何だか辛い、寂しい、ストレスを感じる―長引くコロナ禍、みなさんや、みなさんの周りの大切な人は、日々の暮らしの中でそのように感じてはいませんか?

少しでも思い当たる節がある方に、その辛い気持ちを和らげるひとつの手段として「ハイドロカルチャーによる手軽な屋内緑化」をご提案したく、このプロジェクトを立ち上げました!

はじめまして!PHYSIS ORGASTA(ピュシス・オルガスタ)代表の神朔 理紅(しんさく りく)と申します。

「地球と人と企業のWELL-BEINGに貢献する」をコンセプトに、植物の力に着目した環境保全・メンタルヘルスケア・オフィス緑化事業を推進しています。


新型コロナ感染拡大によって、社会に内在していた孤独・孤立の問題が顕在化・深刻化してきたことを受け、内閣府は昨年末、「孤独・孤立対策担当室」を設置しました。それほど、現代は、メンタルヘルスに気を配らないと生きづらい世の中だということです。
企業としても、社員のメンタルヘルスを保つための対策をすることが急務となっていますが、何から手をつけたらいいのか…と悩んでいらっしゃる経営者の方々も多くいらっしゃいます。

そこで、植物による空間装飾の仕事を25年続けてきた私からご提案したいのが「植物の力を借りた、日常的なメンタルヘルスケア」です。
職場や自宅で、土の替わりにハイドロボールという人工の石を使った「ハイドロカルチャー」で植物を清潔に育て、植物の癒やす力を享受しようというものです。


身近に根の生えた植物をおくことで、以下のようないい点があることをたくさんの方に知っていただき、ぜひ室内にハイドロカルチャーを取り入れていただきたいと思っています!

「世話をしなくちゃいけない」ではなく、「命を育てている」という意識を持つようになると、植物からより癒やしを受け取れるようになります。子どもやペットを育てている感覚ですね。
ハイドロカルチャーだと、水切れなどをおこす心配は少ないので、植物を「観て」その様子に合わせて葉に霧吹きをする、傷んだ葉を摘み取るなどの、プラスαの世話をすることに注力できるのです。

仕事や家事の合間に、植物の様子を見て霧吹きをしてあげるだけで、驚くほどリフレッシュできます。


200年前の産業革命を境として、たくさんの人が自然から切り離され、コンクリートジャングルで暮らすようになりました。心身のバランスを崩す人が増えているのは、そのことも影響していると考えられています。国土交通省でも昨今、良好な環境で健康に暮らすための「グリーンインフラ」の構築が推進されていますよね。

昔の大自然の環境に戻すことは難しいですが、職場や家の中に緑を取り込み、心地よい環境にすることは可能です。室内にある植物の空気の浄化や湿度調節などの働きは、科学的にも証明されています。

大自然の山であっても、人間が古い木を切って間引くなど手入れしないと、いい状態は維持できないものです。つまり、人間は地球の庭番のような役目を請け負っていると言えるでしょう。

植物が室内にあると、植物のメンテナンスをして環境を維持し、植物からの恩恵を受けるという循環を、自宅や職場で植物の世話をすることを通じて感じることができます。植物と人間はお互いに持ちつ持たれつだという感覚を育むことは、SDGsの考えに即した行動をしていくための、第一歩となるでしょう。

私は屋内緑化を推進することで、地球環境によい影響を及ぼすこと、人のメンタルヘルスによい影響を及ぼすこと、ハイパフォーマンスで働く社員によって企業の価値があがること、この3点を願っています。

私は25年にわたり、ショーやパーティ・レセプション・店舗などの空間を、植物によって装飾する仕事をしてきました。そのなかで、私たちが作り上げた植物に囲まれた空間を訪れた人たちが、「なぜだか涙が出てきた」「とても癒された」という感想をくださり、人は植物に癒されるのだということを体感してきたのです。

小学生の頃から心理学にも興味があったことから、40年に渡って古典を読んで蓄えてきた心理学や哲学・宗教に関する知識も活かして、メンタルヘルスに効く植物ワークショップも開催してきました。

私たちが感じてきた「植物に癒される効果」は、エビデンスのあるものだという論文もあります。認知行動療法の専門家にも、私たちの植物ワークショップは、理にかなった面白い取り組みだというお言葉をいただきました。

長引くコロナ禍、メンタルヘルスの重要性が叫ばれるようになり、私もそこに特化して活動していこうと考えたとき、1日だけ綺麗に飾るようなイベントの空間ではなく、日々長い時間を過ごすオフィスや自宅を、根っこのある植物で緑化していくことに注力しようと決めたのです。


