皆様、はじめまして。日本酒WEBメディアSYULIPを運営している本間倫人といいます。この度は数あるプロジェクトの中から『【CAMPFIRE限定】酒蔵に眠る日本酒でキャンプ専用日本酒を作りたい!』をご覧いただきましてありがとうございます。

SYULIPは日本酒専用のWEBメディアとして日本酒の楽しみ方を発信しているWEBメディアです。日本酒の情報はもちろんのこと、SYULIPポイントサービスを通して社会課題を解決している団体をサポートしています。

「日本酒を飲んで社会をちょっと笑顔に」
https://syulip.com/projects/

今回のプロジェクトは酒蔵(株式会社桑原酒場)と共同で、『新たな日本酒の楽しみ方』、『酒米農家の支援』を介して、日本酒をきっかけに社会を豊かにできるプロジェクトを実現したいと考えています。

清酒「扶桑鶴(ふそうづる)」醸造元、桑原酒場の4代目蔵元 大畑朋彦です。
この度は、キャンプで楽しめる日本酒プロジェクトをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
弊社の所在する島根県益田市は、島根県の西端にあり、蔵の近くを流れる「高津川」は清流日本一に輝いた川であり、この自然からの恵みである清冽な川の伏流水を用いて「扶桑鶴」を醸しています。

銘柄の由来は、長寿のシンボルとして親しまれてきました“鶴”に飲む人、造る人ともにあやかりたい、日本(扶桑)を代表する酒として鶴の様に羽ばたいて行きたいとの想いから銘柄名を「扶桑鶴」と名付け、1903年に創業いたしました。

米、米麹のみを原料とし、華やかな香りは求めず、しっかりと熟成させ、 “米”由来の旨みと味わいを感じさせられ、『一口では物足りないかもしれないが、食が美味しくなり、ゆるゆると呑める酒』を目指しています。

弊社商品は、基本的に炭素濾過などを用いた味や色の調整処理は行っておりませんので、やや色が濃い場合がございますが、熟成による日本酒本来の色合いですのでご安心ください。

ぜひ美味しい料理と一緒に楽しんでいただければ幸いです。

≪扶桑鶴の目指す酒質≫

「華やかな香りを重視するのではなく、米本来の旨味、味わいが楽しめるお酒」

「冷たくして飲むだけではなく、ひや(常温)やお燗など様々な温度帯で楽しめるお酒」

「派手さはないが複雑な味わいが楽しめ、色々な料理との相性が良く、飲み飽きしない食中酒」


新たな日本酒の楽しみ方の提案


コロナウイルス感染拡大の影響で激減した友人や離れて暮らす家族とのコミュニケーション。特に緊急事態宣言の発令以降、飲食店の時短営業や閉鎖が続き、コミュニケーションの場が無くなり対人関係が希薄化してきていると言われています。

そこで私達は3密を避けながらも楽しめるアクティビティ「キャンプ」専用の日本酒を限定発売し、コロナ禍の日本酒の新しい楽しみ方を届けたいと考えています。

酒米農家の応援

飲食店の休業、時短営業などの影響により出荷量は、コロナ禍以前と比較すると大幅に落ち込みました。日本酒を熟成させるための貯蔵スペースの限界もあり、前年度の製造数量は減産するに至りました。

今後も日本酒製造の減産が続きますと、私達にとって大切な米作農家が打撃を受けてしまいます。

今回のプロジェクトを通して酒蔵に眠る日本酒を販売し、貯蔵スペースを確保できれば製造数量を増やすことができるため、米作農家を応援することに繋がります。

日本酒をきっかけに社会を豊かに


お酒は酔うためのものから、楽しむもの、そして社会を笑顔にし、私達の生活を豊かにできるものへ変化していると考えています。

このプロジェクトでは、友人や家族と大切な時間を共有する「お酒」としての日本酒だけでなく、日本酒を飲むことで社会課題を解決している団体を直接支援できる仕組みを取り入れました。

