はじめに・ご挨拶

こんにちは!

YMCAわんぱくクラブです。

私たちは、神奈川県横須賀市根岸町所在の横須賀YMCAという施設の一室をお借りして保護者運営をしている放課後学童クラブです。 

現在YMCAわんぱくクラブには、指導員5名のもと、付近3校から集結する1年生から6年生までのわんぱく児童約50名が在籍し、毎日様々な発見・体験・経験を積みながら、元気に伸び伸び活動しています。

YMCAわんぱくクラブは、「子供たちが自分の足で通える場所に、学童クラブをつくりたい」という保護者の願いから、1999年に開所し、これまでの約20年間で沢山の子供たちを送り出してきました。

プロジェクトをやろうと思った理由

保護者運営のまま、大きな問題もなく順調な活動をしていたのですが、今年(令和3年)4月に、横須賀YMCAが令和4年3月末で閉館することが決定し、わんぱくクラブも引っ越しを余儀なくされました。

現在移転に向けて着々と準備を進めているのですが、施設移転費、施設賃貸初期費用、改装費等々、多額の資金が必要と判明し、わんぱくクラブは資金面での大きな問題に直面してしまいました。

地域の公共的な役割を果たしているため、手持ちの資金は十分ではなく、現役保護者だけでは賄うのは難しくなっています。

このままではわんぱくクラブの存続自体が危うい状況です。

学童クラブは、子供たちの第二の家庭として、遊びの中で

 ・他学年との交流によって向上するコミュニケーション能力

 ・下の学年の子供の面倒を見たり、仲間同士で助け合うことで生まれる道徳心

等を学んでおり、フルタイムで稼働する保護者の立場からすると、子供の心身の健やかな成長のためには今や欠かすことのできない存在です。

また、子供たちにとっても、安心して帰れるかけがえのない場所です。

子供の笑顔を守るため、子供の居場所を守るため、移転の資金不足が理由で、わんぱくクラブが存続できなくなってしまうことは何としても阻止しなければいけません!!!

そこで、皆様からの支援金をわんぱくクラブ存続のために移転資金に充てさせて頂きたく、このプロジェクトを立ち上げました。


このプロジェクトで実現したいこと

私たちは移転に向け、更によりよい運営・保育をしていくために、来年度からNPO法人への加入を決定し、横須賀市へ助成金をお願いしているところです。

改装費もコスト削減のため、子供の安全が確保できる最低限の設備を除き、保護者で造れる場所はないか、すぐには必要のない場所はないか等、見積もりの見直しを行っています。

子供たちも一緒に活動をするなど、わんぱくクラブに携わる保護者、指導員、児童で一丸となてこの危機を乗り越えようとしています。

しかし、まだ資金不足解消の目途が立ちません。

よって、このプロジェクトでは、

子供たちが安心して過ごせる放課後の家であるわんぱくクラブの存続のため、

子供たちが安全・快適に過ごせる部屋造りのためのリフォームや引っ越しの完了を目指しています。

そのための資金として現役保護者では賄えない金額三百万円を目標に募っております。

これまでの活動

YMCAわんぱくクラブの立ち上げ

 21年前は、各学区に学童は少なく、学童の存在が今ほど認知されてなく「一体何?」「あの集団は・・何?」の状態でした。

その為、子ども達は、浦賀、久里浜、衣笠、森崎 等、電車やバスを使って根岸にあるわんぱく(YMCA)に帰って来ていました。学童としての保育内容はというと、研修体制が今ほど確立していない手探り状態だった為、子ども達を前に、日々指導員が日替わりの様に保育に入り奮闘していました。その為、指導員の継続が難しく、不安定な体制でした。

子ども達の方は、入居施設の体育ホールを施設のご厚意で自由に使わせて頂けたので、人数も少なくのびのびと遊べていたと思います。

 世帯数が少なく立ち上げて間もない学童だったこともあり、年間行事が多く、季節の度毎に親子行事がありました。「学童として、どうしたらよいのか?出来る事ならやってみよう!」と言う状態でした。

増える在籍児童数と周辺の学童との関連

 子どもの人数が増え50名に達しそうになった頃、根岸小の新1年生を対象に集会室をお借りして「はちの子分室」を作りました。

次の年に向けて、根岸小に学童を作る相談を何度も学校と交渉したのですが、許可が出ず、地域の物件を探したのですが、学童に適した物件はありませんでした。15年程前は、運営指針が無いころでしたが、子ども達が生活する環境を整えるのは、とても大変な事でした。

こんな状態を見かねた地域の方が学童専用施設を建てて下さり、同学区に「なかよし」が設立されました。

今回の引っ越しでも、同じ方にご相談もさせて頂きましたが、候補となる場所の折り合いが付きませんでした。しかし、地域に学童に関心を持って頂ける方の存在は大きく、大切に関わっていきたいと思います。

 その後も、子どもの定着や指導員の継続は大変有り難いのですが、わんぱくの部屋は年々手狭になりました。そこで、森崎地区の保護者が発起人となり、森崎学区に学童を立ち上げる事になりました。森崎小学校は、山の上にあり、踏切を渡り、橋を越え・・、決して安全とは言えない通学路から帰って来る子ども達!

立ち上げに際しては、当時の保護者会長と、指導員が中心になって話を進めて行きました。発起人の保護者の熱い思いがあって立ち上げとなりました。森崎学区にわんぱくから立ち上がった「もりっ子」は、わずか4年目にして新しい学童(たぬキッズ)を立ち上げる程に成長しています。

 学童の運営は、素人の保護者に委ねられています。必要に迫ったその時その場にいた「その子の親」に委ねられています。

地域イベントへの参加やわんぱくクラブでの過ごし方

横須賀市の学童保育として、毎年、YMCAのYバザーや学童保育まつりに参加し、地域の方々や学童保育と交流を深めてまいりました。

学童では毎月のお誕生日会や夏レク、クリスマス会、卒退所式など季節毎のイベントを通じて、子供たちの日々の成長を見守っています。

高学年になると塾などの習い事で忙しくなることもありますが、他学校・他学年の子供たち同士で沢山遊んだり本を読んだり体を思いっきり動かしたり、放課後を伸び伸びと過ごしています。

資金の使い道

ご支援いただいた資金は、CAMPFIRE手数料等クラウドファンディングの経費を除いた全ての資金を、令和4年3月移転完了までの準備資金として大切に使わせていただきます。

・ 施設移転の引っ越しで必要になる初期費用 200万円

  (礼金・保証料などで約203,500円の家賃の数か月分と仲介費などの諸経費が必要です)

・ リフォームおよび引っ越し費用 100万円
  (リフォームおよび引っ越し費用は市の助成金(未決定)が得られることを前提にした金額で実際の費用よりも少額になっています。)


リターンについて

ご協力いただいた方には、手作りの雑貨と併せてご報告のお手紙をお送りさせて頂く予定です。

手作りの雑貨は保護者や子供たちが作成したチャーム付きの髪ゴムやしおりとなります。

お一人のご応募につき、雑貨を一つお送り致します。


実施スケジュール

急な引っ越しで、すぐの実施スケジュールとなります。

資金が十分でない中で、子供たちの居場所を守るためにいろいろな資金建てを考慮しながら進めております。

2021年12月 引っ越し先の決定(予定:北久里浜一升屋ビル3階)

2021年1月-2月 リフォーム開始()

2022年3月 引っ越し実行


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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