【目標金額達成!】ネクストゴールの発表と、ローカルな「本棚プロジェクト」がスタート!

こんにちは、一徹です。

皆さんのおかげで、目標金額を達成することができました。

ネクストゴールは、目標金額ではなく。より多くの人にこのプロジェクトに関わってもらいたいと思い、200人を目指そうと思います。

200人を目指すにあたって、さらにワクワクするような。

別館の完成が楽しみになってもらえるような、新しいプロジェクトをスタートさせました。

現在の改装中のお部屋に、選書した特別な本棚を作ります。


本棚には「私とローカル」というテーマで、僕が気になっている人に、選書を依頼。

その本にまつわるコメント付きの本棚ができあがります。

ローカルというとざっくりですが、「ローカル」ってすごく多義性のある言葉だと思っています。その言葉の幅広さ、奥深さが表れたカオスな本棚になればいいなと。

<こんな本が並ぶ予定>

・ローカルでの暮らし、生業、遊び、学びに関する本

・民俗学、文化人類学などローカルをフィールドワークで掘り下げた本

・ローカライズされた思想や哲学に関する本

・その他、「あなた」にとっての「ローカル」な本

・まちづくりや建築、ランドスケープなどローカルを形づくることをテーマとした本

・地域誌やガイドブック等、特定の地域にフォーカスした本

etc

さぁ、どんな空間になるのか!お楽しみに!!!

引き続き、応援よろしくお願いします!


はじめましての方も、日頃からお世話になっている方々も。

こんにちは! 伊集院一徹と申します。

静岡県南伊豆町で、宿「ローカル×ローカル」のオーナーをしております。

宿ローカル×ローカル(以下:L2)ウェブサイト:https://local2minamiizu.com/

その他にも、漫画家としてWebメディアcakesで漫画「ローカル×ローカル」を連載しています。


現在、宿「ローカル×ローカル(以下:L2)」は、新型コロナウィルスの影響を受けて、大きな岐路に立たされています。

このピンチを乗り越えるために、パワーアップしたL2にするために、「L2別館」をつくりたいと思います。


あらためて僕の自己紹介を。

僕は鹿児島県で生まれ育ち、愛知県の美術大学でデザインを学んだ後、東京の出版社に就職。

2018年4月、知り合いに誘われ南伊豆町に移住しました。

南伊豆町は、伊豆半島最南端にある人口約8000人が暮らすまち。

踊り子号に乗って、約3時間ほどで到着します。

沿岸沿いの風景。壮大な風景が広がります海水浴場として人気の観光地のひとつ「弓ヶ浜」

沖縄の海と変わらないと言われる「ヒリゾ浜」。夏は多くのお客さんで賑わいます

L2から徒歩5分の橋の上。温泉の湯気が立ち上ります

2月は800本の河津桜が咲きます。宿から徒歩3分

※他にもたくさんの魅力がありますが、書ききれないので、この辺で。

僕はこの南伊豆町で、2つのローカルメディアを立ち上げました。

ひとつは、地域密着新聞『南伊豆新聞』。

編集者独自の目線で南伊豆の魅力を発信するローカルメディア

南伊豆新聞ウェブサイト:http://minamiizu.news/

ふたつめが、1組限定のくらし体験プログラム『南伊豆くらし図鑑』です。

南伊豆くらし図鑑ウェブサイト:https://minamiizu.fun/

さまざまな暮らしを体験できるプラットフォームです

「薪を割り、森の中で過ごす」体験の様子

体験プログラムの様子は、南伊豆くらし図鑑の動画をご覧ください▼


そして、2021年4月に、「南伊豆新聞(地域メディア)」「南伊豆くらし図鑑(暮らし体験プログラム)」を掛け合わせた宿をオープンしました。

宿をつくったことで、南伊豆の魅力をさらに深く伝えるメディアにもなっています。

<宿の特徴>
希望者の方は、地元の人たちの日常におじゃますることができます

リモートワークができる環境です。また周辺のワークスペースもご紹介

自然に癒される旅、アクテビティもおすすめです

このように、さまざまな"暮らし"ができる場所を目指しています。


施工は、素人とプロが混じり、工事を開いていく「DIT(do it togheter=みんなでつくる)」スタイル。施工を通して、さまざまな人たちが工事に関わりました。

本館工事の様子は、こちらの動画から見ることができます▼


その時、さらに多くの人に関わってもらいたいと、人生初のクラウドファンディングにも挑戦。

ありがたいことに、目標金額219%超えで達成することができました。

前回挑戦したクラウドファンディングページ▼

https://camp-fire.jp/projects/view/345180

その時の応援が形になったもの、それがL2本館です。

2階客室(リノベーション前▼)

2階客室(リノベーション後▼)

room2

2階客室(リノベーション前▼)2階客室(リノベーション後▼)

room1

1階カウンター(リノベーション前▼)

1階カウンター(リノベーション後▼)