私が自宅に植物を取り入れる際にオススメしているハイドロカルチャーは、土の替わりにハイドロボールという人工の石を使います。つまり、土の替わりとなる土壌がハイドロボールなのです。

私たちが提供するハイドロボールは、ビジネスパートナーである株式会社プラネット社のオリジナルのもの。「パフカルチップ入りレカトン」とリサイクルのガラス瓶からつくられた「シリカソイル」がミックスされたもので、持続可能な素材である上に蒸散力、空気浄化力が非常に優れています。ハイドロカルチャーは水・肥料ともに植物が吸収した分だけ供給すればよく、環境にやさしく経済的です。

ハイドロカルチャーは、以下の図のように簡単にメンテナンスできます。


また、ハイドロカルチャーには、このようなメリットもあります。

土を使わないので虫がつきにくく、室内が汚れることもありません。匂いもなく清潔です。

土と比べて造作がしやすく、壁面や天井を緑化することも可能。

ガラスなど透明な容器に入れて育てれば水の残量が見えるので、根が呼吸できずに腐る「根腐れ」を起こしたり、水不足になったりする心配が少ないです。


つまり、負担少なく、葉の状態を見て霧吹きで水を与えたり、傷んだ葉を摘み取ったり…純粋に「お世話」をすることを楽しんでいただけるのです。


大学卒業後、客室乗務員として勤務していた私ですが、マニュアル通りに動くことを求められる仕事ではなく、私にしかできないことをしたい!と1年半で仕事を辞めました。

ちょうどその頃、家の近くに世界的に有名なフラワーデザイナー、フランシス・カロール氏の日本校ができたことをきっかけに、フランス式花装飾を学ぶことに。ニースの本校でも学び、帰国後仲間と一緒に、ファッションショーやウエディングパーティ、企業のレセプション、店舗ディスプレイ 等の空間装飾の仕事を手掛けてきました。

その後、結婚・出産を機に独立し、ウエディングや広告、イベント等の「私だからできる仕事」にシフトしていくことに。

そこから、メンタルヘルスに効く植物ワークショップも開催するようになり、今回のプロジェクトにつながる考え方の土台が固まっていきました。


今回のプロジェクトで集まった資金は、CAMPFIRE手数料を除き全額リターンの実施費用(屋内緑化のデザイン料、施工料、植物の仕入れ等)として大切に使わせていただきます。


スケジュールは以下のように考えています。

2022年3月30日 クラウドファンディング終了

2022年4月~ 各リターン実施・発送


リターンとしまして、以下のようなものをご用意しております。

●ハイドロカルチャープランツ :マインドフルネス植物生活をはじめよう(PDF)・ PHYSIS ORGASTAハイドロプランツコミュニティ参加権 ・器(ガラス製)付

●ハイドロカルチャープランツKIT&動画ワークショップセット :植物と共にマインドフルネスに生きるコツ&植え方と育て方の説明(動画)・
ハイドロカルチャープランツ苗(品種はお任せください) ・器(ガラス製)付

●木の什器付きのハイドロカルチャー鉢植え
  ⇒3個セット/6個セット/9個セット の3種類ご用意しております:
ハイドロカルチャープランツ苗×3・6・9個(品種はお任せください。) :器(木製)・ 水位計付

●孤独孤立感を癒やすためのオンラインメンタリングワークショップ(個人)

●法人向け植物メンタルヘルスケア研修 

●法人限定オフィスの緑化デザイン施工+メンタルヘルス植物セミナー60分(オンラインまたはリアル) 

●法人限定オフィスの緑化デザイン施工+メンタルヘルス植物セミナー60分(オンラインまたはリアル)+1年間メンテナンス 

●スポンサー各種(個人/企業)

詳しくは、リターン一覧をご覧ください!

私は以前、ご両親の介護に疲れ果てて、精神的にまいってしまった方のメンタリングをしたことがあります。「家の中に何か植物を取り入れてみてください」という私のアドバイスに、その方は小さなパンジーを買ってこられました。

そして1週間後にお話したときには、ずいぶんと元気になられていて、「こんなに小さな植物をお世話することで、介護の疲れが癒されるとは思わなかった」とおっしゃっていました。その方は、山深い地域にお住まいでしたが、外に自然があるのと、室内に植物があって世話をするというのは、日常のメンタルに与える効果がまるで違うのです。
精神的に疲れているな、と感じる方は、ぜひ室内にひとつ、植物を置いてみてください。植物がそばにある効果を実感できると思います。

私は、たくさんの方々が、植物の恩恵にあずかれるよう、このハイドロカルチャーによる屋内緑化推進の活動をしていきたいと思っています。共感いただける方は、ぜひご支援をよろしくお願いします!

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください