ごあいさつ
この度はこのページをご覧いただきありがとうございます。
「 川場村田んぼアート保存会 縁人〜enjin〜」(通称 縁人〜enjin〜)の代表をしております宮田康明です。
「縁人〜enjin〜」では 2011年から2020年まで世田谷区縁組協定30周年記念事業として田んぼアートをやってきました。吊り橋の上から観れる田んぼアートは川場村に訪れた方から、また村民にも大変好評をいただきました。
そして、昨年2021年から新生「川場村田んぼアート保存会 縁人〜enjin〜」として新たにスタートを切りました。今回、その新たな一歩として皆様のお力をお貸しして欲しいと考えております。
私たちの地域のご紹介
群馬県北部に位置する川場村は、日本百名山のひとつでもある武尊山を源とする4本の一級河川が村内を走る、人口 3,200人弱の村です。 目の前に広がる田園風景は壮観で、まるで日本の昔ばなしのようなふるさとの空気を感じることができます。
こんにゃく、りんご、ブルーベリー、乳製品などの特産品がありますが、その中でも川場村産のコシヒカリ「雪ほたか」は、国内最大規模のコンクールで12回の金賞を受賞するなど、小さな村から全国に名を広げ、販路も拡大しています。
また「道の駅 川場田園プラザ」は道の駅の全国モデルにも認定されており、令和元年(2019 年)には来場者数が200万人を突破するほど、高く評価されています。
小さいながらも、若手からお年寄りまで人の活気溢れる自慢の村です!
「縁人〜enjin〜」の生まれた背景とこれまでの活動
川場村は、東京都世田谷区と縁組協定を結んでおり、2021年に交流40周年を迎えました。
区民、村民と幅広い交流活動を行い、10周年記念事業、20周年記念事業と節目節目にさまざまなイベントが行われてきました。
そんな中、30周年の記念事業の中で、事業実施団体として誕生したのが「縁人〜enjin〜」です。文字どおり人と人との出会いを大切にご縁をつなげていきたいという意味で名付けました。メンバーは30代を主とした農家、自営業、会社員、行政職員など村内の活気あふれる男衆で構成しました。
そして川場村の特徴とも言える田園風景を活かした事業として「田んぼアート」を制作することになりました。「田んぼアート」とは、田んぼをキャンバスに、絵図に合わせて色の違う米の苗を植えることで、成長し丈が伸びてきた頃に絵柄が浮かび上がってくるアート作品です。
実際にやってみると時間も労力もかかるもので、私たちはそのノウハウもなくすべて手探りでスタートしたこともあり、絵図のポイントの為に長い角材を重機で打ち込んだり、苦労して稲を植えても色が馴染んでしまい文字が読みづらかったりと、失敗もありました。
本来ならばここで記念事業は終了、解散の予定でしたが…失敗した田んぼアートのリベンジを果たしたいとのメンバーの想いから、先進地を視察をし改善を進めた結果、田んぼアート専用の黒米などを調達して絵柄をはっきり出すことができ、ポイントを簡単に扱える茅にして作業量を軽減するなどして段々とスムーズに田んぼアートができるようになってきました。
その後は群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」、川場村のマスコットキャラクター「かわたん」をモチーフにしたものがメインとなり、ほかには大河ドラマ真田丸で真田氏に縁が深いことから沼田城の細かい石垣に苦労したり、色の種類を増やそうと「白」や「黄色」を加えたりなど毎年チャレンジし続け、気づいてみれば活動10年目を迎えていました。
今では絵図の座標データをGPSで測定してポイント打ちできるようになり、あっという間に田んぼアートができるようになりました。
最初は世田谷区民の方々と一緒に田植え、稲刈りをしながら交流を深めたいという目的の田んぼアートでしたが、この10年間で段々と川場村の観光資源、風物詩として定着し始め、村外からの観光客はもとより、地元住民の方にも楽しんで見ていただけるようになってきたのではないかと感じています 。
新たな課題と挑戦
しかし、今度はメンバーの勤続疲労が年々問題となってきました。
20〜30代でスタートしたメンバーも40代が占めるようになり、仕事、家庭の事情で、なかなか時間のとれない状況となりました。今後は新世代による新しい発想で行ってもらいたい、世代交代でバトンタッチしたいとの想いがメンバーの中で強くなり、結成10年を節目に「縁人〜enjin〜」は、世田谷区縁組協定活動実施組織としての役割は終了し、2021年3月をもって解散しました。
…ですが元メンバーの中には「記念事業とは関係なく、田んぼアートを続けたい!」「村を活性化させたい!」「田んぼアー トを村の風物詩にしたい!」という声もあったのです。話し合いの末、活動を続けていきたいメンバー、そして新たに集ったメンバーで「川場村田んぼアート保存会 縁人〜enjin〜」という名前はそのままに新団体として実施していくことになりました。
このプロジェクトで実現したいこと
昨年は残った資金で田んぼアートを制作することができましたが、行政運営から離れた今、今度は自分達の資金でこの事業を回さなくてはいけません。
そこで、今年からは田んぼアートで作った米を販売することにしました!
今年の田んぼアートの実施後、秋に収穫したお米を販売し、その売上を来年の田んぼアートの苗代などに使うというサイクルで毎年続けていけたらと考えています。
みなさまには、今年の田んぼアート費用のご支援をしていただきたく思っております。
10年続け、やっと夏の風物詩として定着し始めた田んぼアート。ありがたいことに楽しみにしてくれる方も増えました。 また田んぼアートの維持は、村の田園風景の維持にもつながります。 これからも夏の風物詩として、もっと周りの地域の方や地元住民の方に田んぼアートを通じて川場村の魅力を知ってもらう為にも、これからも続けていきたいです。
田んぼアートに興味がある方、川場村に興味のある方、お米に興味のある方など、一緒に、「縁人〜enjin〜」のサポーターとしてご支援いただけたら幸いです。
資金の使い道
【田んぼアート作業費】
・苗・ガソリン・機械使用料など設備費 約150,000円
・看板、ポスターなど広報費 約50,000円
・人件費 約65,000円
【リターン費】約150,000円
【CAMPFIRE手数料(17%)】85,000円
●実施スケジュール
4月 育苗開始・あぜ塗り
5月 肥料散布・耕起
荒かき・代かき
測量
6月4日(土) 田植え
7月 中干し
あぜ草刈り
ロープ&かや撤去
8月 あぜ草刈り
10月上旬 稲刈り
リターンのご紹介
★「縁人と一緒に田んぼアート体験コース」につて
【日程】 田植えは6/4(土)、稲刈りは10月上旬を予定しております。
【実施場所】川場村田園プラザ徒歩圏の「ふれあい橋」下の田んぼ
【集合場所】川場村資料館駐車場
★交通費、昼食代などは自己負担となります。
★時間など詳細は決定次第メールにてご連絡致します。
★悪天候の場合は中止となる場合がございますのでご了承ください。(メールにてご連絡致します。)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る