日本酒を飲みながら社会をちょっとだけ笑顔にしませんか?
※詳しくはデザイナー紹介欄をご確認ください。


そのまま飲んでも温めても美味しい

キャンプに適した日本酒の条件は何だと思いますか?キャンプは外でのアクティビティのため、日本酒を冷えた状態で管理することが難しいです。

そのため常温保管でも風味を損なわない日本酒がベスト!今回はそのままでも(常温)美味しく、むしろ温めて(お燗)味わいが広がる日本酒を厳選しブレンドしました。

自然を感じる黄金色の日本酒


皆さんがよく飲まれる日本酒のほとんどは「無色透明なお酒」が多いと思います。それは濾過という作業をすることでお酒の脱色、香味の調整をしているためです。

ですが、自然の中で飲むお酒なら、お米本来の旨味とコク「そのままの裸」を味わってみたいと思いませんか??

今回のお酒はあえて濾過をせず、また調整用の水も加えず、自然そのものの味わいを楽しめるお酒です。雄大な自然の中で本来の日本酒の味わいを感じてみませんか?

お米とお水で造る「純米酒」

お米とお水から造る純米酒は、お米本来の美味しさを楽しめるお酒です。良い米と良い水、自然の恵みを生かしたお酒造りに力を注いでいます。

人の手をかけた手造りの酒造りを今日でも守り、口に含んだ瞬間に自然の恵みを感じられる日本酒に仕上げました。

清流日本一に輝いた仕込み水

桑原酒場近くを流れる高津川は「清流日本一」に輝いた水質が最も良好な河川として評価されています。その高津川の清らかな伏流水を蔵敷地内の井戸から汲み上げて使用しています。水質はミネラル分が少ない軟水であるため、発酵が緩やかに進み柔らかな酒質に仕上がっています。

純米大吟醸 無濾過原酒

扶桑鶴のシンボル「鶴ラベル」

原料米として山田錦を100%使用した純米大吟醸(2年熟成)と純米吟醸(3年熟成)をブレンドした純米大吟醸 原酒です。

純米大吟醸ですが、食との相性を考え、フルティー感は出さずにふわっと感じる優しい旨みと味わい、そして深いコクに仕上げました。

純米吟醸 無濾過原酒

清流日本一に輝いた「高津川」ラベル

2種類のお米(山田錦、佐香錦)を原料とした純米吟醸(4年熟成)と佐香錦を100%使用した純米吟醸(3年熟成)をブレンドした純米吟醸 原酒です。

ほど良い熟成により、濃過ぎず軽過ぎない味わいで、ゆるゆると飲めるお酒に仕上げました。

三方よしの日本酒

汗が滲み出るような暑い日は、河原やクーラーボックスで冷やしておいて、冷酒としても楽しめます。もちろん常温として美味しく飲んでも美味しいです。

少し肌寒い夕暮れ時は温めて、ぬる燗や熱燗として楽しむのもおすすめです。

そのまま飲んでも良し。冷やしても良し。温めても良し。三方よしの日本酒です。


コロナショックで打撃を受ける日本酒業界と農家の応援

出荷量が最大で8割減...

出荷の影響が出始めたのが2020年3月下旬からです。当蔵は地元、県外の出荷が半々で、地元の出荷量は例年に比べ減少が緩やかでしたが、特に大きな影響があったのが県外への出荷です。

日本酒は、他のアルコール飲料と比べ飲食店での消費割合が高いため、飲食店の休業、時短営業が出荷量の減少に大きく影響しました。

そのため飲食店向けの割合が高い県外出荷は、2020年4月は4割減、5月は8割減となり全体で5割出荷が減りました。

先行きの見えない不安。酒米農家にも影響が... 

