《初めまして、スカッシュ現役日本チャンピオンの小林僚生です》

私は現在世界ランキング68位(日本人男子過去最高)、日本人で唯一海外をベースにプロ活動をしている者です!

スカッシュが大好きでプロ活動をしていますが、このマイナースポーツでは食べていくことが物凄く難しいです。ましてや、既に海外を拠点にしている中今回のように更に他の国で練習すること自体さえ正直に言うと厳しいです。
そこで今回は皆さんに、将来日本スカッシュの進化に繋がる私の活動の一部をご支援いただきたく本プロジェクトを計画しました。

《まず始めに、本プロジェクトの募集方式について》

今回はAll-in方式という形で実施します。例え最終的にご支援頂く金額が目標金額に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届け致します。
概要欄通り、今回アメリカで得る貴重な経験を将来日本で生かしたいため、例え支援者が0名でも自己資金を投じてプロジェクトを実行いたします。

このメンタリティで実行するからには、この短期間で必ずたくさん価値のある事を吸収してきます。それらをまずは現代のスカッシュファンや選手達を中心に向けてオンラインプラットフォーム上で発信し、将来的には日本で主にジュニア及びプロ選手の育成に繋げ、いつか日本からも世界的に活躍できる選手を輩出する事に少しでも貢献できたらと思います。

どうか、ご支援いただけると幸いです。


《自己紹介》

私は父親の影響で7歳の頃に姉と一緒にスカッシュを始め、今まで約20年間このスポーツに打ち込んできました。

スカッシュを始めた当時。(笑)

幼い頃からスカッシュ一筋で育ち、これまで約30カ国へ遠征、中学はマレーシアにスカッシュ留学、大学は奨学金を貰い部活環境の優れたアメリカへ留学し、現在は南仏エクサンプロバンスを拠点に活動しております。こちらでは現在世界で2番目の強豪国フランスの男子代表チームと一緒に毎日トレーニングして頑張っております。(フランス語もなんとか習得しました!)

こちらの仲間たちと日本食レストランで食事。

私の将来の夢の一つは、日本のスカッシュ界を盛り上げて人気スポーツにする事。
スカッシュの魅力を多くの方に知ってもらい、且つ多くのジュニア選手達がプロを目指すという夢を持てる環境を創りあげたい!
その為、自分の現在の活動が将来の日本スカッシュに繋がるよう、こちらフランスでは日々代表チームから様々な事を学び、遠征の際はその都度極力価値のある時間を過ごし経験を蓄える努力をしております。普及活動の一環として、去年YouTubeチャンネルも始めました。(プロフィールをご参照ください)

これまで20年間得た経験をいつか必ず日本で生かして、スカッシュをメジャースポーツに進化させたいと思っております!!


《このプロジェクトについて》

シカゴにて世界のトップ選手たちと練習

・期間:2021/7/4〜約10日間

・練習メンバー:2019年世界チャンピオンで現在世界1位のアリ・ファラグ選手、9位のジョエル・メイキン選手、14位のグレゴワー・マーシェ選手など、その他スター選手たちが数名集結する予定

・目的:自分自身選手として貴重な経験を得るだけではなく、スター選手達の普段の練習風景やメンタリティ、選手として人生で最も大切な大会の世界選手権に向けての準備の仕方などを観察し学ぶため。この経験を将来日本スカッシュ発展に貢献する際に生かしたい。

※世界選手権は7月半ばにシカゴで開催されます。それに向けた練習でトップ選手数名が事前に現地入りする予定です。

世界選手権概要URL
https://worldsquashchamps.com/

世界ランキングURL
https://psaworldtour.com/rankings/world_tour


《資金の使い道》

将来日本でスカッシュをメジャースポーツに進化させるための活動費として。

また、2021/7/4〜よりシカゴで行う、世界のトップ選手たちと練習する上での活動費として使用させて頂きます。

なお、ご支援いただき集まったトータル資金の内、17%(弊社手数料12% + 別途決済手数料5%)はCAMPFIRE手数料に使用されます。


《リターン内容》

1. *ご支援頂く方全員対象*
プロジェクト終了後、メールにて現地での活動をまとめてBlog形式でお届け致します。

2. ご支援頂く金額により、1のメールに加えてトップ選手達との練習風景のビデオ(解説付き)をお付け致します。

3. 高額支援して頂ける方には、2に加えて個人様宛に感謝の気持ちを込めたメール又はビデオレター、アリ・ファラグ選手と私のサイン+支援者様お名前入りの写真などをお送りさせて頂きます。

*詳しくはリターン項目をご覧ください。


《これまでの活動内容と経緯、想いなど》

スカッシュを一度辞めたこと

私は以前、大学卒業(2017)と共に一度2年間ほどスカッシュから離れた事があります。

理由は、冒頭でお伝えした通りスカッシュで生計を立てるのは厳しいから。
そのためプロ選手の道ではなく、社会人として企業に勤務してキャリアを積み上げる事を考えました。
しかし仕事に打ち込む傍ら、心のどこかでスカッシュへの情熱が残っていた当時、スカッシュ経験が既に豊富でまだ身体が動く24歳の自分は日々こう考えていました・・・

「残りの20代約半分、このままサラリーマンをしても将来本当に一生後悔しないのか?大好きなスカッシュでプロの世界を自分の肌で経験してみたい。家庭を持ち、肉体的にも厳しくなる30代になってからは時既に遅し。挑戦するなら今しか無くないか?!」

とはいえ、今からスカッシュ一本で生活し続けて行くのは現実的ではない。

じゃあどうする・・・?
どういうメンタリティとモチベーションも持ってこの挑戦に臨む?
出した答えは、貯金を資金源にタイムリミットを設けて挑戦!する事でした。

同時に、この活動を通して世界中で数多くの新発見や経験を得て、将来的にそれらを日本で生かしスカッシュ界を盛り上げることに貢献したい!

そう考え始めたら即決!
よーし決まったー!と、私はその後すぐに会社を退職し、プロ選手としての活動を始めました。


退職後から今に至るまで

活動費は、働いた際の貯金と1年目は家族からの支援を元にしてきました。

プロ一年目の2019年は南半球のアルゼンチンやオセアニアから北半球のアメリカやカナダ、時には中東やインドなど可能な限り多くの国へ遠征。ランキングは1年間で510位か93位まで上げ、同時に全日本選手権で優勝しました。(2020年は開催されず)

全日本選手権にて。
2012年史上最年少(当時)で優勝てから7年ぶりに再び日本一になりました。

4月のアメリカNY遠征にて。
幼い頃から憧れていた、The Artistという異名を持つ元世界チャンピオンRamy Ashour選手と10年以上ぶりに同じポーズで写真。めっっっちゃ嬉しかった!

8月のオーストラリア、コフスハーバー遠征にて。
私のスカッシュファンの方なら必ず今でも覚えてくれているはず!

そうです、あの!世界選手権出場枠獲得戦‼︎

184位、第5シードで臨み、第1シード、3/4シードの2人を連続で3人切りして11月に開催された世界選手権の出場枠を獲得した際の決勝戦とその瞬間!

それまで18年間のスカッシュ人生でダントツで1番嬉しかったです。

この大会で勝ったと同時にPSA(世界プロスカッシュ協会)から頂いた、月間最優秀選手賞。
二つとも一生の思い出。

コフスハーバーのビーチはとても美しかった。

二年目はスカッシュ超強豪国のフランスへ渡り、1人で海外武者修行。将来見据えている職業の関係でフランス語を習得する必要があり、スカッシュと仏語の独学を両立した生活へ。

無事渡仏できた!!のポーズ@エクサンプロバンスの象徴、噴水の前にて。

が、しかし・・・!

渡仏後1ヶ月でコロナ禍…まだまだ現地の言葉はうまく話せず、大会開催が当面停止され収入源の賞金はなくなり、少し悩んだ日々を過ごしました。
この時点で、当初計画していた現役生活最後の一年をこのままで終えられるはずもなく…活動期間を半年~1年間延長(2021年内に引退)する事を決断。

スカッシュをプレーすることが全く許されなかった第一回目のロックダウン期間は、ホストファミリー宅に滞在。毎日3時間ほどフランス語を独学し、家族との会話は自ら9割型フランス語で喋り勉強しました。この努力が実り、渡仏から4か月時点で日常会話レベルまで成長。

11月になりやっとPSA大会が再開。
半年以上ぶりの大会でしたが、なんとか優勝。

スイス遠征にて。

そして三年目の今年、上半期は続くコロナ禍の影響によりEU内での小規模大会でプレー。
移動規制が緩和されてきた下半期を迎えている現在は、やっとEU以外への遠征が可能に。

しかしコロナ禍が始まるまでは2年間のみの活動を見据えた上での資金繰りだった為、現在プロ生活残り数ヶ月にして資金が枯渇してきてしまっていることが現状としてあります。
そして現時点では、コロナ禍の影響や自分自身の事情にもより、どの大会を目処に引退するかははっきりと見えていません。

こんな状況下ですが、プロ活動が続いている以上、私のプロ選手としての考えは以下です。
・私の一選手としての想いは、いつ引退しても良い悔いのないよう、常に強くなり続けたい!
・このプロジェクトの趣旨である、「未来の日本スカッシュ発展」のためにフランスでの日々の貴重な練習に加え、遠征先では常にその時にしか得られない経験を得る。積極的に大会主催者や現地の方々とコミュニケーションを図りネットワークを広げる事にフォーカスし、将来的にこのプロ活動期間中に積み重ねた事を日本で生かしたい。

そう思って日々活動しております。
長文でしたが、私のストーリーをお読み頂きありがとうございました。

日本人で唯一海外を拠点に、国を代表してプロ活動をしている私を最後まで応援していただけると嬉しいです。


《応援してくださる皆様へ》

支援して下さる方々、仲間やファンの皆さん、本当にありがとうございます!

私はプロとしてこれまで2年間という短期間でランキングと実力をここまで上げました。その今だからこそ得ることができる世界的トップ選手達と練習という貴重な時間、そして近々プロ活動を引退してからは将来もう二度と得ることの出来ない要素を、今この時点で経験して、自分の中に蓄えておきたい。
そしてこの経験をいつか必ず日本スカッシュの発展に役立てたいと考えております。

今回はそんな考えから、皆さんに自分のこの活動を支援していただきたく、本プロジェクトを立ち上げました。

最後に、私のこれまでの20年間と今後引退する瞬間まで得る経験は、将来日本スカッシュを盛り上げて行く上で必ず生きると信じております。
将来この競技を日本で普及させる為のサポートに加えて、私個人のプロ活動の一環としても、皆さんどうか本プロジェクトをご支援いただけると幸いです。

熱い応援のほどよろしくお願い致します!


小林僚生


*何かご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお知らせください。

  • 2021/07/14 14:14

    7/5〜8日間に及ぶプロジェクトの支援募集が昨日終了しました。この度はなんと総勢118名の方々からご支援をいただき、皆さまのおかげで支援目標金額を遥かに上回る形でプロジェクトを終えることができました!本当にありがとうございました!とても感謝しております。リターンをお届けする前にこの場を借りて、...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください