▼ご挨拶(自己紹介)

東京出身のフリーのゲームデザイナー(兼・イラストレーター/画家)の宇賀神雅史と申します。
普段はデジタルゲームのプランニング、ディレクションを生業にしております。
(ひたすらゲームをつくり続け、気が付けば業界で30年以上が経過していました…)



▼これまでの活動とプロジェクトをやろうと思った背景

これまで作ってきたゲームで有名どころをあげるなら、『ウイニングイレブン(第一作目)』です。
このゲームが私の業界デビュー作で、仕様作成~データ制作を行いました(中国人プログラマーの方と私の2人で、1年かけて試作を作成したのがウイイレプロジェクトのそもそもの始まりでした。そして、試作名はなんと『バーチャルJリーグ』!今考えると、少し笑えます)。

また、最近のゲームなら『モンスターストライク』は、皆さんご存知かと思います。このゲームの立ち上げスタッフとしてもチームに参画しておりました。そしてこちらも、窓すらない2つのタコ部屋で業界の古株のおじさん達が頑張る。という、小さなチームからの始まりでした。リリース当時はこれほどヒットするとは誰も思っていなかったようで、「宣伝もゼロ」というスタートでした。
事実は小説よりも奇なりです…。


こんな私ですが、このコロナ禍でペンディングになるプロジェクトが多発し、ここ1年ほど開発系の仕事がうまく流れてこず、非常に歯がゆい時期を送っておりました。

色々悩んでいても仕方がないので、仕事を探す傍ら数年前に作成したオリジナルのアナログホラーゲームをテーマにした「小説」を書いて無料サイト(小説家になろう)にアップしていたのですが、気付けばその第一章がこの夏、完成するまでに至っておりました。

そして、この小説が「無宣伝」にもかかわらず、結果的にユニークユーザー2300人を超えるという結果を弾き出していたのです。

思いがけない集客数に、ここで執筆を止めてしまうのは惜しい気がしてきたのと同時に、本文をきちんと書き直し、イラスト等も追加して 『しっかりとした書籍にしたい』 という願望がふつふつと湧いてきました。
ですが現在の苦しい状況では、資金繰りもままならないという有様…。

そこで今回、この作業に充てる資金をクラウドファンディングで調達し、書籍を自費出版できないかと思い立った次第です。



▼プロジェクトで何を実現したいか?

「書きためたものを書籍化する」という話なので、極めて個人的な願望ではございますが、今回のお願いの裏にはコロナ禍は確かにツライが、必死になれば色々な道が切り開ける〟ということを身を持って伝えたい、という強い思いがあります。ですから当然、この出版プロジェクトの先には、大手出版社への出版交渉や更なる別ゲームへの展開、という事も視野に含んでいます。

このようなプロジェクトですので、まずは現状できている小説を多くの人に見ていただき、その上で判断を仰ぎたいと考えております。



▼小説について

小説のタイトルは、大元になったゲームと同タイトル『手まりの森』です。
以下、ザックリとですがあらすじを説明いたします。


~あらすじ~

『六ツ鳥居(ムツドリイ)』と呼ばれる禁忌の森を舞台に繰り広げられるホラーストーリー。

この地で昭和初期に起きたある一家惨殺事件を調べ出した事がきっかけで、雑誌記者「佐伯一郎」が、底なしの呪いの連鎖に巻き込まれていく。

森には6つの鳥居6つの井戸が存在し、事件は、近隣に住む家族6名の〝首なし死体〟が井戸から発見される事で発覚する。見つかった全ての遺体は、一個の「手まり」を抱えており、不可解な点だらけの事件であったが、重要な手がかりの多くが何者かにより隠蔽されている事が次第に明らかになっていく…
(※全文はイラスト中のQRコード 「小説家になろう」サイトにて無料閲覧できます)



▼ゲーム『手まりの森』とは?