前年度の仕込みも本来であれば9種類、製造数量も例年通りの予定でしたが、先行きの見えない状況下での出荷も見込めず、熟成が数年間必要な貯蔵酒も抱えており、仕込んでも貯蔵するタンク、スペースが無いため製造数量を抑え、4種類のみ製造する決断に。

コロナ禍の影響で先が見えない中、製造数量の落ち込みにより、酒米農家にも大きな影響が出ています。

日本酒を飲んで社会を笑顔にしたい

「ラベルのアーティスト」(左)岩本悠介(右)森田守

SYULIPが活動を支援している団体パソナハートフルは「才能に障害はない」をコンセプトに、働く意欲がありながら就労が困難な、障害のある方々の芸術分野の才能を支援している団体です。

「プロジェクトで実現したいこと」へ記載しましたが、お酒は酔うためのものから、楽しむもの、そして社会を笑顔にし豊かにできるものへ変化していると考えています。そのため今回のお酒のラベルも彼らにお願いし、日本酒を飲むことで社会を笑顔にできる取り組みに繋がっていくと考えています。

「鶴ラベル」のイラスト:森田守

華やかで緻密な作品を、一度描き始めると何時間も止まらないほどの集中力と、見る人が驚くほどのスピードで、迷いなく描き続けます。

「扶桑鶴ラベルは、足まで全部描くのに失敗して、紙をだんだん大きくしながら、4回描き直しました。線を描くのも色塗るのもとても大変でしたが、描くことが好きだから、嫌と思ったことは一度もありません。」

「高津川ラベル」のイラスト:岩本悠介

どこか幾何学的な線で細かい部分までしっかり描き、面相筆というとても細い筆で少しずつ、とても緻密に色を重ねていきます。一つの作品を仕上げるのに1か月以上、長い時は、半年かけて描く事もあります。

「川の色が変わっていくところを塗るのがとても難しかったのですが頑張りました。どんな細かい部分も、ないがしろにしないで描きました。」

プロジェクトのスケジュール

プロジェクト期間:プロジェクト開始日〜10月10日迄。
発送開始:10月中旬より随時発送させていただきます。


数あるプロジェクトの中から【CAMPFIRE限定】酒蔵に眠る日本酒でキャンプ専用日本酒を作りたい!をご覧いただきましてありがとうございました。

キャンプやアウトドアで楽しめる日本酒を届け、日本酒をきっかけに皆さんに笑顔を届けられたら最高です!秋からのキャンプは熱燗が特におすすめ!どうぞご支援よろしくお願いいたします!

<プロジェクトオーナーについて>

本プロジェクトはSYULIPを運営している株式会社カルモアと、扶桑鶴醸造元の株式会社桑原酒場との共同プロジェクトとなります。
 ●販売事業者名:株式会社桑原酒場
 ●事業者の住所/所在地:〒698-0043 島根県益田市中島町ロ−171
 ●事業者の電話番号:TEL :0856-23-2263
 ●酒類販売業免許番号:益 間第174号

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/10/18 11:44

    ご支援を頂いた皆様多くの皆様方からご支援を頂戴した「キャンプ専用日本酒」の出荷準備が完了致しました。本日、ご支援を頂いた皆様へ商品を発送させていただきます!だんだんと朝晩が冷え込み、山間部のキャンプ地では秋山のシーズンを迎えています。キャンプや焚き火を囲みながら今回のお酒を楽しんでいただければ...

  • 2021/10/13 12:10

    この度は多くの方々から「キャンプ専用日本酒」のご支援を頂戴し、無事プロジェクトを終了することができました。皆様のご支援、ご協力によりプロジェクトが成功しましたことを心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました!現在の状況をご報告させていただきます初回の目標ゴール達成後に「キャンプ専用日...

  • 2021/10/01 12:24

    こんにちは!たくさんのご支援をいただき、ありがとうございます!ついにプロジェクト終了まで残り10日間を切りました!10月10日のプロジェクト終了後、順次ご支援を頂いた皆さまへ「キャンプ専用日本酒」をお届けさせていただきます。「早く飲みたい!」「キャンプ行きたい!」といった声援が聞こえてきますが...

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