はじめまして。一般社団法人YOKAMOS(ヨカモス)
井上昌樹(いのうえ まさき)と申します。
私は山形県の西南端にあり、新潟県との県境に位置する飯豊山麓小国町(おぐにまち)に住んでいます。

人の横顔に例えられる山形県のアゴの部分が小国町になります。山形県小国町はココ↓↓

そこ小国町で私は稲作栽培(うるち米・酒米)を中心とする農業を営みつつ、2021年3月に多くの皆さまの協力のもと一般社団法人YOKAMOSを設立いたしました。「関わる人達の人生を醸造(発酵)させる空間や場を作りたい!」という思いと、若い時から漠然と考えていた「自分は社会のために何ができるだろうか?」という問いの答え、様々な人たちとのご縁が繋がり起業するにいたりました。

社名の由来について

醸す(かもす)
1 麹 (こうじ) を発酵させて、酒・醤油などをつくる。醸造する。「酒をかもす」
2 ある状態・雰囲気などを生みだす。「物議をかもす」

世を醸す → ヨカモス → YOKAMOS

私自身、酒米を栽培する農家であり、餅や味噌の加工の仕事にも携わっているので「醸す」という言葉にとても思い入れがあります。

私達は、小国町が実施する「白い森おぐにローカルビジネス創出塾」の支援を受けながら、地元唯一の酒蔵で私が祖父の代から3代お世話になっている宝永3年(1705年)創業の歴史を持つ「桜川酒造 株式会社」内の石蔵をリノベーションしたワーケーション拠点を、2022年3月開業に向けて現在工事を進めています。 その拠点の名前も構想から1年間、色々な方の意見を聞きながらこの12月にようやく決まりました。

「SAKURAGAWA KAMOS”Q”uare(サクラガワカモスクエア)~略称:カモスク)~ 」

コンセプト:私達が交わり、人生を醸す。

私達の周りで「白い森おぐに」に関わってくれ足を運んでくれた方のほとんど多くの人が、また誰かを連れて戻ってきてくれます。「とてもやさしくて温かい時間だった」と。だからこそ、同じような関係をもっと多くの方とも紡いでいきたい。だからこそ、「私達」とこのマチを訪れてくれる、人と人をつなぐ「関係案内所」として、新しい出会いと繋がり価値観や生き方・問いが交わる「スクウェア」を目指していきたいのです。

具体的な交わり方:・学ぶ。・食す。・働く。の3つの道。

小国町民の方にとっては、年代を問わず多くの方の憩いの場「酒蔵図書館・カフェ」でありたいし、町外・世界中の人と関わる場に育てていきたい。町外の方にとっては、出張でのちょっと使いから、ワーケーションでの長期利用としても立ち寄って頂く居場所であり続けたい。小国町はかつて米沢街道(米沢~村上を結ぶ宿場町)として多くの人が行き交い、「日本酒・桜川」を楽しんでいました。300年以上たった今そしてこれからは、桜川と郷土料理の新しいスタイルを「食のSHOWCASE」でもあるこの場所で楽しみ、一緒に汗を流し「働き」、世を醸していきたい!


1つめの道(テーマ)は「学ぶ。」「白い森おぐにローカルビジネス創出塾」の同期で、地元の小国高校3年生の今野 優希(こんの ゆうき)くんがアンバサダーを務める「ブックマンション(一箱本屋オーナー制度の本屋。)」構想です。

小国町内に数軒あった本屋さんが廃業してしまい、いま現在は本を専門に扱う書店が無くなってしまいました。そんな中、今野くんがビジネスプランコンテストで「ブックカフェ」をやりたい!と発表をして、本が好きな私自身とても感銘を受けました。

「老人が1人亡くなると図書館が1つ消える。」というアフリカのことわざがあります。この言葉が意味するところは文化にかかわらず真実で、様々な場面や表現に置き換えることができるのではないかと。本屋が無くなるということは地域にとって大きな損失であると同時に、文化的な学びの場が1つ消えてしまったという悲しい面もあります。無くなった喪失感をただ嘆くのではなく、自分たちで再構築することで地域の皆さんに喜んでもらえる事業になるのではないかとYOKAMOSは考えます。