「手まりの森」は、私が7年前に、デジタルゲームの仕事の傍ら個人的に立ち上げたアナログゲームブランド『ファイゲームズ』から発表した10作目のアナログゲームです。
(※ファイゲームズでは、2021年現在までに「13作」のアナログゲームを作成しています)


「手まりの森」は、2~4人で遊ぶ「霊の浄化~脱出系ホラー」ゲームです。

カードを並べて森のマップを作成し、これをゲームボードに見立てて、すごろくの様にサイコロを振って自分の駒を進めていきます。
プレイヤーは森に存在する「6つの鳥居」で霊を降霊し、手まりを使った〝浄化の儀式〟を行います。
この儀式は、ゲーム中に同梱されている「井戸」モデルと「手まり」モデルを使い
〝まりを井戸に投げ入れる〟
という実際のアクションを疑似的に行うもので、
このアクション部分が、当ゲームの最大の特徴になっています。

最終的に、隠された〝7つ目の鳥居〟で最後の霊を浄化し、森から脱出した人が勝ち。
という内容のゲームです。



▼なぜ資金が必要なのか?資金はどう使われるのか?

繰り返しの説明となってしてしまいますが、コロナ騒動の影響で本プロジェクトに回せる資金的余裕が無い、というのが資金調達の理由となります。

作品の書籍化にあたる編集作業は、イラスト作成込みで実作業2ヶ月程度を予定、印刷会社の状況にもよりますが、データ入稿~書籍化(最低500部ほど印刷予定)にプラス3ヶ月ほどを見ております。
集まったお金は、この双方にかかる資金として活用させていただきます。



▼リターンの説明

支援協力くださった方々へは、額面に応じて以下のリターンをご用意させていただきます。

(1)
・ お礼のご挨拶をメールにてお届けします(※額面問わず全員の方にお届けいたします)

(2 )
・書籍末尾の『支援者様一覧ページ』に 、支援者様のお名前(またはニックネーム・イニシャル)を記載させていただき、これを出版タイミングでご提供いたします。

(3 )
・本小説の元となったアナログホラーゲーム『手まりの森』をリターン品として所定数用意いたします。

(4 )
・水彩で描き起こしたホラー絵画(正確には〝幻想絵画〟というジャンル)をリターン品として用意いたします。 作品は「白い夢シリーズ」という一連の同一テーマの絵画(下写真が習作イメージです)となります。具体的には、6号~8号×7枚を制作~ご提供予定です。
(※2022年4月~5月にお届け予定、進行状況は随時お知らせいたします)


(5)
・水彩で描き起こした大作((4)の倍サイズ) の〝幻想絵画〟をリターン品として用意いたします。
15~20号の大作×3枚を制作~ご提供する予定です。
(※2022年5月~8月にお届け予定、進行状況は随時お知らせいたします )



▼最後に

実は、6年ほど前に『オリジナルアナログゲームの製作プロジェクト』でクラウドファンディングにチャレンジした事があったのですが、当時は全く勝手がわからず失敗に終わってしまいました。

ですが、その直後に個人的な出資者が表れ、奇跡的にプロジェクトが実現した。という出来事がありました。(※「クレイジーウィザード」というカードゲームが、この世に日の目をみました)

その時の感動と感謝の気持ちは、6年経った今でも鮮明に心に残っております。



皆様の力を借りて今回のプロジェクトを実現させる事ができれば、
その先に、またさらなる道が開拓できると確信しています。


ひとりでも多くのご支援、何卒よろしくお願いいたします。


                       宇賀神 雅史


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2021/11/14 17:58

    11月14日。手まりの森・新章(第二章)、第五話を公開しました!支援者募集期間も残すところあと僅か3日となってしまいました。残念ながら、相変わらず数値自体は横ばい状態で、今回も〝UN SUCCESS〟のムードが漂いだしておりますが、最後までくさらず、やれる事はやりきろうと思っております。ユニー...

  • 2021/11/06 18:40

    11月6日。手まりの森・新章(第二章)、第四話を公開しました!終盤の広報活動として、執筆の傍ら知人のお店周りを行っていますが、数値自体は、中盤、全く動いておらずまたもや厳しい状況が続いております…泣いても笑っても残すところあと10日。皆様のパワーをお貸しください!!![ 最新話を読む ](※↓...

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    10/18。手まりの森・新章「第三話」を公開しました!執筆以外でも、個人的に小さな広報活動を続けてはいるものの、小説の閲覧者とプロジェクトの支援者との間にドーンとそびえたつ『 険しき山』が見え始め、おののき震える今日この頃……そもそもの知人数が莫大であったり強力なインフルエンサーが味方に居ない...

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