はじめまして!

”活魚BAG”を開発しているMa Corporationの福永諒(ふくながまこと)と申します。

昨今、食料として生産されたものが廃棄される“フードロス”という問題が大きく取り上げられており、魚介類も例外なく、その多くが今なお捨てられています。

私は、”フードロス”を改善する手段の1つとして”活魚BAG”を開発しました!

魚たちの変わり果てた姿


壮大なテーマを掲げておりますが、開発のきっかけは近所のスーパーでした。

夕暮れ時、仕事から帰宅し、その日の夕飯を買いにスーパーへ向かうと鮮魚売り場には残念な光景が広がっていました。

白濁した眼球に干からびた鱗。そして茶色く変色した切り身。

いくら値引きされていても購入する気になれません。

ここに残っているたくさんの魚介類はこのまま廃棄になるのだろうか・・・。

もちろんすべてのスーパーや鮮魚店がこのような状況ではなく、素晴らしい売り方を行っている店舗もあることは承知の上ですが、私はこの時の光景がいつも心にひっかかっていました。

命を無駄にしないために

どうしたら商品価値を下げない売り方ができるのか。そして、どうしたら廃棄を減らせるのか。

ーたどり着いた答えが、“活魚”でした。

生きた状態(=活魚)で販売できれば、消費期限を延ばすことができ、目の白濁や血合いの変色といった商品価値を下げることもないため、消費者の購買意欲が高まるのではないかと考えたのです。

また、私たちが普段何気なく食べている魚介類に生命を感じてもらい、フードロス問題に関心を持ってもらうことで、命を無駄にしない世の中になるのではないかと考えました。

そんな未来を実現する手段として“活魚BAG”を開発しました。


活魚BAGは、魚介類を収容する”水槽ユニット”と、彼らの生命を維持する装置を搭載した”本体”の2つのユニットから成る、活魚輸送装置です。脱着式の2つのユニットを合体し、装置内を水が循環することで、収容された魚介類を生かします。

全長10cm~40cm、体幅9cm、体高16cmまでのサイズが収容可能で、様々な種類の魚介類を生かしたまま運ぶことができます。

また、複数匹同時に収容することも可能です。

※写真のメジナは購入した時点で尾びれが擦れていました。

魚介類は、呼吸によって水中の酸素を消費し、代謝によってアンモニアを排出します。閉鎖された水槽の中で何も手を加えなければ、彼らの生命は数時間と持ちません。生かすためには魚介類にとって快適な環境を作り出すことが大切です。

またそれだけでなく、落下や壁への衝突などで魚介類は簡単に命を失うこともあるため、収容時や輸送中に発生するダメージやストレスを取り除くことも重要です。

活魚BAGは、魚介類を生かすための様々な工夫が施された活魚輸送装置です。 


魚に負担をかけない水槽ユニット

魚介類を収容する水槽ユニットは水中に沈めても問題ありません。そのため、水中で魚介類を収容することができます。


内部バッテリー搭載

内部バッテリーによって、最大1時間、水を循環しながら持ち運ぶことができます。

なお、外部電源を接続できる場所(自動車やコンセントのある部屋など)であれば、制限なく稼働することができます。

本体裏側に電源ジャックの挿入口があり、外部電源を接続できます。
付属のACアダプター(シガーソケットでも可能)を接続することで、本体の動作とバッテリーの充電が可能です。

シンプルな操作パネル

活魚BAGの操作パネルは、3つのボタンのみ。

POWER…電源ボタン。水槽ユニットを本体に合体した後、ONにすることで水の循環が始まります。

LIGHT…照明の調光つまみ。つまみを回すことで、好みの明るさに調整することができます。

KEEP…水温維持ボタン。水温を一定に保つことができます。(外部電源が必要となります。)


水質浄化機能

”吸着材カートリッジ”を挿入し電源を入れることで、魚介類が排出する有害な懸濁物質やアンモニアを吸着します。吸着材カートリッジに詰める充填剤は、AとBの2種類があり、それぞれ効果が異なります。

充填剤A…粘液や懸濁物質を取り除きます。

充填剤B…アンモニアを吸着します。

これらの充填剤を交換することで、水質をきれいな状態に保ちます。

吸着材カートリッジは、本体上部から出し入れできます。

懸濁物質を取り除くことで、透明度の高い状態を維持。


水温維持機能

外部電源に接続し、KEEPボタンをONにすることで、水温維持機能が使用できます。

この機能は水温の変化に合わせて加温・冷却を自動で行い、機能作動時(KEEPボタンを押した瞬間)の水温を一定に保ちます。(水温を設定することはできません。)

※維持できる水温は、外気温や直射日光など外界の影響を大きく受け変動します。本機能を使用する際には、付属の本体カバーを装着することを推奨いたします。


ジェット水流

収容した魚介類の前方からジェット水流を発生させ、水槽内に水流を起こします。この水流は、魚の呼吸をサポートするだけでなく、糞や粘液を押し流して水槽内をきれいにします。


