ご挨拶

私たちのプロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

山口県の室積と牛島に恋し、室積・牛島を中心とした自然環境の改善と塩づくりに取り組んでいる、Ussio Lab.(ウッシオ ラボ)株式会社の重岡敬之(しげおか たかゆき)と申します。


私が出会ってからずっと、恋しちょる(山口弁です)「牛島の海底湧水塩」を皆様に広めるべく立ち上げた”しおこいプロジェクト”のためにクラウドファンディングを初めて実施しました!

この度は、この室積と牛島でしかとれない海底湧海水で作った「牛島の海底湧水塩」、この塩を使って焙煎した「塩焙煎コーヒー」を皆様にお届けしたいと思います!

ぜひぜひ!コーヒーが苦手な皆様!コーヒーが好きな皆様も!これまで体験したことのない最高の塩焙煎コーヒーを飲んでいただきたい!

山口県光市室積の風景 


海底湧海水って知っていますか?

森からの浸透水と海から潜り込んだ海水が地下で混ざり合い、沿岸の海底から湧き出す海水性湧水のことを海底湧海水といいます。塩味に尖りがなく、まろやかな味わいが特徴で、森と海からの、まさしく自然の恵みそのものだと思っています。

この海底湧海水が湧き出る牛島で作った塩が“牛島の海底湧水塩”です。


なぜこの海底湧水塩がミネラル豊富なのか? 通常、天然海水を用いた塩づくりでは苦みのもととなる「にがり」を除去します。一方、この海底湧海水を使って平窯でつくられる「牛島の海底湧水塩」では、この「にがり」を大事なミネラルとして残したまま製塩を行います。不思議なことに、「にがり」があるのにも関わらず,「にがり」に由来する苦味を感じさせず,まろやかな味わいです。海水のミネラルバランスは、人間の血液に近いと言われており、その豊かなバランスを保ったままの塩になっています。

私たちは、よりよい海底湧海水を得るために、まず、その源泉ともいえる山の整備から取り組んでいます。山と海、両方が健全でこそ、おいしい牛島の海底湧水塩が炊き上がります。人が入らなくなった山は過密状態となり、森の土が粘土化してしまうことで水の浸透を妨げてしまうため、荒れた山の森を間伐して自然環境を整える0次産業から取り組んでいます。

これまでの経験から、自然の大切さを訴えるだけでは十分に伝わらず、その意味を“見える”化しないと、人もその人の心も動かせないと思っています。私はUssio Lab.で作ったこの牛島の海底湧水塩を通して、「自然を大事にすれば、おいしい恵みが返ってくる」ことを広めていき、“自然を整える大切さ”の“見える”化をしています!

牛島の海底湧水塩そのままでも感動されるおいしさなのですが、 塩はそのほかの素材の味を引き立てるのに秀でています。その第1弾として私がお勧めしたいのが、塩焙煎コーヒーです!



ラオス産自然栽培コーヒー豆との出会い

いまやコーヒーは世界中の人に親しまれ、世界的にブームを引き起こしています。2019年の国別の消費量をみてみると、アメリカ、ドイツ、ブラジルに次いで日本は世界4位であり、日本はコーヒー消費大国であるといえます。(参考:国際コーヒー機関
実際、街中を少し歩けば、コンビニやカフェ、ファミレスに自動販売機と、様々な場所でおいしいコーヒーを飲むことができます。

といいながらも、私自身、コーヒーはあまり得意ではありませんでした。
コーヒーの香りは好きだったものの、独特な後に残る苦味や酸味といった味わいは私にとって刺激が強く、なんとなくコーヒーを飲んだあとに身体への負担を感じていました。感覚的に身体が受け付けないと思い、コーヒーからは距離をとっていました。

ラオスの農園のコーヒーの実

そんなある日、ラオスにあるコーヒー農園を見学する機会がありました。そこで初めてラオスコーヒーを飲んだ時には、苦みや酸味が控えめなすっきりとした味わいで、これまで飲んできたコーヒーよりも飲みやすく感じましたが、継続して飲みたいとまでは思えませんでした。

ただ、農園の自然の豊かさは本当に素晴らしく、ここで休暇を過ごせたらなんといいんのだろうと思いました。ラオスのコーヒー農園内にある滝は私のお気に入りの場所です!


