▼はじめにご挨拶

 この度は弊プロジェクトにご興味をお持ちいただきましてありがとうございます。弊プロジェクトは2010年に「ものづくり教育と国際化教育の融合」を目的として始動し、お陰さまで今年第8期を迎えることができました。本年は東京大学とホンダテクニカルカレッジ関東の共同プロジェクトとしては3年目になります。それぞれ異なるバックグランドを持つメンバーが揃いましたが、それぞれの特長を生かしRallye Monte-Carlo Historiqueという一つの目標に向かって邁進していきたいと思います。

▼代表挨拶

Team夢双 リーダー 東京大学3年 徳永悠希

 近年自動車技術は急速に発展し、時代の潮流としては電気自動車や自動運転車など新しい種類の車が増えていくものと思われます。しかし私たちは、機械としての自動車の魅力は旧車にこそあると考えています。電子制御も十分に発達していない時代に、機械的工夫を凝らして作られた旧車両を自分たちの手で作り直すことで、またそれらを自分たちの手で操作することで、現在の自動車文化の礎となった先人たちの知恵と感動に触れることができるのではないでしょうか。私たちはこれらの取り組みを通して、世界に向けて我々日本学生の底力と日本のものづくり文化のすばらしさを発信すると共に、私たちの世代、さらには後進に向けて、自動車文化の魅力を伝えていくことを目指します。

 

▼プロジェクト概要

企画名   : 海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト2018

チーム名: Team夢双

テーマ   : 「ものづくり教育と国際化教育の融合」

体制      : 東京大学 × ホンダテクニカルカレッジ関東

ドライバー: 篠塚建次郎 他

ホームページ: http://m-rally2018.com

▼ドライバー紹介

篠塚 建次郎(しのづか けんじろう、1948年11月20日生)
ラリードライバー、東京都大田区出身


 
学生時代からラリーを始め、東海大学工学部工業化学科を卒業後、三菱自動車に入社。三菱自動車の社員ドライバーとして国内ラリーを総なめにした後、1974年より海外ラリーに進出。国際舞台での活躍が期待されていたが、1977年の排ガス規制により以後8年間ドライバー稼業はブランクとなりサラリーマンに徹する。1986年パリ~ダカールラリー出場、38歳で復活。1987年総合3位、1988年総合2位、1997年総合優勝。同時に1991年、1992年にWRCアイボリーコーストラリーでも2年連続優勝して人気実力ともに日本のラリーの代名詞となる。世界ラリー選手権 (WRC) とパリ・ダカール・ラリーで日本人初の優勝者である。
 
現在は経験を生かし、安全運転・省エネ運転・高齢者の安全運転等の講習会や講演等を勢力的に日本各地で展開。数年前より清里を拠点に、雪道を安全に走るための初心者向けおよびスポーツドラインビングのためのスクールを開催。また警察やクルマのイベントでのトークショーを行う。2002年にセネガルはダカールの隣のヨッフ市にマム アラッサン ライ ド ヨッフ小学校を設立。
 
2008年からソーラーカーレースに参入。『生涯現役』を目標にクロスカントリーラリーとクラシックカーラリーへの出場も続行中。
 

▼出場予定車両

1) レビン(1972年式TOYOTA TE27 COROLLA LEVIN 1600)

2) スバル(1970年式SUBARU 1300G)

3) シビック(1974年式HONDA SB1 CIVIC RS 1200)

▼Rallye Monte-Carlo Historiqueについて

開催時期: 2018年1月31~2月7日

(スタート場所によりスタート日が違うため6~8日間)

開催場所: フランス、モナコ

参加台数: 約300台

走行距離: 3000km~4000km(6日間)

内容:

・モナコ(モンテカルロ)を起点とする世界最古のラリーのヒストリック版の大会

・1955~1980年までのRallye Monte-Carloに当時参戦記録のあった車両が参加可能

・指示速度50km/hのレギュラリティーラリー

 

紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=mkjdFCZeVls

▼資金の使い道

• 車両をラリー仕様に改造するための費用

• 競技車を現地に送るための輸送料

• ラリー出場中の競技車、サポートカーのガソリン代

に皆様の支援金を使わせて頂きたいと思います。

▼最後に

弊プロジェクトは学校の授業の一環として非営利で行われており、皆様のご支援なくして成り立ちません。私たちも皆様のご期待に答えられるように日々成長し、弊プロジェクトに全力を傾けていきたいと思います。モンテカルロラリーという大きな目標を達成するため皆様のお力をお貸し下さい!

※弊プロジェクトは東京大学の授業の一環として行われている授業であり, 既に実施することが確定しております。

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