はじめに・ご挨拶

ページをご覧いただきありがとうございます。

私は胚培養士歴8年目の海維(カイ)と申します。

『未来にmiracle(ミラクル)をconnect(コネクト)していく、未来にキセキ(奇跡・軌跡)を繋いでいく』

ためのプラットホーム「ミラコネ」の発案者です。


「ミラコネ」のコンセプトとしては

「知る」は「理解」につながる(コネクト) 

「理解」は「尊重」につながる(コネクト) 

「尊重」は「調和」につながる(コネクト) 

「調和」は「奇跡と軌跡を生み出す」(miracle)

未来のmiracleは「あなたの知る」から始まるを掲げています。

 


僕の仕事である「胚培養士(はいばいようし)」とは、胚(受精卵)を扱う専門職です。主に不妊治療に携わっており、体外で精子と卵子を受精させて母体に戻すまでの過程において、胚凍結や胚融解、培養などを行うのが仕事内容です。そのため、産婦人科領域の高度な知識が必要とされています。


胚培養士として不妊治療の現場に関わることで、今ある生命(いのち)が当たり前に存在しているわけではなく、たくさんの奇跡の連続で存在できているということを知りました。


そして、その想いとともにこの社会をみていると、生命(いのち)というものの大切さや、生命の奇跡が失われているように感じられました。


それは、生活の向上を目指し変化していった食生活、便利さを求め豊かになった社会、女性の社会進出、価値観の多様化など様々な変化が総合して生み出してしまった問題とも言えると思います。

 


胚培養士としては専門的に不妊治療の現場に関わっていますが、不妊治療が取り巻く問題は多くの社会問題に通じています。

 


それは、日本の性教育が「望まずして子供を作らない」という避妊の方法は教えているけれど、「望んで子供を得る」ということに対しては情報をあまり伝えていないということから始まり、

不妊治療、産前産後、子供を育てていく上の環境など、多くの方々が活動していますが、なかなか日本の法律やルールが変わらないのは個々の団体が個々で活動しており横の協力体制に弱いからだとも感じています。

ミラコネを通して「子供を産むか、産まないのか」という多くの人が一度は考えるであろう問いに改めて向き合っていきたいと思います。


僕は1人でも多くの方が心から望む生き方で生命(いのち)を輝かせられる社会を皆さんと創り上げたいです。


このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトを通して生命(いのち)を繋げていくというテーマについて考えられる社会を実現させます。

継続的に生命(いのち)を扱う現場から不妊治療の現実を含む「生殖」・「子育て」・「生き方」に関して発信、啓蒙していく場をつくることで、

1人1人の生命(いのち)の尊さや生命(いのち)を次世代に繋げていくことを当たり前に考えられるような社会を目指していきます。


一概に「不妊治療」と言ってもそれを取り巻く問題は多々あり、

子供を産むか産まないか、

子供を育てるのか育てないのか、

家族を持つのか持たないのか、

子供を育てていくための金銭的問題、

子供を預ける保育園問題、

産前産後の精神状態のケアなどが複雑に絡み合って存在しています。


ミラコネはそれらを総括し学べる場所を提供したいと考えています。


 

1人でも多くの方が心から望む生き方で生命(いのち)を輝かせられるよう、

それぞれ想いをもって活動している団体が共に協力しあい、日本社会が抱えている「生殖」・「子育て」・「生き方」問題等の解決を目指します。

 


具体的には

①不妊にならないための「食」についての情報提供

②育児と仕事を両立させている人からの時間の使い方提案

③産前産後ケアにおける考え方

④人間が生きるということに関しての道徳教育

⑤不妊治療を終えた方による体験談

⑥不妊治療中の方による体験談

⑦生命が生まれてくる仕組みについて

⑧デリケートゾーンのケア方法

⑨パートナーシップ(夫婦間)のコミュニケーション方法

などをリアルに動画配信や講演会等を行なっていきます。

尚、医療行為・医療知識の提供ではありません。 



いずれは、国を動かす大きなプラットホームとして、社会が抱える問題を解決し、全ての生命(いのち)が輝ける生きやすい社会作りにに貢献していきます。



プロジェクトを立ち上げた背景

 

不妊治療クリニックに訪れる方が毎年増えていっています。現在では夫婦の5.5組に1組は不妊治療クリニックに訪れるというデータが厚生労働省から発表されていました。

しかし、不妊治療クリニックを訪れる多くの方は自分がなぜ不妊治療クリニックを利用することになったのかや、不妊治療クリニックを利用した際の正確な妊娠・出産率を知りません。

あるクリニックが行なった2021年の調査では妊娠を希望している人で「不妊治療」について詳しく知っている人はわずか18.0%というデータが発表されていました。

 

『結婚したら当たり前に子供ができる、それが幸せである』


と一般的には考えられ、教えられている日本社会では避妊の方法を教えても望むべき時に子供を得る方法は教えていません。

 

