はじめに・ご挨拶  プロジェクトを立ち上げた背景

こんにちは。この企画の発起人、三宅 大地と申します。

 出身は鳥取県鳥取市、高校まではプロ野球選手を目指し野球に打ち込み、鳥取商業高校で甲子園出場を果たしました。大学進学を機に上京し、卒業後には中国、台湾、オーストラリアへの留学を経験し、台湾滞在中には、翻訳兼通訳者として活動。その後拠点を東京へ戻し自営業を営みながら、その傍ら4年間の海外活動を通じて得た知識、経験を多くの日本の若い人に伝えるため、教師として中学、高校で教壇に立ちました。

 上京後も、地元鳥取の発展に貢献したいという思いが強くなり、2019年には鳥取へUターンしました。帰郷後、地域の農産品を活用した商品開発や販路づくりによる地域活性化を目的に、エクルビス㈱を設立しました。そんな中、江戸時代から400年の歴史を持つ生姜に出会ったのです。

 

 この農園の全責任者でもある鳥取県倉吉市出身の、古田悠二。悠二農園の「悠二」は彼の名前が由来です。

私たちの地域のご紹介

 私たちの悠二農園は鳥取県鳥取市の中心部より車で南西へ40分、3600人が住む山間の田園地域である鹿野町にあります。ここは鹿野温泉、鹿野そばでも有名な地域で、鷲峯山(じゅうぼうざん)からの清水に恵まれ、豊かな土壌を持つ「悠二農園」は、20代-30代前半の若手農業者で営む農園です。

 鹿野町は、荒れた田畑も目立ってきましたが、美しい景観を残していくために少しでも力にりたいという思いを持つ若者たちが、日々頑張っています。


このプロジェクトで実現したいこと

 私たちが鹿野町で栽培している生姜は、歴史を遡ること400年以上前、鹿野城主亀井玆矩公が朱印船貿易によって東南アジアから持ち帰り、栽培を奨励したことが起源とされている来歴を持つ品種です。しかし現在では担い手不足により、年々生産量が減ってきており、このままでは近い将来、生産者がいなくなり、この生姜が消滅してしまう危険性もあります。担い手を増やすと同時に、販路も開拓、拡大していく必要があり、さらに魅力のある商品を開発、発信していくことも重要です。まずは多くの方に、この地域で栽培される生姜を知っていただき、若い農業従事者を増やせるよう労働条件を改善したいと考えています。また生産量を増やし、魅力ある第二次商品を開発することで、この地域に古くから根付いている生姜作りを継承し、さらに発展させていきたいと思っています。


悠二農園の生姜の特徴

 <<自然熟成>> 

 一般に販売されている生姜とは異なり、収穫後には「しょうが穴」と呼ばれる洞窟のような貯蔵庫で保管します。

一年を通して適度な湿度と15℃前後の温度に保たれる真っ暗なしょうが穴で、5カ月間熟成させると、余分な水分が抜けて辛みが増し、しっかりとコクのある <自然熟成> された生姜が出来上がります。


これまでの活動

 農業に従事した経験者もおらず、右も左もわからないまま石拾いからスタート(昨年~)

大きくて、栄養価の高い生姜をつくるための土づくり。牛糞堆肥を入れました。(3月)

病気のない大きくて、元気な種生姜を厳選します。


生姜の作付け完了。(4月末)


しかし待てども待てども生姜の芽はなかなかでてきてくれません。


作付けからおおよそ1カ月半後やっとでてきてくれました。

またさまざまな天災、特に7月7日鳥取豪雨、8月9日の台風を乗り越えました。

敷き藁は雑草防除のためだけでなく、土壌の乾燥を抑え、塊茎の肥大を促す役割をします。

生姜はデリケートな植物で病気に感染したり、日光が直接当たって緑色になり品質がすぐに低下します。塊茎が隠れる程度に土寄せをしました。

 生姜の生育低温は25-30℃で、高温多湿を好みます。乾燥を嫌うため、天気の良い日が続くときはたっぷりと水やりをしました。

 そしてあとはひたすら雑草との戦いでした。毎日毎日、抜いても抜いても追いつきません。来年はもっと雑草を上手に抑えられるよう工夫が必要です。

 <加工商品開発>

 悠二農園で栽培した生姜を使用し、地元の鳥取県倉吉市西倉吉町に、昭和22年醤油と食酢の醸造を倉都発酵食品研究所として創業された、宝福一有限会社 さんと加工食品の開発に取り組みました。(創業時は個人創業)

開発担当の前田さん。何度も試作して頂きました。

 また鳥取県米子市在住「予約のとれない料理教室秘密のレシピ」の著者で、アマゾンシェフ部門1位に輝いたご経験もある、<料理研究家 道乃さん> にも商品開発に携わって頂き多くのアドバイスを頂きました。白砂糖を使用しないレシピを得意とする道乃さんに、甜菜(てんさい)糖で作る生姜シロップのレシピを開発頂きました。

 甜菜糖の原材料はほうれん草の仲間である「てんさい(砂糖大根)」で栄養豊富で腸内環境を整えてくれるオリゴ糖や、ミネラル成分が含まれているのが大きな特徴です。オリゴ糖の甘味は薄いため、まろやかなコク、あっさりとした甘みとピリッと辛い生姜が合わさりとても美味しい生姜シロップに仕上がりました。シロップの濃い茶色は蜜を含んだまま高温で乾燥させた天然の色なのです。 

 可能性が無限にありすぎて、まだまだ試行不足ですが。お水やお湯だけで割り、素材だけで楽しむものもとてもおいしかったです。

 ジンジャーサイダー、コーヒーとも相性抜群です。

 お酒にもよく合います。ワインとも相性は良かったです。皆さんのお好みに合わせてご使用ください。

 さらに古くより漢方薬の一つとして扱われている生姜をより簡易的に摂取してほしいという願いから、生姜パウダーの開発に着手しました。お飲み物に入れて頂いてもよし、またお料理の様々なシーンでご使用いただけます。すりおろしたりする手間が省けるうえに乾燥さすことで、より生姜の香ばしい香りが増します。ご自身お好みに合わせて、お好きな量をご使用いただきお召し上がりください。

 この生姜パウダー開発にご協力いただいたのが、鳥取県鳥取市河原町にあります、一般社団法人 結夢(どりーむ) さん。結夢さんは、就労継続支援 A型・B型を併せ持つ「多機能型事業所」です。障害や難病を抱え通常の企業に雇用されることが難しい方の、一定の支援下で継続して働けるような職場を提供されていらっしゃいます。我々も微力ながら生姜作りを通じて応援させて頂き、一緒に成長していければと思います。


<遠征編>

 日本一の生産量を誇る生姜の産地高知へ、現地視察をさせて頂きました。そこでは大正五年から営業が続く <株式会社水田青果>さん(創業時は水田商店)、幼いころから生姜作りに携わってきていらっしゃる <ましまファーム>さん。日本一になるのにはやはり日本一の理由がありました。徹底的な品質管理、特に病気(根茎腐敗病等)には細心の注意を払っておられ、どんな作業する際にも消毒を徹底していました。また温度管理も最新の設備で一定の温度で生姜が傷んでしまわないよう管理されておりました。新参者の我々にも栽培方法、潅水時期、作付けの方法等たくさんのことを親切に丁寧に教えて頂きました。本当に感謝しかありません。また鳥取県と比較的気候の近い岡山県美咲町 <山崎商店>さんにも訪問させて頂きました。ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。

最後に

 何もわからない状態で始めた生姜栽培という未知なる領域。まだまだ未熟者の私たちですが、この一年本当にたくさんの方々のご協力、ご指導をお受けしながら、慌ただしくも日々成長できたのではないかと感じております。まだまだ様々な課題を克服し、この地域の特産品を継承、そして発展をさせていくべき日々頑張っていく所存でございます。皆様、今後とも末永いサポート、ご支援宜しくお願い致します。



資金の使い道・実施スケジュール

生産量の向上、労働環境の整備のための農機具購入費用

・生姜の収穫機 (ハーベスタ)150万達成時

・トラクター 300万達成時


リターンのご紹介

生姜シロップ×4

生姜パウダー×2 70g(粗目×1 細目×1)

新生姜 500g

加工食品について

・名称:生姜シロップ
・原材料名:生姜(鳥取県産)、てん菜糖、有機レモン果汁、はちみつ
・内容量:200㎖
・保存方法:高温、直射日光を避けて常温保存
・添加物表示:なし
・アレルギー表示:なし


・名称:生姜パウダー
・原材料名:生姜(鳥取県産)
・内容量:70g
・保存方法:高温、直射日光を避けて常温保存
・添加物表示:なし
・アレルギー表示:なし


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/11/18 17:30

    皆様 こんにちは。本企画発起人、三宅 大地です。このプロジェクトの目標である150万を達成いたしました。本当にありがたい限りでございます。現在収穫作業を終え、生姜の加工品生産準備に勤しんでいるところでございます。 作業過程は多少の想定外のことはあれでも、順調といえる作業進行だと思います。予定通...

  • 2021/11/09 15:10

    こんにちは!11/08(月)を持ちまして、全圃場の生姜の収穫が完了いたしました。本当にたくさんの方々(総勢20名以上の方)にご協力を頂き、全作業を無事に終了することができました。長くきつい作業ではありましたが、みなさんと一緒にとても楽しく収穫ができました!!ご協力頂きました皆様本当にありがとう...

  • 2021/10/25 15:03

    こんにちは。収穫1週目、大きく立派な生姜ができました!7月の記録的豪雨で一時はどうなるかと心配しましたが、大きくて立派な生姜が収穫できました。もちろんまだまだ不揃いなものもあり完璧な生姜作りとはいきませんでしたが、それでも仲間と初収穫をむかえられて喜びもひとしおです。

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