遮光性の本体カバー

本体カバーは、水槽ユニットを覆うことができる防水性のカバーです。

直射日光を遮断し、保温性能を高めます。

また、内側から周囲の光や人の動きを見えないようにすることで、魚のストレスを軽減させます。


調光可能な照明

照明を点けることで、暗いところでも魚介類の様子を確認することができます。

調光式で自分好みの明るさに調整することができます。


魚介類を提供する飲食店・鮮魚店の方

自ら活締め・血抜きを行い、最高の状態で提供したい他社と差別化を図りたい!そんな要望にお応えできる商品です。

生きている限り消費期限はありません。販売期間を延ばし必要な時に提供できるため、ロスを抑えることができます。

魚の魅力を発信したい方

 これまで、魚介類の魅力として活魚”にフォーカスを当てたコンテンツはあまり多くありません。魚介類の色合いや本来の姿はとても魅力的です。これまで発信できなかった”生きてる魚介類”に焦点を当ててみるのはいかがでしょうか?

釣り好きの方

釣った魚を生きたまま持ち帰ることが可能です。

その場で〆てクーラーボックスで持ち帰るのも良いですが、あえて外道や珍しい魚などを生かしたままお子さんへのお土産として”活魚BAG”で持ち帰るのはいかがでしょうか?家族のコミュニケーションツールとしてご活用いただけます!


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【クラウドファンディング限定!】特製ステッカー 1枚 税込3,000円(定価2,727円) 送料込み

サイズ:直径16cm、製品情報:耐候性、耐水、耐久性あり、生産国:日本

※デザインは掲載している配色1種類のみの提供となります。

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【クラウドファンディング限定!】特製フェイスタオル 1枚 税込5,000円 (定価4,545円) 送料込み

カラー:ホワイト、生地:綿100%、サイズ:幅34cm、長さ84cm、中国製

※ロゴマークはタオルの表にのみプリントされております。

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【限定10台】活魚BAG本体セット 1台税込569,800円(定価518,000円) 送料込み

<本体内容>

本体+水槽ユニット、本体カバー、吸着材カートリッジ、12V ACアダプター、シガーソケット、取扱い説明書、充填剤2種(各5個入り)

メーカー:MaCorporation、生産国:日本、保証期間:商品到着後1年間有効、

サイズ:62.0cm(幅)×22.5cm(高)×25.4cm(奥)、素材:ABS樹脂(本体)、ABS樹脂・アクリル樹脂(水槽ユニット)、ABS樹脂(吸着材カートリッジ)、軟質ウレタンフォーム(本体カバー)

対応言語:日本語、充電方法:12VACアダプタ―接続

サポート体制:プロジェクトオーナー対応

※商品到着後、万が一商品に不具合等が見つかった場合には、開発者自ら対応をさせていただきます。保証期間は商品がお手元に届いてから1年間です。

※製品改良によりデザインや仕様が一部変更となる可能性がございます。変更の場合にはご説明させていただきます。


※製品改良によって、仕様が一部変更となる場合がございます。変更の場合には事前に説明いたします。

 ※写真は”活魚BAG”初号機です。こちらは製品ではございません。

皆様、初めまして。開発者の福永諒(ふくなが まこと)です。

私は大学時代に陸上養殖を専門的に研究し、水産卸会社や陸上養殖会社を経て、昨年の7月より本格的に”活魚BAG”の開発をスタートしました。構想自体は3年前から練っておりましたが、モノづくりとは無縁の人生を歩んできたため、設計・検証の難しさに何度も挫折しましたが、多くの方々の協力を得てここまで進むことができました。

昔からダイビングや水族館で魚を観察することが好きだった私は、もちろん魚を食べることも好きで、魚や海、水産といったフィールドに身を置いて生きてきたのですが、ある時、水産資源の減少やフードロスなど、現実に起こっている水産関係の問題をどこか他人事のように思っていたことに気づきました。

私たちの生活がこれから先も続いていけるように、何か自分も力になりたいと考え、”活魚BAG”の開発に着手しました。

”活魚BAG”を通じて、少しでも多くの方に”魚介類”へ関心をもってもらい、みんなで明るい未来を目指していきたいと思います!

ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

MaCorporation 活魚BAG 公式Instagram

https://www.instagram.com/katsugyo_bag/


ご支援いただいた資金は”活魚BAG”の製作費、および研究開発費として大切に使用させていただきます。

※クラウドファンディングの手数料も含みます。


2022年2月~4月 製品の評価・検証、量産設計、ステッカーおよびタオルの出荷開始

2022年5月~6月 生産体制の整備、材料手配 

2022年7月~8月   製作開始

2022年9月~        ”活魚BAG”出荷開始

世界的な原材料不足や物流の停滞により、納期が遅れる場合がございます。万が一、納期が遅れる場合には、事前に連絡差し上げます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。


bouncy” で紹介されました!

https://twitter.com/bouncy_news/status/1496318898194558979

Q:収容された魚介類はどれくらい生きていますか?

A:真鯛で48時間生かすことに成功しております。収容する魚種や状態にもよりますが、 今後も検証を重ね、魚種や尾数、サイズごとのデータをinstagram等で発信してまいります。


Q:収容できない魚介類はいますか?

A:現在検証中です。

 全長が5cm以下、体高2cm以下の小魚に関しては、水槽ユニットの排水口に吸われてしまう可能性がありますので、収容をお控えください。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください