触って、使って、泊まって、買える。 五感をフルに使ってカルチャーを体験できる空間 『Editorial Haus MAGASINN(マガザン)』を京都は二条城のそばにつくります。宿泊は1日1組、京町家一棟が貸切。お土産雑貨、公開イベントは毎シーズン様々なパートナーと協働しアップデートしていきます。

プロジェクト本文

・ご挨拶とプロジェクトの背景
・京都に、今までに無い空間をつくる
・雑誌の価値を信じているからこそつくりたい「空間型の雑誌」というメディア
・カルチャーを体験できる特集を毎シーズンアップデート
・客室以外は一般開放
・場所はどこ?どんな建物?
・宿泊料金、サービスは?
・資金の使い道・スケジュール
・最後に

はじめまして、岩崎達也と申します。

兵庫県に生まれ育ち、東京で社会人になり、縁あって京都へ移り住んで1年と少し。ロフトワークという会社の京都オフィスで働きながら、Buddy toolsという雑貨店を京都で運営していました。 

これまでに無い空間を京都につくる。その夢を一緒に形にしてくださる方、五感をフルに使って京都を旅してみたい方、新しいメディアの可能性を楽しみに思ってくださる方、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

長い歴史とこれからの可能性。
ローカルとグローバル。
個人商店と大企業。
伝統産業と最新テクノロジー。
そしてビジネスとカルチャー。

表面的には相反する事柄が、絶妙のバランスで融け合っている街京都に、見る、触る、使う、買う、泊まる。五感をフルに使ってカルチャーを体験できる空間をつくります。

■創館特集は、本特集「本を体験する」

本を読む。本を観る。本を贈る。本を呑む。本に飛び込んで本を浴び尽くす、本好きによる本好きのための体験をご用意します。

岩崎が昔住んでいた、東京は駒沢にある書店「スノウショベリングブックス」とコラボレーションする特集。いつ行っても背中をポンと押される感覚になる、世界で1番かっこいい本屋さんです(岩崎調べ)。最初の特集は、マガザンをやるきっかけにもなったこの本屋さんと一緒にやろうと決めていました。
 

以下が、この特集でご提供する予定のサービス一例です。

1.【一般開放】タイムトラベルブックシェルフ
時代を写す本を、19xx年から2016年までずらっと並べた本棚をつくります(立ち読み・購入可)。

誕生年、初恋をした年、大事件が起こった年、夢が叶った年、別れの年…。時代が見える本、誰かの中の思い出がよみがえる本を選んで並べます。お気に入りの1冊を探してみてください。

2.【宿泊者限定】ブックディレクション
宿泊予約時に、あなたのことを予約フォームでお尋ねします。そのお答えに沿って、スノウショベリング店主の中村秀一さんがあなたのためだけに選んだ1冊をプレゼントいたします。

3.【一般開放】ブックテンダー

本とお酒を文字通り楽しむ、知的なアルコホール体験。本の中に出てくるお酒を実際に作ってみます。飲む物を本のタイトルから選ぶも良し、飲んでいるお酒の登場シーンを確認しながら楽しむも良し。ちょっと知的な雑学を持ち帰ってみてください。

4.【一般開放】MURAKAMIST NIGHT'S in KYOTO

村上春樹の著書『ダンス・ダンス・ダンス』の一節『文化的雪かき』から名付けられたスノウショベリング店主が送る、村上春樹主義者による村上春樹主義者のためのイベント。京都に縁深い村上春樹氏の本の読書会、本に出てくる食事、音楽をご用意します。 

5.【一般開放】「本」を体験する京都スペシャルツアー edited by YUYBOOKS

デジタルをバリバリ使ってアナログなものを集めている京都の書店ユイブックス店主の小野友資さんがガイドする、本を体験する京都スペシャルツアーを実施します。(宿泊されない方も参加可能)

【予定しているツアーメニュー】
・小野さんの選ぶ京都のブックストアにて、ツアー参加者限定のワークショップ・イベント
・小野さんによるブックディレクション(あなたのために選んだ一冊をプレゼント)
・「本」をテーマに、本にまつわるスペシャルゲストを招いたランチ & フルコースディナー
・特別にセレクトした本にまつわるお土産をプレゼント
・その他、鋭意スペシャルメニューを準備中 

6.【一般開放】本好きのための雑貨を販売
前身の雑貨店Buddy toolsのネットワークを活かして、本好きのためのセレクト雑貨を販売いたします。

ぼくがチャレンジしたいことは、雑誌をつくるために必要な「編集」の力を「リアル」の場に表現した、宿泊、体験、展示、雑貨販売をする複合施設をつくることです。

従来の紙やWEBの雑誌のように「読む」「見る」に加えて、「触れる」「使える」「買える」「滞在できる」「泊まれる」という体験があれば、カルチャーをもっと深く味わえるメディアをつくれるのではないか。

これは自分の人生をかけてでもやりたいことだ!そんな想いから、このプロジェクトを立ち上げました。


BRUTUS、Number、GINZA、WIRED、MONOCLE、POPEYE、休刊になってしまったけれどHUgE…好きな雑誌を挙げたらきりがなく、ぼくの毎日の生活に雑誌はすっかり当たり前のものになっています。その雑誌の価値って何なのだろう?

ぼくは、自分が素敵だと思うカルチャーを先回りで可視化してくれること。それが雑誌の価値ではないかと考えています。

「整える。」「2016年の16人 挑戦者たち」「改めて漫画を読み始めるための入口を用意しました。」「未来都市TOKYOのゆくえ」「LET’S LIVE BETTER LIVES」「いつでもどこでもラジオが大好き!」etc...

良い雑誌や自分にフィットする特集は見出しを読むだけで、気持ちのいい生き方が手の届く距離に浮かび上がってくると思うのです。

マガザンでは、商品紹介ひとつをとっても、五感でカルチャーが伝わる文脈をつくっていきたい。

例えば、壁に季節連載の小説が書いてある。その横に、小説に登場する商品が実際に置いてあって、触って、使って、しかも買える。そんな風に空間を有機的に使うチャレンジを重ねていきます。

様々なカルチャーを体験できる場所にするために、雑誌のようにシーズン毎に特集をアップデートして、空間に反映させていきます。

◎予定している特集
・デザイン事務所れもんらいふ代表千原徹也氏監修:デザイン特集「ネオキョウトなデザインを体験する」


・アートホステルクマグスク監修:アート特集「アートを選ぶ。アートを買う。」

その他、器、ファッション、日本酒、音楽、ボードゲーム、マンガなど、様々な切り口の特集を季節ごとに展開予定です。

宿泊者だけが入室できるホテルルームと、一般開放してどなたでも入れる空間に別れています。

旅行がてら泊まってじっくりとカルチャーを体験いただくも良し、ふらっと遊びに来ていただくのも良し、皆さんのご都合に合った滞在をしてください。

JR二条駅徒歩15分、地下鉄二条城前駅徒歩10分、同丸太町駅徒歩15分
JR京都駅からタクシーで15分、バスで25分
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築年数100年を越える京町家一棟をリノベーションします。現在絶賛工事中。

内装イメージ ※インテリア・商品を入れる前。変更になる可能性があります。




検査や審査を重ね、ホテル営業許可も取得しました。
※旧屋号で取得後、名義変更済

▼宿泊料金、サービスは?

◎宿泊料金
期間限定価格(=お試し価格)として、
京町家一棟貸切12,000円/1人/1泊。
1人増える毎に+3,000円。最大6名まで同時宿泊可。


◎ご利用いただけるサービス・設備例
気持ちいい宿泊・滞在をしていただくために基本設備にもこだわります。

・ご近所の素敵な喫茶店、チタチタ喫茶のモーニング
ブレンドコーヒー、トースト、野菜スープ、ハムエッグのセット

・レンタサイクル ‘Tokyo bike’ を2台用意。1台 1,000円 / 1日
Tokyo bike は街を走るために作られた自転車です。京都の風景や空気の匂いを感じられる旅のお伴にぜひご利用ください。

・究極のトースター BALUMUDA THE TOASTERを利用可能
美味しいパン屋さんが街中にある京都。買ってきたパンを美味しいトーストにして召し上がってください。


・スマートキー Qrio で安心のセキュリティ

・TALKATIVE MAP 〜一見さんでも店主とおしゃべりがはずむ京都ローカルマップ〜を常設販売
一見さんでも店主と楽しくお話できる京都のオススメスポットを網羅。京都に住むマガザンスタッフが取材を重ねた「各店主へ向けた、初対面でも間違いなく話が盛り上がる質問」を掲載しています。自分らしく生きている素敵な店主と楽しくおしゃべりをして、楽しい京都の旅にしてください。

・マガザンオリジナルファブリックフレッシュ
コンセプトは「新しい京都の旅を編集する」。ヒノキ、サンダルウッドの京都らしい香りに、書店の香りを彷彿とさせるフランキンセンスを調合した一品。新しい香りを身にまとって、京都の新しい旅を楽しんでください。

・貸切キッチン、貸切バス・シャワー、共有のウォシュレット付きトイレ
・ご飯が美味しく炊ける、陶器作家中田誠作 別注土鍋
・オリジナルルームフレグランス
・超高速 1Gps Wi-Fi
・Panasonic 50インチ液晶TV・モニター
・BOSE SOUND LINK MINI(Bluetooth スピーカー)
・Dyson Pure Hot + Cool(空気清浄機能付ファンヒーター)
・BALUMUDA GREEN FAN(扇風機)
etc...

マガザン開業費に充てさせていただきます。

ホテルを新しく開業し、空間をアップデートするには、様々な手続きと適した建築空間、設備の用意が必須となり、多大な時間とお金がかかってしまっています。きちんと安全面を担保し安心してサービスを利用いただけるよう、お金をかけて対策を講じていきます。

◎資金を使わせていただく項目
・京町家の解体・補修・リノベーション 400万円
・旅館業法対応のための対応(セキュリティ・消防設備・申請費用など)50万円
・宿泊設備 50万円
・空間アップデート費用 100万円/年
総計 600万円/初年度

◎予定スケジュール
2016年4月 内覧会・プレオープン
2016年5月 グランドオープン

▼店名の由来 〜そもそも「雑誌 / magazine」は空間だった〜

この構想を膨らませていた頃、そういえばどういう意味だっけ?と思い、雑誌の語源である「magazine」の語源を調べてみると、

[語源]1583.<フランス語 magasin<イタリア語 magazzino 倉庫<アラビア語 makhzin(makhzan「倉庫」の複数形);英語では比喩的に「情報の庫」として,本のタイトルおよび定期刊行物に使われた。
出典:ランダムハウス英和大辞典

■もともと雑誌は倉庫という「空間」だった


※1800年代後半のパリの倉庫(magasin = マガザン)の様子

語源はフランス語の「magasin(マガザン)」であり、「倉庫」「情報の庫」という意味から派生した言葉でした。

この事実を知った時は、雑誌を泊まれる空間にする、と腹が決まった瞬間でもありました。

そして店名は「magasin(雑誌)」+「inn(宿・住居)」を組み合わせた「Magasinn マガザン」としました。

紙媒体としての雑誌の発行部数は年々減少傾向です。

THE PAGEより引用
売り上げは、前年比5%減の8,520億円。ピークは97年でしたが、その時と比較すると、実に45.5%の減少です(出版科学研究所調べ)。

それでもぼくは雑誌の可能性を信じています。というよりも、雑誌の本質である「編集」の力を信じているのです。

 ■今こそ求められているのは、「編集の力」だと思う。

世の中は、自分ではない誰かが決めた”やらないといけないこと” と “やるべきこと” で溢れています。

現実と向き合う必要性は痛いほどわかる。今まさにそれを感じています。それでもぼくは、誰かにやらされることに溢れている現実をとても悲しく、寂しく感じてしまいます。

だからこそ、好きなモノがあって、好きなコトが起きていて、自分らしく生きている人たちが世界中から集う場所として、マガザンをつくりたい。第一線で自分らしく生きている人たちと一緒に特集をつくっていくことで、そういう生き方ができるということを伝えていきたいのです。

そして、嫌なことややりたくないことをうまく整理して、「自分らしいこと」を真ん中に据え続けるためには、「人生を編集する力」が必要なんじゃないか。空間型の雑誌はその想いを体験を通して伝えるメディアになり得るんじゃないか。そんな風にも考えています。

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つい長くなってしまいました。

マガザンはまだ小さなプロジェクトですが、どうしてもしんどい局面は訪れます。応援していただけるコメントひとつで、もうひと踏ん張りできます。

そして、この場所ができたらぜひ遊びに来てください。京都の方はなにかのついでにでも、遠方の方は京都観光のついでにでも。

無事にオープンし、これを読んでくださった皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

Editorial Haus Magasinn 編集長 岩崎達也

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