今野くんのように同じ志を持つ若者の熱い思いを何とか支援できないかと考え、SAKURAGAWA KAMOS”Q”uareの酒蔵図書館の一角に「ブックマンション」のスペースを設置してはどうかと今野くんに提案したところ快く引き受けてもらいました。YOKAMOSとしては今野くんを初代として、今後も継続的に「何か新しいことを始めたい。」熱意を持った若者・高校生の思いや考えを具現化する空間・場所でありたい。

(1階酒蔵カフェと酒蔵図書館。ブックマンション:完成予定図)


【窓を閉ざさないでください!】

はじめまして、現在山形県立小国高等学校三年の今野優希です。私は、生まれも育ちもここ山形県・小国町です。外に暮らしたことも一切ありません。しかし、ほかの地域を見なくてもわかる小国町の退化。とてもさみしくなりました。そんな小国町を新たな明るい未来を、地域と密着して、町民のみなさんや全国のPTA内と共に作り上げられる、そんな活動を応援する「窓」を作ります。


【この事業のきっかけ】

小国町は公園の遊具が撤去されていったり、カラオケもなくなったり、人口は毎年減る一方でした。
中でも個人的に町内から本屋がなくなってしまったことが一番ショックでした。

「本屋がなくてもネットで買える時代だし」という言葉をよく聞きますが、私はそうは思いません。本屋は、実際に手に取って、読みたい本を吟味すること、そして、新しいものに出会うことが一番の醍醐味なのです。この小さな町で数少ない外とのつながりをもてる「窓」が本でした。ですが、その「窓」は閉じられてしまいました。高校生や大人たち、そして私自身も不便に感じていますし、とてもさみしいです.そう感じている中で、実際に私自身で本屋を作れないのかと考えるようになりました。実際に高校生が作った本屋があったら小国町の人はもちろん、他市町村の人も小国町に来てくれるのではないか、と。また、ブログなどを見ていると、高校生が作った無人の本屋や、空き家を改装して新しいプロジェクトを作り、地域を復興させようと試みる人たちがいたのです。このブログを見て、絶対に作りたいという気持ちが強くなりました。この思い付きの案を言語化し、小国町で2020年12月に開催されたビジネスプランコンテストで、発表させていただきました。すると、審査員の方や、観客の方々からの評判は良く、「頑張ってほしい」や、「実現させてください!」という言葉をいただき、頑張ってみようとさらに強く考えられるようになりました。この案に魅力を感じてくださったのがYOKAMOSの井上昌樹さんと石井宏和さんでした。


(今野君・井上が出場した白い森ビジネス創出塾の記念写真)

僕は小国町が好きです。好きだからこそ、私も、地域の大人も後輩も町を発展させようと頑張れるのだと思います。実際に私は、小国町を盛り上げるため様々な活動を行っている素敵な大人の方とたくさん出会ってきました。高校生だけではなく、小国町民が一致団結できて、だれもが新しい出会いや、何かを発見できる、そんな窓」になる地域密着型のブックマンションを作ります。

「学び。」の返礼品には、ブックマンションの利用券とネーミングライツを用意させて貰いました。さらに、2023年オープン予定で準備を進めている酒蔵宿のプレ体験や、マタギと共に毛皮づくり体験、そして山籠もりブートキャンプ!と盛り沢山なラインナップを楽しんでもらえたらと思います。

(私自信も本を片手に学びの際中です。色々な人と、おススメの本に出会いたい)

2つめの道(テーマ)は「食す。」。新潟県の食文化プロデューサーで、発酵食文化について造詣が深い鈴木 将 (すずき しょう)YOKAMOS監事カフェプロデュース、食品開発担当に私の栽培した酒米を使い、桜川酒造で仕込んでもらった日本酒の酒粕を活用した商品を開発してもらいました。

