はじめに・ご挨拶
ニューヨークでフォトグラファーをしておりますTriangle NYの植山 慎太郎と申します。
今回、ニューヨークに来たくても来れない方たちのお話をSNSやメディアなどで見聞きし、「渡航出来ない多くの方々に私が撮影した写真で普段感じれないようなニューヨークを伝えることは出来ないか?」、そういう想いから今回のプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは「All in」方式です、目標金額に達成しなくとも実施致します。「ニューヨークという街」を舞台に起こった希少な出来事を1冊に凝縮したカレンダーで皆さまの励みになればと願っておりますので、ぜひよろしくお願い致します。
普段はニューヨークをベースにポートレート・ファミリーフォト・イベントや講演会の撮影など幅広く活動しており、 ”ニューヨークという街を舞台にしたポートレート”を撮影することを得意としています。
iPhoneのCMでレディーガガさんと共演!田中愛二郎(IG)氏
詳しい話は以下のリンクからご一読ください。
リンク ⇒ iPhoneのCMでレディーガガさんと共演!田中愛二郎(IG)さん
また、アーティスト活動としては「月とニューヨーク」をテーマに2011年から
ニューヨークに昇る”スーパームーン”を追い続けている”スーパームーンフォトグラファー”です。
リンク ⇒ ”スーパームーン2011年~現在”
下の写真は”2021年スーパームーンと自由の女神”の作品になります。
今回のカレンダー6月の1枚にて使用する予定です。
ニューヨークという街と写真
ニューヨークという街は私にとって初めての海外生活の場でした。元々海外にはそう多く行く経験がなかったこともあり、慣れないことが多く異文化を受け入れることに戸惑うこともありました。しかし、そんな時に街を見渡してみるとフォトジェニックな場所が多く、この街に住むようになってから「写真を撮りたい!」という気持ちが強く沸き上がるようになりました。そして、写真を撮ることを始めたのが2010年。見るもの見るものを撮り続けていく内に、この街に住む戸惑いなどとはまた違った美しい街の風景が好きになり、この街にしかないものが数多くあることを写真を通して学びました。そんな中、たまにしか帰れない日本も時々大変恋しく感じます。写真を通して季節を感じるという想いで活動しておりますと、日本人として四季折々の瞬間をニューヨークでも敏感に感じるようになります。元々写真を始めたきっかけはニューヨークの風景写真を撮り始めること。徐々にそこへ季節を感じるものをフレームに入れてゆくという”サブテーマ”を足し、より魅力的な1枚を創れないか?とフォーカスするようになっていきました。今は季節が移りゆくこの街を撮り続けています。
そういう活動の成果からか、地元の新聞でもよく取り上げていただけるようになりました。
他、掲載写真はこちらからご覧になれます ⇒ プレスリンク
これまでの活動
昨年も1度クラウドファンディングプロジェクト活動を行ないました。
以下はその時のリンクになります。私が”スーパームーンフォトグラファー”として「月とニューヨーク」をテーマにニューヨークに昇る月を撮影する時の拘りが分かるかと思います。
リンク
NY在住スーパームーン写真家の挑戦!コロナで先が見えない人に希望の光を照らしたい
”ニューヨークのカレンダー”として
ニューヨークにお越しになった方で「お土産にカレンダーでも買って帰ろうかな?」と考えた方もいらっしゃると思います。私もこの街に住んでいて、やはりカレンダーが欲しくなり書店やインターネットで探したりします。色々探している内にひとつ気づくことがあります。それは、「ニューヨークのランドマークが写されているだけのカレンダー」です。ランドマークは違えど、見ている内にどのカレンダーも魅力的に思えてくるものが少ないのです。
そこで、私はランドマークだけをメインに大きく取り上げるという方法でなく、ランドマークを取り上げつつもカレンダーをご自宅などで飾り、毎日見てもらう魅力的な1冊になるよう”3つのテーマ”を入れるようにしました。
1.ニューヨークの季節感を入れる
これは先程も冒頭でお話したように「日本人として四季を感じる1冊に出来ないか?」と、季節を何枚か入れるようにしています。今回製作するカレンダーでは2月、4月、8月、11月、12月のページになります。
2月:Snowstorm in New York City February 2021
2021年、今年2月1日~2日にかけてニューヨークを襲ったSnowstormの時の作品になります。
ブログリンク
Snow Storm in New York City 2021(Feb1-Feb2) Vol.1
4月:セントラルパークの春
2020年4月の春はコロナ禍の為不要不急を強いられましたが、その1年後の今年はポストコロナで春を楽しむ人で溢れていました。
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8月:Brooklyn Heghtsの眩い午後
2020年8月にBrooklynで撮影した1カット。静かな住宅街で暑い夏の日差しを受け、コロナ禍でも日々成長を続ける木々を見ていて、「私も今この1日1日を生き抜くんだ!」励まされた瞬間です。
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11月:小春日和
2020年11月8日、日曜日の午後。11月にも関わらず75℉(23.8℃)の陽気で暖かな1日に包まれ、寒く長いニューヨークの冬が迫る中、「コロナ禍でストレスを抱える人々がほんのひととき、秋色のセントラルパークで癒されている」と感じた瞬間をとらえたものになります。このカットはカレンダー用に撮り下ろした1枚です。
12月:Saks Fifth Avenue Christmas
