◎はじめに

こんにちは。
この度はたくさんあるプロジェクトの中から私のプロジェクトに目をとめていただきありがとうございます。

これから、私がはじめようと思っていることについてお話したいと思います。

私は、及川詩織と申します。
茨城県の北にある茨城キリスト教大学の4年生です。
昔からの友人たちや、大学の友人たちには「おいごん」と呼ばれることが多いです。 
おいごんというあだ名の由来は、ドラゴンのように大きくて、苗字のおいとドラゴンのごんをとっておいごんと小学校時代につけられました。

 

さて、自己紹介はこの辺で終わらせていただいて…
私の始めたいことについてお話したいと思います。

 

私の始めたいこと、それは、地元・日立市の大甕(おおみか)駅近くに古本屋カフェを作ることです。

 

◎海と私と街と

 

 

私の住んでいるところは日立市というところで、海がほど近いところです。

高校生ぐらいの時でしょうか、市内のマッサージ店に行った際に
「海に向かって悩み事を吐くと悩み事が解決する」
と、マッサージ師さんに言われたことがありました。

以来、私は、何か嫌なことや悲しいことがあった時、海を見に歩いて行き大きく深呼吸をし、悩み事をぶつぶつと吐いてはスッキリして、次の日の活力にしています。
それは、大学4年生になった今でも一緒です。

日立の海は、私の悩みを全部受けとめてくれる唯一無二のお金では買えないたいせつな場所です。

 

◎私の始めたいこと

海、海、海とたくさん海への愛を語ってきましたが、大前提として私は地元、日立市が大好きです!
特に大甕駅近辺は22年住んでいるのもあり、在学している大学がある場所なのでとても思い入れがあります。
そんな大甕駅近辺で、私は古本屋カフェを開きたいと考えています。

 

 

 

もし、古本屋カフェを開くことができたら…
高校生・大学生を中心とした、学生が集まる古本屋カフェにしたいと考えています。

例えば…
本が好きな学生の交流の場であったり、
就職活動を控えた3年生にとっての癒しの場所であったり、
1・2年生の大学生活を不安に感じている私の後輩たちに、何か、助け舟を出してみたり。

私が、大学生になったばかりの頃、色々悩み葛藤していた日々だったので「こうなってほしくない!」ということを少しでも伝えて、私がそこからどうやって脱出したかなどをお話したりできたらなと思っています。

え?おいごんの大学1年生の頃どんなだったか…???

 

◎大学1年生の時のお話

私の大学1年生時代は、ひどくつまらないものでした。
…というのも私自身が‘‘つまらなくしていた‘‘のかもしれませんが、色のない、味気ない、まさに何もない1年間でした。

特に大学生活においては、授業がつまらなくて、友達と遊びに行って違うことをしたり、そんな自分に嫌気がさしたり。

中でも深刻だったなと感じるのは、遊ぶことやご飯を食べることにお金をかけられなくなって、家と学校の往復だけになった時に、SNSに依存がちになってしまいました。

例えば、Twitterの趣味のつながりで出来た会ったことのない人たちとチャットをしたり、深夜遅くまで電話したり。
リアルの生活より、ネットとの繋がりのほうが強いと感じてしまうようになりました。

 
学校がつまらない=学校で一緒にいる友達に頼ったりできない。
だから、ネットで出会った気の合うお友達たちに、辛い現状などを聞いてもらう、いわば逃げ場にしてしまいがちでした。
気が付くと日常生活の半分ほどを、ネットに支配されていました。

今でもその友人たちとは仲良くしていますが、以前ほど連絡は取りあっていません。
何故なら大学2年生の時に、私のつまらなかった大学生活をがらりと変えたものと出会うことになったからです。

 

◎大学2年生から、今現在の私

私自身でつまらなくしていた1年生があっという間に終わり、このままでいいのだろうか、と悩み始めていた時でした。

そんな時に、同級生から、
「今度こういうのがあるんだけど、来てみない?」
と渡された1枚のチラシには茨城カタリ場説明会の文字が。

「カタリ場って何?どういうものなの?」と同級生に聞くと、
「とにかく、説明会来てみて!何か変わるかもしれないから!」
とだけ言われ。
「どうせ暇だから行ってみるか~」とカタリ場の説明会に足を運んだことが、今考えれば、私のターニングポイントだったのではないかなと思います。

カタリ場とは、NPOカタリバが運営する、高校生と大学生の対話の場づくりプログラムです。
そこで得たものは、「地元の高校生、大学生との出会い」でした。

高校生には、素直でまっすぐな子もいれば、目を見て話してくれない子、私の話を聴いているようで聴いていないような子も結構いました。

でも、それは「初対面で会った年上の大学生に全部を見せたくない」
という表れだとも分かっていたので、私なりに話し方を変えたりして、コミュニケーションをとってみました。

さらに、カタリ場のアイスブレイクやワークショップなどを通して、スタッフの雰囲気や会場の音楽などで高校生もリラックスして、口数も増えて自然に会話ができるようになりました。
カタリ場の魅力のひとつでもある心を開きやすい環境作りも、とても勉強になりました。

それらの楽しさを知ったことも大きく、高校生だけでなく、一緒に運営に携わっていた大学生や、社会人の方々と関わることで、新たなコミュニティが生まれて、仲間とイベントを作っていく楽しさも知ることが出来ました。

 

 

現在は、「地元の高校生・大学生のために何か出来ることはないか」と週に1度、ミーティングを開いて協力してくださっているみなさんと、うみまちブックスのことを考える日々です。
大学1年生の時はそのような考えに到底及ばなかったと思いますが、私の中で、
「地元の学生との関わりを大切にできる場を作りたい」ということを考えられるようになったのはカタリ場のおかげです。

 

◎きっかけの「場」としての本屋をつくりたい

コミュニティが出来たり、人とのつながりは細々とあったものの、イベントなどにだんだんと携わらなくなり、なんとなく大学生活を過ごし、ついに就職活動をしなければならない時期になっていました。

周りの友人たちは目の色を変えて自分の人生を考えているときに、私が出来ること、向いていることは何かたくさん考えても答えは出ませんでした。

そんな時に、カタリ場の時にサポートしていただいた、「ツルハシブックス」の西田さんと再会し、最近の私の話や、本当にやりたいことは何なのかを一緒に考えてくださり、
「カタリ場の経験が今の私を作っていると思います」
と答えた時に、「地元の学生との関わりを大切にできる場を作ること」
が私の本当にやりたいことだと分かりました。

その「場」とは、古本屋カフェではないかと思ったのです。
本や飲み物があることで、心を開きやすい空間、場を作ることができる、そんな「場」から、カタリ場のように、新たな出会いやきっかけが生まれていく。
そこにうみまちブックスを運営する意味があるのではないかなと思います。

 
私自身も、地元の学生との関わりや、カタリ場では得られなかった、日常の中でのコミュニティー作りにとても意欲があり、うみまちブックスへの熱い思いが日々溢れています。

  

 

◎今までとこれからと

 

私は日立の海のような本屋さんを開きたいと思っています。
日立の海のような本屋さんとは、その人にとって、うみまちブックスにいるだけで落ち着くことが出来たり、悩み事が人との関わりによって軽くなったり、もやもやや、辛いこともうまく吐き出せるような場所になればいいなと思っています。

 

私が高校生だった時に、
こんな本屋さんがあったら絶対リピーターになりたい!通いたい!
…と自画自賛してしまうような、素敵な場を作っていきたいと考えています。

 

うみまちブックスを応援してくださる方々の声が、私の活力になっています!
私、1人の力ではどうにもならないけれど、応援してくださっている皆さんに支えられて、このうみまちブックスは成長していけると思っています!

 

よろしくお願いします!

 

◎うみまちブックスを開くための仲間集めのイベントをします!


まず、うみまちブックスの仲間を集めるためにイベントをしたいと考えています。
1・2回目は地域の大人向け、3回目は高校生(学生)向けで考えています。

 

イベント会場は、日立の海が見える場所をお借りして、出張本屋さんを開き、うみまちブックスの企画会議をしたり、ご自身の地元愛を語り合ったり…

 

うみまちブックスを開くにはたくさんの仲間が必要です!

よろしくお願いします!

 

資金の使い道としまして、 
内訳: 
古本 200冊   5万円
本棚(箱型)10個 5万円
Caféレンタル料  3万円(3回)
返礼品      5万円
その他諸経費   2万円       計20万円

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