SAKURAGAWA KAMOS”Q”uareの酒蔵図書館はカフェとしての機能も持ち合わせていますので、訪れた方に味わい楽しんでもらえるようなメニューの開発も今後進めていきます。古くからこの地域に根づいた発酵文化や郷土色ゆたかな料理を現代的にアレンジし、実際に小国町に足を運んで頂き食べて頂くことで、より食に対しての理解を深める一助になればと願っています。

オーナーシェフ 食文化プロデューサークリエイティブディレクター 
SUZUGROUPオーナーシェフ  鈴木 将 SHO SUZUKI 

 高校卒業後、長野・大阪・東京・横浜での料理修行を経て、2007年に地元・新潟県長岡市で「おれっちの炙屋 ちぃぼう」(2017年に「越後炉ばたと雪国地酒 ちぃぼう」にリニューアル)をオープン。その後、ケータリングカー「FOOD TRUCK SUZU365」や、食のグローサリーストア「SUZU365」
食を通じた観光体験をテーマにした「SUZUVEL」など、様々なスタイルの店舗を新潟県内に展開。食文化プロデューサーとして「畑ごはん塾」「やさいの学校」「CHEFS CARAVAN」等、地域の魅力を伝えるイベントの主催・参加や、地域食材を活かした商品「SHOSUZUKI NIIGATA」「おむすびJAM」「ジョニーディップソース」や全国各地の商品開発も多数手がける。

一般社団法人 YOKAMOS監事 カフェプロデュース、食品開発担当、鈴木将です。発酵をテーマに小国町の食文化を活かしたお料理を開発していきます。何度か訪れた小国町は、新潟の食文化とも近いところもありながらより深い雪国の暮らしの中から育まれてきたマタギ文化や山の暮らしが 魅力的なエリアです。

特に僕が驚いたのは発酵を通じた保存食の豊富さです。発酵は自然のエネルギーを活かした現代社会に必要な食文化です。だからこそこの魅力を多くの人に感じていただけるようにこれからYOKAMOSが来てくれたみなさんに、たくさん小国町の魅力を食体験を通じてお伝えできるよう商品を開発していきます。応援よろしくお願いします。

(SUZU GROUP についてはこちら http://suzugroup.com/ )

食す。」の返礼品には、桜川の酒粕粉末を使ったビスコッティ等の焼き菓子や、隠し味に玄米味噌を入れた発酵カレー等です。皆さまに実際に味わって頂ければ嬉しいです。9月に実施した地鎮祭の引き出物として関係者に食べてもらったところ、「おいしい。また食べたい♪」というお声をたくさん頂いたので、今回のリターンで応援してくださった方にも食べてほしいです。

【返礼品の食品表示について】

『雪国米粉クッキー』
・原材料 玄米粉、甜菜糖、食塩、
 鶏卵、アーモンドプール、ベーキングパウダー
・原材料産地 日本
・内容量 5個入
・保存方法 直射日光及び高温多湿を避け、お早めにお召し上がりください。
・製造者 有限会社寿々瀧

『酒粕ビスコッティ』
・原材料 小麦粉(北海道産)、玄米粉、甜菜糖、食塩、
 酒粕、鶏卵、アーモンドプール、ベーキングパウダー
・原材料産地 日本
・内容量 140g
・保存方法 直射日光及び高温多湿を避け、お早めにお召し上がりください。
・製造者 有限会社寿々瀧

 『発酵バーニャカウダソース』
・原材料 にんにく(越路産)、植物性油脂、乳製品、オリーブオイル、
 牛乳、クリームチーズ、アンチョビ、ひまわり油、バター、
 香料、カロチン色素(原料の一部に乳を含む)
・原材料産地 日本
・内容量 120g
・保存方法
未開封の場合は常温保存。開封後は冷蔵庫に保管し、お早目にお召し上がりください。
・製造者 有限会社寿々瀧