2020年12月襲ったSnow Stormの夜。コロナ禍でも街中飾りつけをし、クリスマスを盛り上げようとするニューヨークという街の温かさを感じた1枚です。
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2.その時代に起こった出来事などを入れる
ニューヨークで起こった出来事や心に刻んだ”あの瞬間”を入れるようにしました。カレンダー創りは少々時間がかかる為、直近に起こった出来事をすぐに印刷することは出来ないのですが、ここ数年で起こったことなどを何枚か入れるようにしています。今回製作するカレンダーでは表紙、1月、3月、5月、7月、9月、10月のページになります。
1月:Vintage Car on Harrison street
トライベッカの古い街並みに佇むヴィンテージカー。アメリカに来た当初、何も知らなかった私はこういったヴィンテージカーが普通に街中で見られるものと思っていました。こういった古い車と古い街並みを合わせれる機会というのは中々ないものです。
3月:NY PAUSEから1年後の朝霧のニューヨーク
2020年3月22日(日)午後8時からニューヨーク州クオモ知事は”NY PAUSE”と呼ばれる外出禁止令を発動しました。2021年3月23日、NY PAUSEからちょうど1年後。霧が晴れていくニューヨークの朝、ポストコロナを見据えたように飛び回る自由なカモメから希望を感じた1枚です。
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5月:Little Island
ニューヨークにオープンした新しいランドマーク”Little Island”。公園の特徴である設計、5月という暖かな空気感、オープンしたての公園を楽しもうとする人々。また、ひとつのランドマークからWTCが見えるというもう一つのランドマークを楽しむことが出来る景観。ニューヨークという街の魅力を1枚に凝縮した作品になります。
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7月:2020年7月未明、ニューヨークの上空に現れた”ネオワイズ彗星”
夏の早朝、マンハッタンとマジックアワーをバックグラウンドに天体を合わせれた非常にレアで貴重な作品。マンハッタンはビルディングの明かりが強すぎるため、普段はマンハッタンの上空に輝く星などと合わせて撮影するのは中々難しい。この時は彗星の光が強いこと、夜明けでマンハッタンの街明かりが少なかったことで綺麗な1枚に仕上がりました。また、天気も良く、夜が明ける前からカメラをセッティング。明けゆく空のグラデーションをブロードウェイミュージカルの舞台幕のように表現してみました。リンクのブログの最後の写真をご覧いただければお分かりかと思いますが、夜が明けてゆく中、彗星は光に飲み込まれるように消えていきました。カレンダーで採用している写真は彗星と夜明けの明るさが一番上手く重なったタイミングでシャッターを切った1枚になります。
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9月:Honour Justice Ruth Bader Ginsburg
2020年9月18日亡くなった”Ruth Bader Ginsburg氏”の功績を称え、首にレース飾りをつけNYSEと対峙する”Fearless Girl”の1枚です。”ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏”については以下のウィキペディアリンクからご覧ください。またこのカットは週刊NY生活にも掲載された1枚にもなります。
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10月:Moonlight in Tribeca 2012
月光写真家 石川賢二氏の「月光浴」ではないですが、月光で浮かび上がるトライベッカの作品。2012年10月ニューヨークを襲った”Hurricane Sandy”、この時はマンハッタンのダウンタウンの一部が停電になりました。7月の写真解説でも書きましたが、24時間煌々とビルディングライトで明るいこの街では満月の光のみで街が照らされるという現象は大変希少な出来事になります。2022年10月は、”Hurricane Sandy”から10年が経ちます。
ブログリンク
3.「月とニューヨーク」をテーマにした写真を入れる
こちらは私が2011年から撮り続けているテーマです。スーパームーンを入れる時もありますし、私がこだわって撮影した月の作品の時もあります。カレンダーにはそれらの作品を数枚入れるようにしています。今回制作するカレンダーでは表紙・6月に2作品を入れています。表紙、「2021年9月11日Tribute in Lightの中に輝く三日月」の1枚は、今年2021年は9.11が起こってから20周年ということもあり、特別な気持ちで撮影しました。2枚目、6月の「2021年スーパームーンと自由の女神」の1枚は雲の中に消えてゆきそうになる幻想的な瞬間を自由の女神と共にとらえたものです。
表紙:Tribute in Light2021の中に輝く三日月
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6月:スーパームーン2021と自由の女神
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資金の使い道
プロジェクトで集まった資金は制作携わる資金とさせていただきます。カレンダーデザイン費、印刷費、輸送資金、及び、決済手数料にする予定です。また、次の目標として”日本での個展”を将来考えております。その時はまた追記してお知らせしますのでのでよろしくお願い致します。
今回のプロジェクトで「ニューヨークにこんな活動をしている日本人がいるんだ」と気づいていただき、私の活動が皆さまの励みになれば大変嬉しい限りです。