カウンター

※他にもたくさんの変化がありますが、続きは宿でご紹介しますね。

繰り返しになってしまいますが、その時の応援がL2本館となりました。

オープン後は、ありがたいことにさまざまなメディアにも取り上げてもらいました。

<雛形>


<コロカル>

<note>

たくさんの応援でオープンしたL2。

ある日(2021年4月頃)、大家さんから「隣の物件も借りてくれないか?」と相談を受けました。

誰も借り手が見つからず、困っていると。

L2本館の右の建物

階段を登ると両サイドに二つ部屋があります。

room4

room5内覧すると、リノベーション次第で、L2の魅力的にさらに拡張できると思いました。

例えば、長期滞在に特化した空間にして、地元の人との交流や、リモートワークに特化した滞在など。

その土地で暮らすような滞在がより可能になるはず。

そう思い立ち、大学の後輩、斎藤世一くんにリノベーションを依頼しました。

(写真中央)世一くんと初めて出会った頃、僕が大学4年生で、彼は1年生。

同じサークルだったことや、彼が設計事務所から独立したという噂を耳にし、「一緒にいい事例をつくってみたい」とオファー。

L2の本館をつくったように、「DITスタイルでやりたい」と伝えました。

現在、世一くんを中心にリノベーションが進められています。

壁のペンキ塗り。L2のインターン生が大活躍していますありがたいことに、宿泊者にもリノベーションに関わってもらっています。

現在(10月末)、すでに40人以上の方が別館のリノベーションに関わっています。

ただ、ここからが本番です。

というのも、僕は世一くんに「100人が関わったプロジェクトにしたい」と提案したので!

ここからどんな空間になるのか、ぜひ注目してもらえると嬉しいです。

最新の情報は、L2のInstagramのストーリーから見てもらえると▼

https://www.instagram.com/local2.minamiizu/

ローカルには、「地方」「田舎」だけでなく、「局所」とも言い換えれます。

例えば、「東京ローカル」という言葉もあるように、エリアを絞ればローカルです。

さらに絞っていくと、ローカルは「僕(個)」でもあります。

ローカル×ローカルとは、「私」と「あなた」の掛け合わせを意味します。

「都市」or「地方」といった、大きな言葉ではなく、「ローカル(私)×ローカル(あなた)」から始まるご縁をここから発信します。

2021年8月17日、政府は緊急事態宣言(当初、8月20日〜9月11日)を発令。

さらに、緊急事態宣言の延長(8月20日〜9月30日)により、L2は大きな苦境に見舞われました。

スタートダッシュを見込んでいた夏の繁忙期シーズンにキャンセルが続出。

オープン1年目にして、宿のPRができない状況も続きました。

当時、別館プロジェクトも進行中でした。

政府は依然、宿泊業を守るほどの補償制度は打ち出しておりません(2021年10月20現在)。

今、持ちこたえているのは、これまで応援してくれた方々、苦しい時期に泊まってくれた宿泊者(ゲスト)のおかげです。

しかし、日々変わる政府の判断、世間の状況をみると、この先どうなるのか・・・。

一人では、この長期戦を戦えない。

みなさんの力を借りたいと思いました。

ご支援いただいた資金に関しては、物件の改修工事にかかる工事費に当てさせていただきます。

予算の内訳は以下の通りです。

改装費:50万円
運転資金:50万円
CAMPFIRE手数料

2021年7月:リノベーション工事スタート
2021年8月:改修工事
2021年9月:改修工事
2021年10月:改修工事
2021年11月:改修工事
2021年12月:改修工事
2022年1月:改修工事
2022年2月:改修工事/営業許可申請
2022年3月末:L2別館 完成披露会

※施工スケジュールが押した場合、オープン日が変更になる場合があります。

その際はこちらで共有いたします。

僕にとって、人に何かをお願いすることは、すこし、苦しさが伴います。

頼ることで、その分、人と向き合うことになる。

みんなにお願いすることは、「たくさんの人と向き合うこと」を意味します。

限界はあれど、できるだけ関係をおざなりにしたくない。

そう思えば思うほど、肩に力が入ってしまう。責任も伴う。

正直、一人でやれたら、どれだけ楽だろう。そう思うこともあります(笑)。

アフリカの有名なことわざを思い出します。

“早く行くなら一人で行け。遠くに行きたいなら、みんなと行け”。

ぼくは、いつの間にか、みんなで遠くへ行く人生に、おもしろさを感じているのかもしれません。

おそらく、そこで頼り、頼られた経験が、人と人の関係を深くつなげ、自分では想像しなかったおもしろい化学反応が起きる。

特に僕の場合、ただ遠くに行くだけじゃなく、ワッショイ ワッショイと声を掛け合いながら、笑いながら、時にお互いを励ましあいながら進む熱狂に、おもしろさを感じているのかもしれません。

それは、L2本館をつくった時に、強く感じたことでした。

3月末に開催した、オープニングパーティーの様子。密を避けるため、公園で地元の人たちとL2に関わった人たちで開きました

アカペラライブの様子

この時の風景は、今も忘れられません。

本来、出会わなかった人たちが、L2を通して、繋がっていく。

L2から新たなご縁が生まれ、新しい関係が醸成されていく。

僕は、これを読んでくれたあなたと、また一緒におもしろいご縁がつくれたらと思っています。

これまで応援してくれたみなさんも、これから新たに出会うみなさんにとっても、「いい空間になったぁ」と思ってもらえる場所にします。

ぜひ、別館プロジェクトに関わってみませんか?

応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!!

※募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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