私がお気に入りのコーヒー農園内にある滝私がお気に入りのコーヒー農園内にある滝 また、このとき初めて、“フェアトレード”という言葉を知りました。フェアトレードとは、途上国の原料や製品を適正な価格で取引することで、生産者へとしっかり還元される仕組みのことです。フェアトレードの製品を選ぶことで、私たちも国際的な社会貢献ができます。(SDGs達成目標でもありますね)

一方で、コーヒーは地球温暖化により生産量の減少や品質の低下により、2050年にはアラビカ種の栽培地が約50%も減少すると予想される2050年問題があります。

これらの問題はいずれも生産者に経済的ダメージを与えるため、栽培の中断や放棄、生産者の減少などにつながると懸念されています。

私はコーヒーについて何も知らなかったのです。コーヒーに関連する問題は私の身体が感覚的にコーヒーを受け付けないひとつの理由だったかと考えさせられました。野菜は生産者さんの顔を、想いを知り、購入できる時代に、コーヒー豆はどうなのか…コーヒーの木がどんな環境下で育ち、どのような人たちがコーヒーの豆の生産に携わり、どのような想いがそこにあるのか、知る人はいるのでしょうか。

ラオスのコーヒー農園での様々なことを見聞きした後に淹れてもらったコーヒーは、より味わい深く感じ、そして何より、コーヒーそのものを楽しみ、感動できたことを今でも覚えています。

現在、このラオスの小さなコーヒー農園のオーナーとなり、フェアトレード理念のもと、コーヒーを管理してくれる生産者の方々とともにコーヒーの自然栽培に向き合っています。
風上から風下まで“コーヒー”に関わることで、生産者とみなさまが日常の中で繋がる世界を目指すとともに、私のようにこれまでコーヒーを楽しめなかった方々にも楽しんでもらえれば、これほどうれしいことはございません。



塩焙煎コーヒーのこだわり ~ その1 ラオス産コーヒー豆  ~ 

塩焙煎コーヒーでは、私がオーナーを務めるラオスのコーヒー農園Lao Organic農園のコーヒー豆を使用しています。肥料や農薬を使わない自然栽培法で育てたこだわりのアラビカ種コーヒー豆です。

Lao Organic農園はラオスの南部、標高1000~1350 mにある街、パクソン(Paksong)にあります。栽培しているコーヒー豆はコーヒーの王様と呼ばれるブルーマウンとも同じアラビカ種豆で、現地では最高級豆として取引されています。完熟したコーヒー果実は毎年10月中旬〜12月に1つずつ丁寧に手摘み収穫後、水槽に1-2日つけ、発酵させて種子(コーヒー豆)を取り出します。乾燥させたコーヒー豆は翌年の3月ごろに船で日本に届きます。生産者の顔が見えるトレーサビリティに優れており、みなさまには安心して、そして、コーヒー豆に思いを巡らせながらお楽しみいただけると思います。 

 

  


塩焙煎コーヒーのこだわり ~ その2 特許技術の塩焙煎製法 ~

① 地下からくみ上げるきれいな海底湧海水で生豆を研ぐ

地下5~10 mから汲み上げる海底湧海水は1年を通して温度が安定しています。この海底湧海水で生豆を生豆を研ぐ(洗う)ことで、コーヒー本来のおいしさを引き出しています。

② 虫穴が開いた生豆を一つずつ丁寧に取り除く(欠品豆のハンドピック)

農薬を使わない自然栽培のため、虫食いがある生豆や、生育不良な生豆があるのでそのような欠品豆を人の目と手で1つずつ確認して取り除きます。欠品豆は雑味の原因やコーヒー本来の風味が損なわれる原因となるため、取り除いています。生育不良な豆であったり、この選別はまだまだ機械では難しいため、人の目と手でする必要があります。

③ 天日干しする

海底湧海水を真水等で洗い流すことなく、海底湧海水をまとわせたまま天日干しにします。焙煎時にどの生豆も均等に熱が加わるように生豆中の水分量(乾燥具合)に気を付けて、その日その日の天候に合わせて乾燥させています。


生豆を乾燥させている様子


④ ミネラル豊富な牛島の海底湧水塩を使った塩焙煎

特許を取得した私たちUssio Lab.だけの技術です。塩焙煎の方法は詳しく記載することはできませんが、天日干しをした生豆の水分量の違いをみて、その日その日の焙煎時間を絶妙に調整しています。
今ブームの浅煎りコーヒーと比べて深入りのコーヒーに仕上げています。


塩焙煎直後のコーヒー豆


これら4工程を経て、酸っぱさと苦みが少なく、雑味が取れて後味スッキリであるのに、しっかりとしたコーヒーの味わいになりました。塩味はほとんど感じられず(コーヒー豆をそのまま食べると塩味があります)、コーヒーの風味を楽しめるおいしいコーヒーです!

