▼クラウドファンディング達成のお礼

 2月24日からこの企画をスタートし、開始26日後の3月18日に達成致しました!!!
 ゴール時点で45名の方にご支援をいただきました。ありがとうございます!!!
 予想以上のペースで目標達成が叶いましたこと、心より感謝申し上げます。

 募集終了日の3月31日まで、あと13日間となりました。クラウドファンディングでは、早い段階で達成した場合、ネクストゴールを設定することができるそうです。

 よって、今回ネクストゴールとして60万円(達成率150%)を目指したいと思います!!

 ネクストゴールまで達成した暁には、水道のない2階に水道管を通し、ベランダに洗濯機置き場を設置する費用に当てさせて頂きます。至らなかった場合には、シーツやタオルなど宿泊備品の充実、カーテン購入費等、より快適なパワースポットとなるよう大切に使わせて頂きます。

 せっかくの機会なので、募集終了日まで全力で走り抜けます! 何卒よろしくお願い致します!!!

 以下本文です。

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 初めまして! 僕の名前は、北沢由宇(きたざわゆう)といいます。

 宮崎県日向市、細島。僕は現在、築43年で20年間人が住んでいなかった空き家をゲストハウスとして活用するために、DIYでこつこつリノベーションしています。

 制作しているゲストハウスの名前は、『日向神話ゲストハウスVIVID』です!


目次ーーーーーーーー

1,自己紹介

2,これまでのリノベーション

3,なぜつくるのか

4,『日向神話ゲストハウスVIVID』ってどんな場所になるの?

5,現状写真と完成イメージ図

6,外観・ロケーション・周辺環境

7,このプロジェクトへの想い

8,支援金の使いみち

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 こんにちは。北沢由宇です。

 僕は北海道出身で、1990年2月2日生まれのみずがめ座。職業はタロット占い師です。

 6年前のある日「お前の家が南にある。家を探せ」という内なる声を聞いて沖縄に飛び、住所不定になって家探しの旅に出ました。2017年に宮崎市に移住し、路上タロット占いのみで生計を立て、2021年に日向市細島の空き家を50万円で購入し、知識ゼロからのDIYリノベーションで『日向神話ゲストハウスVIVID』の創設に挑んでいます。


 2021年3月11日、僕はこの家の正式な所有権を受け取りました。

 ご覧の通り、買った時の状態は凄まじいものでした。

 1978年に建てられた、築43年の空き家。20年間人が住んでおらず、元気いっぱいの蔦が外壁から家の中にまで伸び放題。内見した時には雨戸も開かず、中は真っ暗。天井が雨漏りでぼろぼろに崩れ、床は土埃と見たことのない虫の死骸だらけ。不動産の方と売主様にご尽力いただき、電柱から電線を引っぱり、ガスを通し、水道管を地面に通すところからライフラインを整えました。

 それから毎日、空き家再生に没頭する日々が始まりました。

 雨漏りの原因を突き止め修繕し、畳をはがして洋室の床をつくり、石膏ボードで壁をつくり、塗装をして壁紙を貼りました。

 当初の僕はリノベーションの知識はおろか、トンカチすらまともに持ったことがないレベルです。YouTubeでDIYリノベーション動画を見て独学し、毎日毎日、「人生で一度もやったことのない作業をいきなり実践する」ということの連続でした。

 知識・経験まったくゼロのド素人ですから、当然ながら何度も何度も何度も何度も失敗しました。失敗し、失敗し、何時間もかけてせっかく作ったものを外して一からやり直し、それでもうまくいかなくて泣きそうになり、肉体的にも精神的にもとっくに限界。それでも「絶対にやるって決めたんだ!!」と己を奮い立て、目の前に立ちはだかる壁に立ち向かいました。

 そんな様子をインスタグラムで毎日発信し続けていると、様々な方からの助けや応援がありました。「面白そうなことをしているね!」「できることがあったら手伝うよ!」「必要な道具があったら言ってね!」…。前からお世話になっている方から今回まったくの初対面の方まで、たくさんの方が駆け付けてくださり、僕の至らない点をカバーしてくださいました。

「世界全体が何か大きな意思によって動いていて、僕はその駒のひとつ」という感覚がずっとあります。皆様のお力あってここまで進めることができたと思っています。

 そして約10ヶ月の奮闘を経て、現在はこのような状態になっています。

左がメインフロア「太陽の部屋」。右が寝室「月の部屋」。

 2022年2月現在、メインフロアと寝室は完成し、ようやく3人まで泊まれる状態になりました。ダイニングテーブル、椅子、ガスコンロ、冷蔵庫、炊飯器などこの家にあるほとんどのものが「使っていないからよかったら使ってね!」というご好意で各方面から頂いたものとなっております。ついには「保護猫がいるんだけど飼わん?」ということで生後2ヶ月の黒猫のVi(ヴィ)ちゃんまでやってきて、だんだんとリノベーションのお手伝いだけではなくたくさんの方が遊びにいらっしゃるようになり、人の流れが生まれました。

Viちゃんを抱っこする惺之郎(せいしろう)君

遊びに来てくれたしほさんと優真くんと僕

遊びに来てくれたふみこさんとまりさんとViちゃんと僕

 一体この家で何が起きているのでしょうか。自分でも時々神妙な気持ちになることがあります。その度に「ああ、そうか。"やれ"ってことなんだ」と心を引き締めるのです。

 一方で、キッチンや玄関、お風呂やトイレなど、まだまだリノベーションの必要がある箇所が残っているのが現状です。


 僕の人生には、家がなかった時期が丸1年間あります。

 東京のワンルームで暮らしていた6年前、胸の内から「お前の家が南にある」という不思議な声が聴こえてきました。すぐに退去届を出して家財道具をすべて処分、一人で背負える量の荷物だけを持って沖縄に飛びました。

 沖縄のペンションで3ヶ月ほど住み込みで働き、資金が貯まったら次々と別の場所に移動しました。数ヵ月単位で各地を移動し、声に聴いた「家」を探す。資金が尽きたらまた別の場所で住み込みで雇ってもらう。そんな生活を丸一年続けました。百年に一度の大型台風に見舞われ、避難所に寝泊まりした夜もありました。 

那覇の台風避難所にて。

 家がなかった時期は当然のようにお金もなかったので、「今夜泊まる場所がない」という夜を幾度となく経験しました。そんな時は公園のベンチで寝るか、マクドナルドで100円のチキンクリスプと水を一杯頼んで朝まで粘るのが常でした。その日初めて出会った人の家に泊めてもらったこともよくありました。「雨風をしのげる安全な場所で足を伸ばして一晩過ごせる」ということが、どれだけ偉大な救いであるかを痛いほど思い知ることになりました。

 大変な状況にある人にとって、どんな場所があると救われるのか。あの時自分が救われた場所を再構築すれば、同じように救われていく人たちが必ず出てくる。今度は僕が人を泊める側になって、自分が受けた恩恵を他の誰かにも体験してほしい。本当に「家」を見つけたら、の家を必要とするすべての人の場所にしたいと思うようになりました。

 そして5年の歳月をかけて、ようやく現在の空き家を見つけました。家を見つけるまでの経緯は『内なる声に聴いた「家」を、本当に見つけてしまうまでのお話』というnote記事にまとめさせて頂いております。もしご興味がありましたらお読みくださいますと幸いです。


 ゲストハウスのフロアは宿泊施設として運営する他、各種イベント会場としても活用します。また、普段から誰かしら遊びに来てお話をしたり、楽器を弾いたり、占いしたり、セッションしたり、突発的にお祭りのようなことが始まる場所にしたいと思っています。

 そしてこの空き家再生プロジェクトでは、カラフルであることを大切にしています。内装も「統一感」ではなく、わざと一度にバラバラの色を配色しています。理由はここを「考え方や生き方の異なるバラバラな人たちが集まって、みんなでひとつになるのではなく、バラバラのまま調和する家にしたい」という想いがあるからです。

 たとえば僕らは今、共通のテレビ番組などの話をしなくなりました。そもそもみんな見ているものがバラバラです。SNSでフォローしているアカウントや、登録しているYouTubeチャンネルもみんなバラバラです。ひとつのメディアを全員で共有するのではなく、日常的にまなざすコンテンツを一人ひとりがセルフカスタマイズする時代になりました。

 価値観が多様化し、選択の自由が増え、今、僕らの社会は大きく変わりつつあります。

「みんな一緒でなくても良くなった」「人と違っていても良くなった」という意味で、この流れは大変喜ばしいことだと僕は考えています。しかし異なる考え方や生き方をする人どうしで貶し合ったり攻撃し合ったりしているようでは、僕らの社会は真にアップデートされたとは言えません。たとえ全員バラバラであったとしても、その上でいかに調和できるのか。そういった課題を自律的かつ能動的に模索していく姿勢こそが、いまの時代には本当に求められていると感じます。

 その祈りを、僕は次の言葉に込めました。

 どんな形であっても構わないから、自分で自分のあり方を決めて生きていこうとする人に来てほしい。その上で、統一したり迎合したり団結したりするのではなく、お互いの"良さ"を楽しみ、バラバラのまま、同じ空間で調和したい。そんな場所がこの世界に実現すれば、とっても素敵ではないかと思うのです。

 日本神話にたくさんの神様が登場するように、僕らも一人ひとりが別々の神様(考え方や生き方)を持っていていい。自分を他者に合わせて制限することなく、むしろある種の神性をあらわすほどに突き抜けてしまえば、それが新しい規範になる。そんな意味も込めて『日向神話ゲストハウス』と名付けました。

「まさにわたしがそう!」ともしもあなたが感じてくださったならば、ぜひVIVIDに来てください。きっとここはあなたにとってもご縁の深い家でしょう。「そんなふうに生きてみたい!」と思っている人も大歓迎です。違いを楽しみ、刺激を受け合い、されどあくまでもバラバラのまま、これからの時代を生きていくヒントを見つけられる場所になれたらと思っています。


 現在の共用ダイニングキッチンの様子です。床の木がところどころ雨漏りで腐っており、歩くと少しぶかっと凹む箇所があります。

「雲」もしくは「風」をテーマに、ファンシーなパステルカラーを配色し、明るくて可愛らしくて安心できる空間にしたいです。

 現在の共用キッチンの正面図。

 カラフルでありながら「淡い」をテーマにした配色を考えています。

 キッチンラックとしての機能を兼ねた調理台をDIYで制作します。

 現在のお風呂、トイレ、廊下の天井です。

 綺麗にはしておりますが…オシャレにしたい! 色もカラフルにしたい!!


 制作中のゲストハウスがある宮崎県日向市細島は、昔ながらの港町です。

 鳶の声が空高く響き渡り、野良猫たちは住民に愛されまるまる太っており、堤防は釣り人で賑わいます。時々、野生のアナグマが歩いているのを見かける自然豊かな土地です。

 こちらが制作中の家の外観です。 現在はオーナー北沢が2階に居住しながら作業を進めており、1階のフロア全体をゲストハウス(形態としては「民泊」に該当します)として開きます。最大宿泊人数は3名です。民泊営業の許可の条件等は県庁衛生管理課、日向市保健所及び消防署にそれぞれ確認済み、4月までには正式に取得予定です。

【立地・アクセス】

=住所=
宮崎県日向市細島200-1
〒883-0001

 日向市駅から車で約10分。自転車だと30分くらいです。

 元民家なので住宅地ではありますが、景観は大変素晴らしく、大御神社、馬ケ背、クルスの海など、宮崎の有名観光地もすぐ近くの立地です。すこし足を伸せば伊勢ケ浜、小倉ヶ浜、金ヶ浜などサーフィンの有名なビーチに遊びに行くことも可能です。

 近隣から見える海の景色。水が透明に透き通っていて、泳いでいる魚が見えます。この先を10分ほど歩くと「御鉾ヶ浦海水浴場」「御鉾ヶ浦公園(キャンプ場)」があります。波が静かで、日の出がとっても美しくておすすめです。


「みんなが当たり前のようにできることが自分にはどうしてもできない」。かつて僕にはそんな思いがありました。みんなができることをして生きていけないなら、自分にできることをして、自分を生かして生きるしかない。何度失敗しても立ち上がることができたのも、もう以前のような人生には戻れない、背水の陣のような気持ちがあるからです。

 もしも他にもそんな人がいるとしたら、僕は全力であなたにこう言いたい。あなただからできることが、あなたにはできるよ。それにここには、自分を生かして生きている素晴らしい人たちが、どんどん集まってきています。

 新しい僕らのあり方を、一緒に見つけていこうよ!


 ご支援いただいた総額に応じて下記のように使わせていただきます。

【40万円集まった場合】

 DIYリノベーション材料費 250,000

 共用フロア家具 50,000円

 リターン費用 32,000円

 CAMPFIRE手数料  68,000円

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 目玉のリターンは「DIYリノベ合宿」。日帰り1日参加、1泊2日、2泊3日、一週間(6泊7日)滞在コースからそれぞれお選びいただけます。海の近くで一緒にゲストハウスを作ってくれる人を大募集! 実施期間は2022年5月~7月(ご都合に合わせて日程調整可能)。食事つき、DIYやったことない人歓迎です!

 また、完成したゲストハウスのフロアを1日貸切できる券が1万円! メインフロア6畳、寝室6畳、ダイニングキッチン6畳の合計18畳。イベントを開きたいと考えていらっしゃる方、いかがですか?(完成後のご案内になるので、8月以降のご利用とさせて頂きます)

 他にもドキドキワクワクなリターンをご用意させて頂きました。何卒ご支援お願いします!

 

▼お問い合わせ先

日向神話ゲストハウスVIVID 北沢由宇 宛

メールアドレス/ ukitazawa@gmail.com

インスタグラム/ https://www.instagram.com/guesthouse_vivid/

  • 2022/03/22 20:35

    こんばんは。日向神話ゲストハウスVIVIDの北沢由宇です。このたび、築43年の空き家を再生してつくる日向神話ゲストハウスVIVIDを完成させるためのクラウドファンディングが無事、目標額を達成しました!!!!皆様お一人お一人の応援が、このような形で反映されたこと、大変嬉しく受け止めております。「...

  • 2022/02/27 10:15

    こんにちは!日向神話ゲストハウスVIVIDの北沢由宇です。最近、このようなお問い合わせを頂くことがあります。・会員登録/支援したつもりが、完了のメールが届かない。・コンビニ決済を選んだが、番号のメールが届かない。せっかくご支援頂けるのに、お手数をおかけしてしまい、大変申し訳ございません>...

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