そのため、避妊をやめたら妊娠する

不妊治療クリニックに行けば妊娠する

妊娠できない原因の大半は女性である


という誤解を生んでいるのだと思われます。


そして、「命を繋いでいくこと」を取り巻く問題が多くなってきたにも関わらず、日本の教育過程も法律や社会などもなかなか変わってはいきません。

 

本当は不妊治療クリニックがこのような啓蒙活動を行えば良いのかもしれませんが、現実的に不妊治療クリニックは待ち時間管理など多くの問題を抱え、日々増えていく患者さんの対応に精一杯という状況です。

そして残念なことに、こういった啓蒙活動は直接的に利益には繋がりにくく、敢えて病院側や国から提案され推奨されることが多くはありません。

 


不妊治療が抱える問題は不妊治療だけに止まらず、産前産後のケア、子供を育てていく上の環境、子育てと仕事の両立など様々な社会的問題に通髄しています。

 


 

このような様々な問題は

 

「生命の奇跡」を改めて知り、考えることによって、

 

関心を持つことで防げること

関心を持つことで見える世界

関心を持つことで出会える命


に繋がり「生命の奇跡」を知ることで少しずつでも改善していける問題だと考えています。

 

 

「生命の奇跡」というと、漠然としていて「自分ごと」とは感じにくいかもしれませんが、自分が心身ともに健全であり、自分が望む人生を実現するためにはとても大切なことだと思います。

 

 

妊娠・出産を取り巻く社会問題は子供が産まれにくくなったことや不妊治療だけではありません。ㅤ

産んでも育てられる環境が整っていない

低所得における経済問題

保育所・保育士の不足問題

シングルマザーの働き方

その他にもたくさんの問題がつきまといます。

 


最近では子供は親を選んでくることができないという「親ガチャ問題」が話題になっています。

しかし、国が・親が・社会が・病院がと誰かのせいにしていても現状は何も変わりません。


だから僕は

不妊治療クリニックに現在通っている方

すでに子供を育てている方

これから子供を持ちたいと思う方

そして、その過程を通ってここに存在する全ての方に知ってほしいと思っています。

 

生命の奇跡を知るということは自分のルーツを知るということです。

 

生命に関することは生きているすべての人に関係があると思っています。

この活動をきっかけに『自分の生き方』について考えるきっかけにしていただけると幸いです。


これまでの活動

胚培養士として8年間、不妊治療クリニックに勤めています。

生命(いのち)のお話会を主催し、これまでに総勢50名ほどに「不妊治療の現状と生命の奇跡」をお伝えしてきました。オンライン上で主催したセミナーでは93人の方に参加していただいてます。


資金の使い道・実施スケジュール

支援金はミラコネの活動を通して、生命の奇跡を伝え、これから自分自身がどう生きるか?を考えられる人を増やすための活動費として活用させていただきたいと考えています。

2022年1月7日〜プレオープン、2月1日〜本格オープンとし、運営母体による毎月1回の定例セミナー開催、3ヶ月に一度の不妊にまつわる講演会、不定期でライブ配信などで生命の奇跡に関する啓蒙活動を行っていきます。

具体的には

・活動内容をわかりやすく整理し、発信していくためのWEBサイト制作費用:100万円
 制作スケジュール
 2022年
 2月:着手
 3月:原稿準備、写真撮影
 4月〜5月:全体設計、デザイン
 6月:コーディング、テスト
 7月:WEBサイトオープン、運用開始

・ミラコネの団体活動を広く世に知ってもらうためのPR費用:36万円
 PRサイト掲載12回分:毎月1回月初にリリース×1年間

・講演依頼費用:44万円(各回11万円×年間4回)
 2022年3月:不妊治療クリニックドクター
 2022年6月:不妊になりにくくするための食事の専門家
 2022年8月:パートナー間でのコミュニケーション専門セミナー講師
 2022年11月:仕事と育児を両立しているゲスト5名での対談(一人当たり報酬2.2万円)

・CAMPFIRE手数料(決済手数料込み):18万円

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総額:198万円


リターンのご紹介

ミラコネのオンラインコミュニティの2022年3月〜2023年2月までの12ヶ月分の年間参加権をリターンとしてお届けします。

オンラインコミュニティは、スマホで簡単に使えるコミュニティ運営ツール「ディスコード」、作成予定のWEBサイト、オンラインミーティングツール「ZOOM」を活用して運用予定です。

セミナーやコラムを通しての不妊治療にまつわる情報の発信、体質改善のための取り組み事例紹介、各種専門家の講演、お話会の開催、各種専門家のご紹介、などを行う予定です。

 

①一般会員:年間5,000円(1年経過後は月額500円)

・コミュニティ参加(クラウドファンディング終了後メールでのご案内)

・毎月のセミナー・勉強会、お話会への参加

・限定コラムの配信


②応援会員:年間30,000円(1年経過後は月額3,000円)