コーヒーの焙煎までに時間がかかり、そして、管理に手間がかかるため、”生豆を洗って乾燥させる”工程を行っている焙煎所は多くありません。私たちはおいしいコーヒーのためにコーヒー生豆の仕立て方法をいろいろと試す中で、これら4工程にたどり着きました。
私たちが手塩にかけたコーヒーを試していただけるとうれしいです!



最後に

ここまでご覧いただきありがとうございます。


“本質的食欲”をかきたてるもの、つまり、身体が理屈抜きに率直に欲しがるものこそが本質のおいしさを教えてくれると考えています。私は本質的食欲を探求する中で牛島の海底湧水塩に出会いました。
そして、自然の恵みを丁寧に紡ぐことこそが本質的食欲を満たす一番の近道であるので、自然環境を整える0次産業から力を入れています。



コーヒー好きな人がおいしいと感じるコーヒーは今の時代どこでも飲めると思います。

私たちは、みなさまの日常に沿うコーヒーをもっと美味しく、そして、より多くの方々を少しでも笑顔にできるように願いを込めて、塩焙煎コーヒーを作っています!

このおいしい味わいとともに、塩焙煎コーヒーに込めた想いとストーリーも楽しんでもらい、そして、願わくは飲んだ人みんなに塩焙煎コーヒーに恋をしてもらえたら嬉しいです。


今回のプロジェクトでより多くのお客様に想いを伝えられるように関係者一同で頑張って参ります。自然の大切さの“見える”化を目標に、塩づくり、コーヒーづくりを0次産業から取り組む私たちの挑戦に応援よろしくお願いします!


2022年02月吉日

Ussio Lab.
代表 重岡敬之



リターンのご紹介

【純粋なご支援】
・ご支援の御礼(サンクスメール)

 500円


【塩焙煎コーヒー豆(2020年10~12月収穫) 100 g】
・ご支援の御礼(感謝のメール)

・塩焙煎コーヒー豆 100 g(2020年10~12月収穫)

・5月〜6月に順次発送させていただきます。

 1,500円

私が農園のオーナーになって初めて日本に持ってきたラオス産のコーヒー豆です!
塩焙煎の研究などで使ってしまっているので2020年収穫の生豆は残り少なくなっています。この機会に是非ご賞味ください!


【塩焙煎コーヒー豆(2020年10~12月収穫)200 g】
・ご支援の御礼(感謝のメール)

・塩焙煎コーヒー豆 200 g(2020年10~12月収穫)

・5月〜6月に順次発送させていただきます。

 2,500円

塩焙煎コーヒー豆 100 gのお返しよりもお得な塩焙煎コーヒー豆(2020年10~12月収穫)200 gのお返しです。


【塩焙煎コーヒー豆(2021年10~12月収穫)】
・ご支援の御礼(感謝のメール)

・塩焙煎コーヒー豆 100 g(2021年10~12月収穫)

・6月〜7月に順次発送させていただきます。

 2,000円


ついこの前収穫されたコーヒー豆です!現在、コーヒー果実からコーヒー豆を取り出し中です。日本に輸入次第、皆様にご報告いたします。


【塩焙煎コーヒー豆(2021年10~12月収穫)】
・ご支援の御礼(感謝のメール)

・塩焙煎コーヒー豆 100 g(2021年10~12月収穫)

・6月〜7月に順次発送させていただきます。

 3,000円

塩焙煎コーヒー豆 100 gのお返しよりもお得な塩焙煎コーヒー豆(2021年10~12月収穫 )200 gのお返しです。


【コーヒーチケット】
・ご支援の御礼(感謝のメール)

・塩焙煎コーヒーがお得に飲めるチケット10杯分(カフェでの提供価格 400~450円/1杯)

・4月に順次発送させていただきます。

・コーヒーチケットはお届けから約1年です。

 3,000円

山口県光市室積にあるカフェ

塩焙煎コーヒーを提供しているカフェで利用できるコーヒーチケットです。コーヒーチケットは現在、下記の2店舗でご利用できます。現在、塩焙煎コーヒーを提供できる店舗を拡大中です。チケットがご利用できる店舗が増え次第、本ページやメールにて皆様にお伝えいたします。

ポルト from 室積シェアキッチン(〒743-0007 山口県光市室積3-2-1 )

ORANGE CAFE(〒745-0071 山口県周南市岐山通り1-1CP1F )



【塩焙煎コーヒー豆+コーヒーチケット】
・ご支援の御礼(感謝のメール)

・塩焙煎コーヒー豆 100 g(2020年10~12月収穫)

・塩焙煎コーヒーがお得に飲めるチケット10杯分(カフェでの提供価格 400~450円/1杯)

・4月 に順次発送させていただきます。

・コーヒーチケットはお届けから6か月(2022年05月01日~2022年11月01日)です。

 4,000円


塩焙煎コーヒー豆 100 g(2020年10~12月収穫) と塩焙煎コーヒーを提供しているカフェで利用できるコーヒーチケットのセットになります。個別に買うよりもお得なセットになります。


【塩焙煎コーヒー豆+牛島の海底湧水塩】
・ご支援の御礼(感謝のメール)

・塩焙煎コーヒー豆 100 g(2020年10~12月収穫)

・牛島の海底湧水塩 40 g

・5月〜6月に順次発送させていただきます。

 3,000円


塩焙煎コーヒー豆と牛島の海底湧水塩のセットになります。
牛島の海底湧水塩は何と一緒に食べてもおいしいですが、魚料理に合わせていただくのがおすすめです!


リターン品の食品表示

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品名:自家塩焙煎コーヒー

原材料名:コーヒー豆

原料原産地:Laos Paksong(ラオス パクソン)

内容量:1袋100 g

賞味期限:焙煎日より3ヶ月(挽いた豆の場合、1か月以内をおすすめしています)

保存方法:直射日光、高温、多湿を避けて常温で保管してください。

使用上の注意:開封後はお早めにお召しあがりください。
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品名:牛島の海底湧水塩

原材料名:海底湧水塩

原料原産地:山口県光市室積牛島

内容量:1袋40 g

保存方法:直射日光、高温、多湿を避けて常温で保管してください。
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*リターン発送は焙煎の都合により前後する場合もございますこと、ご了承いただきたく存じます。



今後の予定

【2021年産ラオスコーヒー生豆の輸入に向けた農園の視察】
私は、2022年2月16日からラオスのコーヒー農園Lao Organic農園を訪問しております(まだ2週間の隔離期間中)。よりよいコーヒーを皆様にお届けできるように、自ら、Lao Organic農園やコーヒー生豆の状態を確認しに来ました。

【ホームページの公開】
Ussio Lab.のホームページを誠意作成中です。これに合わせて、塩焙煎コーヒーを試していただいた方限定のECサイトも検討中です!

【コーヒーラベルのデザイン作成】
私たちの想いを込めたコーヒーのラベルも上2つと同時進行で作成中です。Ussio Lab.のスタッフで意見を出しあってなかなかまとまらず、形にするのが大変ですが、 皆様にお届けするものなのでじっくりと考えて作っています!もちろん焙煎直後の鮮度良いコーヒーをお届けできるタイプのコーヒー袋です!

これら様子などはSNSや活動報告でお伝えしていきたく思いますので、お楽しみにしていただけると嬉しいです!!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


ご支援していただいた資金の使い道

・ ラオスコーヒー農園からの2021年度10~12月産コーヒー豆の輸入諸経費:約19万円

・ 塩焙煎コーヒー販売拡大に向けたECサイト設立経費:約1万円

・ リターンにかかる費用(焙煎の人件費、送料):約5万円

・ CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約3万円

  • 2022/03/31 12:00

    こんにちは!重岡です! 私は現在、コーヒー農園のあるパクソンからラオスの首都ビエンチャンまで移動してきており、日本に帰国するためにCOVID-19の検査を受けています。コロナ陰性であることが確認次第、ラオス ワットタイ国際空港からシンガポール経由で日本に戻ります!パクソンでの生活は大変充実した...

  • 2022/03/30 23:35

    こんばんは!重岡です!この度、63名もの支援者様のおかげで”塩焙煎コーヒープロジェクト”100%達成することが出来ました!誠にありがとうございます!!多くの皆様方にご支援いただき、塩焙煎コーヒーを広めることができまして大変うれしいです!皆様方のもとに塩焙煎コーヒーを早くお届けできるよう引き続き...

  • 2022/03/29 18:27

    こんにちは!重岡です! 塩焙煎コーヒープロジェクトが残すところ2日になりました!今日は新たに追加させていただいたリターンのご紹介です!ご支援者様からのお声をいただきましたこと、また、ラオスのコーヒー農園を直接視察し、2021年収穫のコーヒー豆を確保できましたので、この度、リターン数量に限定数を...

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