『発酵カレールー』(冷凍)
・原材料 オニオンペースト(国産)、鶏肉、牛肉、トマトピューレ、糖蜜、
 味噌、小麦粉、香辛料、ニンニクペースト、おろし生姜、フォンドボー、
 中濃ソース、いりこだし、食塩、
 かつおぶしパウダー、
(一部に小麦・大豆・乳成分・牛肉・鶏肉・ゼラチン・りんごを含む)
・原材料産地 日本
・内容量 160g
・保存方法 冷凍庫にて保管し、お早目にお召し上がりください。
・製造者 有限会社寿々瀧

(2階:約30名利用可能なテレワーク拠点。セミナー会場としても使用可:完成予定図)

3つめの道(テーマ)は「働く。」SAKURAGAWA KAMOS”Q”uareの2階は、テレワーク拠点として使って頂けるよう、ICT整備、ネットワークインフラを強化するべく絶賛工事中です。ここでは地元の仕事人はもちろん、町外の方にもご利用いただきたいです。出張の間に使って頂くのもいいし、夏~秋は釣りや山登り等、冬はスキー等の長期滞在の合間に使って頂くのもおススメです。仕事をする場として、SAKURAGAWA KAMOS”Q”uareを使って頂けます。この地域ならでの仕事を、副業・兼業を体験、紹介してくれるのが、おぐにマルチワーク事業協同組合代表理事(兼)事務局長の吉田悠斗(よしだ ゆうと)くんです。

(吉田悠斗 くん、大宮子易両神社にて)

吉田くんは埼玉県出身で都内の大学卒業後に企業に就職。学生時代から縁のあった小国町へ地域おこし協力隊として赴任、3年の任期を終え2021年10月に同組合を設立しました。協力隊在籍時は我が家の農作業を進んで手伝ってくれ、公私ともに多くの時間を過ごしました。一緒に農作業する中で地域の抱える問題をどの様にしたら解決できるか?自分は何ができるかを彼は真剣に考えていました。そして山形県内では初となるマルチワーク事業協同組合を立ち上げ、現在に至ります。



(おぐマル https://ogumaru.jp/ )

現在、吉田くんは小国町の移住定住サポーターとしても熱心に働いておりますし、空き家の利活用についても町や地域おこし協力隊と連携して活動しています。地域の外から小国町へ来てくれた若者たちが精力的に動いている姿を見て心が動き、私も一緒に活動する事になりました。

YOKAMOSも組合員として活動に協力しておりますので、今後は「山麓の副業・兼業のスタイル」の提案やSAKURAGAWAKAMOS”Q”uareのワーケーション拠点・シェアオフィスを共に醸していきたいです。吉田くんには、小国町での副業・兼業のプレ体験を味わえるプログラムを返礼品に用意して頂きました。これからは雪が多く、まさに「白い森おぐに」の本当の楽しさを味わってもらえる時期を迎えます。

(吉田くんと首都圏から集い、ワーケーションを楽しむ若者たち

【おぐにマルチワーク事業協同組合について】

初めまして。おぐにマルチワーク事業協同組合、代表理事(兼)事務局長の吉田悠斗と申します。私は埼玉県出身で東京都の大学を卒業し、都内の企業に就職をしましたが、そのあと農業に興味を持って山形県小国町に移住してきました。移住して驚いたのが、小国町人々の働き方でした。春は山菜をとって熊を狩る。夏は野菜を育てて、川で釣りをする。秋は米やきのこ、山葡萄を収穫する。冬はつる細工などの手仕事をし、お酒や味噌を仕込む。今でもそれらを生業にしている籠作家さん、農家さん以外にも、山とその豊富な水のおかげで半導体の部品を作る工場で働きながら熊狩りを行うなど、小国町の人々は自然の恵みを活かした仕事をしながら、山とともにある暮らしを組み合わせて生活しています。そんな仕事と暮らしを組み合わせた働き方をマルチワークと呼んで、「山の麓(ふもと)の仕事とともに好きに生きる」というコンセプトのもと、2021年10月におぐにマルチワーク事業協同組合を立ち上げました。私たちは小国町ならではの仕事と暮らしをあなたの好きな時間と収入に合わせてご提案し、あなたの自分らしい生き方ができるようにサポートします。

おぐにマルチワーク事業協同組合の打ち合わせ風景。)

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私達、SAKURAGAWAKAMOS”Q”uareには、準備段階から地元のたくさんの方の後押しを受け、本当に感謝でいっぱいです。今回のクラウドファンディングにもたくさんの方のメッセージを頂いたので感謝の気持ちを込めてご紹介させて頂きます。

【学ぶ:髙橋泰弘さん 小国町在住】

アメリカ留学から、東京で3年過ごした後小国町にUターンしてきたのは、2003年。奇しくも今野君の生まれた年でした。当時の小国町では人口が1万人を切るかどうか、とみんな危機感を抱いていました。小さな眼鏡店を経営する私の家庭では、人口減少は大きな問題です。何もない、つまらないと言って町を離れていく同級生を見るのはとても寂しかったです。と同時に、何もないなら何か自分たちで作り出せないかと動く仲間たちにも出会うことができ、お花見や野外音楽祭など多くのイベントに携わることができました。2005年あたりから、地球温暖化が囁かれ、豊かな自然環境にも暗い影がかかり始めます。地域経済の悪化から雇用減少など、悪循環が生まれました。地球に優しく地域に豊かさをもたらす、好循環を生み出せる事は出来ないかと思い、また仲間達と「おぐにエネルギーの地産地消を考える会」を発足しました。今ではイベントの経験と、再生可能エネルギーの可能性を融合させ、年に一度「再エネ☆フェス」を町内で開催しています。私がUターンしてから18年。何もないなら自分たちで作り出す精神が脈々と流れ続け、新しい文化基地が誕生しようとしています。次はどんな融合へと繋がるのか、ワクワクが止まりません。

(髙橋泰弘さん、通称「やす先生」) 

【学ぶ:今野君担任 加藤真央さん】

豆腐と本屋の共通点。それは、どちらも「その土地の歴史や文化がわかる」もの。豆腐を見れば食文化が、本屋を見れば教育に対する向き合い方が見えてくる。さて、小国高校に赴任して今年で7年目。今年は小国町に嫁いで町民に…。ここで生きていこうと覚悟を決めました。しかし、「本屋」がない町はどうなんだろう。切実に思っています。たくさんの本に包まれてワクワクする感覚、本を眺め手に取りながら吟味する幸せは本屋でしか味わえません。将来子どもができたら本屋がない町で子育て。結構本気で頭を悩ませています。だからこそ、この企画に対して当事者意識を持って全面的に応援させていただきます。

優希君、あなたがこの町に居てくれることが希望そのもの!私がやれることは全てやります!教師と生徒としてではなく、ともに町を創る仲間として同志として、楽しくてあったかい町にしていこう!!!

【学ぶ:今野君同級生 石塚翼さん】

小国町がどんどん変わっていくなかで、今野は高校入学時から小国町のために何ができるのかを考えてきて去年のマイプロから考えている姿を見てきました。いま小国町は、人口減少が進んだり遊ぶ場所が全然なかったりと町に住む僕自身も思っていました。この「地域密着型ブックマンション」ができれば、小国町が明るくなると思うし、地域と密着することができるからこそ多くのことに挑戦できると思います。地域の大人の方はアクションをしている先輩だし、大人の考え方はあこがれるし、背中を押されると思います。大人の言葉を聞き、参考になる本を探すことができるからこそ自分では知らなかったことの新しい発見を見つけることができると思います。「ブックマンション」が完成することが楽しみにしています。


(白い森おぐにローカルビジネス創出塾 終了後、応援に来てくれた長岡先生と)

