なぜ、私たちが始めるのか

プロジェクトの発起人の一人の上澤です。私は栃木県出身で大学進学で東京に出てきました。大学を卒業後、就職・独立して仕事に打ち込みました。プライベートでは結婚もし、数年後には子どもを設けることが出来ました。
第二子の妊娠を機に、子育てにやさしい環境を求めて武蔵野市に引っ越してきました。
武蔵野市は子育てコンシェルジュという制度があったり、市の職員の方々も暖かい対応をしてくれて、引っ越してよかったと思っています。
子どもが大きくなる前に、よりよい育児環境をもとめて転居するというのは結構あることなのではないでしょうか?

投票することで変わるものがある

引っ越しでいくつかの自治体を調べていて、市町村単位でもそのサービスはかなり違うことを知り、某県A市のこども施策が目に留まりました。
A市では8年連続で住民は増加し、出生率も1.70%に増加、地価も上昇したり、市税の収入も7年連続で増回しています。市の独自の取り組みも多く、5つの無料化(医療費・給食費・保育料・遊び場・おむつ)や養育費の立替制度など全国で初となった制度も多いです。
市という単位でもここまで独自の施策を取れ、市長の意識の差で変わるのかと驚きました。

[こども庁の創設に向けて 勉強会第一回「市町村から見た中央での子ども行政のあり方 」(資料に詳しい内容が掲載されています)]

選挙は思いを託す人を選ぶ機会
暮らしの利便性を求めて引っ越すというのも一つの選択ですが、選挙を通して今住んでいる場所をより素敵な場所に変えていくことも出来るのです。

投票しても意味がない。何も変わらないという人もいます。
でも、実際には投票によって選ばれた人の行動によって生活は変わるのです。
どんな人が立候補していて、どのように世の中を変えていきたいのか、そのビジョンに自分たちの思いを積極的に託していきたい。
そのために私たちは「選挙をちょっと身近にプロジェクト」をスタートしました。
まずは選挙があることを知ってもらうこと、そして、どんな人がどんな未来を描いているのかわかりやすく伝える仕組みづくりを目指します。
ぜひ、みなさんも未来を託す新しい選挙の形を一緒に作りましょう!


①選挙のことをもっと知ってもらうために
武蔵野市でも、「投票所はあっち→プロジェクト」「センキョ割」を実施する©投票所はあっち→プロジェクト

「投票所はあっち→プロジェクト」とは、市民一人ひとりの力で、投票率向上を目指し、「選挙があるんだ、投票所はすぐそこだよ」という、選挙の風景を作りたいと、始まった全国プロジェクトです。カラフルな矢印の看板を街中に貼り付け、投票所までの道のりをわかりやすく案内する。横浜市寿地区では、投票率が4%も上昇しました。

「センキョ割」は投票に行くことでちょっとお得にお買い物が出来たり、サービスが受けられるプロジェクトです。投票の際に希望すればもらえる投票済証や投票所の看板など投票に行ったことがわかる写真をお店で提示することで、そのお店の割引やポイントなどの特典を受け取ることが出来ます。
センキョ割は地域のお店の皆さんにご協力いただき選挙を盛り上げる活動です。特典や期間はお店ごとに設定してもらい、私たちはセンキョ割に参加してくださるお店をサイトやSNSなどで紹介し盛り上げます。

また、「目指せ!投票率75%」プロジェクトに賛同し、武蔵野市でも投票率が75%に届くように活動していきます。

投票所はあっち→プロジェクト
センキョ割
目指せ!投票率75%

©目指せ!投票率75%


②市民が選挙の候補者をより客観的に選べるように
候補者の政策や実績などをわかりやすい形で比較するサイトを作る

2021年9月末に武蔵野市長選挙候補者の政策や実績をわかりやすい形で比較できるサイトを作ります。
具体的には共通のアンケートへの回答を候補者の皆さんにお願いし、その回答を公開します。運営側の評価や意見は載せないことで、公平な情報公開をめざします。
今まで、選挙のたびに比較サイトが立ち上がったりしていますが、武蔵野市から選出される各議員の方々の実績を長期的に確認することが出来たり、武蔵野市の統計データなども確認できるサイトの構築を考えています。


なぜ、今、このプロジェクトが必要なのか

①投票率の低下が偏った政策に繋がる

過去の市長選挙、市議会選挙、都議会選挙の投票率は、軒並み、40%台で推移しています。国政選挙であっても、50%後半です。

例えば、下図の通り、前回の衆議院議員選挙における年代ごとの投票率をみると、20代で36.20%、30代で47.43%と低く、年代が上がるにつれて投票率も上がる傾向が強です。これは、他の選挙でも同様の傾向を示しています。

固定票に偏った政策が実施されることにより、政策の恩恵を受けられる世代とそうでない世代の世代間のギャップが拡大してしまいます。

世代・男女別投票率

若い世代の声が政治に反映されるには?
武蔵野市の有権者は122,709人(H29衆院議員選挙時)です。18歳から49歳までの有権者は全体の53%で過半数を超えています。しかし、選挙の投票者数では50歳以上のかたが56%となり逆転します。どうしても若い世代の声は届きにくくなってしまいます。

仮に36.2%の投票率だった20代の投票率が50%だったとします。
そうすると2,353票増えることになり、H29衆議院議員選挙の武蔵野市での結果が逆転する可能性があります。
投票率50%と聞くととても大変に思えてきます。しかし、小中学校の40人クラスで考えた場合 、36%の14人が投票していました。あと6人投票すれば50%になります。クラスの席、横一列が6人です。そう考えると、そこまで難しい数字ではないと思えませんか?


➁投票したくても、候補者を選べない

「選挙は大切だ」「選挙は大人の義務」だと、張り切って投票所に向かっても、最後まで、誰に投票するか悩むことも多いのではないでしょうか。

名前だけを連呼する「選挙カー」に、スローガンと職歴・学歴しかわからない「選挙ポスター」。直前に配布される、選挙公報など。
確かに、候補者のWebサイトやSNSからの情報は十分にあります。しかし、多くが候補者のアピールであって、客観性が低い。そもそも、一般の忙しい市民が、各候補者のサイトに情報を能動的に取りにいくことは難しいです。結果として、私たちは、外見(EX、女性、若手)、ワンイシュー(EX、郵政賛成・反対)、知っているか否か(EX、地元でよく見る)、党名、など、何となくの基準で、モヤモヤしながら、投票しているのではないでしょうか。少なくとも、私たちは、そんな感覚を持って、投票してきていました。


クラウドファンディングで実現したいこと

▼一緒に活動する仲間を募集します。

● 本プロジェクトに賛同していただける方、一緒に活動してくれる方を募集しています。

● 様々な形で活動する場がありますので、関心がある方は一度ご連絡ください。

● 市長選や衆院選で終わるのではなく、長期的に地域の政治や選挙を考える場を作っていくことを考えています。少しでも興味がありましたらFacebookグループにご参加ください。

●主体的にプロジェクトに参加をご希望の方はSlackワークスペースがあります。Gmailにお問い合わせください。

● 興味のある方は senkyo.musashino@gmail.com  かFacebookグループTwitterなどにお気軽にお声掛けください。

※このプロジェクトは、特定の政党、候補者を支援することを目的としたものではない点、ご理解の上、ご参加を検討ください。


▼以下のプロジェクトの実施にかかる費用を集めたい。

①「投票所はあっち→プロジェクト」

  • 矢印看板製作 A2サイズ 10枚 7,500円
    内訳)・スチレンボード(ノリ付)A2 4枚 2000円 ・カラーコピーA3 80円(×8枚 720円)

  • ステッカー 50×50mm 1,000部 15,000円

  • Tシャツ 20枚 60,000円(3,000円)

  • カメラマン 2日 40,000円(1日2万 市長選+衆院選投票日)


②選挙割

  • チラシ(店舗向)A4サイズ 200部 20,000円

  • ポスター(店舗掲示用)A4サイズ 200部 20,000円

  • チラシ(一般向)A4サイズ 200部 20,000円 


③選挙候補者の政策比較

  • サイト制作 100,000円


プロジェクトメンバーの紹介

主なプロジェクトメンバーは、 武蔵野市民。学生から子育て世代、会社員や主婦まで、属性は多様です。

多くは、平日一般の企業で働く社会人。もともと政治に熱をもっていたわけでないが、子育てをきっかけに地域活動を始め、行政や政治に対する課題感を抱くようになりました。


リターンの紹介

●お礼のメッセージメール
ご支援いただいたことを感謝して、お礼のメッセージメールをお送りします。

●サイトへのお名前掲載
活動を支援いただいたお礼に、制作するサイトにお名前(ご希望があればリンクも)を掲載いたします。
※支援時、必ず備考欄に掲載のお名前とリンクをご希望の場合はそのURLをご記入ください。
※サイトへのお名前の掲載はクラウドファンディング終了後になります。

●選挙をちょっと身近にプロジェクトオリジナルステッカー
「選挙をちょっと身近にプロジェクト」 のオリジナルステッカーを差し上げます。
※ステッカーは只今準備中です。プロジェクト期間内にデザイン等お知らせいたします。

始め方マニュアル
「選挙をちょっと身近にプロジェクト」の類似プロジェクトを立ち上げたい時に、企画から運営までの方法を今回の活動をもとにわかりやすく説明するテキストをお送りします。
(ページ数:15ページ以上、PDF等データをお送りする予定です)

●オリジナルTシャツ
「選挙をちょっと身近にプロジェクト」 のオリジナルTシャツをお送りします。
色は単色でサイズはMかLになります。ご希望のサイズを備考欄にご記載ください。
※Tシャツは只今準備中です。プロジェクト期間内にデザイン等お知らせいたします。


最後に


選挙と政治。それは、私たちにとって、関係ない、変わらない、生活から遠い、古い、不透明。ネガティブなイメージが多くの方にあると思います。

でも、本当は、その逆であるべきだと思います。このプロジェクトでは、身近で透明性のある、新しい形の選挙の形を、楽しみながら、みんなで作っていきたいと思います。そして、変わる実感を持てる新しい未来を作って行きましょう!




<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/09/27 13:34

    投票所はあっちプロジェクトを選挙告示日の9/26に行いました!当日は参加できるメンバーで集まり矢印をつくって井の頭公園を半周くらい、そのまま吉祥寺のサンロードや中道商店街を回りました。今回はコロナ禍ということもあり、声かけなどはせず矢印を掲げながら歩くだけになりました。途中、Twitterを見...

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