リターンについて
2021年11月からデジタルリターン、及び12月から現物リターン発送予定です。
実施スケジュール
2021年10月:クラウドファンディング実施
⇓
2021年11月:終了、デジタルリターン発送開始、他手続き開始
⇓
2021年12月~現物リターン発送開始
最後に
2020年からコロナ禍になり世界が一変しました。世界各地で色々な不具合が噴出し、まだまだ混沌とした世の中が続いていますが、この時代を”失われた時代”と悲観するではなく、このコロナ禍で一つでも新しいものに挑戦し、心に残る作品をを創り出してゆく”創造的な時代”と捉え、私が感じ撮った魅力的な作品で”ニューヨークが好きなあなたの励みになりたい”と願っております。
是非ともご支援よろしくお願い致します。
今はまだ渡航制限が解除されていない状態が続いていますが、今後このプロジェクトで私の作品に興味を持っていただく方が多く集まり、また「ニューノーマルな世界」に変わり、安心して日本へ渡航できるようになれば、日本で個展開催を考えております。ご興味ある方はリターン選択時に「備考欄」にお名前・ご連絡先(Eメールアドレスなど)をお書きください。私のウェブサイトからでもご連絡できますので、ご覧くださいませ。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディングプロジェクト2021 終了しました
2021/11/14 10:33皆さま、先程クラウドファンディングプロジェクトが終了しました。今回も前回と同様に様々な方々に支えられ成功することが出来ました。例えば、私のプロジェクトを直接支援で応援していただいた方、カレンダーのスポンサーになっていただいた方、プロジェクトページ記事をSNSなどでシェアしていただいた方、ご自身のお知り合いに個人的に直接情報をシェアしていただいた方、フェイスブックグループに参加して色々応援していただいた方、日本以外の国からメッセージやメールなどで「何か応援できる方法はないの?」とご連絡をいただいた方、リアルにニューヨークでお会いして「頑張ってくださいね」と応援していただいた方、これらを組み合わせて色々活動を広げていただいた方、私のプロジェクトにアドバイス・助言などでご協力いただいた方、プロジェクトリターンの製作・準備・手配・配送などでご協力いただいた方、私のプロジェクトの元になる写真活動を長年応援していただいている方、こういった方々がいたおかげで今回のプロジェクトが成功したと感じております。私が「ニューヨークから日本の方々を元気にする!」と応援したい気持ち以上に皆さまから私が元気づけられた機会もいただき、皆さまの多くの気持ちに大変感謝致します。本当にありがとうございました。少しずつですが1歩1歩前に進んでいきたいと考えておりますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。Triangle NY植山 慎太郎 もっと見る
2022年カレンダー写真の紹介⑬ ー2022年12月写真ー
2021/10/26 00:06皆さまただ今このプロジェクトに使用しているカレンダー写真を1枚ずつ紹介しております。前回はカレンダー11月の写真、こちらからどうぞ ⇒ 『2022年カレンダー11月の写真』そして今回は2022年カレンダー12月:Saks Fifth Avenue Christmas私がカレンダーを制作する時に取り扱うテーマが3つあります。1.ニューヨークの季節感を入れる2.その時代に起こった出来事などを入れる3.「月とニューヨーク」をテーマにした写真を入れる※詳しくは私のプロジェクトページに書いてます。リンク ⇒ 『ニューヨークの写真家が心に刻んだ”あの瞬間”を1冊のカレンダーに!』12月の写真では①になります、2020年12月襲ったSnow Stormの夜。コロナ禍でも街中飾りつけをし、クリスマスを盛り上げようとするニューヨークという街の温かさを感じた1枚です。ブログリンクMerry Christmas 2020以下7枚、ご覧くださいませ。本日は以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。私の挑戦を応援していただければ幸いです!ぜひよろしくお願い致します!!https://camp-fire.jp/projects/view/500008 もっと見る
2022年カレンダー写真の紹介⑫ ー2022年11月写真ー
2021/10/24 22:55皆さまただ今このプロジェクトに使用しているカレンダー写真を1枚ずつ紹介しております。前回はカレンダー10月の写真、こちらからどうぞ ⇒ 『2022年カレンダー10月の写真』そして今回は2022年カレンダー11月:小春日和私がカレンダーを制作する時に取り扱うテーマが3つあります。1.ニューヨークの季節感を入れる2.その時代に起こった出来事などを入れる3.「月とニューヨーク」をテーマにした写真を入れる※詳しくは私のプロジェクトページに書いてます。11月の写真では①になります、2020年11月8日、日曜日の午後。11月にも関わらず75℉(23.8℃)の陽気で暖かな1日に包まれ、寒く長いニューヨークの冬が迫る中、「コロナ禍でストレスを抱える人々がほんのひととき、秋色のセントラルパークで癒されている」と感じた瞬間をとらえたものになります。このカットはカレンダー用に撮り下ろした1枚です。同日に撮影した2枚、合わせてご覧ください。本日は以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。私の挑戦を応援していただければ幸いです!ぜひよろしくお願い致します!!https://camp-fire.jp/projects/view/500008 もっと見る
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