 
【働く:NIPPON TABERU TIMES代表/おぐにマルチワーク事業協同組合理事 田丸さくらさん】

大学時代の学生団体活動の中で小国町と出会い、小国町とこの町の人々と関わり続けたいと思い、起業を決意しました。現在は全国での活動もしつつ、小国町のPRや観光資源の活用をメインテーマに活動しています。小国町がいい!と思った大きな要因に、「四季」の一言では言い表せないほどの美しい季節の移ろいと、それに合わせた生き方・暮らし方があります。それを引き続き生業とする「マルチワーク」という働き方は、私のライフスタイルでもあります。色々な人やことと関わりながら、自分にとって理想で無理のない楽しい生活を作る。それを”正社員”というスタイルでできる環境を作り、マルチワークなライフスタイルを推進する。おぐにマルチワーク事業協同組合(通称:おぐマル)は、これからの時代で必要とされ、大切にされる組合であるというワクワクを感じて、理事兼事務局として協力しています。田舎暮らしの新しい形を、ぜひ多くの方に体験していただきたいです。そして、おぐマルがYOKAMOSはじめ色々な事業者と連携して、地域に新しい風を入れる景色をこれからも見せてください。


【全部:一般社団法人 YOKAMOS理事/ 白い森おぐにローカルビジネス創出塾 事務局長 石井宏和

出会ってから3年。事業構想を聞いて組み立てはじめて1年。うれしい事や楽しい事、悲しい事も色々ありましたけど、共に乗り越えてこれてよかった。共犯者としても、一人の人間としても、マサキさんに出会えて共に歩める事で僕の人生は醸されています。本当にありがとうございます。私と同じように、マサキさんやSAKURAGAWAKAMOS”Q”uareを通して、小国町を好きになり関わりが深くなってくれる人が一人でも多くなるように、将さんや応援してくれる方々と一緒にがんばりましょう!


(最後に)

私どもがこれから進めようとしている事業は、1つ1つのパーツで見るとさして目新しい事はないかもしれません。ですが、そのパーツが固く結びつき形を成し動き出すことで、小さな町からうねりが生まれ「世を醸す。」ことができるのではないかと。私たちに必要なのは熱意と敬意、そして言葉と行動だと信じてこれからも動き続けたいと思います。YOKAMOSの活動にあなたにも関わってほしいです。今回のクラウドファンディングは、ご縁の一つですが、一人でも多くの方に関わってほしいです。ご支援頂いた資金は、返礼品の製作費にあげさせて頂く事はもちろんですが、酒蔵座敷を改装して作る「酒蔵宿」の工事費等、飯豊山麓小国町から世を醸す活動に大切に使わせて頂きます。

最後に私の母校である基督教独立学園高等学校の創設に深く関わった日本のキリスト教思想家 内村鑑三「後世への最大遺物」からの一節で、私が常に心掛けている言葉を皆さんにお伝えしたいと思います。

『何か1つ事業を成し遂げて、私たちが生まれたときよりも、
 この日本を少しでも良くして死んでいきたいと思いませんか。』


  • 2022/03/16 10:45

    春の訪れが感じられる青空のもと、『酒蔵コワーキングスペースカフェ&飯豊山麓ワーケーション拠点』【kamo"Q"カモスク】多くの皆さまにご臨席頂き、3月12日無事に落成式を執り行うことが出来ました。桜川酒造様をはじめ、多くの関係者の皆様のお陰でこの日を迎えることが出来ました。本当にありが...

  • 2022/03/11 07:49

    3月18日(金)のオープンに向けて、カモスクの準備を進めております。地元の小国高校を卒業したばかりの、ブックマンションの発案者、今野くんが友人2人を連れて本棚の準備や備品の収納などのアルバイトをしてくれています。皆で構想した物事を1つ1つの作業を進めることで、段々と形になる過程を関係者一同楽し...

  • 2022/02/10 14:00

    皆さまのご支援のおかげで、目標金額の120%を達成することができました。本当にありがとうございます!毎日新聞の2022年2月10日(木)の紙面に、「ブックマンション」の記事が掲載されました。今野くんと石井共同代表の笑顔が素敵な記事となっております。ぜひ、ご一読ください。支援してくれた皆さま99...

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