コンピューターゲームで楽しく交流できる体験をしてもらいたいと思っています。


僕とゲームの出会いは小学生の頃に母が懸賞で当ててくれたプレイステーションでした。(かなり運が良くないと当たりません。お母さんありがとう!)

 

「全盲の人がコンピューターゲームなんて出来ないでしょ!どうやってプレイするの??」

と思われているかもしれないですが、実はゲームの音を耳で聞いて楽しんでいます

 

視覚情報が無くても対戦できるゲームもあって、僕も小学生の頃から兄弟で仲良く遊んでいました。


障害を気にしない世界


ゲームの世界では平等であり、仲間は障害を気にしない


僕らの主催メンバーの中には筋ジストロフィー症を患い、小学2年生から車いすで生活している格闘ゲーマー、畠山さんがいます。高校を卒業後、周りは進学や就職をしていく中、自宅で時間を消費する日々だった彼の、そんな生活が変わった瞬間があります。技術の進化によってオンラインでつながる同世代の格闘ゲーム仲間が出来たのがきっかけでした。


ゲームイベントに参加した時のようす(左:北村/ 右 :畠山さん)ゲームイベントに参加した時のようす(左:北村/ 右 :畠山さん)

(畠山さんのnoteから一部文章を引用させてもらいます。)

小さなころに病気を発症し小学校の時から車いすで生活している。オンラインでつながる仲間には持病のことは伝えていなかった。


ゲームの世界では強さがすべてで、ある意味とても平等な世界だった。


やっと楽しみを見つけ、自分を表現できる居場所を獲得したのだが、持病の進行でコントローラーがうまく操作が出来なくなってしまい、一度は格闘ゲームから離れてしまう。


ある日、ふとしたきっかけで格闘ゲーム仲間と東京でオフ会をすることになったが、拠点は東北。新幹線に乗っての移動が必要だ。病気のことは、まだ打ち明けられずにいた。

 

初めての一人旅。でも仲間に会いたい、ゲームセンターに行ってみたい。

 


片っ端から渋谷の介護事務所に連絡して、現地での介助をお願いした。
そして旅行へ行く前に初めて仲間に病気のことをカミングアウトした。



友人たちは病気のことはどうでもよくて、今までと変わらず接してくれた。
皆、渋谷会館(ゲームセンター)の階段を神輿のように担いで登ってくれた。



店舗ランキングに載っている有名格闘ゲーマーの名前
うるさい筐体音ボタンを弾く音
ここが、ゲームセンター。

 

「私は物凄く高揚していた。
その日の体験は、一生の宝物になった。」


ゲーム仲間と旅行に行った時の畠山さんゲーム仲間と旅行に行った時の畠山さん

(詳しくは畠山さんのnoteをご覧下さい 引用元はこちら「ゲームに人生を狂わされた話」)



選択肢を与えてくれる社会に


障害者の選択肢の多さを伝えたい
 

筋ジストロフィーのゲーマーの彼とは実は同じ会社で働く仲間でもあります。拠点が違うので、普段はオンラインで打ち合わせをして業務にあたっています。電動車椅子に乗って全介助のもとで生活していますが、スマホやパソコンもできるしメールも打てる。eスポーツの仕事や就労支援も勉強したいと転職してきました。

 

僕は全盲なので、紙に書かれたことをそのまま読むことは出来ないけど、誰かに読み上げてもらったり、点字にしてもらえば内容は理解できる。あと、耳からの情報をパソコンに入力することは出来るので、会議の議事録を作ることが出来る。


大切なのは、選択肢を与えてくれる社会なのだと思う。


例えば、全盲だと就職先が針灸マッサージ師かエンジニアに絞られてしまう傾向がある。もちろんそれらも素晴らしい仕事だと思うけど、全ての人がその仕事に就きたいわけではない。

 

僕が声優を目指したように。

 

これは障害当事者だけのことではない。

 

挑戦したい人の選択肢を奪わない社会になって欲しい。


出来ることは工夫して、出来ないことは人に助けてもらうかITの力で解決をする。僕はそうやって生きてきた。

 

就労支援の仕事でも可能な限り、障害当事者の方の可能性を広げるような働きかけをするようにしている。


僕が声優の道を挫折しかけたときに、あたたかい言葉をかけてくれた先生や仲間と同じような存在になれたら嬉しい。


ePARA CARNIVALをどんな人に楽しんで欲しいのか

最後にあらためて今回のePARAカーニバルについてお伝えいたします。今回のイベントでは、障害当事者も健常者も関係なくみんなが一緒に楽しんで欲しいと思っています。コンピューターゲームのイベントだけど、ゲームをやったり、交流をしたり、障害の有無や種類に関わらず交流できるようなイベントを目指します。

 

普段とは違う仲間を見つけてもらえると嬉しいです。いつかこのePARA CARNIVALへ参加することを、生きがいに感じてくれるよう継続的に開催できる、大きなイベントになってくれる日を夢見ています。スタートしたばかりでまだまだ荒削りの企画ですが、現地スタッフとして裏方で応援してくれる方も大歓迎です。


最初の参加者に、最初の応援者になっていただけませんか。

ePARA CARNIVALとは


僕らの開催する「ePARA CARNIVAL」とは


5月28日に品川で開催するePARA CARNIVALは、障害を抱える当事者メンバーと健常者が協力して開催する、みんなで楽しむゲームの祭典です。東京の品川駅から徒歩2分のJOYSOUND品川港南口店が会場です。(※ご参加方法など詳細は下の方にご案内いたします)


過去に主催したゲーム大会(2019年開催)過去に主催したゲーム大会(2019年開催)

▲LANパーティーの参考イメージ《画像提供:C4 LAN》▲LANパーティーの参考イメージ《画像提供:C4 LAN》


品川駅のそばのバリアフリーなイベントスペースを予約しました品川駅のそばのバリアフリーなイベントスペースを予約しました


会場のバリアフリートイレ会場のバリアフリートイレ


外出に介助者が必要だったり、基礎疾患を抱えているメンバーもいるため、新型コロナウイルス感染拡大の情勢を踏まえて、オンラインでも参加できるようにいたします。動画配信やメタバース空間に全国からオンラインで参加いただくことが可能です。(※ご参加方法など詳細は下の方にご案内いたします) 


また、順次イベント内容を活動報告でも公開していきますので楽しみにしていてください。お読み頂いている、プロジェクトページの「お気に入り」をしていただくと、更新情報が届くようになっているので是非「お気に入り 」もよろしくお願いします。


現地スタッフを募集します


人数限定ではございますが、現地でスタッフとしてお手伝い頂くリターンをご用意しました。


バリアフリーな会場では、『先天性の全盲で構成されるチームによる格闘ゲームの団体戦』や『車椅子ユーザー11人によるサッカーゲーム』を行います。また、僕らの仲間にはコンピューターゲームをやらない方も多くいて、そんな方々が楽しめるように、ただ交流したい方も参加できる「オンラインで参加頂けるイベントブース」もご用意いたします。(※イベント詳細は順次公開します)


是非、楽しいePARA CARNIVALの開催を目指す、本プロジェクトのご支援をお願いします!!


楽しめる選択肢を多数用意しています!障害の有無・種類は関係ありません。

全国、全世界から参加して頂いて、ただただみんなで楽しみましょう!!



イベント概要


超バリアフリーなゲームの祭典「ePARA CARNIVAL」開催概要

【場所】

JOYSOUND品川港南口店
大会場:J-SQUARE
サテライト会場: JOYSOUND品川港南口店



過去に主催したゲーム大会(2019年開催)過去に主催したゲーム大会(2019年開催)


品川駅のそばのバリアフリーなイベントスペースを予約しました品川駅のそばのバリアフリーなイベントスペースを予約しました


イベントスペースの間取りイベントスペースの間取り


会場のバリアフリートイレ会場のバリアフリートイレ


5月28日(土)10:00~17:00 (予定)

-5月27日(金)プレイベントを開催-

※新型コロナウィルス感染拡大の状況をふまえ、日程が変更となる場合がございます。


【ご注意事項】

※開催は新型コロナウィルス対策を充分を行ったうえで開催予定です

※情勢によって延期になる場合がございます。その場合はすみやかにイベントHPや活動報告にてご案内いたしますとともに、ご支援者様にメッセージ等でご連絡いたします。

※当日は一般のお客様のご参加チケットの販売は行いません。現地スタッフとしてePARAカーニバルをご体感頂けます。


資金の使い道

今回ご支援をいただいた資金は、ePARA CARNIVAL開催費用のうち、障害者の方が本イベントに参加するための環境整備のために使わせていただきます。目標金額を上回った場合には、ePARA CARNIVAL のイベントの充実のための費用に充当します。


[内訳]
人件費(障害者の業務委託報酬):約25万円
外注費(動画配信時のリアルタイム字幕表示費用):約10万円
移動支援費:約10万円 手数料:約5万円
合計約 50万円



実施スケジュール

5月28日 イベント開催(5月27日にプレイベント開催)
リターン発送時期については
リターンのご説明欄に詳細を記載いたします


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。


お問い合わせ先

※開催イベントについてやクラウドファンディングについてご不明点がある場合は、info@epara.jp  までお問い合わせ下さい

※新型コロナウィルスの状況によっては、イベント開催が延期になる可能性がございます。その場合は速やかに活動報告やイベントHP等でお知らせするとともに、ご支援を頂いた方へメッセージをいたします。



アンバサダーの応援メッセージ


車椅子インフルエンサー 中嶋 涼子さん車椅子インフルエンサー 中嶋 涼子さん

中嶋 涼子さんよりメッセージ

この度、ePARA CARNIVALのアンバサダーに就任いたしました中嶋涼子です。
ePARA代表の加藤さんとは、2019年のe PARAの初イベント時からお世話になっています。


障害の有無関係なく同じステージでeスポーツを戦い楽しめる場を沢山の方々に提供しようと様々なイベントを通して沢山の人たちを繋げようと動いてくれる加藤さんの姿勢に、とても尊敬しています。


eスポーツというステージでは、どんな場所にいても、国も年代も性別も障害も全く関係なく、人同士が本気でぶつかって戦ったり、協力しあって、時間を過ごすことができます。


気軽に外に出る事のできない状況の方々にとって、eスポーツを通して人と出会い交流する場ができるようになった事で、自分の殻から飛び出すことができるきっかけにもなります。


今回のカーニバルで、私はe PARAユナイテッドとして11人全員が車椅子ユーザーというチームに所属して、FIFA22 エキシビジョンマッチでサッカーをプレーする事になりました。


歩いていた時に大好きだったサッカーを、eスポーツを通してまたできる事の嬉しさ、車椅子ユーザー同士でも楽しめる楽しさを提供してくれたe PARAに感謝しています。


どんな場所にいても、どんな状況でも参加できるeスポーツを沢山の人に経験してほしいし、eスポーツを通して一歩踏み出すきっかけになったらいいなと思います。


ePARA CARNIVALに参加してくれた方々に素敵な出会いや発見がある事を心から願います!



株式会社Nextwel 代表 Welsearch編集長 日野 信輔さん株式会社Nextwel 代表 Welsearch編集長 日野 信輔さん

日野 信輔さんよりメッセージ

ePARA CARNIVALの開催、誠におめでとうございます!

日々、新しい挑戦をされており、障害者の活躍の場・才能を発揮する場が広がっていく様子を見てきました。弊社も「誰もが才能を発揮できる世の中に」というビジョンのもと活動しておりますので、ePARAの活動はとても共感し、いつも応援させていただいております。今の時代に合った、さらなる挑戦に期待しております!



認定特定非営利活動法人育て上げネット理事長 工藤啓さん認定特定非営利活動法人育て上げネット理事長 工藤啓さん

工藤 啓さんよりメッセージ

ePARA社、代表の加藤さんをご紹介いただいたときの記憶をさかのぼると、「障害者」という言葉が出てきません。また、普段からMTGをするときにも、ほとんど「障害者」の話もされません。


会話の中心は、生きることや働くこと、eSportsやゲームの話で、たくさんのひとたちが集い、その可能性を拓く「場」と機会のなかに、ときどき、「障害(者)」の話が出てきます。


ePARA社、そして加藤さんたちにとって、道なき道に立ちはだかる「障害」は、私たち自身が持っているイメージや、社会の側にある「障害」なのでしょう。社会が圧倒的な速度で変化するなかで、変わらなければならないのは私たちであり、それがこのクラウドファンディンの達成や、その先にある「場」や機会の形成への貢献、何より「参加」だと考えます。


障害の有無ではなく、誰もが持つ採用な可能性を拓く社会的なプロジェクト、私も応援します。

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください