【お知らせ】ネクストゴール100万円に挑戦します!!

こんにちは、さだまらないオバケです。「死から始まるリデザイン」に取り組んでいます。
これまでにご支援いただきました皆さま、本当にありがとうございます!皆さまへの感謝を胸に、素敵なリターンをお届けできるようしっかり準備してまいります。

おかげさまで最初の目標金額は達成しましたが、、
ネクストゴールとして【目標金額100万円】に挑戦することにしました!!!

当初の70万円はプロダクトの開発資金として使用させていただき、ネクストゴールで募集する追加の30万円は今後も継続的な活動を続けるための『会社設立費用』に使用させていただきます。法人化することによってさらに活動の幅を広げ、今回のプロジェクトにとどまらず今後も新しい企画にチャレンジしていきたいと思っています。

ネクストゴールの達成に向けてさらなる応援をいただけますと幸いです。引き続きよろしくお願いいたします!

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。さだまらないオバケと申します。東京デザインプレックス研究所のFUTURE DESIGN LABOで出会った社会人4名で結成しました。


私たちのプロジェクト第一弾は、「ひきだしプロジェクト」です。

死別による心のモヤモヤに対して『故人との思い出をひきだし、生きる希望をひきだす』ためのプロダクトとして「ひきだしカードゲーム」と「ひきだしノート」を企画しました。



このプロジェクトは私たち自身の死別実体験から生まれました。

身近な人を亡くした時、自分自身も悲しいのに、自分より深く悲しんでる人を見るとその人の前では自分の悲しみは吐き出してはいけないように感じました。また同時に、悲しんでいる人にどう声をかけていいのか分かりませんでした。

突然の死のショックを受け入れられない、かといって誰にも話すことができず心の整理もできないまま、故人のことを考えないように心に蓋をして日常を過ごしてきました。

だけど、このままだと故人との大切な思い出も忘れてしまったようで虚しい。死は悲しい出来事だったけど、生きていた頃の楽しかった思い出もずっと忘れずに大切にしたい。

”大切な思い出があるからこそ、勇気を出してきちんと死と向き合いたい”と気づきました。


話は変わって、高齢化と少子化が進む日本はすでに多死社会。死者の数も年々増加しています。(厚生労働省「人口動態統計」より)

とある葬儀社さまより伺ったお話によると、近年は葬儀の縮小化が進んでいて昨年からの新型コロナウイルスの流行がこの現象をより加速させているようです。また、血縁のない方の葬儀に参列することも年々減ってきています。時間が経ってから友人が亡くなったことを知っても偲ぶ機会がないという場合もあるでしょう。

また、新型コロナウイルスに感染して亡くなった方は通常の葬儀を行うことができず、心の整理がつかないままにお別れしないといけない現状があることを、私たちはニュースやSNSを通してたくさん耳にするようになりました。

このような日本の傾向から、死別によるもやもやした気持ちを整理できない人が今後もっと増えていくのではないかと想像し、私たちに何かできることはないかと考えるようになりました。

「死」をテーマに取り組もうと決めたものの、私たちは誰一人として専門的な知識を持っていませんでした。

そこで、色々な「死」や「弔い」に対する考え方を学ぶためにお坊さんや遺品回収業者の方、葬儀用品メーカーの方、大学で死にまつわる研究をされている先生、精神科の先生、同じように死別をテーマに活動されている方などさまざまな方にお話を聞き、自分たちができる解決策を模索し続けました。

何度も何度も企画を考え直す中で「グリーフケア」という取り組みを知りました。

グリーフケアは「遺族が抱える死別の大きな悲しみ=悲嘆(グリーフ)に寄り添うことで心の回復をサポートする取り組み」ですが、グリーフを抱えるのは遺族に限らず、血のつながりがなくても大切な人や仲のよかった人を亡くせば誰もがグリーフを抱える可能性があるのではと考えました。

グリーフの重さや大きさに関わらず、死別を経験したすべての人が気軽に手にとって心の整理ができる、そんなプロダクトを作ろうと決めました。

そして、心を整理するためにカウンセリングで利用されている「外に気持ちを発散する」という手法を知り、「話す」ことをメインとしたカードゲームと「書く」ことをメインとしたノートを作りました。カードゲームは複数人で、ノートは一人で、それぞれ故人との思い出に向き合い心を整理していきます。



カードに書かれているお題をきっかけに、共通の思い出で盛り上がったり、故人の知らなかった一面を知れたり。故人との思い出をみんなで楽しく語り合う時間を作ります。


●ゲームストーリー


●入っているもの


●お題のカードの例



●あそびかた


●利用シーン

葬儀の待ち時間に。お盆や正月、法事などの集まりに。
同窓会など共通の友人の集まりに。著名人のファン同士での弔いの場に。
生前葬に。

さまざまなシーンで、このカードゲームを通してみんなで故人のことを話してみてはいかがでしょうか?




【カバーの種類】左:なみなみ  右:ころころ

故人に対するもやもやとした気持ちに一人でじっくりと向き合いたい方向けに、「書く」ことで気持ちを整理していくためのノートです。

カバーは「なみなみ」と「ころころ」2種類。それぞれ心や思いのカタチを表したモチーフをデザインしています。トレーシングペーパーで作った透け感のあるカバーです。

ノートに書かれているワークは、大きく分けて2つ。


【前半:故人のことを思い返すワーク】
故人との思い出を振り返る中で、故人の存在から学んだことを見つけます。


【後半:自分にフォーカスを当てるワーク】
故人から学んだことを受けて、これからの自分の人生をより充実させて生きることを考えます。


前半後半それぞれ3つずつ質問を用意しており、どのワークに取り組むかはページごとに自由に選択できます。どのワークから取り組むかも、1つのワークに何ページ割くかも自由です。

故人(あのひと)との思い出を思い返し自分の人生を見つめ直すために、このノートで心を整理してみてはいかがでしょうか。



デザインを学んだ私たちだからこそ、デザインには特にこだわりました。

ターゲットは自分たちと同じミレニアル世代。こういったテーマに触れることの少ない若い世代にも興味を持ってもらえるようにポップなテイストに仕上げています。

なおかつセンシティブなテーマでもあるため、多様な気持ちに寄り添えるよう深刻感がなくあたたかさを感じるような、できる限りフラットな印象を与えるデザインを目指しました。

カラーは生と死をイメージしています。死は神秘的な空の色から、生は生きている証である人肌や血液の色からキーとなる5色を作りました。

いままでの死に対するイメージやデザインとはひと味違った、私たちならではの新しい「死」を表現することに挑戦しました。


死からはじまるリデザイン

不謹慎。タブー。可哀想。
現代の日本において「死」について語ることはあまり好ましく思われてないように感じます。

そんな死生観の中では、死別の悲しみを心に隠し本当の気持ちから目を背けたままにしてしまう。
でも、本当にそれで良いのでしょうか?

亡くなった大切な人から学んだことや楽しかったことが少なからずあったはずです。悲しみだけではない素敵な思い出を思い返し、この先の自分の心の糧にして、前に進んでいってほしい。

死を必要以上に拒むのではなく、亡くなった大切な人のことをいつでも想い続けられる、そしていつでも語り合えるような世の中になることを願って、私たちさだまらないオバケは「死から始まるリデザイン」に取り組んでいます。


高度成長期以降の日本において、「死」は忌避されるべきものとされ、その結果、“死生観の空洞化”と呼べるような事態が進んできました。しかし人は皆すべて死にゆく存在であり、このテーマを避けてはなりません。今回、デザインの分野に関わる若い世代の中から「死からはじまるリデザインプロジェクト」が立ち上がり、故人の思い出をひきだし、新たな希望へとつなげる「ひきだしノート」「ひきだしカードゲーム」などの企画が生まれたことはすばらしいことであり、時代の変化を象徴する試みとして歓迎したいと思います。


死別によるもやもやした気持ちに対して、カジュアルなデザインによるゲームとノートを用いて、思いに向き合い対話の場を開きます。死の対話の場を開く新たな試みとして応援しています。
Webサイト『デスカフェポータル』https://deathcafe.jp


Twitterのフォロワーさんに「さだまらないオバケ」さんを発見したときに、とっても興味をそそられて、詳しく見てみたのがきっかけでした!🤗🐏🐏🐏
『故人への思いをひきだし、今を生きる希望をひきだす』
このメッセージになにか底知れない未来への希望とパワーを感じました!✨
わたしの所属する葬儀用品メーカーのミッションは「つながりが実感できる新たな別れのカタチを創る」です✨「人と人をつなげる」「新たなものをつくり出す」という2つの価値観を「別れのカタチ」で具現化することを目指していますっ🐏🌟
今回のプロダクトはまさにこの2つの価値観を具現化しています!😊🌱🌱
このプロダクトを通じて日本における死生観や葬儀が、旧来のルールに縛られた形ではなく、より人と人のつながりが感じられるこれからの“時代にも合う新しいカタチ”へのきっかけになって欲しい!✨とってもワクワクしていますっᏊˊ ꈊ ˋᏊ/🌈


亡くなった友人や家族(祖母)のことを、ふとした時に思い出してしまいます。ただ、まとまった時間を使って考えることは私にとっては重荷でした。一ユーザーとして「ひきだしカードゲーム」を体験し、故人のことを、自分だけでなく、友人たちと一緒にカードをひきながら頭に思い浮かべ、新たな側面に気づきました。ゲームの後、ずっと見ることができなかった亡くなった友人とのメッセンジャーのスレッドを見る勇気をもらえました。非常にありがたかったです。



今回のクラウドファンディングでは、開発中のひきだしカードゲームとひきだしノートをいち早く皆さまの元へお届けします!

プロダクトは現在開発途中のため、掲載している内容やデザインとは異なる場合がございます。クラウドファンディング期間中にもブラッシュアップを続けて、今よりももっと完成度を高めてお届けいたしますので楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

また、クラウドファンディングでご購入いただいた方限定でオリジナルのおばけステッカーをおつけいたします!写真はイメージですが、さだまらないオバケの世界観を表現したステッカーを作成する予定です。

【リターンA】ひきだしノート1冊お届けプラン
【リターンB】ひきだしノート2冊お届けプラン
【リターンC】ひきだしカードゲーム1個お届けプラン
【リターンD】ひきだしノート1冊・ひきだしカードゲーム1個お届けプラン
【リターンE】ひきだしノート2冊・ひきだしカードゲーム1個お届けプラン


<おばけサポートプラン>
おばけサポーターとして、さだまらないおばけHPの「スペシャルサンクス欄」にお名前を掲載させていただきます!

【リターンF】おばけサポートプラン(ひきだしノート1冊・ひきだしカードゲーム1個)
【リターンG】おばけサポートプラン(ひきだしノート2冊・ひきだしカードゲーム1個)
【リターンH】おばけサポートプラン(ひきだしノート2冊・ひきだしカードゲーム2個)
【リターンI】おばけサポートプラン(ひきだしノート3冊・ひきだしカードゲーム3個)

<全力おばけサポートプラン>
また、プロダクトは必要ないけど支援したい!と思ってくださる方のために無形のリターンをお届けする「全力おばけサポートプラン」もご用意いたしました。

・5,000円プラン(お礼メール、活動報告メール)
・10,000円プラン(お礼メール、活動報告メール、お礼の動画、HPへお名前掲載)


- 製品情報・仕様 -

●カードゲーム:化粧箱 内寸140mm × 200mm、高さ28mm
●ノート:A5サイズ(148 mm × 210 mm)、全32ページ


皆様からいただくご支援は、ひきだしプロダクトの制作費用やその他経費等に使わせていただく予定です。現在までの活動資金は学校からの支援や自分たちのお金で賄っておりますが、持続可能な活動として自走するまでのご支援を頂けたらと思います。

・プロダクト制作費用(主に製品の印刷代):約50万円
・通信費(HPリニューアル、送料等):約10万円
・雑費(参考商品の購入などプロダクト開発のための経費):約3万円
・クラウドファンディング手数料:69,300円
合計70万円


2021年10月31日 クラウドファンディング終了
2021年11月末 支援金の入金
2021年12月上旬 プロダクト生産開始
2022年1月上旬〜中旬 生産完了&リターン発送準備
2022年1月下旬 リターンのお届け&HPリニューアル開設

※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等によりお届けの時期が遅れる場合があります。


Photo:Shigeo Gomi

左から
●Matsumoto Sakiko
東京デザインプレックスグラフィック/DTP専攻 修了生
担当/ディレクション・進行管理・ライティング

●Cho eo
東京デザインプレックスグラフィック/DTP専攻 修了生
担当/デザイン・イラスト・SNS運用

●Koudo Mizuki
東京デザインプレックスグラフィック/DTP専攻 修了生
担当/デザイン・webサイト制作

●Takano Toko
東京デザインプレックスデザインストラテジー専攻 修了生
担当/ディレクション・進行管理・経理


<東京デザインプレックス研究所>
「東京発コンテンポラリーデザインの複合型教育機関」として2012年開校(2021年6月現在6,200名超の学生が在籍)。「ボーダレス思考」「ソーシャルデザイン」「経済合理性」「デジタル環境対応力」「プラスコミュニケーション」を教育コンセプトとした、大人(社会人・学生など)のためのデザイン専門校です。HP:https://www.tokyo-designplex.com/

<FUTURE DESIGN LABO>
フューチャーデザインラボ(略称:FDL)は、東京デザインプレックス研究所が企画・運営する学⽣主体のラボラトリーで、「ソーシャル・カルチャー・ビジネス的視点を持つデザイナーを未来に向けて輩出する」ことを⽬的としています。HP:https://www.tokyo-designplex.com/labo/future/


デザイン監修:シオザワ ヒロユキさん
精神科医監修:沢田雄太さん
企画監修:FUTURE DESIGN LABO(山本さん、沼田さん、河合さん)、SANWA&Co.

<スペシャルサンクス>
andfamily佐々木さん、結いごと横溝さん、重吉葬儀社さん、FUTURE DESIGN LABO3期生・4期生、樋口伸彦さん


生きていれば誰もが経験する「死別」。

悲しみから目を逸らすために
故人のことを無理に考えないようにしたり忘れようとしたり。
"心のひきだし"にモヤモヤをしまったまま。

けれど私たちは、きちんと向き合い、考え、語り合う機会をつくることで
死別の悲しみを乗り越えて自分の人生を強く生きてほしい。

そんな思いを込めて立ち上げたプロジェクトです。

皆さまからのご支援、ご協力をもとに
一緒にこのプロジェクトを形にして新たな未来を創って行けたら幸いです。


<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

 ●販売事業者名: 請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ● 事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ● 事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
  

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください