はじめに・ご挨拶
初めまして。都内でエンジニアをやっております、ひゃっけんと申します。
現在は特許検索システムの開発に従事しております。自分で真新しいSNSを0から作り上げたいという思いから1年間の構想を経て今回アイデアがまとまったので募集をさせていただきました。
名称はTagchainとなります。アプリの概要、事業計画についてご説明します。
日本発のTagが主役のSNSを作る
ユーザーがこれまでにない形でコンテンツを見る、楽しむ、共有する、そしてインフルエンサーと新しい形で関わることのできるSNSであるTagchainを作ることが本プロジェクトの目的です。
Tagchainはその名前に「Tag」とついているように、タグを主役としたSNSです。従来単なる文字列情報でしかなかったタグにより有機的かつ魅力的な機能を付け加えたのがTagchainとなります。
Tagchainにおける新しいタグの概念
まず、以下の画像がTagchainにおけるユーザ投稿ページのUIになります。読み進めていくに従い詳細な説明は実施していきますので、まずはUIと共に基本的な概念についてご説明します。
※以下掲載している写真はすべてフリー素材であり、引用元の規約に従って使用しております。
Tagchainは今までになかった新しいタグを用いた新しいSNSです。Tagchainは2つの「新しいタグ」があります。
一つはタグ付けしたユーザを判別できる「マイタグ」、二つ目はインフルエンサーの投稿に付けることによってにリクエストすることができる「リクエストタグ」です。
「マイタグ」をつけて自分だけの「好き」を作る
Tagchainにおけるマイタグの基本概念は極めてシンプルです。従来文字列だけの情報であったハッシュタグに、ユーザの投稿した画像の情報を合体させた、独自の概念のタグです。「文字列」だったものが「文字列+画像」になるということです。
Tagchainでは投稿一つひとつにタグフィールドと呼ばれるタグをつけるためのスペース(タグスペース)がありユーザはそこに画像つきのタグをつけることができます。同じ文字列でタグ付けした場合、画像はひとつ前ににタグ付けした投稿画像より選ばれます。 ※詳しくは「マイタグにおけるカスタマージャーニー」をご覧ください。
最大のポイントは「画像付きのタグである」という事です。画像が付いていることによってよりクリエイティブに タグをたどり、自分の興味のある投稿を探すことができます。
ユーザは一つのマイタグを複数の投稿に付けることができます。SNSを見ている際に同じ文字列のタグを複数の投稿に付けることがあると思いますがイメージとしては同じものです。
ここで、「ハッシュタグと何がちがうの?」と疑問に感じるかもしれません。
Tagchainではタグをつけたユーザを識別します。これにより、例えば自分がある一意の文字列情報のタグを複数の投稿に付けたとしても下画像のようにどの投稿に「自分自身」が付けたのかを確認することができます。
Tagchainではただ単に文字列にしか過ぎなかったタグの表示がより多様化されます。Tagchainにおけるホーム画面は以下のようにおすすめのタグ付けされた投稿に加やタグそのもの、他人の「マイタグ」が表示されます。
ただし、通常のハッシュタグと同じような検索機能も、もちろんあります。タグの検索画面ではタグの文字列に基づいた検索もできます。つまりハッシュタグのように同じタグがついているすべての投稿を検索によって洗い出すことができるということです。
リクエスト機能を持った新しいタグ
Tagchainではタグをつけたユーザーを区別できる「マイタグ」だけではなくリクエスト機能を持った「リクエストタグ」という新しいタグを開発します。
このタグのつけ方は例えば気に入った投稿に対してその投稿をしたインフルエンサーに他の似たような投稿をして欲しいときに付けるタグです。
例えばオシャレなファッションを投稿したインフルエンサーに対し「もっと他にもどういう服着ているか見たいから他のコーディネートも投稿してほしいな、、」というときにリクエストタグをつけることによりインフルエンサーにリクエストすることができます。
リクエストタグのつけ方
リクエストタグのつけ方は「#r」もしくは「#r,600」です。後者の「,600」は、有料のリクエストをしたいときに「,」の後に数字を入力するとそのリクエストへの応答に対して金額が発生します。リクエストをした側は金額の分支払い、要求されたリクエストにこたえた側は金額の分受け取ることができます。
例えば、以下の投稿で言えば、「リリー」さんというユーザの投稿に対してリクエストタグが付いていると思います。
このリクエストタグを「リリー」さんがタップし、リクエストに内容に即した投稿をするとリリーさんは600円受け取ることができます。
このようにリクエストタグという機能を実現することによって、1つの投稿の価値を最大限に引き出すことがTagchainにおける役割の一つです。
例えばYoutubeでは、おもしろい動画を出せば動画に対して再生回数に応じた広告収入が付くと思います。Tagchainでは1投稿に対してどれだけのリクエストタグが付いてどれだけの金額を、インフルエンサーが受け取ることができるかはすべてユーザが決めます。「アルゴリズム」ではありません。
つまりフォロワーの少ないインフルエンサーでも、太いファンがついてくれれば一投稿あたりの価値を最大限に引き出すことができるのです。
マイタグにおけるカスタマージャーニー
Tagchainにおけるファクターをすべて説明し終えたところで改めて想定されているカスタマージャーニーについてご説明します。
Tagchainにおける自分以外の他ユーザーの投稿ページでは、投稿とそれに付けられたタグが表示されます。Tagchainにおけるタグは「画像+文字列」となりますが、同じ文字列のタグを複数の異なる投稿に付けることができ、つけたタグの画像はひとつ前ににタグ付けした投稿画像より選ばれます。
このタグをタップするとタグの構成要素である画像の投稿元に遷移します。
少しわかりづらいと思いますので画像を用いて説明しますね。
それぞれ異なるユーザによって投稿された以下3つの投稿に注目してください。いずれもおいしい料理の写真ですね。これらに「#オススメグルメ」という文字列のタグをつけるとします。(わかりやすさのために通常とは異なるUIを用いております。)
まず一番左の投稿だけにタグ付けします。すると、以下のようになります。この段階では画像は表示されません。
次に、真ん中の投稿にもタグをつけてみましょう。すると、以下のようになります。
ご覧いただいているように一番左の投稿に付けられたタグは真ん中の投稿(投稿B)の画像が、真ん中の投稿には一番左の投稿(投稿A)の画像がタグの構成要素となっていることが分かります。
今度は一番右の投稿に同じように「#オススメグルメ」というタグをつけてみましょう。すると以下のようになります。
一番右の投稿に付けられたタグの画像は真ん中の投稿のもの、真ん中の投稿に付けられているタグの画像は一番左の投稿のもので変わらず、一番左の投稿に付けられたタグの画像は一番右の投稿のものとなっております。
真ん中と一番右の投稿に付けたタグの構成要素である画像は、それぞれ一つ前に付けた投稿の画像を参照していることが分かります。これが、「つけたタグの画像はひとつ前ににタグ付けした投稿画像より選ばれます。 」が意味するところとなります。
「#オススメグルメ」の文字列が付いた投稿がすべて表示される検索モードにおいては「#オススメグルメ」で検索したときには、インスタなどと同じようにこの文字列情報のタグがついた投稿がすべて表示されます。この投稿の中に先ほどの投稿A~投稿Cももちろん含まれます。
この状態においてタップしたタグの画像が参照している投稿へスクロールします。こちらも画像を用いて説明します。
例えば「#オススメグルメ」という文字列を構成要素としたタグのついた投稿が以下のようにたくさん並んでいたとします。
上画像のように投稿Aが検索画面の1ページ目、投稿Bが2ページ目、投稿Cが3ページ目にあるとします。
投稿Aを見つけたときに先ほどの「#オススメグルメ+投稿Cの画像」で構成されたタグをタップすると以下のように投稿Cへ画面が自動的にスクロールされます。
今度は投稿Cについている「#オススメグルメ+投稿Bの画像」で構成されたタグをタップすると以下のように投稿Bへ画面が自動的にスクロールされます。投稿Bの時も同じようにスクロールされるので投稿Aへスクロールされます。
これはほかのユーザーがつけた投稿についても同じことが言えます。同じ文字列のタグが付いた投稿がたくさんあるとき、今までよりさらに有機的にタグをたどっていくことができるようになります。
気に入った投稿にリクエストタグを付ける
Tagchainを使うとかなり多くの投稿に触れることになります。今までよりもスピーディーにそして数多くの投稿に触れていく中で自分の好きなコンテンツを投稿してくれるインフルエンサーに出会えるチャンスが格段に増えてきます。
好きなインフルエンサーに出会えたあかつきには、そのインフルエンサーの投稿にタグ付けをしてリクエストタグを投げてみましょう。
リクエストタグがどのようなものであるかについては「リクエストタグのつけ方」にて説明しましたが、実はこのリクエストタグ機能でリクエストできるのは「投稿」だけではありません。
多様なリクエストを送れるリクエストタグ
またリクエストタグにおけるリクエストは「投稿」のリクエストに制限されません。「好きな○○について教えてください」や「youtube見てます。○○な動画もアップしてもらえますか?」など質問や投稿以外のリクエストもすることができます。
リクエストタグを付けられたユーザ(インフルエンサー)は、リクエストタグをタップすると「投稿」もしくは「チャットルームを開く」かいずれかのアクションを選ぶことができます。「投稿」を選べば前述のようにリクエストにこたえるような投稿を行います。「チャットルームを開く」を選べばタグ付けしたユーザ、されたユーザ限定のチャットルームを開くことができます。
限定のチャットルームにおいてリクエストに関するやり取りを実施することができます。ただし、リクエストタグの内容はすべてのユーザに公開されます。公序良俗に反する、もしくはタグ付けされたユーザを不快にするようなリクエストを抑止するのが狙いです。
Tagchainの収益源と事業計画
Tagchainはリクエストタグにおいてユーザが支払った金額の2割を手数料として収益化します。また現在構想中ですが法人向けの広告機能もいずれ作る予定です。
初期段階ではカタマージャーニーにおける刺激的な体験を重視すべく広告を全体的に抑止する方針でサービス運用を行う予定です。もちろんユーザーの増加に伴いよりアグレッシブな広告機能を開発する算段はあります。
事業計画としてはリリース九か月目での完全黒字化です。ただし、リクエストタグがどれだけユーザーに使われるか、そもそもTagchain自体がどれほどユーザに認知されて普及するかもまだ未知数であり多くの検証を必要とします。※事業計画書をご覧になりたい方は直接メッセージ頂ければお送りします。
今やインフルエンサーマーケティングにおける市場規模は5000億円とも言われています。今後さらに拡大してくと思われます。「具体的なデータは?」と疑問にお感じの方もいるかもしれません。しかし、データで見なくても、フォロワーが100万人、200万人いるメガインフルエンサーが誕生しているという現実を見れば、かなりの確率でインフルエンサー市場はより拡大していくことが言えると思います。
Tagchainは「もっとインフルエンサーと有機的にかかわりたい」という市場ニーズを実現するためにリクエストタグという機能を提供します。Tagchainが長期的に収益を上げていくには根本的にユーザに熱狂してもらえるSNSでなければならないと思っております。そしてそれだけのポテンシャルがあると思っております。
Tagchainにかける想いと解決すべき社会課題
以前からinstagramやtiktokなど斬新なSNSに数多くの日本のTeenagerたちが夢中になっていることに対して喜ばしいと同時に少し歯がゆい思いをしておりました。近年ではIT化の遅れが取りざたされているものの、これだけの モノづくり大国である日本。
そんな日本で魅力的なSNSがないという事はやはりエンジニアの私としては悔しいところであります。もちろん、Instagramやtiktokは既に数多くの若者に支持されており、今更新しいSNSを出したところで見向きもしてもらえない可能性も大いにあると思っております。
しかし、本当に魅力的なものであれば必ず使ってもらえるとも思っております。であればTagchainというSNSをより大きくしていくことが私の使命に他なりません。
Tagchainでは一部のインフルエンサーの投稿だけではなく、ユーザーの「好き」がタグによってコンテンツ化されます。従来のSNSより、さらにユーザー同士の「好き」を共有することにより、セグメントごとに健全なコネクションを作り上げることがTagchainの実現したい未来となります。
資金の使い道
500万円の資金の内訳は以下の通りです。
※目標額から手数料、税金を差し引いた金額となります。
・開発費 400万
・広告費 100万
まずは開発に注力します。そして9か月以内の黒字化を目指します。まだまだ多くの検証を必要とするでしょう。しかし大きな可能性を秘めていると思います。
あくまで現状における概算となるため今後内訳は変わる可能性もあります。私の基本的な考え方としては安くエンジニアを雇っても退屈な上に意味はないと思っております。なので開発費をかけるところはしっかりかけて形にしていく所存です。
リターンについて
支援いただいた分の有料リクエストタグを付けられるアカウント(移行プレミアムアカウント)を発行いたします。例えば5万円分の支援いただいた方には有料のリクエストタグを付ける際に5万円分、無料でリクエストタグを付けることのできるアカウントを差し上げます。
そうなりますと、リクエストを受けた側にお支払いをするのは当方になりますので支援いただいた分をこのような形でそっくりそのままお返しするという事になります。
ただし、これはTagchainが黒字化した場合に可能となりますので、もちろん黒字化しなければ実現することは難しくなります。もちろん自信はありますが、新しい事業において「必ず成功する」という事は言い切れません。ご納得いただける方は、是非支援をお願いいたします。
また10万円以上支援いただいた方にはプレミアムアカウントに加え、個別でのお礼電話、Tagchain企業ページへの名前掲載をさせていただきます。
最後に
ここまでご覧くださりありがとうございました。Tagchainを皆様と共に盛り上げていくべく、全霊を尽くしてまいります。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
コメント
もっと見る