・内容は一般会員と同様

・応援会員限定ミーティング参加(コミュニティの運営方針や内容についてディスカッションする場所)

(開催頻度月1回、120分の予定です)


③法人会員(スポンサー):年間300,000円(1年経過後は月額30,000円)

・一般会員と同様

・毎月一回コミュニティ内で商品・サービスの紹介、告知可能


④法人応援会員(スポンサー):年間1,000,000円(1年経過後は月額100,000円)

・法人会員と同様

・応援会員限定ミーティング参加(コミュニティの運営方針や内容についてディスカッションする場所)

(開催頻度月1回、120分の予定です)

・講演・セミナー開催権利(現地までの交通費等については要相談)

⑤ミラコネ応援サポート:3,000円

・コミュニティへの参加はしなくていいけど、ミラコネのことは応援したい!という方へのリターンです。

お礼のメッセージをお届けします。


最後に

突然ですが、『ブラックスワン理論』という言葉を知っていますか?

 

人間は全く予想外の出来事が発生すると、

確率論や経験、常識が通用しないため、

社会や市場に極めて大きな衝撃を与えるとする理論のことです。 

 

オーストラリアで黒い白鳥(ブラックスワン)が発見され、

それまでの「白鳥は白いものしかいない」という常識を打ち破った出来事が由来となっています。

私たちは自分で思っているほど

実際には物事をよくわかっていません。

それ故に

多くの方が自分だけは関係ない。

多くの方が自分には関係ない。

という正常性のバイアス(自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性)が発生してしまい、

今自分の目の前に起きていないことの情報を知ろうとはしません。


それ故に当事者となってしまった場合に対応が遅れてしまい、

自分が本来望むべき人生を生きることができていません。

 

自分だけはそうならないという

無関心によって最終的に自分が生きづらい環境に身をおくことになります。

 

今回、僕が創っていく『ミラコネ』は参加者1人1人の行動の積み重ねによって、一緒に生命が輝く社会や世界を創っていく場所です。

 

『未来にmiracle(ミラクル)をconnect(コネクト)していく、未来にキセキ(奇跡・軌跡)を繋いでいく』

というコンセプトには

 

「知る」は「理解」につながる(コネクト) 

「理解」は「尊重」につながる(コネクト) 

「尊重」は「調和」につながる(コネクト) 

「調和」は「奇跡と軌跡を生み出す」(miracle)

未来のmiracleは「あなたの知る」から始まる。

 

という想いを込めています。



当たり前に生まれ、当たり前に育った僕らは生命が存在する奇跡への関心が薄れてしまっているように感じます。

生命の奇跡を知らないが故に自分が心身共に健全に生きていくことへの関心さえも薄れてしまっているように感じます。

そして、気がついた時には不妊治療の当事者や社会が抱える問題の当事者になってしまうのではないでしょうか?

当事者になってからでは問題解決のための対策や対応に時間やお金が必要になってきます。

 

 

僕は生命の奇跡を知る場所を創ることで自分のルーツを知り、全ての生命(いのち)が輝ける生きやすい社会作りにに貢献したいと考えています。

 

自分に繋がった生命のバトンを次世代に渡していく役目が僕たちにはあると思っています。

 

子供がいる、子供がいないに関わらず、この世界に「生きる」ということを選んできた僕らは次世代に遺伝子もしくは想いという軌跡を誰しもが繋げて生きています。

 

『自分の生命(いのち)』について考えることができた時、きっと自らの生き方も変化していくと思っています。


僕は、「子供が親を選んだ」、「親が子供を望んだ」の前に自分の「意志」と「力」でこの世界に生まれてきたのだと思っています。

遺伝子の不具合は自然淘汰というカタチで生き残ることができません。

何百万個とあった卵子のうち1ヶ月に1回起こる排卵で排出される卵子は1つです。

何億個と作られる精子のうち卵子にまでだどり着き受精できるのはたった1匹の精子です。

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僕らは選ばれたのではなく細胞が「生きたい」と願って自らが「生命」を獲得してきたのだと思っています。

自分の力で最後まで狭い産道を通りこの世界に誕生しました。

今のあなたの置かれている状況や環境が違ったとしても、細胞は生きることを選んできたという事実には変わりないと思っています。

 

 

最後に、『知識は優しさである』

これは友人が僕に教えてくれた言葉です。

 

『知識』がないために、僕らは大切な人を傷つけてしまったり、誤った判断をしてしまったり、自分の意見を持つということができなかったりします。

『知識』があれば、僕らは大切な人を守れたり、最適な解答を得ることができたり、自分の意見を主張できるようになります。

 

『知識』を増やすことで多くの方が自分が望む人生を生きれる社会の実現を目指します。

しかし、1人の力だけではこの世界を動かすことは難しいです。

 

みなさまのご協力のもと、僕らすべての人が持っている『生命(いのち)』について向き合うことで、未来を切り開いていきたいです。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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